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年式の古い中古車を買い取り業者に売る方法

年式の古い中古車は、一昔前までは、下取りでも、買い取りでも二束三文の値段しかつけられることしかありませんでしたが、近年は、年式の古い中古車も高く買い取りする事業者が出てくるようになりました。

今回は、そうした背景も含めて、年式の古い中古車を買い取り業者に売る方法について説明してみたいと思います。

中古車の年式の見方~車検証のどこを見ればいい?~

年式の古い中古車の売り方の説明に入る前に、おさらいの意味も込めまして、中古車の年式を確認するとき、車検証のどこに記載してあるのか?ということを確認しておきたいと思います。

早速、下記の車検証のみほん画像をご覧ください。

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赤い四角で囲まれた箇所に初年度登録年月と記載があるかと思います。

サンプルでは、平成20年10月となっています。

年式は1月1日時点でのカウントになりますので、例えば、平成28年1月になると、年式は8年、平成30年1月になると、年式は10年ということになります。

年式の古い中古車が売れる理由

それでは、冒頭で説明しました年式の古い中古車が売れる理由について、早速、説明していきたいと思います。

その理由は、ズバリ、日本から海外への輸出になります。

下は、財務省の貿易統計から、2009年~2014年までの中古車の輸出台数を抽出して、当サイトの編集部にて、グラフ化したものになります。

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ご覧いただきました通り、輸出台数は増加の一途を辿っていることがお分かり頂けるかと思います。

つまり、日本の中古車は今、海外に輸出”されまくっている”のです!

なぜ、ここまで日本の中古車が海外で人気が高いかと言いますと、それは日本の自動車メーカーの高い品質が海外でも広く知れ渡っておりまして、特に、新興国と呼ばれる国々では、日本車のブランドイメージは非常に高くなっているのです。

そして、ここで重要になってくるのは、海外の中古車マーケットでは、年式が古い、新しいといったことは、日本ほど大きく影響しないということです。

では、海外の中古車マーケットでは、どういった点が重視されるかといいますと、それは、車種になります。

海外は日本ほど、道路が綺麗に舗装されていませんので、オフロードに強い4WDの中古車が年式などはあまり関係なく人気が高くなっています。

では、4WD以外の年式の古い中古車は、高く買い取ってもらうことは難しいのでしょうか?

実は、そんなことはありません。

日本車の中古パーツは海外で人気が高い

上のグラフでは、日本の中古車の輸出額が大きく伸びているということを説明いたしましたが、それに加えて、人気が高いのが日本車の中古パーツです。

例えば、エンジンやサスペンションなどはその代表的なものになりまして、実際に、中古車のパーツを海外に輸出販売している会宝産業の業績は下記のグラフの通り、右肩上がりで伸びています。

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データ参照元/会宝産業のウェブサイトより

年式の古さと走行距離はどちらが優先されるか?

さて、ここまで、年式の古い中古車でも海外で需要が高いために、以前よりも高く買い取りされるようになってきているということを説明させていただきましたが、年式とも関係が深く、買い取り価格の決定要因の一つでもある走行距離についても、説明しておきたいと思います。

まず、年式が古くて走行距離が長いと、どうしても買い取り価格は下がる傾向にあります。

具体的には、中古車の買い取りでは、累計走行距離が5万キロ、7万キロ、10万キロといった節目は買い取り査定の担当者によっては、意識されるところです。

また、年式が古くて走行距離が短すぎる中古車も、買い取り価格が下がる傾向があります。

なぜなら、走行距離が短すぎると使用時間が短いことでパーツが劣化したり、錆が発生したりして、逆に車の状態が悪くなってしまうケースがあるからです。

ただ、年式の古い中古車の走行距離につきましては、メンテナンスや車の使用状況によりかなり買い取り価格が異なるケースもあるのが事実で、例えば、年式が古く、走行距離が長い商用車などは、高く買い取られるケースがあったりします。

つまり、年式の古い中古車の買い取り価格については、年式の古さと走行距離のどちらかが優先されるというよりは、メンテナンスや車の使用状況により、かなり異なってくるということになります。

年式の古い中古車を高く売る方法

ここまで年式の古い中古車でも売れる背景や走行距離との関係について、説明してきましたが、最後に年式の古い中古車を高く売る方法についても説明させて頂きたいと思います。

年式の古い中古車が高く買い取りしてもらえる可能性が出てきているとは言え、近くの中古屋さんだけに買い取り査定をお願いしたり、購入元の中古車ディーラーだけに下取りをお願いしても、現実的には高値で買い取りをしてもらうのは難しいでしょう。

なぜなら、中古車の輸出が得意な買取業者も得意としている車種や輸出している国も違いますし、また、年式の古い中古車は査定担当者によって見方が分かれて、査定価格に開きが出たりすることが少なくないからです。

ただ、逆に言えば、下取りも含めて、できるだけ多くの買い取り業者に見積もり査定をお願いすれば、思わぬ買い取り価格が提示される可能性があるということも言えます。

そういった意味では、年式の古い中古車を高く売るためには、ネットの買い取り一括サイトなども上手く利用したいところです。


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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。