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車売るなら「一括査定」がおすすめな5つの理由

「車の査定に時間や手間をかけたくない!」

「中古車買取店の担当者(査定士)の対応が理不尽で後味が最悪だった・・・」

「不透明じゃない、ちゃんとした査定価格を知りたい!」

こうした感想は、実は、筆者がはじめて車査定をしてもらったときの紛れもない心からの叫びでした。

これまで車査定をしたことがある人の中には筆者と同じような”苦い”思いを感じた方がいるかもしれません。

また、これから、はじめて車査定をしてもらうという初心者の方であれば、そんな”不快な”思いをするのは絶対に避けたいですよね。

何より筆者自身が自動車業界に身をおく者として、そんな思いをする人が一人でも減って欲しい・・・ということを切に願っています。

そんな筆者が、車査定をするときに「一括」での見積もりをおすすめする理由について、これからたっぷりと説明させていただきますが、その前に、今回の記事で最も伝えたい大切なことを先に申し上げておきます。

それは・・・

「損をしない」

ということに尽きます。

不透明な査定価格、自分にあわない営業担当、思った以上にかかる手間、頭を悩ます時間など、車の査定から売却までには、一連の流れの中で、目に見えないものも含めて、”損”をしてしまうリスクが数多く存在します。

そして、車の売却は、基本的にクーリングオフが適用されませんので(厳密には大手の中古車買取店は売買契約を結んだ後、キャンセル期間を数日だけ設けています)、仮に車を売却した後に”損”をしてしまったことが分かっても、残念ながら、やり直すことができません。

車の売却後に後悔をしないために・・。

それでは、車査定をするときには「一括」がおすすめな理由について見ていきたいと思います。

1.ネットの一括査定は基本的に無料サービス

最近は少なくなりましたが、それでもディーラーへの下取りなどでは、まだまだ有償なことが多い「査定料」

確かに数万点のパーツから構成されている自動車の状態や外観、運転性能、故障の程度などを短い時間で漏れなくチェックするというのは、大変な作業になります。

しかし、車の査定をお願いする立場からしてみると、車の査定に査定料がかかるというのは、イマイチ納得がしにくく、損をした気持ちになりやすいものです。

その点、ネットの一括査定の場合は、査定料として費用がかかることがなく、最終的に査定だけで、売却が成立しなかったとしても、無料で査定してもらうことができます。

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また、ネットの一括査定の場合は、買い取り業者が自宅まで出張をしてくれるので、その出張料も無料です。(離島などの遠隔地を除く)

ディーラーや買取店の実店舗を複数見てもらうためには、その移動をするためのガソリン代がかかりますが、ネットの一括査定の場合は、それらの”持ち出し”費用も必要なく、その点でも損をせずに済むということになります。

2.高額査定を簡単に引き出せる

中古車の買い取りでは、同じ車種で走行距離や年式もほぼ同程度という車が査定の方法によっては、予想外の価格差が出ることは決して珍しくありません。

そのような差が出るのは、何と言ってもどれだけ多くの業者に査定をしてもらっているかどうかです。

Aさんは、ディーラーへの下取り査定だけ。

Bさんは、ディーラーへの下取り査定と近くの中古車買い取り店による査定。

Cさんは、ディーラーへの下取りと近くの中古車買い取り店による査定だけでなく、一括査定サイトを通じて複数の買い取り専門業者に査定を行う。

3人の中で、誰が最も高額査定を引き出せるのかは明白だと思います。

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1社だけに査定をしてもらう場合、本当にその査定価格が妥当なのかどうか?という点で、”不透明感”が拭えませんが、複数の業者に見積もりをしてもらえれば、その点でも安心です。

高額査定を引き出すためには、1社でも多く査定をしてもらうということが損をしないコツですが、その点、ネットを利用した一括査定は複数の買い取り専門店が自動的に競争を迫られる仕組みになっていますので、最も”損をしにくい”方法です。

3.車査定までの時間を大幅に節約できる

多くの業者に査定をしてもらうことが、高額査定を引き出す秘訣という説明をさせて頂きましたが、査定をしてもらうために、ディーラーや複数の買い取り店舗を自分の車で運転して回るのは、お店の場所を探したり、道に迷ったりして時間が予想以上に掛かってしまうことが少なくありません・・・。

その点、ネットでの一括査定の場合は、ウェブサイトで必要な情報を入力する時間と、出張査定のスケジュールを調整するといった時間が必要なものの、自宅にいながら買い取り専門業者が来るのを待っていればいいだけなので、査定までの時間は、自分で店舗を回るよりも、大幅に節約することができます。

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移動する必要がなくなって空いた時間ができれば、車査定のための必要書類を準備したり、新しく買い替える車について調べたりすることもできますし、また家でのんびりしたり、プライベートの時間を好きに使えることができて、貴重な時間を損せずに済みます。

4.相性のいい担当者を選べる

記事の冒頭で、「車査定をしてもらったときの担当者の対応が理不尽で後味が悪かった・・・」という話をさせて頂きましたが、車の売却に限らず、何かの取引をするとき、担当者との相性が取引において重要なポイントになることって、ありますよね。

(ちなみに、筆者がはじめての車査定で、担当者の対応が理不尽と感じたのは、会話の節々に「査定してやってる」といった上から目線の言葉を何度も浴びせられたからです・・・。)

特に車の査定から売却までは、書類のやり取りなどを含めて、確認や連絡をすることが多いので、取引をスムーズに進める上でも、車査定の担当者との相性はいいに越したことはありません。

そういった意味では、ネットを利用した一括査定の場合は、仕組み上、複数の業者とのやり取りが発生しますので、価格もさることながら、車査定の担当者も”選べる”というメリットがあります。

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気持ちの面で気持ちよく取引できるというのは、目には見えにくいですが、車の査定からクルマの売却に至るまでの大切なポイントの一つになります。

5.ただスピードが早いだけじゃない

車検切れが迫っている、乗っている車が値崩れしそう、急な転勤や転職・・といった理由で、少しでも早く車を売却したいというケースがあります。

しかし、どんなに状況的に急いでいるとは言え、いい加減に査定をしてもらって後で後悔するような安値で車を売りたくはないですよね。

その点、ネットでの一括査定サイトの場合は、これまで説明してきたスピード面での強みに加えて、車査定のプロを抱えた大手の買取専門店から、中古車の輸出に強い買い取り専門店、地域に強みがある買取専門店など様々な業者から見積もりを取ることができるという面でも、その価値は高いと言えます。

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スピードが早いということは急いでいる人にはメリットが大きいですが、ただ早いだけで肝心の査定価格が安いのであれば、損をすることになりかねません。

スピードを重視しつつ査定価格でも損をしないためには、ネットでの一括査定サービスの利用が賢明な車査定の方法です。

では、ネットの一括査定には、具体的にどんなサイトがあるのということを次で見ていきたいと思います。

かんたん車査定ガイドで一括査定を申し込む

最初に紹介させて頂くのは、東証一部上場企業のエイチームが運営するナビクル車査定です。

サイト名の通り、簡単な入力で査定を申し込むことができまして、必要情報を入力すると、現在の相場価格が表示されます。

エイチームはもともとシステム開発から起業した会社で、セキュリティ面も安心できますし、また、サイトの使いやすさも抜群です。

とにかく簡単で分かりやすいサイトがいいという方には、おすすめの一括査定サイトになります。

ateam

ナビクル車査定へ進む

カーセンサーで一括査定を申し込む

続いて、ご紹介するのは、雑誌などでご存知の方も多いリクルートが運営しているカーセンサーです。

カーセンサーのサイトも、とても簡単に中古車のオンライン査定を行うことができます。

長年、雑誌などで中古車情報を提供しているリクルートだけに、登録している中古車買い取り業者の数が、かなり多いのが特徴です。

recruit

カーセンサーへ進む

カービューで一括査定を申し込む

もう1サイト、ご紹介させて頂きたいと思います。

ポータルサイトで有名なヤフーのグループ会社のカービューです。

カービューは、ヤフーの圧倒的な集客力を背景にした豊富なユーザーの利用実績が特徴で、ユーザーのことをよく考えて設計された入力ステップなど、スムーズに査定を申し込むことができます。

carview

カービューへ進む

まとめ

車査定では、ネットを利用した一括査定がおすすな理由を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

車の査定は、1社だけにお願いしていると、その価格が妥当なのかどうか判断しにくく、かと言って、実店舗を数多く、探して回るというのも手間や時間がかかっていまい大変です。

そうしたことを考えますと、ネットを利用した車の一括査定が、色々な意味で”損をしにくい”仕組みで、何よりそのサービスが便利で価値があるので、エイチーム(ナビクル車査定)やリクルート(カーセンサー)、ヤフー(カービュー)といった東証一部上場企業がサービスの提供に力を入れているのだと思います。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

読者の方の車査定が満足いく結果に繋がることを心からお祈りしております。

著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。