image のすべての投稿

Articles by: image

税金未納や滞納している車を高く売る方法

自動車税や自動車重量税など自動車には様々な税金がかかってきますが、中でも年1回、必ず支払う必要がある自動車税が届く5月頃と車検の時期が重なったりすると、お金に余裕がないときは支払いが大変になることも少なくありません。

そこで、今回は税金未納や滞納している車を買い取り業者に高く売る方法について見ていきたいと思います。

税金滞納の車を高く売るなら先に支払うのがベスト

まず、知っておかなくてはいけない事実として、税金の支払いを滞納している車の売却については、大手の買い取り業者は買取そのものをしていないというケースがあるということです。

なぜ買取業者が税金未納の車の買い取りを嫌がのるかというのは、車の税金の未納や滞納は、れっきとした差し押さえの対象になるからに他なりません。

over

具体的には、地方税法では、「納付期限後20日以内に督促状を発送し、発送後 10日経過したら差し押さえが可能」ということを定めておりまして、例えば、自動車税であれば、通常5月1日頃には、自動車税納付通知書が届きますので、未納でいると、最初の督促状は7月ごろに届きます。

そして、そこから10日経過した時期、つまり、遅くとも7月末には法律的には、市税事務所は、その車を差し押さえ対象にすることができるということになります。

実際には、11月ごろまで差し押さえになることはありませんが、東京都では、平成26年12月に「オール東京滞納STOP強化月間」と称して、差し押さえに踏み切った例がありますので、決して軽視はできません。

そういった背景も含めて、ガリバービッグモーターのような大手買い取り事業者は、税金が未納の車については、そもそも買い取りをしないという方針にしています。

とは言え、すべての買い取り業者が税金を滞納している車の買い取りを行っていないかと言いますと、そんなことはなく、中小の買い取り事業者は、それを承知で買い取りを行ってくれるところもあります。

車の名義変更そのものは納税証明書がなくてもできますので、手続き上の問題は基本的にはありません。

ただ、税金を滞納している車が、買い取り査定のときにマイナスポイントになるという明確な基準こそないものの、”足元”を見られて買い叩かれる可能性は十分にありますので、できれば、車を買い取りや下取りに出すときには、先に税金を支払っておくことがベストということになります。

税金未納の車を高く売るなら個人売買

ここまでは買い取り事業者に売る方法を見てきましたが、税金未納の車を買い取り事業者に高く売るのは、ややハードルが高いということはお判りいただけたかと思います。

そこで、買い取り事業者に代わる売却先として有効になってくるのが、個人売買です。

個人売買であれば、そもそも税金が未納であることを個人売買の相手に伝える必要がないので、税金が未納だから買い取りませんといったことや、税金が未納という理由で査定がマイナスになることもありません。

ヤフオク楽天オークションといった大手オークションサイトで車を出品して販売すれば、税金未納の車でも、問題なく売却することができます。

ただ、個人売買の場合は、買取業者への売却や下取りとはまた違ったメリットとデメリットがありますので、注意しておきたいところです。

個人売買のメリットとデメリットを編集部にて表にまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。

メリットデメリット
1売り手は高く売ることができる時間と労力がかかる
2消費税は必要なし車両の引き渡しが面倒
3売りたい人に販売できる代金回収が大変
4-引き渡し後の名義変更や税金などの対応が大変
5-引き渡し後のトラブル対応が大変
6-保証がない

上記をご覧いただきました通り、多少の手間を覚悟してもいいという方であれば、オークションを通じて個人間取引で車を売却するというのは、税金未納の車を売るときには、有効な選択肢の一つになるかと思います。

個人売買と並行して買取査定もチェックしておきたい

税金を滞納している車を売却する際、個人売買が有効な選択肢の一つであることを説明させていただきましたが、とは言え、個人売買で車を売るとなると車の”値付け”など考えなくてはいけないことが数多くあります。

そこで、いきなり個人売買に着手する前に自分の車の”相場”を知るという意味でも買取業者などに先に査定をお願いすることが肝心になってきます。

ネットでは無料で買い取り相場を知ることができる「ナビクル車査定」や「ズバット車買取比較」などのサイトがありますので、そうしたサイトを利用して、まずは相場観を掴みましょう。

そして、相場観を掴んだところで個人売買へと進めていくという形になりますが、このとき、思ったより高値で買い取りしてもらえそうだということであれば、そのまま買取業者に売ってしまってもいいですし、個人売買の価格と比較してから決めてもいいでしょう。

いずれにしても高い値段がつきそうなところで売却をして、未納の税金を支払うのが賢い売り方ということになります。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

事故歴のある車を買い取り業者に高く売る方法

事故歴のある車を買い取り業者に高く売る方法

車に長い間乗っていると、すり傷やへこみはどうしても避けられませんが、買い取り査定で多少のマイナスになってしまうのは、致し方ないところです。

では、事故を起こした車は、どうでしょうか?

結論から言えば、普通に買い取り査定をお願いすると、大幅に査定価格がマイナスになるのは否めません。

しかしながら、事故歴のある車でも売り方によっては、高く売ることができたりします。

今回は、そんな事故歴のある車の売り方と、事故車そのものの定義などについても見ていきたいと思います。

事故歴のある車でも十分価値はある

一般的に事故歴のある車が次の買い手をすぐに見つけられると言いますと、それは、きわめて難しいと言わざるを得ません。

まず、何といっても、事故歴があるというだけで買い手からすれば、敬遠する材料になりますし、また、事故後に修復が施され、外から見て問題がないような見た目をしていても、走行性能に重大な問題が隠れているのではないかと心配になります。

実際、安全に走行できるかどうかという自動車の根幹をなす部分に修復の履歴のある車は、専門用語で修復歴車と呼ばれ、いわゆる事故車という扱いになります。

では、そんな修復歴車が中古車として買取する価値がないかと言うと、そんなことはなく、売り方を工夫すれば、買い手は幾らでも存在します。

その秘密は、日本の中古車の部品にあります。

日本の中古車の輸出台数が伸びているということは、読者の皆さんもご存じの通りですが、実は、今、日本の中古車の部品などが海外に積極的に輸出されているのです。

例えば、エンジンやサスペンションなどはその代表的なものになりまして、実際に、中古車のパーツを海外に輸出販売している会宝産業の業績は下記のグラフの通り、右肩上がりで伸びています。

pics_jisseki2015

データ参照元/会宝産業のウェブサイトより

ただ、海外でいくら日本の中古車のパーツが人気があるとは言え、どんな中古車のパーツでも輸出できるの?と言いますと、決してそんなことはなく、例えば、水害などで腐食が激しい場合は、パーツもダメになっていることが多いので、そうした場合は難しくなります。

しかし、事故を起こして、ある特定のパーツはボロボロでも、まだ使える部品があれば、それは十分に再利用の価値があり、会宝産業のように買い取りを行ってくれるということになります。

事故歴のある車を高く売る方法

それでは、事故歴のある車をどうすれば、高く売ることができるかと言いますと、それは、事故車や事故が原因の不動車などの買い取りをする専門の業者に売るということになります。

間違っても普通の買い取り業者や下取りに出してしまわないということが大事なポイントです。

例えが適切ではない可能性がありますが、サザビーのような有名なオークションでは高値で取引される骨董品や美術品が、名もない地方のフリーマーケットではタダ当然のような価格で取引されるようなもので、事故車も売るべきところに持っていく必要があるということになります。

事故車や不動車はその専門の業者に買い取りをしてもらうのが、一番、高く買い取りをしてもらえる可能性が高いと言えます。

当サイトでの事故車の買い取りサイト人気ランキングを下記に掲載しておきますので、参考にして頂ければと思います。

事故車買い取り人気ランキング

第1位【事故車買取シェアNo.1-タウ-】
事故車の買取実績No.1


第2位【Yahoo Japan運営~カービュー~】
事故車買い取り査定


第3位【顧客満足度95%】
廃車買取カーネクスト


事故車の定義

先ほど、事故車は専門用語では修復歴車と呼ばれていると説明しましたが、誰がそう呼んでいるのでしょうか。

それは、自動車公正取引協議会や日本自動車査定協議会といった社団法人や財団法人が定めています。

具体的には、下記の項目で交換、修正、補修を行った車のことを指しています。

accident01

1~8については、骨格部分に損傷が見られたり、修復、交換、補修などが行われていると、それは修復歴車=事故車という扱いになります。

また、9のラジエータコアサポートについては、隣接する骨格部位にへこみや曲り、修復、交換、補修の跡があると、修復歴車=事故車という扱いになります。

内容
1フレーム (サイドメンバー)
2クロスメンバー
3インサイドパネル
4ピラー
5ダッシュパネル
6ルーフパネル
7フロア
8トランクフロア
9ラジエータコアサポート

逆に言えば、上記の項目に該当しない車は、事故車ではないということになりますので、その場合は、普通の車買い取り業者に車を売却した方がいいということになります。

まとめ

「事故歴のある車を買い取り業者に高く売る方法」について、お送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

実は、過去に事故を起こしているものの、”状態がいい”車というのは、悪徳買取業者にとっては、とても美味しい買い取り対象になることがあります。

なぜなら、事故車というだけで、仕入れ価格が下げることができるからです。

そして、上で説明した修復歴車の項目に該当していても、事故車というラベルは外して次の買い手に”それなり”の値段で販売するのです。

全く信じられない話ですが、実際に市場に出回っている中古車にも、そんな車が一定の確率であるというから驚きです。

そうした信用できない会社に販売しないためにも、事故歴のある車を売却するときは、複数の信頼できる業者に依頼したいところです。

Articles by: image

車を買い取り業者に売るときの自動車税の還付について

車を買い取り業者に売る前に知っておきたい税金の一つに、自動車税があります。

自動車税は毎年、春に一括で前払いすることになっている税金ですので、還付金などを巡って、少し流れが複雑になったりすることが少なくありません。

そこで、今回は車を買い取り業者に売却したときの自動車税の支払いの流れについて説明していきたいと思います。

自動車税の納税までの流れ

買い取り事業者に売るときの説明に入る前に、自動車税の納税の流れについて、軽くおさらいをしておきたいと思います。

自動車税は毎年、4月1日時点で所有していた人が支払う税金で、毎年5月1日以降に通知書が届きまして、その年の4月1日~翌年の3月31日分までを一括で支払うという税金になります。

flow01

自動車税は、普通自動車と軽自動車でかなり費用が異なっておりまして、普通車では排気量に応じて、下記の金額の納税が必要になります。

〇普通乗用車の自動車税

自動車税(普通)乗用車(エコカー減税適用前/年間)
総排気量1リットル以下29,500円
総排気量1リットル超1.5リットル以下34,500円
総排気量1.5リットル超2リットル以下39,500円
総排気量2リットル超2.5リットル以下45,000円
総排気量2.5リットル超3リットル以下51,000円
総排気量3リットル超3.5リットル以下58,000円
総排気量3.5リットル超4リットル以下66,500円
総排気量4リットル超4.5リットル以下76,500円
総排気量4.5リットル超6リットル以下88,000円
総排気量6リットル超111,000円

〇軽自動車の自動車税

自動車税(軽自動車)乗用車(エコカー減税適用前/年間)
乗用(5ナンバー)の自家用7,200円
乗用(5ナンバー)の業務用5,500円
貨物(4ナンバー)の自家用4,000円
貨物(4ナンバー)の業務用3,000円

なお、エコカーと呼ばれる電気自動車(EV)やクリーンディーゼル車などの車は購入年の翌年度に限り、減免を受けられるという制度もあります。

ただ、1年を経過すると上記の料金表に定められた自動車税を納める必要があります。

買い取り事業者に売却したときの自動車税について

では、続いて、車の買い取り事業者に車を売却した際の流れを見ていきたいと思います。

事例として、4月の15日に買い取り事業者に車を売却したケースで見てみましょう。

flow2

毎年、4月1日時点の所有者に自動車税の納税義務が発生しますので、この場合は、例年通り、5月1日以降に自動車税の納税通知書が売却前の所有者の手もとに届きます。

売却した後なのに?

そうなんです。通常、買取業者は買い取りをした車両の名義変更は翌月や翌々月などに行うか、あるいは、買い取りをした後、次の買い手が決まったときに手続きを開始します。

それでは、4月1日時点で所有していた人が、売却後の車の自動車税を支払わなくてはいけないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

その秘密は、実は買い取り価格にあります。

flow3

実は買取業者はそういったケースを事前に想定しまして、買い取り金額の中に、未納分の自動車税の税金分を含めて買い取りを行うことにしています。

ですから、元々の所有者は車を売却した後に得られる売却代金の中から自動車税を支払うえばいいということになります。

通常は、ここまで説明してきた内容については、買い取り事業者の方から口頭で説明もありますし、また、契約書にも自動車税の支払いについての記載があるはずですので、確認できるかと思います。

ただ、中には買い取り金額に自動車税を含まない買い取り金額を提示してくる買い取り業者も存在しますので、その場合は、どちらがどのような方法で支払うのかということについて買取業者に確認しましょう。

ここまでの流れを念のため、整理しますと、車を買い取り業者に売却して、自動車税を納めるまでの流れは下記の通りとなります。

flow03

なお、軽自動車については、自動車税がそもそも安いということもありますが、一括で支払った後も、自動車税は戻ってきませんのでご注意ください。

買い取り事業者に売却したときの自動車税の還付金について

では、自動車税の納付を行った後、しばらく経過して8月や9月といった年の途中で車を売却した場合は、どうなるのでしょうか?

自動車税は途中で売却すると還付金があると聞いたのですが・・・という方もいるかもしれません。

基本的には、ここまで説明した流れと同じになります。

flow04

車買い取り業者は、車を買取するとき、還付金分を含んだ金額で買い取りを行います。

ただ、この還付金については、正確には、還付金を受け取る権利を買い取り業者が元の所有者から、車と一緒に買い取るという形になります。

つまり、元の所有者は還付金を受け取る権利も売却しているということになります。

それを証明しているのが、債権譲渡通知書と呼ばれる通知書で、債権というのは、還付金を受け取る権利のことを指していまして、元の所有者に債権譲渡通知書が届くのは、還付金の権利を所有者から買取店に譲渡したからという理由になります。

例えば、元の所有者が自動車税をすでに45,000円払っていて、未経過分が6ヶ月分ある場合には、45,000÷12×6=22,500円の還付金を受け取る権利がありますが、買い取り事業者はその還付金を受け取ることができる権利を22,500円で車と一緒に元の所有者から買い取るということになります。

まとめと自動車税を巡るトラブルについて

車を買い取り業者に売却するときの自動車税の還付金などについて、見てきましたがいかがでしたでしょうか。

買取業者大手のガリバービッグモーターなどであれば、年間の取引台数もかなりの数に上るため、自動車税を巡るトラブルについては、ほぼ想定済みで事前に対応策が準備されていて、トラブルが起こるといったことは滅多に起こりません。

しかしながら、小さな買取店などでは、自動車税を巡ってトラブルが起きるというのは、意外に少なくありません・・・。

そういった点も含めて、車の買い取りを依頼する車の買い取り業者は慎重に選びたいところですね。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

車のローンが苦しい・・・車の費用を安くする方法

車を買うときに、自動車ローンを組むという人は多いと思いますが、買ってからしばらく経った後に、景気が悪くなって給料が減ったり、スマホの買い替えなどで他のローンが増えたりして、毎月の車のローンの返済が苦しい・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は車のローンが苦しい・・・という人のために、車の費用を安くする方法には、どんな方法があるのかを説明してみたいと思います。

『超お買い得』な中古車を優先的に手に入れる方法

中古車を購入するなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

そんなお買い得な中古車を見つけるには、ちょっとした"アイデア"が必要になります。それは世の中になかなか出回らない「非公開車両」をターゲットにすること。

厳しいプロの目から見てもお買い得でクオリティの高い中古車は、公開されることも、宣伝されることもなく、その情報にアクセスできる人の手に次々と渡っていきます。

そんな「非公開車両」を特別に紹介してもらえるサービスが今、ネットのおかげで簡単に利用できるようになってきました。

無料登録を行って「返品OK、最長10年保証」といった条件を伝えれば、プロが優先的に質の高い中古車を紹介してくれます。

「ズバット車販売」で超お買い得な非公開車両を見てみる >>

運転方法を見直す

ご存知の方も多いかもしれませんが、車の燃費を安くするために、車の運転で最も気を付けるべきポイントの一つは、アクセルの踏み方です。

アクセルの踏み方は、車種によって燃費効率は、最大で約20%前後も変わると言われていまして、例えば、普通車に乗っていて1ヶ月あたり約5,000円のガソリン代が掛かっているとすると年間で掛かるガソリン代は約60,000円になりますが、20%カットできると年間のガソリン代は約48,000円になりまして、約12,000円の節約になります。

肝心のアクセルの具体的な踏み方ですが、最も重要になるのは、停止している状態から「発進」するときの踏み方で、エンジンの種類によっても、踏み方が異なってきます。

排気量の少ない軽自動車で採用されていることが多いターボモデルの場合は、発進のときにしっかりとアクセルペダルを踏み込み、そして加速後は、アクセルを完全には戻さずに軽く足を乗せた状態で運転します。

ターボモデルの場合は、発進のときのアクセルの踏み方が弱いと、そのエンジン特性を上手く発揮させることができずに、逆にパワーをロスしてしまいますので、発進のときはしっかりとアクセルを踏み込みましょう。(急発進するという意味ではありませんので、ご注意ください)

一方、普通車などで採用されているエンジンは、ほとんどがコンピューターでエンジンの動きを制御するモデルですが、この場合は、発進のときは、できるだけゆっくりと踏み込んでいきます。

ターボモデルとは異なり、素早く踏み込んでしまうと、燃料がそれだけ必要になり、燃費効率が悪くなってしまいます。

加速した後は、軽自動車同様、完全にはアクセルを戻してしまうのではなく、軽く足を乗せた状態で運転しましょう。

こうすることで、エンジンのパワーを必要最低限で引き出しながら、低燃費で運転することができます。

また、アクセルの踏み方以外にも、エアコンはできるだけ使用しない、ハンドルを両手でちゃんと握ることでタイヤへの負担を減らす、車を停車させるときにはブレーキを優しくゆっくりと踏み込むなど、車への負担をできるだけ軽くすることを心掛けることで、車にかかるコストはかなり低減できます。

ほぼ毎日のように車を利用している方であれば、運転方法を見直すというのは、今もそして、これからも車にかかる費用を安くするための最も重要なポイントの一つになります。

車を乗り換える

毎月の車のローンの返済を楽にするための方法として最も典型的なパターンは、コストの安い車に乗り換えるということになるかと思います。

ご存じの通り、軽自動車は、税金や車検代などの費用面では、普通車よりも断然、お得に乗ることができます。

例えば、車検でかかる法定費用は、軽自動車と中型乗用車を比べると、1回あたり、20,000円~30,000円も異なってきます。(車検は新車登録から3年、それ以降は2年ごと)

車 種自賠責保険重量税※印紙代法定費用合計
軽自動車25,880円8,200円1,400円35,480円
小型乗用車(500~1,000kg)44,100円16,400円1,700円62,200円
中型乗用車(~1.500kg)44,100円24,600円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
70,400円(5ナンバー)
70,500円(3ナンバー)
中型乗用車(~2.000kg)44,100円32,800円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
78,600円(5ナンバー)
78,700円(3ナンバー)
大型乗用車(~2.500kg)53,890円41,000円1,800円96,690円

上記はエコカーや13年経過車を除く車検の法定料金になりまして、軽自動車と中型乗用車では、年間、約7,000円~15,000円の違いになります。

また、毎年、4月に支払う必要がある自動車税も見逃せません。

〇普通乗用車の自動車税

自動車税(普通)乗用車(エコカー減税適用前/年間)
総排気量1リットル以下29,500円
総排気量1リットル超1.5リットル以下34,500円
総排気量1.5リットル超2リットル以下39,500円
総排気量2リットル超2.5リットル以下45,000円
総排気量2.5リットル超3リットル以下51,000円
総排気量3リットル超3.5リットル以下58,000円
総排気量3.5リットル超4リットル以下66,500円
総排気量4リットル超4.5リットル以下76,500円
総排気量4.5リットル超6リットル以下88,000円
総排気量6リットル超111,000円

〇軽自動車の自動車税

自動車税(軽自動車)乗用車(エコカー減税適用前/年間)
乗用(5ナンバー)の自家用7,200円
乗用(5ナンバー)の業務用5,500円
貨物(4ナンバー)の自家用4,000円
貨物(4ナンバー)の業務用3,000円

軽自動車と普通乗用車では、排気量により異なりますが、年間で約22,000円~約100,000円もの違いが出てきます。

そして、車検にかかる費用と自動車税を合計すると、軽自動車と普通車では、年間約30,000円~約115,000円もの違いが出てくるということになります。

もし、普通車に乗っていて毎月のローンの返済が苦しい・・・というときは、軽自動車への乗り換えを検討することをおすすめします。

レンタカーやタクシー、カーシェアを利用する

毎月のローンの支払いが苦しいのを解決する方法には、車を”所有せずに”車を利用するという方法もあります。

その方法の一つとして有名なのは、レンタカーですね。

レンタカーはどちらかと言いますと、週末だけの利用や旅先などでの短時間の利用で、コストメリットが出る方法で、もし、現在、車を保有していて、購入した時よりも車の利用頻度が減っているのであれば、思い切って車を売却して、車の利用をレンタカーに切り替えることで、大幅に費用を削減できるでしょう。

またカーシェアは近年、利用者が増加している車の利用方法で、レンタカーとの違いは、24時間いつでも好きなときに、好きな時間だけ車が利用できるというサービスで、対面での手続きなしで予約・利用ができるというものになります。

誤解を恐れずに言えば、レンタカーよりも、間口や用途が広い車の貸し借りサービスということになります。

カーシェアを展開している会社には、オリックスタイムズアースカーなどがありますが、アンケートなどを見る限りは、満足度が高く、コストメリットがあることが窺えます。

また、カーシェアの場合は、車を”貸す”方に回ることで利益も上げることもできまして、今の車を手放さずに、毎月の車のローンの支払いを安くするためには、カーシェア・サービスに車を貸し出すというのも一つの方法です。

ただ、自分の車を貸している時間はもちろん利用できませんし、メンテナンスや借り手を探すための努力も必要になりますので、登録すれば簡単に利益を上げることができるというわけではありませんので、その点は注意が必要です。

また、毎月の車の返済が苦しくなり車を手放し、もっぱら車の利用は、”タクシー”にするという方法もあります。

実際にマイカーをやめて、車の利用はタクシーにした人の話を聞いてみると、タクシーに切り替えた後は、毎月タクシー代で約4万円ほど使っているとのことで、それでも、車を持っていた時に比べて、税金も保険もガソリン代も必要なくなり、コストは安くなっているとのことでした。

生活スタイルに合わせて、車を保有せずにレンタカーやタクシーを利用するという方法も十分、検討に値する方法の一つです。

カーリースを利用する

車のローンの支払いが毎月どれくらい掛かっているのかということにもよりますが、カーリースを利用するという方法もあります。

カーリースのいいところは、車検や税金などの支払いが必要ないところで、保険だけ加入しておけば、あとの費用はカーリースを行っている会社が負担してくれます。

例えばカーリースで有名な「【コスモ石油公式】スマートビークル 」のサイトを見ると、60回払いで月額25,000~30,000円程度の費用をかけて利用している人が多くいることが分かりますが、毎月、これくらいの金額であれば、自分で車を買ってローンを返済することに比べると、”安い”と感じている人が多いということが窺えます。

また、メンテナンス代金も見逃せません。

例えば、オイル交換 、タイヤ交換、ブレーキパッド・フルード交換、バッテリー交換、ワイパーゴム交換、エアコンフィルター交換などは、本来は車の持ち主の負担になりますが、カーリースではリース会社が負担してくれます。

ただ、カーリースでコストメリットが出るのは、自動車ローンを支払っている間で、ローンの支払いが終わった車は、車両本体の費用負担も、またローンの金利負担もありませんので、カーリースよりも維持費が安くなることが多いです。

車のローンの苦しさを軽減するための第一歩

ここまで車のローンの支払いが苦しいという状況を変えるための様々な方法を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

車のローンを軽くするためには、生活スタイルに合わせて様々な選択肢があることがお分かり頂けたかと思いますが、車のローンの苦しさを実際に軽減するための第一歩として、今、持っている車をどうするのか?という大切な問題についても触れておきたいと思います。

なぜなら、今持っている車をどのような方法で売るかで、売却できる金額に相応の開きが出て、今後の生活に大きな影響が出てくるからです。

例えば、軽自動車に乗り換えてコストダウンをしようと思い、中古車ディーラーのところに普通車を下取りに持って行くと、ほとんどの場合、下取り価格に、それほどの価格は期待できません。

しかし、下取りも含めて、買い取り大手の業者など幾つかの業者に見積もりを取ると、期待以上の買い取り価格を提示してもらうことができたりしますので、車を売却するときは、複数の業者に買取価格の見積もりを取ることは必須になります。

イメージにすると、ちょうど下のような形です。

実は、上のイメージは、実際にネットの買取一括査定サービスを利用したときの見積金額で、最安値と最高値で10万円も開きがあるのが分かります。

10万円あれば、例えば、軽自動車へ乗り換えたときの手続き費用などは、十分、用意することができますので、資金計画もグッと立てやすくなります。

なお、ローンが残っている車を売る方法についてもっと詳しく知りたいという方は、「ローンが残っている車を売る手順とお得な方法」の記事も参考にしていただければと思います。

『超お買い得』な中古車を優先的に手に入れる方法

中古車を購入するなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

そんなお買い得な中古車を見つけるには、ちょっとした"アイデア"が必要になります。それは世の中になかなか出回らない「非公開車両」をターゲットにすること。

厳しいプロの目から見てもお買い得でクオリティの高い中古車は、公開されることも、宣伝されることもなく、その情報にアクセスできる人の手に次々と渡っていきます。

そんな「非公開車両」を特別に紹介してもらえるサービスが今、ネットのおかげで簡単に利用できるようになってきました。

無料登録を行って「返品OK、最長10年保証」といった条件を伝えれば、プロが優先的に質の高い中古車を紹介してくれます。

「ズバット車販売」で超お買い得な非公開車両を見てみる >>


買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

新車を買い取り業者に半年や1年で売るのは損か得か?

新車を購入するときは、車選びから納車の日まで、その後のカーライフのことを思い浮かべると、とても気分がワクワクしたりしますよね。

しかし、半年や1年が経過すると、思ったより毎月の車のローンが大変だったり、急にお金が入り用になったり、車に思ったほど乗らなかったという理由で、新車を手放した方がいいのかな・・・と悩む方もいらっしゃるかもしれません。

また一方で、「でも半年で買い替えるとなると、早すぎる気がしてためらうってしまう・・・」と迷ったりする方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は新車を半年や1年で売ることが果たして損なのか、得なのかということについて迫ってみたいと思います。

5年ローンで購入した200万円の新車を売る

それでは、早速、実際の数字をご覧いただきながら、検証を進めていきたいと思います。

下は例として、200万円の新車を金利5%の5年ローンで組んだ場合のイメージです。

case

頭金はないものとして、5年間での支払総額は2,264,548円で200万円の元金に対してのローンの負担額は累計約26万円で、月々の返済額は37,742円の支払いになります。

そして、ローンの支払いを終える5年後に売却した時は、仮に半額の100万円で売却できたとしますと、売却したときの損失は100万円ということになります。

それでは、この新車を何らかの理由で6ヶ月後の半年後に売却して、100万円の中古車を5年ローンで購入して、乗り換えた場合を見てみましょう。

それが、下のイメージになります。

case2

半年でどれくらいの値段で売却できるのかということは、車種や車の状態によりますが、ここでは、一旦、25%下がったことにして、150万円で売れたと仮定します。

そうなると、半年間乗って出た売却損は約50万円、売却までのローン返済が約22万となります。

そして、新たに今度は、100万円の中古車を金利5%の5年ローンで購入したとしますと、その支払総額は1,132,274円、月額では18,871円の支払いになります。

それでは、ここで新車を5年乗り続けた場合と、半年で売却した場合を比較してみましょう。

まず、売却に伴う損失は半年で売却した方が圧倒的に少ないことが分かります。(5年後に売却すると100万円、半年後だと50万円で済みます)

車は人気車では値下がり幅は緩やかにはなるものの、一般的には年式が古くなればなるほど、買取の価格は安くなる傾向にあります。

では、月々の返済はと言いますと、こちらも中古車購入後は元々の元金が大きく下がりますので返済額はかなり安くなりまして、新車を乗り続けた場合と中古車に乗り換えた場合を比較してみると、約20,000円の差が出ていることが分かります。(新車を乗り続けた場合は、月々37,000円、安い中古車に乗り換えた場合は月々18,000円)

では、金利5%の5年ローンで購入した200万の新車を1年後に売却して、その後、100万円の中古車を購入したケースも見てみましょう。

case3

1年経過したということで、もうすこし値下がり率が増加したと仮定して、売却代金は140万円としました。

この場合は、損失は60万円、そしてそれまでのローン返済額は約44万程度になります。

半年後に売った場合と1年後に売った場合を比較しますと、売却代金については10万円の損失の拡大と、それまでのローン返済が22万円増加しているのが分かります。

ここまでご覧いただきました例は、あくまでシュミレーション上の話で、車種や車の状態、景気の状態などにより、売却代金などは異なってきますが、ただ、少なくとも次のことは言えそうです。

〇売却損を少なくするなら、売るのは早ければ、早いほうがいい

〇月額の支払いを軽くするには、元金を減らすために買く買い替えた方が楽になる

なお、参考までに自動車ローンの金利負担と支払年数を下記の通り、表にしてみましたので、参考にしていただければと思います。

自動車ローンの金利/5年払い3%5%8%
車両価格50万円月額/8,984円
総額/539,061円
月額/9,436円
総額/566,137円
月額/10,138円
総額/608,292円
車両価格80万円月額/14,375円
総額/862,497円
月額/15,097円
総額/905,819円
月額/16,221円
総額/973,267円
車両価格100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
月額/20,276円
総額/1,216,584円
車両価格150万円月額/26,953円
総額/1,617,182円
月額/28,307円
総額/1,698,411円
月額/30,415円
総額/1,824,875円
車両価格200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
月額/40,553円
総額/2,433,167円

新車を乗り続けるか、それとも安い中古車に乗り換えるか?

ここまで新車を売るということについて、説明させて頂きましたが、新車を手放すということは、それでも、ためらう・・・という人もいるかもしれません。

一度、自分が決断したことを”翻す”というのは大変、複雑な気持ちになりますし、筆者も致し方ないことだと思います。

しかし、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、経済学には、サンクコスト(埋没費用)という概念がありまして、もう少し費用が安くできるのに最初に決めたという理由で高いコストを支払い続けて損を拡大させたり、途中で修正できたのに、それをしなかったために最終的にコスト負担が重くなるという考え方です。

よく引き合いに出されるものとして、国や政府が10年前に予算を決めて、何か大きな建造物を作りはじめたが、途中で経済状況が変わり、出来上がった頃にはもう採算が全然取れなくなってしまうといったケースがあります。

最近は、サンクコストの概念も浸透してきましたので、そうしたことが明らかになった場合は、途中で計画そのものをやめてしまうことも少なくありません。

なぜなら、予定通り最後まで計画を実行すれば、完成はしても、損失が10億円になることが明らかな場合、計画を途中で中止して5億円の損失で済めば、途中で中止した方が損失が拡大しないからに他なりません。

サンクコストの概念で考えますと、新車を半年で売るのをためらって、今後も乗り続けるか、あるいは、すぐに売却して安い中古車に買い替えるかを考えますと、答えは、今すぐにでも安い中古車に買い換えた方が損を拡大させずに済むということになります。

特に軽自動車や人気車の場合は、新車購入時からすぐに売却すると、買い取り価格がほとんど下がらないということも少なくありませんので、まずは、下取りも含めて、複数の車買い取り業者に見積もりを取ってもらうことから始めてみるというのは、十分に検討する価値があることだと思います。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

ボロボロの車を売るか廃車で迷うならまずは見積もり査定

乗っている車が、あちこちぶつけてしまって傷だらけだったり、年式が古かったり、走行距離が多すぎたりと、もうそろそろ寿命っぽいから車は廃車かな・・・でも、廃車にはお金も手間もかかりそうだし・・・可能であれば、ボロボロの車でも買い取りしてもらえると金銭的にも助かるんだけど・・・。

と、こんな風に迷っているのであれば、まずは見積もり査定をおすすめします。

なぜなら、近年は廃車寸前の車でも買い取りしてくれる業者が数多く存在しますので、廃車寸前の車であっても、自分でお金を払って廃車手続きをするよりも断然お得だからです。

今回は、なぜ、廃車寸前の車でも買い取りしてくれるのかといった理由、実際に廃車をするときの費用や手間なども含めて、説明していきたいと思います。

廃車寸前でも買取が可能な理由

実は、廃車寸前の車を買い取り専門店などが買い取りすることができる理由は、ズバリ、中古車のパーツやエンジンになります。

誰がそんな廃車寸前のパーツやエンジンを必要としているのでしょうか?

それは、海外です。

日本の中古車が海外に多く輸出されているというのは、読者の方もご存知の方が多いと思いますが、実は中古車のパーツやエンジンも海外ではとても人気が高いのです。

例えば、エンジンやサスペンションなどはその代表的なものになりまして、実際に、中古車のパーツを海外に輸出販売している会宝産業の業績は下記のグラフの通り、右肩上がりで伸びています。

pics_jisseki2015

データ参照元/会宝産業のウェブサイトより

つまり、廃車同然の中古車であっても、車買い取り業者は車を解体して、海外に輸出することで、大きな利益を上げているのです。

廃車寸前の車を少しでも高く売る方法

廃車寸前の車でも買い取り事業者は買い取り意欲があることはご理解頂けたかと思いますが、それでは、少しでも高く売るにはどうすればいいでしょうか?

それは、下取りも含めて、できるだけ多くの買い取り業者に見積もり査定をしてもらうことが有効になります。

例えば、ネットを通じた買取一括査定サービスでは、一回の申し込みで複数の業者に買取査定の見積もりをお願いできますので、”効率的に”複数の買い取り業者から見積もりを取ることができます。

上は、それをイメージにしたものですが、複数の業者に依頼した際の全体像を掴んでいただけるかと思います。

ネットを使って複数の業者から見積もりを取ることについて、もっと詳しく知りたいという方は「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」の記事も参考にして頂ければと思います。

廃車寸前の車でも売る前には修理した方がいい?

廃車寸前の車を売るにあたって、傷やへこみを直した方がいいのかどうかを迷う方もいるかもしれません。

しかし、廃車寸前の車を売るには、よほどのことがない限り、修理などはしない方がいいでしょう。

なぜなら、修理については、買い取り事業者の方がお手の物ですし、あるいは、解体してパーツを海外に売るのであれば、修理はそもそも必要なかったりするからです。

傷やへこみがある車を売ることについて、もっと詳しく知りたいという方は、「傷ありやへこみありの車を売るときは、修理してからの方がいい?」の記事も参考にしていただければと思います。

実際に廃車をするとなると、どれくらいの費用と手間が発生するのか?

それでは、ここからは実際に廃車をする場合の費用や手続きについて見ていきたいと思います。

まず、廃車寸前の車の所有者の名義を確認しましょう。

なぜなら、廃車をするときは、陸運局で永久抹消登録を行う必要がありまして、その際に所有者がディーラーや信販会社になっていると、勝手に廃車手続きができないからです。

所有者の確認の仕方は、車検証の所有者記入欄がありますので、そちらをご確認ください。

loan_03

loan_02

車検証には現在2タイプありまして、上のどちらかになるかと思います。

もし、所有者記入欄を確認して、所有者がディーラーや信販会社などの他人名義になっている場合は、名義変更の手続きを進めましょう。

なお、このとき、自動車ローンがまだ残っている場合は、ローンの残りを先に一括で返済しなくてはいけません。

そして、ローンの残りを支払った上で、ディーラーや信販会社に名義変更の依頼を行い、名義変更のための書類を送付してもらいます。

そして、下記の必要書類などを用意して、所有者名義変更と抹消登録について、それぞれの陸運支局で、本人または代理人(家族や行政書士に依頼もできます)が手続きを行います。

永久抹消登録に必要なもの
1抹消登録申請書
2自動車検査証(車検証
3ナンバープレート2枚
4所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)
5実印
6委任状(代理人が申請する場合)
7自動車重量税還付申請書
8自動車重量税還付用の銀行口座の情報など

廃車費用については、車の種類によっても異なりますが、リサイクル料金は軽自動車で8,000円、普通車で10,000~20,000円、外国車で20,000円といった金額になります。

そして、上記の費用に加えて、廃車引き取り業者への廃車引取り費用が別途必要になります。

ここまでの流れを整理してみますと、廃車に至るまでには、下記の手続きが必要になってきます。

廃車までの流れ
1所有者を確認する
2所有者が他人名義の場合、所有権の解除を依頼する
3自動車ローンがまだ残っている場合は、それを一括で支払う
4所有者から必要書類を送付してもらう
5名義変更と抹消登録を行うために必要な書類を用意する
6代理人に委託する場合は、委任状とお金を用意する
7陸運局に届け出る
8引取り業者を手配して引き取りに来てもらう

お金をかけて・・・、必要書類を用意して・・・車を廃車にするのはお金と大変な手間が掛かるということは、お分かり頂けるかと思います。

まとめ

「ボロボロの車を売るか廃車で迷うならまずは見積もり査定」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

廃車寸前の車が必ずしも買い取りされるわけではありませんが、少なくとも廃車をするよりは手間や費用といった面でお得になる可能性があることは、ご理解頂けたのではないでしょうか。

また、車のローンがまだ残っているときは、車を売却することで、その売却代金が得られますので、その返済の足しにすることもできます。

廃車をする前には、まずは見積もり査定を一度、検討してみる価値は十分にあると思います。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

車にあまり乗らないときは「売る」か「保管」のどちらがお得?

車は税金が走っていると”揶揄”されることもあるほど、所有しているだけで税金や保険料などの維持費が掛かってきます。

車のタイプにもよりますが、車検代、自動車税、自動車重量税、自賠責保険、任意で加入する自動車保険など、少なくとも、月に2~3万円程度、これに自動車ローンがあれば、ローンの金額と金利負担分の費用が必要になってきます。

そんな維持費がかかる自動車ですが、日常的に使っていれば、そのお金をかけている価値もまだありますが、車に乗らない=ほとんど乗る機会がないという場合は、その維持費が勿体なく感じてしまっても全く不思議ではありません。

そこで、今回は、車にあまり乗らないときは、「売る」か「保管」のどちらがお得なのかということを説明していきたいと思います。

一時抹消登録のメリットとデメリット

車を手放すつもりはないけど、税金や車検、保険料を支払いたくないという方には、一時的に陸運局での登録を抹消する「一時抹消登録」がおすすめです。(ページの後半に一時抹消登録の手続き方法と必要なものをご用意しています)

この方法は、海外に長期出張したり、長期の入院などで当面、車を運転する予定がないときによく使われる方法で、陸運局で手続きを行えば、使用再開のために新たに登録するまでは、税金や保険料などが掛かりません。

また、任意保険は、契約した自動車保険の会社に中断申請を申し出れば、等級を保持したまま、一時抹消登録を行うことができます。

一時抹消登録には、税金や保険は払わないまま、手元に車は置いておけるというメリットがあります。

ただし、一時抹消登録による車の保管には、デメリットも存在します。

それは、運転しないことによる車のコンディションの悪化と買い取り価格の下落です。

車は運転をせずに長期間、未使用のまま放置しておくことによる弊害も大きく、サビが発生したり、バッテリーが上がってしまったり、タイヤが一箇所だけに圧力が掛かり続けて劣化が進んだりといった問題が起こります。

また中古車は、ほとんどの場合、年式が古くなればなるほど買い取り価格が安くなってしまう傾向にありますので、いざ、利用を再開しようと思った時に、やっぱり買い替えようということになると、かなり損をしてしまう可能性が出てきます。

車にあまり乗らないのであれば、一旦売るのがベター

車の一時抹消登録はメリットがある一方、デメリットが存在しますが、車を一旦売るという方法の場合は、少なくとも一時抹消登録のように車が古くなることの心配や保管することのケアなどは必要ありません。

また再び車が欲しいと思ったときには、自分の予算に応じて新しい車を買うこともできますし、また、近年はカーリースやカーシェアといった選択肢もありますので、車を所有することなく、車を利用できる方法は、レンタカー以外の選択肢も豊富に存在します。

そう考えますと、いつ利用を再開するか分からない一時抹消をするのであれば、車を一旦、売る方がベターなのでは・・・というのが編集部の見解です。

車を売るのが面倒・・・という方は、「相見積もりで車を売る最も簡単な方法とは?」の記事も参考にして頂ければと思います。

一時抹消登録に必要なものと手続き

一時抹消登録に必要な物を編集部にて表にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

一時抹消登録に必要なもの
1一時抹消登録申請書
2自動車検査証(車検証
3ナンバープレート2枚
4所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)
5実印
6委任状(代理人が申請する場合)
7自動車重量税還付申請書
8自動車重量税還付用の銀行口座の情報など

〇一時抹消登録申請書

一時抹消登録の申請書は、各都道府県の運輸支局、または自動車検査登録事務所内に置いてあるか、あるいはディーラーや整備工場などにもあったりします。

〇自動車検査証(車検証)

一時抹消登録の手続きの際には、車検証が必要になりますが、自動車ローンの支払いなどが済んでいて所有者を変更する場合は、所有者変更手続きが必要になります。

なお、所有者変更手続きをする際は、自動車検査証の記載 内容から現在までの変更の内容が確認できる書類(住民票、住民票の除票、戸籍の附票、戸籍謄(抄)本、商業登記簿謄(抄)本など)が必要になります。

loan_03

〇ナンバープレート2枚

1枚では一時抹消登録を受け付けてもらえませんので、必ず2枚持参しましょう。

〇所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)

自動車を登録した際に印鑑証明書を提出していると思いますが、本人確認のために、所有者の印鑑証明書の提出が義務付けられています。

有効期限が3ヶ月以内となっているのは、偽造やなりすましなどのリスクを考慮した上で、設定されています。

〇実印

印鑑証明書とセットで使用される印鑑のことで、住民票がある市区町村で登録した印鑑のことを指しています。

自動車の登録や末梢登録の他、不動産の売買などにも使用される大切な印鑑になります。

〇委任状(代理人が申請する場合)

一時抹消登録を行うのは、代理人に依頼することもできます。

たとえば、車の所有者が旦那さんで、一時抹消登録を奥さんにお願いしたい場合などは、委任状を使うことで、一時抹消登録を申請することができます。

一時抹消登録申請用の委任状として、pdfファイルとwordファイルの2つをご用意いたしました。下記のボタンをクリックして、ダウンロードあるいは印刷してください。

どちらのファイルもA4サイズの横で作成しています。

中古車登録申請のためのPDFファイルをダウンロードする

中古車登録申請のためのwordファイルをダウンロードする

記入例は下記になります。

attorney1640

文中にある移転登録のところを、抹消登録に変更して委任状にご記入ください。

なお、代理人が抹消登録を行う場合は、代理人の印鑑証明書と実印も必要になります。

〇自動車重量税還付申請書

自動車重量税は、車検の更新の時に支払う税金のことですが、車検がまだ2ヶ月以上、残っている状態で一時抹消登録を受けるときは、自動車重量税の還付を受けることができます。

ただ、注意しなくてはいけないのは、自動車重量税還付金の受け取りの対象となるのは、一時抹消登録する自動車の保有者になります。

例えば、自動車ローンが残っていたりなどで、自動車の保有権利者がディーラーや販売業者になっている場合は、自動車重量税の還付金受給対象者はディーラーや販売業者になります。

還付申請書の提出先は、登録自動車の使用の本拠の位置を管轄する 運輸支局又は自動車検査登録事務所になります。

〇自動車重量税還付用の銀行口座の情報など

自動車重量税の還付を受ける場合は、還付金を入金してもらうための銀行の口座情報についても確認しておく必要があります。

ちなみに、還付金は以下のような計算式で求められます。

還付金額 = 納付された自動車重量税額 × 車検残存期間 ÷ 車検有効期間

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

中古車を売るのと乗りつぶすのはどちらが経済的にお得なの?

今、乗っている車を売るのと乗りつぶすのは、経済的にどちらがお得なのか?というのは、その車が人気車であるかどうか、そして、国内だけでなく海外でも売れそうな車であるかどうかなど、乗っている車によっても”事情”は変わってきます。

今回は、そうした点も含めて、実際の事例を交えながら、中古車を売って買い替えをする方がお得なのか?、それとも、乗りつぶした方がお得なのか?ということを説明していきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

乗っている車が高く売れるのであれば、買い替えがお得

車を売るのと乗りつぶすことを比較したときに、最も大きなポイントの一つになるのが、その資産価値、つまり、車はいくらで売れるのか?という点です。

例えば、購入価格が100万円で5年後に、90万円で売れるのであれば、買い替えた方がお得になるというのはすぐに分かるかと思います。(6年目以降は買い取り価格が下がりやすく、そこで売れば、車検代を考慮しなければ、1年あたり2万円で済むことになります。)

そして、それを実現できる可能性のある車の一つが人気車です。

例えば、中古車市場でも人気の高い新車を3年目の車検を受けずに買い換えするケースでは、1年あたりに車両にかかる金額はかなりお得になることが多く、乗りつぶすよりも経済的になることがあります。

3year

上の図は、実際にトヨタの人気車を新車で購入して3年目の車検を通す前に売却したケースですが、1年あたりの車両にかかる金額は約20万円になっていることがお分かり頂けるかと思います。

この場合、購入代金の260万円については、頭金を少し多めに支払うなど、自動車ローンはできるだけ少ない形にして購入することがポイントになるかと思います。

では、仮にこの車を3年目で売らずに、一般的に”乗りつぶす”とされる12年目以降に車を売却したと仮定しますと、下記のようになります。

11year

車検は3年目(10万円)、5年目(10万円)、7年目(10万円)、9年目(20万円)、11年目(20万円)と計5回受けて、その中に修理代も含まれていたと仮定します。

ご覧いただきました通り、12年目で売却すると1年あたりの車両にかかる金額は約27万円程度、3年目で売るよりも乗りつぶす方が車両にかかる金額が増えています。

中古車市場で高値で取引される人気車の場合は、乗りつぶすよりは、買い替えの方がお得になるケースがあるということがお分かり頂けるのではないでしょうか。

人気車でなくても、輸出できる車などは高値で買い取りも

先ほどは人気車のケースを見てきましたが、では、人気車でない場合はどうでしょうか?

国内で人気車でないからといって、高値で買い取りが難しいかと言われますと、実はそんなことはありません。

中でも海外に輸出できそうな4WDの日本メーカーの中古車は年式の古さや走行距離などの影響をそれほど受けずに、高値で買い取りが可能になるケースがあります。

実際に、財務省の貿易統計から中古車の輸出台数を当サイトの編集部にて抽出した下記のグラフをご覧頂ければ、日本から海外への中古車の輸出が右肩上がりで伸びていることがお分かり頂けるかと思います。

export

具体的には、ハードクロカンSUVの三菱・パジェロやトヨタ・ランクルプラドなどは、日本での5年5万キロや10年10万キロといった買い取り価格が下がりやすい目安にもそれほど影響を受けずに、買い取りされることがあったりします。(必ずというわけではありません。車の状態にもよります)

もちろん、そういった場合は、町の中古車屋さん1社に査定してもらうだけでは、難しいですが、大手や輸出に強い中堅の買い取り業者なども含めて、複数の買い取り業者に査定をお願いすることで、思わぬ買い取り価格が提示されて、お得になったりすることがあります。

上の図は、実際にネットの買い取り一括査定サービスを利用して、中古車を買い替えを行った時のイメージですが、最安値45万円と最高値の55万円で10万円の開きがあります。

買い替え派VS乗りつぶす派

ここまで、買い替えがお得になるケースをご紹介してきましたが、そうは言いましても、ローンが残っていたり、買い換えためのまとまったお金を用意するのが難しかったり、車以外のことにお金を使いたいといった人も多いと思います。

そこで、買い替え派と乗りつぶす派がどういったポイントで車のことを考えているのかを、ネットや雑誌などの意見をもとに、編集部が独自の視点を交えて表にまとめみましたので、参考にしていただければと思います。

それでは、まず、乗りつぶす派から見ていきたいと思います。

〇車を乗りつぶす派

乗りつぶす派ポイント
お金・新しい車を買うお金がもったいない
・車のローンがまだ残っている
・車の優先順位は低いので、車以外のことにお金を使いたい
・車のローンを組むのが嫌だから、お金ができるまで買いたくない
・燃費が悪かったり、維持費が多少かかっても、買い替えるよりは安いと思う
老朽化・経年劣化への不安・今のところ、乗れているから問題ない
・日本車の安全性や機能を信頼している
見た目・外観・周囲の目・動けば何でもいい
・周囲の目は気にならない
・特にこだわりもない
気持ち・乗り慣れた車に愛着がある
・今の車が好きだから売るのは悲しい
・新しい車に興味がない

経済的には、カーローンを組むのが嫌で資金を貯めていたり、燃費が悪かったり、維持費が多少かかっても、まとまったお金を用意するよりは安いというスタンスの方が多いようです。

実際に新車登録から13年以降の車検価格は上がりますが、確かに古くなっても車の状態が良く、維持費やランニングコストがそれほど負担にならないのであれば、乗れるだけ乗った方がお得というのは最も意見だと思います。

また、乗りつぶす派の人は、今の車で満足している、あるいは愛着があって手放したくないという心理面での要素もポイントになっています。

〇車の買い替え派

買い替え派ポイント
お金・古くなると車検代や税金の負担が重くなる
・修理代がかかりやすい
・買い取り価格や下取り価格が下がって損をする
・エコカー買い替えであれば、免税・減税の恩恵がある
手間・面倒・修理に出すのが増えて、その分だけ手間がかかる
・故障したりして、代車に変更など面倒が増える
老朽化・経年劣化への不安・隠れた不具合が出てきそうで不安
・原因不明の異音や違和感があり心配
・万一、運転中に何かあったら怖い
保証やアフターサービス・メーカー保証が切れてしまって何かあったら心配
・販売店の保証が切れてしまい心配
見た目・外観・周囲の目・小さな擦り傷やへこみが気になる
・近くの駐車場に古い車がなく、自分だけ古い車に乗っていることが恥ずかしい
気持ち・新車や年式が新しい中古車の方が気持ちいい
・最新の車の機能を楽しめる
・車はファッションと同じで楽しくないと意味がない
・新しい車の方が事故対策などセキュリティがしっかりしてそう

買い替え派の方は、経済的には、どちらかというと損をしたくないという意識が強く働いている印象で、維持費がかかったり、買い取り価格が安くなることを避けていることが窺えます。

また、経年劣化への不安や何かあったときの手間、周囲の目、新しい機能など、かなり幅広い視点で車を評価していることが分かります。

極論にはなりますが、車は動けばいいという意見と、車はライフスタイルを豊かにするものだという意見があったとすると、買い替え派は後者に属する価値観を持った人が多いように感じます。

まとめ

車を買い替えるか、乗りつぶすかのはどちらが得か?ということについては、車の売却価格や車の売り方などにより、変わってきますので、ズバリ、こっちがお得です!とは明言できないのが現実です。

しかし、経済的な面に加えて、経年劣化から生じる手間に対するコストや不安に対するコスト、満足感といった、なかなか数値化しにくい価値も考慮に入れるとすると、車に対してどういった価値観を持っているのかということで、どちらをお得に感じるのかは変わってくるかと思います。

現実的にお金の工面はもちろん大事なことに変わりはありませんが、心理面でのコストも考えながら、天秤にかけたいところだと思います。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

車を売るのは何年目がお得?3年・5年・10年が目途

中古車を買取業者や下取りで売るときには、様々なタイミングがありますが、その中でも「年単位」で考えているという方も少なくないかと思います。

車には車検(新車登録から3年、以降2年ごと)もありますし、また、自動車ローンの支払完了のタイミングや走行距離・年式による買い取り価格の変化などを考慮しますと、実際に3年、5年、10年といった年数は節目になってくるケースが多いと言えます。

それでは、3年、5年、10年といった単位で車を売るとき、どんなケースがお得なのかを見ていきたいと思います。

今、乗っている車が何年目かを確認する方法

今乗っている車が新車登録されてから何年目なのか、つまり、「年式」を確認するには、車検証を見れば、すぐに知ることができます。

下の車検証のサンプルをご覧ください。

year

赤枠で囲まれたところに「初年度登録年月」と記載がありますので、そこに記されているのが、最初に陸運局に登録された年月ということになります。

サンプルでは、平成20年10月となっていまして、年式は毎年1月1日時点でのカウントになりますので、例えば、平成25年1月になると、年式は5年、平成30年1月になると、年式は10年という風に数えます。

これで今、乗っている車が何年目ということが分かります。

車を3年目で売るのがお得なケース

車を3年目で売るというのはドライバーによってはもったいないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、乗っている車の下取り価格や買い取り価格が高い人気車で、かつ現金などで購入し、自動車ローンの金利負担などがないという条件であれば、むしろ、お得なケースもあります。

3year

上のイメージは実際にトヨタの車を新車で購入して、1回目の車検を受ける前に3年目に売却したケースですが、ご覧いただきました通り1年あたりの車両にかかっている金額は20万程度で済んでいます。

仮に、この車を車検を受けて4年目で売却していると、下記のような形になっていたかと思います。

4year

車検代金として10万円が費用として加算され、買い取り価格は20万円程度は減額されていたとしましょう。

この場合、年間では22.5万円、4年間での差額は3年で売却した時と比べると、30万円増えて、約90万円となっていることが分かります。

では、これを10年以上乗り、計5回の車検(3年、5年、7年、9年,11年)を受けたと仮定しますと、次のようになります。

11year

走行距離や車の状態により変わってきますが、最終的に買い取り価格が底値に近くなる12年目以降に売却したとすると、1年あたりの負担金額は約27万円にもなってしまいます!

10年を超えると車検代も高くなりますし(正確には13年以上)、車検以外でも、修理などで何らかの費用の持ち出しがあることを想定しますと、実際には、負担する金額はもう少し増えてくることが予想されます。

人気車を現金で購入して、下取り価格や買取価格が高いうちに売って、乗り換えるという方法であれば、3年で乗り換えるというのも、十分、お得であることがお分かり頂けるかと思います。

車を5年目で売るのがお得なケース

実は、5年目といったケースでも、3年で車を売るケースと同様に、車を売却するまでに車検を受けるかどうか、そして、買い取り価格や下取り価格がまだ高いうちに車を売るというところがポイントになります。

新車登録から5年目であれば、大事に乗ってメンテナンスを丁寧にしていれば、高く買い取りしてもらえるチャンスは十分にありますし、また、自動車ローンの支払回数を60回払いにしていて、ちょうどローンの支払いが終わったタイミングであれば、心理的な負担も軽くなっているかと思います。

ローンを残したまま、次の買い替えもできる上乗せローンなどを用意しているところもありますが、下取り先と車の購入先が同じという制約を受けたり、また、金利負担条件が悪くなったり、融資できる上限があったりと様々な”縛り”がありますので、そういった意味でも、ローンの支払いが終わっていれば、車を複数の業者で比較して、お得に売ることができると言えるでしょう。

また、メーカー保証や販売店による保証も見逃せません。

メーカー保証や販売店による保証は5年で設定するケースが多いので、保証が切れた後では、当然、何かあった場合の費用負担は重くなったりしますので、そうしたことを考慮しますと、5年目で売るというのは、一つの節目になってくるかと思います。

車を10年目で売るのがお得なケース

中古車の買い取り業者には、様々な業者がいますが、国内の中古車市場では年式で10年を超えたり、走行距離が10万キロを超えてくると、買い取り価格がガクンと下がる傾向にあることは否めません。

1年あたり仮に1万キロを走行すると仮定すると、10年で10万キロになり、この基準は中古車を買い取りしてもらうにあたって、一つの目安となるかと思います。

新車登録から11年目に入ると、そういった意味では買い取り価格が大きく下がる可能性もありますので、10年目で売ってしまうというのは、ギリギリのラインと言えます。

また、上でも少し触れましたが、新車登録から13年が経過すると車検料そのものも上がります。

そして、10万キロを超える中古車は、日本のメーカーの高い技術力からすれば、走行性能としてはまだまだ問題ないケースが多いですが、消耗品を含めて、維持費が掛かってくるのは避けられません。

車を維持するためのコストが上がる一方、買い取り価格が大きく下がりだす可能性がある10年という単位は、車をお得に売るための節目の年数ということになるかと思います。

3年目、5年目、10年目の車を高く売るには?

車を高く売るには、下取りも含めて、買い取り専門の業者による査定など、複数の業者に見てもらうことで、買い取り価格アップの可能性が高くなります。

上のイメージはネットを利用した買い取り一括査定サービスを図にしたものですが、こうしたサービスを利用しながら、車を売ることで、場合によっては売却金額が大きく変わってくるということも少なくありません。

買い取り価格が10万から20万円変わると、次の買い替えの車の資金にも余裕が出ますので、車を売るときには、できるだけ多くの業者に見積もり査定をしてもらう方がいいでしょう。

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

Articles by: image

年式の古い中古車を買い取り業者に売る方法

年式の古い中古車は、一昔前までは、下取りでも、買い取りでも二束三文の値段しかつけられることしかありませんでしたが、近年は、年式の古い中古車も高く買い取りする事業者が出てくるようになりました。

今回は、そうした背景も含めて、年式の古い中古車を買い取り業者に売る方法について説明してみたいと思います。

中古車の年式の見方~車検証のどこを見ればいい?~

年式の古い中古車の売り方の説明に入る前に、おさらいの意味も込めまして、中古車の年式を確認するとき、車検証のどこに記載してあるのか?ということを確認しておきたいと思います。

早速、下記の車検証のみほん画像をご覧ください。

nenshiki

赤い四角で囲まれた箇所に初年度登録年月と記載があるかと思います。

サンプルでは、平成20年10月となっています。

年式は1月1日時点でのカウントになりますので、例えば、平成28年1月になると、年式は8年、平成30年1月になると、年式は10年ということになります。

年式の古い中古車が売れる理由

それでは、冒頭で説明しました年式の古い中古車が売れる理由について、早速、説明していきたいと思います。

その理由は、ズバリ、日本から海外への輸出になります。

下は、財務省の貿易統計から、2009年~2014年までの中古車の輸出台数を抽出して、当サイトの編集部にて、グラフ化したものになります。

export

ご覧いただきました通り、輸出台数は増加の一途を辿っていることがお分かり頂けるかと思います。

つまり、日本の中古車は今、海外に輸出”されまくっている”のです!

なぜ、ここまで日本の中古車が海外で人気が高いかと言いますと、それは日本の自動車メーカーの高い品質が海外でも広く知れ渡っておりまして、特に、新興国と呼ばれる国々では、日本車のブランドイメージは非常に高くなっているのです。

そして、ここで重要になってくるのは、海外の中古車マーケットでは、年式が古い、新しいといったことは、日本ほど大きく影響しないということです。

では、海外の中古車マーケットでは、どういった点が重視されるかといいますと、それは、車種になります。

海外は日本ほど、道路が綺麗に舗装されていませんので、オフロードに強い4WDの中古車が年式などはあまり関係なく人気が高くなっています。

では、4WD以外の年式の古い中古車は、高く買い取ってもらうことは難しいのでしょうか?

実は、そんなことはありません。

日本車の中古パーツは海外で人気が高い

上のグラフでは、日本の中古車の輸出額が大きく伸びているということを説明いたしましたが、それに加えて、人気が高いのが日本車の中古パーツです。

例えば、エンジンやサスペンションなどはその代表的なものになりまして、実際に、中古車のパーツを海外に輸出販売している会宝産業の業績は下記のグラフの通り、右肩上がりで伸びています。

pics_jisseki2015

データ参照元/会宝産業のウェブサイトより

年式の古さと走行距離はどちらが優先されるか?

さて、ここまで、年式の古い中古車でも海外で需要が高いために、以前よりも高く買い取りされるようになってきているということを説明させていただきましたが、年式とも関係が深く、買い取り価格の決定要因の一つでもある走行距離についても、説明しておきたいと思います。

まず、年式が古くて走行距離が長いと、どうしても買い取り価格は下がる傾向にあります。

具体的には、中古車の買い取りでは、累計走行距離が5万キロ、7万キロ、10万キロといった節目は買い取り査定の担当者によっては、意識されるところです。

また、年式が古くて走行距離が短すぎる中古車も、買い取り価格が下がる傾向があります。

なぜなら、走行距離が短すぎると使用時間が短いことでパーツが劣化したり、錆が発生したりして、逆に車の状態が悪くなってしまうケースがあるからです。

ただ、年式の古い中古車の走行距離につきましては、メンテナンスや車の使用状況によりかなり買い取り価格が異なるケースもあるのが事実で、例えば、年式が古く、走行距離が長い商用車などは、高く買い取られるケースがあったりします。

つまり、年式の古い中古車の買い取り価格については、年式の古さと走行距離のどちらかが優先されるというよりは、メンテナンスや車の使用状況により、かなり異なってくるということになります。

年式の古い中古車を高く売る方法

ここまで年式の古い中古車でも売れる背景や走行距離との関係について、説明してきましたが、最後に年式の古い中古車を高く売る方法についても説明させて頂きたいと思います。

年式の古い中古車が高く買い取りしてもらえる可能性が出てきているとは言え、近くの中古屋さんだけに買い取り査定をお願いしたり、購入元の中古車ディーラーだけに下取りをお願いしても、現実的には高値で買い取りをしてもらうのは難しいでしょう。

なぜなら、中古車の輸出が得意な買取業者も得意としている車種や輸出している国も違いますし、また、年式の古い中古車は査定担当者によって見方が分かれて、査定価格に開きが出たりすることが少なくないからです。

ただ、逆に言えば、下取りも含めて、できるだけ多くの買い取り業者に見積もり査定をお願いすれば、思わぬ買い取り価格が提示される可能性があるということも言えます。

そういった意味では、年式の古い中古車を高く売るためには、ネットの買い取り一括サイトなども上手く利用したいところです。


買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット