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ローンが残っている車を売る手順とお得な方法

車を購入するときに、カーローンを組むという人は多いと思いますが、まだローンの支払いが残っている車を途中で売りたい!という方もいらっしゃると思います。

そこで、今回はローンが残っている車を売る手順とお得な方法について、説明していきたいと思います。

では、早速見ていきましょう。

車検証で車の所有者の名義を確認する

ローンの支払いが残っている車を売る場合に、まず最初に確認しなくてはいけないのは、中古車の「所有者の名義」になります。

車のローンの種類には、大きく分けて、2種類ありまして、車を担保にしている場合と、人を担保にしている場合です。

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上のイメージでご覧いただきました通り、車を担保にしている場合、車の所有者はディーラーや信販会社に、そして、車を担保にせず、その人に対して融資を行っている場合は、所有者は使用者と同じになっています。

実際にお持ちの車検証で所有者の名義を確認することができます。(車検証には、現在2つのタイプがありまして、下記のどちらかの種類で該当箇所をご確認ください。)

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そして、ローンの支払いが残っている車を売る場合に、少し手間が必要になってくるのが、所有者が使用者と異なる場合です。

所有者の名義と使用者が異なる車をお得に売る方法

車のローンの支払いが残っていて、所有者と使用者の名義が異なる車を売るためには、何らかの方法で所有者の名義を変更してから、車を必要があります。

そのための方法には、以下の3つの方法があります。

1.ローンの残りを支払って所有権を解除してもらう

車のローンの残高を確認した上で、一括で車のローンの残りを返済してしまいます。

所有者の所有権解除の依頼をディーラーやローン会社に依頼し、その後で名義変更を行います。

この場合は、ディーラーやローン会社に電話やメールなどで事情を説明すれば、すぐに手順を教えてくれます。

なお、名義変更の手続きを自分で行うのは、手間がかかる・・・ということであれば、お近くの行政書士などに名義変更を頼むと、安い費用で代行してくれることがあります。

2.ローンの残りを車を売却した代金で支払う方法

車のローンの残りが多くて、一括で支払うお金が用意できそうもないときは、車を売却した代金でローンの残りを支払うこともできます。

この場合は、まず、車のローンの残りがどれくらいあるのかということを確認して、次に、自動車の買取業者に見積もりを取ります。(ローンの残りについては、購入元のディーラーやローン会社に連絡すれば、すぐに教えてもらえます)

この場合、少しでも高く車を売るために、できれば、複数の業者に見積もりを取った方がいいでしょう。

複数の買い取り業者に見積もりを取ることについては、「中古車の買い取り査定は複数の業者で比較しないと損する?」の記事を参考にして頂ければと思います。

そして、複数の業者の中から最も高い見積りを出してくれた会社にメールなどで見積書を送ってもらった後、その見積書をもって、車の購入元である販売店やローン会社にローンの返済についての相談をもちかけます。

※見積もりは、サイト上ではなく、実際に車を見ての査定の後である必要があります。なぜなら、サイト上の見積もりは、仮の見積もりに過ぎないからです。

車の売却代金でローンを返済したいということをローンの支払いが残っているディーラーや信販会社に伝えれば問題ありません。

後は、所有権の解除に向けての準備を進めるだけという流れになります。

また、この方法については、買取業者によっては、ローンの返済から、名義変更の手続きまで代行してくれる場合がありまして、その場合は、面倒な手間は少なくて済みます。(代行手数料がかかる場合があります)

なお、ローンの残りに対して、自動車の売却代金が下回った見積もりしかもらえなかった場合は、その差額に対しては、現金で用意する必要があります。

3.車の買い替えで売る

この方法は、車を売る先と、新しい車を買い替える先が同じ会社で、さらに買い替えローンを取り扱っているという条件つきになります。(ガリバービッグモーターといった大手の中古車買い取り事業者では取り扱っています。)

具体的には、平たく言えば、残ったローンを次の新しい車のローンに上乗せするという方法で、イメージとしては、下記のような流れになります。

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この場合は、所有者の名義を変えるために、中古車の買取業者がローンの残りを支払ってくれて、さらに、名義変更の手続きまで代行してくれます。(代行手数料がかかる場合があります)

この場合は、ローンの支払いが残っているディーラーや信販会社とのやりとりをほとんどせずに、新しい車に乗り換えることができます。

ただし、注意点としては、この残債ローンや上乗せローンについては、ローンを組める上限があったり、金利が高くなったりという制限がある他、毎月のローンの支払金額がかなり重くなるということが挙げられます。

所有者の名義と使用者が異なる車を勝手に売ると・・・

所有権がない車を勝手に他人に売るということは、法律的には、違法行為にあたりまして、相手に訴えられてしまう可能性があります。

具体的には、刑法では横領罪が適用されて罰金刑などが適用されたり、最悪の場合は、刑務所で懲役も課される可能性があります。

また、それとは別に民法では、債務不履行により生じた損害賠償も請求されますので、他人名義の車を勝手に売ることは、絶対にやめましょう。

所有者の名義と使用者が同じ場合

ローンの支払いが残っていても、車の所有者の名義が使用者と同じである場合は、毎月の支払さえ問題なくしていれば、車を誰に売却しても問題ありません。

ただ、ローン契約の際に、車を売却するときには、連絡を入れることということが条件に盛り込まれている場合は、ローン会社に一報は入れておきましょう。

なお、車のローンの残りを少しでも多く返すために、少しでも高く売りたいという場合は、下取りだけでなく、複数の中古車買い取り業者に査定を行ってもらった方が高く売れる可能性が高くなります。

買い替えを検討されている方へ

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車を買い取り業者に売るときの注意点のまとめ~売却先・交渉・クルマの手入れなど~

本音では少しでも安く買い叩きたい車買い取り店の営業マンとの交渉方法、手を入れなくても高値で買い取ってくれる可能性がある一括査定サイトの利用など、車の買い取り査定で車を売却するときには、知っておくと損せずに済むことや注意点が数多く存在します。

今回は、車を買い取り業者に売るときの注意点について説明していきたいと思います。

中古車を売る”方法”に注意

車を売るには、中古車ディーラーへの下取り、個人間で車を売り買いするオークション、ネットを利用した一括査定サービス(ガリバービッグモーターといった中古車買い取り大手での売却も含む)など、実に様々な選択肢があります。

どの方法も一長一短ありまして、どれを選べばいいのか悩ましいところですが、中古車を売るにあたっての注意点を把握するために、幾つかの比較表などを編集部でまとめてみました。

まずは下取りと一括査定の比較をご覧ください。

下取り一括査定メモ
車両の買取価格の相場車種によっては、10万円以上の差が出ることも!
装備品/部品の買取価格一括査定(買取り専門店)は装備品や備品についても評価の対象になります。
価格の比較下取りは1社のみですが、一括査定の場合は、複数社の価格を提示してもらえます。
キャンセル時の大変さあとでトラブルにならないように慎重に・・
アフターケア法定費用の支払い、事務手続きなどはどちらも、プロです。
出張査定場所によりますが、一括査定(買取り専門業者)は、基本的に無料で出張査定に来てくれます。
名義変更など下取りの場合は、事務手数料が高額になる場合も・・・。
時間と手間1社との交渉で済む下取りの方が時間と手間は少なくて済みます。

判断が難しい項目もありますが、アフターケアと時間の手間などでは下取りに軍配が上がりまして、それ以外の販売価格や出張査定、名義変更の手数料などでは、一括査定にやや分があるといった感じになっています。

ただ、その中でも、下取りの場合は基本的に1社との間で交渉を進めるのに対して、一括査定の場合は、複数の業者と交渉ができるというのは大きなポイントになるかと思います。

下取りと一括査定の違いについて詳しく知りたいという方は、「車の下取りと一括査定による買取りのメリットとデメリットについて」も参考にしていただければと思います。

続いて、個人間で車を売り買いするオークションの注意点を見ていきましょう。

個人間で車の売買をする時のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
1売り手は高く売ることができる時間と労力がかかる
2消費税は必要なし車両の引き渡しが面倒
3売りたい人に販売できる代金回収が大変
4-引き渡し後の名義変更や税金などの対応が大変
5-引き渡し後のトラブル対応が大変
6-保証がない

個人間での売買は、価格や消費税といった点でメリットが大きい反面、名義変更の手間や時間、取引後のトラブルという点では注意が必要になります。

個人間での車の売買について、もっと詳しく知りたいという方は「中古車の個人売買のメリットとデメリットとは?」も参考にして頂ければと思います。

車を売る方法が変わると、これだけの違いが出てくるだけでなく、注意点も異なってくるということは、お分かり頂けたのではないでしょうか。

では、続いて車を売るにあたっての買い取り査定を行う査定員との交渉について見ていきたいと思います。

査定員との交渉に関する注意点

車の買い取り査定を行う査定員ですが、彼らは毎日のように全国津々浦々で車の買い取りを行っている、交渉のプロ中のプロです。

そんなプロを相手に、買い取りビジネスに慣れていない人が、車の売却にあたって、トークで勝負しようと思うのは、決して”楽”なことではありません。(価格交渉の方法については、「中古車を少しでも高く売るために!~値段交渉の極意5つ~」も参考にどうぞ)

また、価格だけでなく、買い取りを進めるにあたっての接客態度やアフターケアといった点も見逃せません。

そこで、上手く交渉するためには、査定員のどんな点に注意すればいいのかということを表にまとめましたので、下記をご覧下さい。

1車の買取査定が雑
2あの手この手で、とにかく仮契約を急ぐ
3手数料やオプションの話を全くしてこない
4質問に対して、何でもかんでも即答
5社会人としてのマナーに欠ける
6話を聞こうとしない
7「何でもお任せください」と安請負いする
8占いや風水などを馬鹿にしている
9常に上から目線
10車のことを知らなすぎる

査定力のある中古車買い取り事業者を見抜くために最も注意すべき点としては、”ハズレ”の業者を引かないという点が重要になってくるかと思います。

査定員のことについて、もっと詳しく知りたいという方は「中古車買い取り事業者の査定力を見抜くコツ」も参考にして頂ければと思います。

上記は基本的に1対1の交渉を前提としていますが、同じ土俵に上がらないとう方法もあります。

それは、一括査定サービスなどを利用して、車の買い取り査定を複数の業者で同時に行うという方法です。

買取査定を複数の業者で同時に行う場合と別々に行う場合の比較をご用意いたしましたので、こちらもご覧ください。

出張査定を別々の時間で行うとき出張査定を同時に行うとき
必要になる時間多い短い
管理の手間多い少ない
説明する手間多い少ない
駆け引きの手間ありなし
買い取り業者の数対応できる数に限度があるどれだけでも可
高価買取のチャンスあり業者の数だけ増える

上の比較表に加えて、複数の業者で同時に行うことのメリットとしては、お客⇔買取店から買取店⇔買取店という風に環境を変化させることで、手練手管の査定員との直接的な交渉を避けられるという点が挙げられます。

中古車買取の出張査定を同時に行うことについて、もっと詳しく知りたいという方は「中古車買取の出張査定を同時に行うメリットと注意点とは?」も参考にして頂ければと思います。

買い取りをしてもらう”車”に関する注意点

ここまで車の買い取りにあたっての車を売る方法、車を売る相手についてみてきましが、車そのものについても注意点があります。

〇車検は切れそうでも受けない方がいい

車検を通しておいた方が高く売れるということは、決してなく、むしろ、車検を通さない方が高く売ることができます。

それは、車検を受けるときは、車検をしてもらう車検代行業者に支払う代金が発生してしまうからです。

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上記は、車を売る前に車検を通した時の費用の内訳ですが、下の図は車検を通さなかった時のイメージになります。

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つまり、車検は新しい買い手が負担するという流れになります。

車検切れの車を売ることについて、もっと詳しく知りたいという方は「車検切れの車を高く売る簡単な方法とは?」も参考にして頂ければと思います。

〇洗車や掃除はした方がいい

洗車や掃除はしてもしなくても変わらないというケースもありますが、複数の買い取り業者にお願いすれば、きっと洗車や掃除の力を分かっている業者が出てくるはずです。

なぜなら、洗車や掃除がしてある車は、買取業者が買い取って、すぐに売ることができるからです。

洗車や掃除について、もっと詳しく知りたいという方は「車を買取業者に売るときに洗車や掃除をするべき理由5つ」も参考にして頂ければと思います。

〇ほとんどの傷やへこみは直さない方がいい

傷やへこみはマイナス査定になることは否めませんが、だからと言って、それを直すべきかということになります、ほとんどの場合、直さない方がいいでしょう。

なぜなら、一般人として、修理代を依頼すると、修理屋さんの利益を乗せた上で修理代を支払う必要があるからです。

買取業者は、買い取りのプロでもありますが、修理も手慣れたものです。大手になれば、社内でその費用は経費に入れることだって可能です。

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上記は、修理代を払った時の費用の内訳のイメージですが、一般の人が不利なのはお分かり頂けるのではないでしょうか。

傷やへこみがある車を売ることについて、もっと詳しく知りたいという方は「傷ありやへこみありの車を売るときは、修理してからの方がいい?」も参考にして頂ければと思います。

〇必要書類を準備しておく

中古車買い取りの際の必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。

中古車を売るときの必要種類は上記の通りになります。

ただ、買取業者の中には、所有者と使用者が違う場合は、委任状や同意書などの提出を求めてくるケースがありますので、その場合は、用意する必要があります。

所有者の名義が異なる場合は、「所有者の名義が違う車を買い取り業者に売る方法について」も参考にして頂ければと思います。

車を売却した”後”の注意点

車を売却する前の注意点も、もちろん重要ですが、車を売却した後の注意点も重要です。

その一つが売却して手にする売却代金に対しての税金です。

車を売却する際の税金の注意点としては、以下のような点が挙げられます。

〇生活に必要な自動車を売るときは、所得税は非課税

〇レジャー用などの自動車でも売却益が50万までの場合は、所得税は非課税

車を売却する際の税金について、もっと詳しく知りたいという方は「車を売るときの所得税は通勤に使っていれば、非課税って本当?」も参考にして頂ければと思います。

まとめ

「車を買い取り業者に売るときの注意点とは?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

これまでの注意点を簡潔にまとめてみますと・・

〇車の買い取りは複数の業者にお願いする

〇買取査定を行う担当者の査定力を見抜く

〇交渉については環境を変えることも検討する

〇車を売る前に必要書類を準備する

〇車を売る前にしておくこと、しないでおくことを確認する

〇売却した後の税金のことも頭に入れておく

となります。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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車の買い替えのタイミング8選

まだ乗れそうだけどどうしようか・・・、そろそろ今の車も買い替えかな・・・車を売って、新しい車を買うタイミングって、悩ましいところですよね。

そこで、今回は車の買い替えのタイミングについて説明してみたいと思います。

『超お買い得』な中古車を優先的に手に入れる方法

中古車を購入するなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

そんなお買い得な中古車を見つけるには、ちょっとした"アイデア"が必要になります。それは世の中になかなか出回らない「非公開車両」をターゲットにすること。

厳しいプロの目から見てもお買い得でクオリティの高い中古車は、公開されることも、宣伝されることもなく、その情報にアクセスできる人の手に次々と渡っていきます。

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1.車検の更新が迫ってきたとき

新車購入から3年、その後は2年ごとに車検が切れる乗用車ですが、車検の更新が迫ってきたときは、車の買い替えを考える人が多いタイミングです。

そして、車検の更新が迫っているときは、車検は通さずに買い取り業者に売る方がお得です。

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上記のイメージの通り、車検を通さないで売る方が、車検屋さんへ支払う費用を負担しないで済むからです。

2.走行距離から考える車の買い替えタイミング

日本車の高い走行性能からすれば、あまり走行距離は気にする必要はありませんが、累計走行距離が10万キロ以上は「過走行車」ということになりまして、よほど丁寧にメンテナンスをしていなければ、色々な箇所に摩耗や消耗が見られるようになってきます。

また、車を高く売るという点で考えますと、日本の中古車市場では未使用に近い状態ほど人気が高いので、走行距離は一般的には、短いほど買い取り価格が高くなる傾向になります。

車の状態や年式などにも関わってきますが、累計走行距離が5万キロ未満、7万キロ未満、10万キロ未満というのは、一つの目安になるかと思います。

ただ、10年近く乗っていて、走行距離が少ない車は、逆に車のコンディションが悪くなり、ゴムの劣化や錆などが発生していたりして、買い叩かれるというケースもありますので、注意が必要です。

3.使用年数から考える車の買い替えタイミング

車検などとも絡んできますが、車の使用年数も買い替えタイミングとして意識されやすいタイミングです。

新車から3年、そして2回目の車検がその2年後で、「5年」という年数は一つの区切りになることが多いです。

また、その次となると、「10年」も車の買い替えの一つの目途にされる方も多いタイミングです。

確かに車の利用も10年を超えると、よほどメンテナンスに気を配っていないと色々な箇所で消耗が見られるようになりまして、運転そのものには支障はないけど、細かい修理代が嵩み出すタイミングでもあります。

年数を目途に売却することについては、「車を売るのは何年目がお得?3年・5年・10年が目途」の記事も参考にして頂ければと思います。

4.増税前や税金を支払うタイミング

毎年、4月1日の自動車の所有者が支払う自動車税や車検時に支払う自動車重量税など、税金を支払うタイミングも買い替えの時期の一つです。

また、消費税の増税前なども、車の買い替えをされる方が多いタイミングです。

納税は国民の義務であることは読者の方も理解されていると思いますが、自動車は価格も高いですし、その分、増税負担も重いので、できれば、増税前に買い替えたいというのは、もっともな理由になるかと思います。

5.モデルチェンジから考える車の買い替えタイミング

車のモデルチェンジが行われると、その車種のファンの方は、買い替えを検討することも少なくありません。

近年はITによる技術革新のスピードが早く、モデルチェンジで乗った時の印象がガラッと変わるほどの変化があったりしますので、お気に入りの車のモデルチェンジは、車の買い替えタイミングとしては、大きな節目の一つと言えるかと思います。

また、そうした需要の変化もあることから、車を売るタイミングとしては、モデルチェンジする前に買取業者に売却した方が高く売れる傾向にあります。

6.ライフスタイルの変化

恋人ができたり、結婚や出産、あるいは会社への就職や転職、転勤などで他府県や海外に引っ越したりといったライフスタイルが変化するタイミングも車の買い替えタイミングの一つです。

結婚を機に共同生活をはじめるにあたり、車をどちらかが売って、新しい車を買い替えたりすることもありますし、また、恋人とスノーボードや海に遊びに行くなどのレジャーをする機会が増えて車を買い替えたりすることもあります。

また、下記の通り、毎年、春先は全国各地で新生活がはじまることから、中古車の買い替えが多いことはデータからも読み取ることができます。

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(データ/日本自動車販売協会連合会の中古車販売実績を当サイトにて加工)

7.ボーナスのタイミング

すべての会社で支給されるわけではありませんが、夏と冬のボーナスが支給されるタイミングも車の買い替えが行われるタイミングです。

自動車メーカーもボーナス支給のタイミングを意識した広告なども積極的に行いますし、また、車の買い取り事業者もそれにあわせて、買い取り強化キャンペーンなどを行うことがあります。

また、数はあまり多くありませんが、決算ボーナスなどを支給している会社は春先に支給することが多く、春先もそのタイミングの一つになります。

8.景気がいいとき

ボーナスとも関係してきますが、景気がいいときも車の買い替えを考える人が増えるタイミングです。

景気がいいときは、昇給があった、ボーナスが増えたといった形で収入が増えますので、そのタイミングで車の買い替えをされる方が多くなります。

また、景気がいいときは、中古車の売買も活発に行われますので、売買するタイミングとしては、買う方も売る方にとっても、いいタイミングと言えるかと思います。

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中古車を購入するなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

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走行距離が長い車を買い取り業者に売るときの価格について

中古車を買い取りする時の目安としては、年式、車種、外装や内装、エンジンの状態、タイヤ、車検など様々な要素がありますが、その中でも評価の対象として、注目を集めやすいのが走行距離です。

走行距離は短ければ短いほどいいというのが一般的な感覚になりますが、実際にはそうとも言い切れません。

なぜなら、年式や車種が古くて、走行距離が短い中古車の場合、例えば、タイヤの劣化が進んでいたり、錆びが発生していたりして、買い取り価格がむしろ、下がりやすくなってしまうといったケースもあるからです。

では、走行距離が長い車の場合は、どうなるのでしょうか?

走行距離の長さに関する評価は従来よりもバラツキ有り

中古車の走行距離については、日本自動車査定協会が定める基準にある1年あたり1万キロを目安に、累計走行距離が5万キロで多走行車、10万キロで過走行車という評価基準で中古車を査定するというのが、一般的な目安になっています。

しかし、現実的には、走行距離を上記の基準で評価し、買い取り価格をいくらに決定するのかということは、その他の条件とも絡み合い、業者によってかなりバラツキがあるというのが現状です。

例えば、その一つが海外への輸出です。

日本車の耐久性に優れたところや質の高さは、日本の自動車メーカーが海外でも高い評価を得ていることから、読者の皆さんもご存じの通りです。

事実、日本の中古車のパーツなどは世界中の新興国で旺盛な需要があり、右肩上がりで輸出が拡大し続けています。

また、パーツだけでなく、中古車そのものも人気が高く、中でも4WDの車などは、非常に人気があります。

そうした背景から海外への輸出業務に力を入れている業者は、国内市場だけを相手にしている業者よりも、例えば、累計走行距離が10万キロ以上の過走行車に対しても、高値での買い取りを行っています。

走行距離の長さだけでは査定価格は決まらない

累計走行距離が5万キロで多走行車、10万キロで過走行車という評価基準で中古車が分類されているという話を上で説明させていただきましたが、実際のところ、普通に走っていれば、走行機能として日本車の高い技術レベルからすると、10万キロで車の性能が落ちるということは、ほとんどありません。

むしろ、その車のドライバーがどのような乗り方をしてきたのか、どういったエリアで運転してきたのか、ということの方がよっぽど重要になります。

実際に、丁寧に運転されている商用車は年式が古く、10万キロや20万キロを走行していても、日頃のメンテナンスが行き届いていることもありますが、とてもそれほどの走行距離を走っている車とは思えない中古車も多くあります。

また、逆にドライバーがかなり乱暴に運転してきたことが想像できる車は、5万キロに満たないような走行距離が短い中古車であっても、エンジンやブレーキ、ハンドル、シートなどの消耗が進み、乗り心地が悪くなっていたりすることがあります。

それ以外でもストップ&ゴーがどうしても多くなる都市圏で使われていた車と、それが少ない郊外で使用されていた車では、同じ年式で同じぐらいの走行距離を走っている車でも、その車の状態は異なってきます。

中古車の買い取り査定のプロの査定員は、こうしたことは十分、承知の上ですので、走行距離が長い車であっても状態がよければ、高値で買い取りをすることもありますし、また、逆に走行距離が短くても状態が良くない車はそれほど買い取り価格が高くならないといったケースもあります。

走行距離が長い車を高く売る方法

走行距離の長さが買い取り価格に与える影響には、かなり複雑な要素が絡み合い、単純には算出できないということはお分かり頂けたかと思いますが、では、走行距離が長い車を高く売る方法には、どんな方法が考えられるでしょうか。

これまでご説明させて頂きました通り、中古車の走行距離に対しての考え方には、業者によってかなりバラツキがあるというのが現状です。

ということは、できるだけ多くの業者に買い取りの見積もり査定をお願いすることで、高く売却できる可能性は、その分、高くなります。

ちょうど、上記のように、複数の買い取り業者で比較することで、買い取り価格に10万から20万円の差が出るといったイメージになるかと思います。

さらに、インターネットを利用した買い取り一括査定サービスを利用すれば、自宅にいながらにして複数の業者から無料出張査定を受けられますので、時間と手間をほどんど掛けることなく、一括査定を受けることができます。

走行距離が長い車を高く売るには、こうしたサービスも上手に利用したいところです。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

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第2位【リクルート運営のカーセンサー】
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車の買取業者に即日売却から即日入金までを交渉する方法

通常、中古車を買取業者に売る時の流れとしては、査定見積もりをもらった後、売買契約書にサインをして、車の引き取り後、後日入金という流れが一般的です。

しかし、中古車の売却を即日で済ませて、そして、入金も即日でお願いしたい!という人もいるかもしれません。

そこで、今回は、即日売却から即日入金までを交渉する方法について説明させて頂きたいと思います。

では、早速、見ていきましょう。

車を売るための必要書類を揃える

まず、車を買い取り業者に即日、引き取ってもらうためには、必ず必要書類を揃えておかなくてはいけません。

必要書類が揃っていないと、買取業者は自動車を引き取ることができないからです。

車を買い取り業者に売るための必要書類は下記の通りになります。

中古車買い取りの際の必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。

通常であれば、買い取り交渉をしている間に業者から用意しておいてくださいと言われてからでも十分、間に合いますが、即日売却から即日入金を目指すのであれば、必要書類は必須です。

すべての書類が揃っているかを、まずは大至急、確認する必要があります。

買い取り店を1店舗ずつ回っていると時間が足りない

車を即日売却するためには、近隣の店舗を車で回って探したり、電話したりというのが最も思いつきそうな方法ですが、実はこの方法は効率があまりよくありません。

近隣の車買い取り業者の場所を調べるのに時間が掛かってしまったり、また、あまり普段、走り慣れていない道を走るのは、予想以上に時間が掛かってしまうことが少なくないからです。

また、店舗で担当者に買い取りの相談に行くと、状況によっては、店舗が忙しくて、査定まで随分待たされたり、世間話をされたり、買い取り査定に入る前に長い説明を聞かされたり、といったこともあります。

そして、「即日入金できますか?」と、買取業者に対面で交渉するのも何となく気恥ずかしいという方もいるのではないでしょうか。

そこで、時間を節約するためにも、利用したいのがネットを使った一括査定の見積もりになります。

ネットの一括査定サイトで複数の業者に一括で交渉

上で説明した実店舗を回ったりすることに比べると、ネットを利用した一括査定サイトの場合は、スピード感とその効率の良さは圧倒的です。

自分の住所、氏名などの情報に加えて、車種などを入力すれば、出張査定に来てくれる複数の業者をすぐに調べることができます。

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そして、査定見積を依頼するときに、入力フォームの備考欄やメールなどで「即時売却と即日入金は可能かどうか」ということを交渉していきます。

交渉するための文例を下記にご用意いたしましたので、ご自由にコピーしてお使いいただければと思います。

内容
文例ご担当者様

この度はお世話になります。

一括査定サイトを通じて買い取り査定の依頼をした〇〇と申します。

今回の買い取りにつきましては、私の都合で恐れ入りますが、即日売却と即日入金が可能な事業者様との取引をお願いしたいと思っています。

取引が可能な事業者様におかれましては、本日△月△日中に、至急ご連絡をお願いできますでしょうか。

メール、お電話のどちらでも結構でございます。

なお、車買い取りにあたっての必要書類は全てご用意いたしました。

急な申し出にて誠に恐れ入りますが、ご検討のほど、何卒よろしくお願い致します。

文中にある名前と日付を変更するのを忘れないようにご注意ください。

提携先の多い車の一括査定サイトを使う

ここまでで、通常の流れでは、車の買い取りの売買契約を結んでから、入金まで数日掛かるのが一般的で、即日売却から即日入金に対応している業者は”少ない”ということを説明させて頂きました。

ということは、即日売却から即日入金に対応している業者を探すには、できるだけ多くの買い取り業者と提携している一括査定サイトを利用する必要があると言えます。

そこで、編集部が一括査定サイトの中でも買い取り事業者との提携数が多いサイトを調べたところ、下記の表の通りとなりました。

サービス名カーセンサーズバットナビクル車査定
運営元リクルートウェブクルーエイチーム
上場/非上場上場上場上場
サービス開始2008年2003年2007年
利用料金無料無料無料
提携企業数約530社約150社約50社
最大見積り数30社10社10社
対応地域全国全国全国
申込前の買取店の表示有り無し無し
特徴提携企業数1位入力が簡単お得なキャンペーンが多い
おすすめ度★★★★★★★★★★★★
公式サイトへカーセンサーズバット車買取比較ナビクル車査定

ご覧いただきました通り、提携企業数では、圧倒的にカーセンサーがずば抜けていまして約530社と提携しています。

即日売却から即日入金に対応している業者を探すことを考えると、まずはカーセンサーから申し込んでみるというのが、最も有望と言えるでしょう。

地域によるバラツキを考慮する

東京や大阪といった大都市圏では、少ないとは言え即日売却から即日入金に対応している業者は存在しますが、その他の地域では、もともとの買い取り業者の数が少ないために、即日売却から即日入金に対応している業者がさらに少ないといったことがあります。

そんなときは、一括査定サイトを複数使うことで可能性を広げていくというのも一つの方法です。

一括査定サイトは、それぞれのサイトで重複している買取業者もいますが、独自の提携先を持っていることもあります。

まずは、即日売却から即日入金に向けて、行動を起こしてみることが重要になってくるかと思います。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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車を買取業者に売るときに洗車や掃除をするべき理由5つ

車を売るときに高値で買い取りをしてもらうための準備には、頭を悩ますポイントが幾つかありますが、そのうちの一つが洗車や掃除ではないでしょうか。

自分で洗車や掃除をするとなると、どこまで手をかければいいのか、あるいは、プロの手を借りればいいのか・・迷うところではないでしょうか。

また、お金と時間と手間をかければ、確実に高値で買い取りしてもらえるのであれば、洗車や掃除をした方がいいと思いますが、何も約束されるわけではありません。

しかしながら、編集部としては、それでも高値での査定のためには、可能な限り洗車や掃除はした方がいいと考えています。

今回は、車を買取業者に売るときに洗車や掃除をするべき理由について説明してみたいと思います。

1.買い取り査定では”スピード”も重要

大手の買い取り業者にしても、中小の買い取り業者にしても、中古車を買い取りする際には、外観、走行距離、内装、機能など様々なポイントからチェックをするのはご存じの通りです。

そして、査定員がその中でも、最も重要視するポイントの一つが”スピード”です。

スピードといっても車の加速といった意味ではなく、その車に対して、どれだけ早く次の買い手を探すことができそうかという点です。

実例として2つの車をご覧ください。

A.まだ2年落ちで状態はいいが、掃除や洗車などで少し手を入れる必要がありそう

B.購入から8年経過しているが、メンテナンスが行き届いているので、すぐにでも売りに出せそう

もうお気づきかと思いますが、”すぐに”売れそうなBは、今にも次の買い手が見つかりそうで、多少、利益を少なくしても、高めの価格をつけて買い取りしたいというスタンスの会社にとっては、願ってもないチャンスです。

特に複数の業者に買い取り依頼をしているときは、こうした回転率を重視する会社のスタンスが顕著に出ますので、すぐに売れそうな洗車や掃除が行き届いた車は思わぬ高値がつくことがあります。

2.高く買い取る理由を探している

中古車の買い取りを行うとき、査定員は、減点対象になるポイントを探す一方、加点対象となるポイントも同時に探しています。

そして、その加点要因の最も分かりやすい例の一つが洗車や掃除です。

タイヤの溝の深さや、ブレーキの利き具合、ハンドルのへたれ具合など専門的で具体的なポイントももちろん重要ですが、外観や内装が綺麗な状態というのは、査定員だけでなく、一般の人も認識しやすいポイントで車の買い取り価格が高くなる理由として、これほど分かりやすい例はありません。

また、査定員もほとんどの場合、サラリーマンです。

上司や会社から、高値で買い取った理由を尋ねられて、「メンテナンスが行き届いていたから」というのは、説得材料になります。

シンプルに、「車がキレイだから」というのは、それだけで高値で買い取ってもらう理由の一つになり得る可能性があります。

3.分かりやすいのはいいこと

発音がしやすい、分かりやすい、安心できる、そして、見た目がきれい。

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、「人間は、認知がしやすいものに対して、直観的な反応や好意的な感情を示すことが多い」ということをその著書で語っていますが、それは、中古車の買い取りでも同じです。

車の見た目をキレイにすることで、査定員の印象を良くするだけでなく、直観的な反応を促すことが重要になってきます。

直観的な反応というのは、言い換えれば、深く考えさせないということです。

例えば、下の2つをご覧ください。

〇トヨタのプリウスが綺麗な状態で売りに出されている

〇トヨタのプリウスが綺麗な状態で売りに出されている

全く同じ文章ですが、太字の方がインパクトがあって、認知しやいと感じる方がほとんどではないでしょうか。

冷静に考えれば、二つは同じ意味なのですが、どちらにより高い「値段」をつけるかと即答を求められると、分かりやすさというのは、非常に重要な要素になってきます。

洗車や掃除で、査定員の直感に訴えかけるということが重要である理由をお分かり頂けるかと思います。

4.連想させる

人間には、もともと高い連想能力が備わっていることは、読者の方もよくご存じだと思いますが、中古車の買い取りでも、その連想能力を生かすことが重要になってきます。

実際に連想の具体的な例を見てみましょう。

〇洗車や掃除が行き届いている→細かいことに気を配ることができる→きっと、車の運転も丁寧だろう→走行機能も問題ないだろう

〇洗車や掃除が行き届いている→ちゃんと準備ができている→きっと、信頼できるドライバーだろう→安心して取引ができるだろう

パッと思いつくだけでも、洗車や掃除が行き届いている車から、これだけの連想が可能です。

ここで重要なことは、見た目のきれいな車であることを最初に査定員に印象付けることができれば、そのプラスの印象が後の査定ポイントにも影響してくる可能性があることです。

実際に、後から、走行機能に少し難があったりなどのマイナスポイントがあったとしても、見た目の綺麗さがカバーしてくれる可能性があるということになります。

信じがたい話かもしれませんが、アメリカの裁判では見た目のいい男性や女性の方が、有利な判決を受けているという調査結果もあるほどです。

洗車や掃除がもたらす見た目への印象で、査定員の連想力を高めて、買い取り価格も高くすることができれば、これほど嬉しいことはないのではないでしょうか。

5.プロの手を借りて買い取り価格アップを狙う

洗車や掃除を自分でするというのは、時間もお金も手間もかかるので、気が進まないという方はプロにお願いするという手もあります。

そして、洗車や掃除の延長線上にはなりますが、コーティングなどで外観に磨きをかけるという方法もあります。

質の高いコーティングには高いところでは数万円単位の費用が掛かったりすることは珍しくありませんが、腕のいいプロの手にかかると、外観は見違えるものになります。

実際に買い取り事業者の中には、敢えて洗車や掃除ができていない車を安値で買い取り、その車に自前の高いコーティング技術で磨きをかけて、数倍の値段で次の買い手に販売しているという会社も存在します。

そういったケースがあるからと言って、必ずしも数万円もかけてコーティングをするべきとは思いませんが、洗車や掃除をプロにお願いすることで、高値で買い取りをしてもらうチャンスを広げたり、少なくとも、安値で買い叩かれることはなくなると思います。

まとめ

「車を買取業者に売るときに洗車や掃除をするべき理由5つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

洗車や掃除が大きなプラス査定になることもあれば、そうはならない可能性もありますが、プラス査定になる要素が数多く存在するというのは、ご理解頂けたのではないでしょうか。

最後に、もう一点だけ加えさせていただきますと、せっかく時間・お金・手間をかけて、洗車や掃除をするのであれば、多くの買い取り査定業者に見てもらうことをおすすめします。

そうすることで、洗車や掃除の価値を高く評価してくれる会社に査定してもらえる可能性が高くなるからです。

ネットの一括査定サイトなどを、上手に使いたいところですね。

複数の業者で見積もりをお願いすることについて、もっと詳しく知りたいという方は、「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」もどうぞ。

買い替えを検討されている方へ

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スピーカーをカスタムした車を買い取り業者に売る方法について

スピーカーをカスタムした車を買い取り業者に売る方法について

デッキ、スピーカーなど、車の中で高音質の音楽を楽しむためのカーオーディオ。

音楽好きの方であれば、純正のスピーカーを取り外して、自分の好きなスピーカーに変えるという人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、そんなスピーカーを取り替えた車を買い取り業者に売る方法について説明したいと思います。

早速、見ていきましょう。

車を高く売るなら、カースピーカーは取り外したほうがいい?

中古車を買い取り業者に売るときは、できるだけ新車購入時の状態に近ければ近いほど”いい”というのは、ご存じの通りですが、スピーカーも同じ認識で基本的には問題ないかと思います。

つまり、純正に戻せるのであれば、戻した方がいいでしょう。

しかし、ここで注意しなくてはいけないのが、後付けのカースピーカーを純正のスピーカーに交換するための費用と、買い取り価格への影響を天秤にかけることです。

例えば、純正のスピーカーに戻すことで、確実に高価買取が約束されるのであれば、交換した方がいいと思いますが、純正のスピーカーでも、後付けのカースピーカーでも買い取り価格が変わらないということであれば、交換せずに後付けのスピーカーを搭載したまま車を売却した方が、交換費用が掛からない分だけ、損をしないで済むということになります。

実際に、自動車の買い取り査定の査定員は、カースピーカーを含めて、カーオーディオが機能さえしていればいいといった認識の方も少なくありません。

カースピーカーが壊れていて使えないとなれば、マイナス査定になりますが、問題なく使えればそれでよく、そのオーディオが高級か、あるいは純正かということは関係がないケースがあるということです。

そうした背景を考えますと、スピーカーをカスタムした車を売るときは、スピーカーを外さずに売った方がいいというのが、一般的な考え方になるかと思います。

複数の買い取り査定で高価買取のチャンスも

では、後付けのカースピーカーを搭載した車を高く売るのは、期待しない方がいいのでしょうか?

実はそうとも限りません。

確かにディーラーに下取りをお願いしたり、買取業者1社だけに査定をお願いすると、後付けのカースピーカーを搭載した車の買い取り価格はそれほど期待できないことが多いでしょう。

しかしながら、複数の買い取り業者に打診をしてみると状況は一変する可能性があります。

例えば、買取業者のスタッフの中には、

〇たまたまカーオーディオにこだわったお客さんを抱えている

〇カーオーディオに詳しい

〇カーオーディオは買取後に外して、別の業者に売る

といった査定を行う会社がいないとも限りません。

そのためには、複数の買取査定の業者にお願いするというのが条件になりますが、純正よりも高価な後付けのカースピーカーをつけていても、高価買取りのチャンスがないわけではないということはお分かり頂けるかと思います。

イメージとしては、下のようなイメージになります。

複数の業者に見積もりを依頼して、車を売る方法については、「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」の記事も参考にして頂ければと思います。

スピーカーは自分で外して別の事業者に販売する

後付したカースピーカーを売却する方法には、もう一つ別の方法があります。

それは、自動車のスピーカーは純正のスピーカーに戻して、後付けのカースピーカーはカーオディオの専門店や自動車のパーツ買取店に売却するという方法です。

この方法ですと、後付けのスピーカーの価値を分かってくれる業者だったり、それが必要な業者に売却できますので、スピーカーを市場価格で売ることができる可能性が高くなるでしょう。

ただし、ここでも注意しなくてはいけないのが、後付けのスピーカーから純正のスピーカーに交換するときの費用と後付けのスピーカーの買い取り価格です。

後付けのカースピーカー単体でそれなりの値段がつく高級スピーカーであれば、その価値がありますが、そうでないスピーカーですと、交換費用が高くついて損をするときがあります。

その場合は、後付けのスピーカーごと車を売った方がいいということになりかねません。

スピーカーの価値を分かってくれる個人売買で車を売る

最近はネットを使ったオークションなどの利用者が広がっていることから、中古車の個人売買も増えてきています。

そこで、そうしたサービスを利用して、カーオーディオの価値を分かってくれる人に買ってもらうという方法もあります。

スピーカーの価値を理解してくれる人であれば、思わぬ高値で買い取りをしてくれるということもあるかもしれませんので、一考の価値はあると言えるでしょう。

しかし、自動車の個人売買の場合はメリットがある反面、デメリットも多いので慎重に判断したいところです。

中古車の個人売買については、「中古車の個人売買のメリットとデメリットとは?」の記事も参考にして頂ければと思います。

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スタッドレスタイヤを装着している車を買取業者に売る方法について

スタッドレスタイヤを装着している車を買取業者に売る方法について

冬場では大活躍することの多いスタッドレスタイヤ。

今回は車の買い取り査定業者に売るときの査定額への影響を考えながら、スタッドレスタイヤを装着している車を高く売る方法について考えてみたいと思います!

では、早速見ていきましょう。

スタッドレスタイヤの寿命について

まず、スタッドレスタイヤを装着している車を買取査定してもらうと一口に言いましても、スタッドレスタイヤの状態によっても査定の内容は異なってきます。

スタッドレスタイヤの寿命は、溝の深さが新品の時よりも半分以上あって、ゴムが硬化していない状態であれば、一般的には5~6年は持つと言われています。

ただ、5~6年とは言いましても、それはタイヤとしてまだ使えるという状態に過ぎません。

そもそもスタッドレスタイヤが必要になる状況というのは、寒さが厳しい地域に住んでいるか、あるいはスノーボードなどのレジャー用に利用することが多いことが想定され、そのときに最も注意をしなくてはいけないのは、路面凍結によるアイスバーンです。

そして、アイスバーンに注意しなければいけないという前提であれば、スタッドレスタイヤの寿命は2~3年といったところです。

なぜなら、スタッドレスタイヤも他のタイヤ同様、劣化が進行してゴムが硬くなってしまい、制動距離が明らかに変わってくるからです。

スタッドレスタイヤは新品で購入した時から、3年以上経過すると、どうしても制動距離が伸びてきます。

これは、路面凍結している道路を走る上では大きなリスクを孕んでいるということに他なりません。

そういった意味では、スタッドレスタイヤの寿命は極めて短いと考えておく方がいいと考えられます。

スタッドレスタイヤ装着済みの車の買い取り価格について

では、スタッドレスタイヤを装着した中古車を買い取り業者に売るというのは、あまり査定面では、期待できないのでしょうか?

実はそうとも言えません。

確かにディーラーに下取りをお願いしたり、買取業者1社だけに査定をお願いすると、スタッドレスタイヤを装着した車の買い取り価格は”それなり”になるかもしれません。

しかしながら、複数の買い取り業者に打診をしてみると状況は一変する可能性があります。

例えば、買取業者の査定員の中には、

〇条件にあった中古車を探しているお客さんがちょうどいる

〇スタッドレスタイヤの状態を見て、「売れる」と判断できる

〇スタッドレスタイヤは外して、別のタイヤ買い取り業者に売れる

などの視点でスタッドレスタイヤ装着済みの中古車を高値で買い取りを行うケースもあります。

通常であれば、スタッドレスタイヤがそれほど査定額には影響しないことがあっても、複数の業者に買い取りの見積もりを出すことで、上のような理由から高値で買い取りをしてくれる業者が出てくる可能性がグッと高くなってきます。

ちょうど下のようなイメージが分かりやすいかと思います。

複数の業者に見積もりを依頼して、車を売る方法については、「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」の記事も参考にして頂ければと思います。

スタッドレスタイヤだけを別に売る

ここまではスタッドレスタイヤの装着済みの車を売ることを前提に話を進めてきましたが、中古車の買い取りでは、新車購入時の状態に近ければ近いほど、高値で買い取りしてくれる可能性が高いのは、ご存じの通りです。

ということは、ドライバー自らの手でスタッドレスタイヤを外して、タイヤは純正のタイヤに戻して、スタッドレスタイヤは別のタイヤ買い取り業者に売るという方法もあります。

スタッドレスタイヤと専用のホイールがセットになっている場合は、自分でも簡単に外せませので、費用の持ち出しがなくて問題ありませんが、注意しなくてはいけないのが、スタッドレスタイヤが専用のホイールを使用していない場合です。

この場合は、一つのホイールに対してスタッドレスタイヤと通常しているタイヤを交換して使用していると思いますが、タイヤ取り換えのための工賃が決して安くありません。

車を売却する前に、スタッドレスタイヤを外そうと思うと、4本で6,000円~9,000円といったところでしょうか。

仮にそれだけのコストがかかっても、その費用以上にスタッドレスタイヤが高く売れれば問題はありませんが、それよりも買い取り価格が安くなるのであれば、スタッドレスタイヤを外さない方が得ということになったりすることがあります。

スタッドレスタイヤの劣化と保管について

スタッドレスタイヤの劣化が進む理由には、過酷な路面状況の道路での走行やドライバーの運転技術などが考えられますが、もう一つ「保管」という理由も考えられます。

スタッドレスタイヤは春頃に外すされて、また、次の冬まで保管ということが多いと思いますが、その保管期間の間に劣化が進むことが少なくありません。

なぜなら、スタッドレスタイヤについている融雪剤などがタイヤの劣化を進行させてしまうからです。

そのためには、保管する前に丁寧に水洗いを行ってから保管することが大切になります。

また、スタッドレスタイヤに限ったことではありませんが、タイヤは平積みで室内などの日陰での保存が基本です。

タイヤを立てたまま保管してしまうと、接地面のみに圧力が掛かってしまい、そのスタッドレスタイヤ全体の均一バランスが失われてしまいます。

スタッドレスタイヤを装着した車を売却する際は、スタッドレスタイヤの保管にも気を配ることで買取査定にプラスの影響を与えることがあったりしますので、参考にして頂ければと思います。

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ステッカーやシールが貼ってある車を買取業者に売る方法について

ステッカーやシールが貼ってある車を買取業者に売る方法について

車検や車庫証明のステッカーは別として、好きなスポーツ・チームや応援しているアーティスト、過去に参加したフェスやイベントのステッカーなどを車に貼っている場合がありますが、そんな車に貼ってあるステッカーやシールは買い取りのときには、有利なのでしょうか?不利なのでしょうか?

結論から言えば、ケース・バイ・ケースということになります。

では、早速、ステッカーやシールが貼ってある車を買い取り業者に売る方法について見ていきたいと思います。

ステッカーで擦り傷などを隠している場合

車の買い取り査定の時に、ステッカーやシールで車の擦り傷やへこみなどを隠している場合がありますが、これは、減額対象になります。

仮に最初の見積もり査定でバレなかったとしても、実際の本査定のときには、必ずチェックされますし、見つかれば減額対象になります。

また、そのすり傷やへこみを隠していのるを黙っているというのも、査定員への心証は決して良くありません。

車の買い取りを行う査定員も人間です。

明らかにマイナス査定の原因となる可能性があることが分かっていて、それを隠し、それを伝えようとしてないドライバーに対して、買い取り価格を高めにしてあげようという査定員は恐らくいないでしょう。

ステッカーやシールですり傷やへこみを隠している場合は、素直に見積もり査定のときに、伝えましょう。

なお、車のすり傷やへこみを修理前に直した方がいいかどうか?という点につきましては、「傷ありやへこみありの車を売るときは、修理してからの方がいい?」の記事もご覧ください。

ステッカーやシールは剥がした方がいい?

これについては、実は正解はありません。

実際に複数の買い取り業者の方に見積もりをしてもらうと分かりますが、ステッカーやシールの有る無しで、買い取り価格がどのように変わるかということにつきましては、買い取りを行う会社や査定員によって変わってきます。

言い方を変えれば、ステッカーやシールの有る無しは、実際に買い取りの査定をお願いして、見積もりを取ってみないと分からないということになります。

なお、複数の業者に見積もりを取って、車を売る簡単な方法につきましては、「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」を参考にしていただければと思います。

ステッカーやシールを剥がすときは細心の注意意を

車の買い取り前に、やっぱりステッカーやシールは剥がしておきたいという場合に注意をしなくてはいけないのは、剥がした後です。

ステッカーやシールを剥がした部分と周囲の色が明らかに違っていて、違和感ができてしまったり、また、最悪のケースでは、車の塗装も一緒に剥がれてしまうということもあったりします。

そんな風にステッカーを剥がしてしまったがために、むしろ車の外観を損ねてしまっては、逆効果になってしまいかねません。

ステッカーやシールを剥がした後のリスクを考えますと、車を買取してもらう場合は、ステッカーやシールは剥がさない方が賢明だと言えるでしょう。

ステッカーやシールを上手に剥がす方法

ステッカーやシールを剥がし後のリスクを考えても、それでもやっぱり剥がしておきたいという方のために、ステッカーやシールの上手な剥がし方をご紹介したいと思います。

まず、カー用品店でスプレータイプのステッカー剥がしを購入してきます。

〇車のボディーや車内の場合

最初に、ステッカーやシールの端っこの方から、スプレー剥がしを少しずつ吹きかけていきます。

そして、ドライヤーや洋服のしわ取り用のスチーマなどで吹き掛けた箇所を温めながら、ゆっくり、少しずつ剥がしていきます。

ポイントとしては、ステッカーやシールの粘着力が弱くなってきたところで、爪などで、優しく引っ掻きながら剥がしていくというところになります。

上記の流れをゆっくりと慎重に繰り返して、ステッカーやシールを剥がしていきます。

なお、焦って力任せに削ったりしてしまいますと、ボディーや内装に傷がついてしまいますので、くれぐれもご注意ください。

また、ステッカーやシールを剥がした後に残る粘着物については、シール剥がしを染み込ませた布やティッシュペイパーなどで拭き取ります。

〇ガラスの場合

ガラスの場合は、ステッカーやシールが貼ってあるところにスプレーを吹きかけて、少し時間を空けてから、ヘラなどで少しずつ剥がせば、剥がせると思います。

また、ステッカーやシールを剥がした後に残る粘着物については、シール剥がしを染み込ませた布やティッシュペイパーなどで拭き取ります。

ステッカーやシールの貼ってある車を高く売る方法

ステッカーやシールを剥がすのは、場所によっては、スプレーも買ってきて、時間もかける必要があるので、大変、手間がかかります・・・。

しかも、そのお金と手間をかけても買い取り価格が変わらないかもしれないと思うと猶更です。

では、ステッカーやシールが貼ってある車を高く売るには、どんな方法が考えられるでしょうか?

それが、ネットを利用した買い取り一括査定になります。

ちょうど上の図のようなイメージで、一括査定サイトから、複数の業者で見積もりをお願いするという流れになります。

出張査定は無料ですし、複数の買い取り業者に見積もりをお願いできることから、高価買取のチャンスも生まれますので、使わない手はありません。

出張査定サイトには、どんなサイトがあるのかという点につきましては、「中古車買取の一括査定サイト~比較一覧表~」を参考にして頂ければと思います。

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スペアキーを無くした車を車の買い取り業者に売る方法について

スペアキーを無くした車を車の買い取り業者に売る方法について

車を新車で購入した場合はマスターキーとスペアキーを用意している人も多いと思いますが、中古車の場合は、マスターキーがなく、スペアキーだけ残っていたり、その逆でマスターキーだけ残っていて、スペアキーがないといったこともあります。

では、スペアキーやマスターキーを無くした車を売るときは、マイナス査定になるのでしょうか?

結論から言えば、キーの種類によっては、マイナス査定になることもあります。

では、実際にどんなケースでマイナス査定になることがあるのか?などを含めて、スペアキーやマスターキーを無くした車を買い取り業者に売る方法について、詳しく見ていきたいと思います。

スペアキーやマスターキーを無くした車でマイナス査定になる場合

このケースは、売りたいと思っている車がイモビライザー付きのキーの場合です。(スペアキーとマスタキーのどちらかは残っているという前提です。)

ご存じない方に念のために説明しておきますと、イボビライザーとは、暗号化された電子的なキーの照合システムを利用して、専用のキー以外ではエンジンの始動をさせないという自動車盗難防止システムのことです。

自動車盗難防止システムがついたキーは、それがないとなると、車のセールスポイントがなくなることになりますし、また純正キーであれば、特に買い取りの際にマイナス査定の対象になるケースがあるというのは否めません。

では、車買い取り業者に車を売る前に、純正のイモビライザー付きのキーを販売元のディーラーに頼んでもう一度、作ってもらった方がいいのでしょうか?

ここは判断が難しいところかもしれません。

なぜなら、自分の持ち出した費用でイモビライザー付きのキーを作ってもらう費用と、買い取りのマイナス査定金額との天秤になるからです。

イモビライザー付きのキーを作れば、確実に高く買い取ってもらえるのであれば、そうした方がいいと思いますが、実際のところは、買取業者によっては、イモビライザー付きのキー以外の部分で買い取り金額が大きく変動することの方が多いので、どちらが得になるのか・・・こればかりは何とも言えません・・・。

編集部の見解としては、イモビライザー付きのキーをディーラーに作ってもらうよりも、複数の買い取り業者に査定をお願いして見積もりをしてもらった方が、よほど高く買い取ってもらえる可能性は高くなると思います。

例えば、下記のようなイメージが分かりやすいかもしれません。

実際に、イモビライザー付きのキーの紛失についてのマイナス査定というのも、特に金額が定められてはおりませんので、業者間によって開きがあるというのが現状です。

まずは、イモビライザー付きのキーを無くしたという状態のままで、車の買い取りを複数の業者にお願いしてみた後で、ディーラーに作ってもらうなどの対応を考えても遅くない気がします。

中古車を一括査定サイトで売るための手順については、「中古車を一括査定サイトで売る手続き」などの記事を参考にして頂ければと思います。

スペアキーやマスターキーを無くした車を売る方法

では、イモビライザー付きのキーではなく、普通のキーを無くした場合は、買い取りの際に影響はあるのでしょうか?

こちらは、スペアキーとマスターキーのどちらかが残っていれば、特に問題はありません。

買取業者によっては、マイナス査定をするという会社があるかもしれませんが、微々たる金額だと思います。

そうしたケースのことを考えますと、やはり、車の買い取りについては、複数の業者にお願いするということの方が大切なことのように思います。

中古車を複数の業者で比較するメリットについては、「中古車の買い取り査定は複数の業者で比較しないと損する?」の記事などをご覧いただければと思います。

スペアキーをディーラーで作ってもらう方法

スペアキーやマスターキーのどちらかが無くても、車の買い取りにはそれほど大きな影響がないことはお分かり頂けたかと思いますが、それでも、やっぱり、無くしたスペアキーをディーラーに作ってもらってから車を売りたいという場合もあると思います。

その場合は、車検証とキーナンバー、身分証明書を持って、販売元のディーラーを訪ねましょう。

約7~10日間程度で、スペアキーを作ってもらうことができます。

メーカーなどにより、費用は異なってきますが、数千円程度の費用はかかると思います。

なお、費用が安い方がいいというときは、ディーラーではなくて、ホームセンターなどにある鍵の修理屋さんなどでお願いしてもいいと思います。

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