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他府県ナンバーの車を変更手続きの前に売る方法と注意点

車を売るタイミングには様々なタイミングがありますが、そのうちの一つに「引っ越し」のタイミングがあるかと思います。

通常、県外や府外から都内へ引っ越ししたり、その逆の場合、車を登録してある陸運局で住所の変更手続きが必要になります。

そして、その変更手続きの期限は15日以内という条件付きです。

もし、車を売却することを検討しているのであれば、煩わしい住所変更手続きをせずに済むその15日以内、あるいはその前に売却したいところではないでしょうか。

そこで、今回は他府県ナンバーの車を変更手続きの前に売る方法と注意点について説明したいと思います。

車を売却するために必要なものを準備する

まず車を少しでも早く、そしてできるだけ高く売るために、必要なものを準備することからはじめます。

中古車を買い取りしてもらうために必要なものを編集部にて表にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

中古車買い取りの際の必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。

中には、事前に準備をしていなくても車の売却を進めながら手配できるものもあるかと思いますが、時間に限りもあるかと思いますので、手配できるものは速やかに手配しておいた方がいいでしょう。

車の所有者名義を確認する

売却予定の車をローンで契約していた際、ローンの支払いが終わっていても、車の所有者名義が本人でなく、ディーラーになったままということが少なくありません。

所有者が異なる車の売却をするときには、所有者の名義を変更するか、あるいは、所有者から委任状などを貰う必要があります。

所有者名義の確認は車検証を見れば、すぐに分かります。

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車検証には現在2つのタイプがありますので、どちらかのタイプで所有者を確認します。

車検証の所有者が異なり、陸運局で名義変更をする場合は、「車検証の住所変更・名義変更を変更するときの方法と委任状テンプレート」の記事も参考にしていただければと思います。

引っ越し先で車を売るときの査定の方法について

引っ越し先で車を売却するときに、まだ不慣れな地域で車の買い取り先を探すのは決して簡単なことではありません。

そこで、うまく利用したいのがネットなどの無料の出張査定です。

新しい引っ越し先での土地勘がなくても、その地域にある買い取りに力を入れている業者に来てもらえますので、探す手間を省くことができるのはもちろん、何より、時間を節約することができます。

筆者も何度も経験がありますが、引っ越しのときには、何かとバタバタとすることが多いので、車の売却もできれば”効率的に”進めたいというのが本音ではないでしょうか。

また、早く売りたいと言っても、自分の車を”安く”売りたくないですよね。

その点では、ネットの一括査定サービスでは、複数の買い取り業者が競り合う形になりますので、自分の足で買取店を回るよりも高く買い取りしてもらえる可能性はグッと上がるはずです。

では、どんな買い取り一括査定サイトがあるのかということを編集部で調べた表が下記になります。

サービス名カーセンサーズバットナビクル車査定
運営元リクルートウェブクルーエイチーム
上場/非上場上場上場上場
サービス開始2008年2003年2007年
利用料金無料無料無料
提携企業数約530社約150社約50社
最大見積り数30社10社10社
対応地域全国全国全国
申込前の買取店の表示有り無し無し
特徴提携企業数1位入力が簡単お得なキャンペーンが多い
おすすめ度★★★★★★★★★★★★
公式サイトへカーセンサーズバット車買取比較ナビクル車査定

いずれのサイトも東証一部などに上場している企業が運営しているサービスなので、安心して利用することができます。

ナンバーがついてない車を売る場合

引っ越しする前に車の売却を考えていて、その車にナンバーがない場合についても説明しておきたいと思います。

ナンバーがついていないが、車は手元にあるということは、その車は車検切れなどの理由で一時抹消登録をしている状態かと思います。

この場合は2つの方法がありまして、一つは陸運局で仮ナンバーを発行してもらい、それをつけて売却する方法が一つ。

もう一つは、ナンバーがないまま車を売却する方法ですが、こちらは上で説明いたしました無料の出張査定サービスを利用して車の売却を行えば、車の引き取りもお願いできますので、そのままナンバーがない状態で売るということになります。

ナンバーがない状態でも、車を売却するということには何も問題がありません。

まとめ

「他府県ナンバーの車を変更手続きの前に売る方法と注意点」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

引っ越しの前後で車の売却を考えている方に、「ナンバー」や名義変更について参考にしていただければ編集部としてもうれしい限りです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

買い替えを検討されている方へ

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中古車を売るときにカーナビは外す方がいい?それとも・・

中古車を売るときにカーナビは外す方がいい?それとも・・

車を売るときには、自分がオプションで付けたパーツなどをどうするのかということについて頭を悩ませることがありますが、カーナビもその一つではないでしょうか。

そこで、今回は中古車を買い取り業者に売却したり、ディーラーに下取りに出すときにカーナビをどうすればいいのか?という点も含めて、様々な視点から車の売却とカーナビについて、説明させていただきたいと思います。

カーナビは壊れやすい精密機器

そもそもカーナビは、精密機器に分類される機器ですが、例えば、同じ精密機器であるパソコンなどと比較して、車に搭載して使う分、振動や熱などの厳しい環境にさらされやすいという特徴があります。

そして、それが示唆していることは、ズバリ壊れやすいということです。

もちろん、カーナビは車で使用されることを前提にしていますので、PCなどに比べると耐震性なども考慮された上で作られていますが、それでも精密機器であるという事実は変えることができません。

たまに10年以上に渡って、問題なく使えているという人もいますが、その場合は、多くの場合、使用環境に恵まれていたというケースがほとんどです。

アップダウンの多い道路を走行することが多かったり、路面の状況が決して良くない道路を走行することが多かったりすると、カーナビに与える影響は大きく、その度に故障の確率が上がるのは避けられません。

また、耐用年数という視点で考えてみても、5年か6年程度で考えるのが現実的な数字です。

例えば、10万円の新品のカーナビを買ったとしますと、故障の確率などを考慮しますと、購入してから3年目には半額以下の価値しかないといったところが、残念ながら「現実」です・・・。

そういったことを踏まえた上で、車を売るときにカーナビを外すかどうかということについてさらに詳しく見ていきたいと思います。

カーナビの取り外し費用、査定価格、修理代について

車を売る前にカーナビを取り外すことを考えた場合、自分で取り外すか、あるいは業者(修理工場やカーショップなど)に取り外してもらうかの2つの方法がありますが、業者に依頼すると、どんなに安く見積もっても2~3万円は工賃として必要になってくるでしょう。

ただ、カーナビそのものは自分で取り外すこともできますので、手間と時間は必要になりますが、自分で取り外すのであれば、費用はゼロになります。

では、査定価格はどうでしょうか?

下取りではメーカー純正でなければ、まずその価値はほとんどないと思った方がいいでしょう。

ただ、買い取り専門店の場合は、カーナビの使用年数や状況によりますが、査定価格にはプラスになることが多いです。

また、カーナビのメーカー保証は基本的に1年で、販売店によっては最長で5年というケースもありますが、もし1年保証の場合は、2年目以降に故障した場合の修理代は実費ということになります。

仮に、壊れてしまった場合の修理代は、一般的なケースで3~4万円程度が必要になってきます。

故障率が年々高くなるカーナビを業者に取り外してもらう費用、取り外してしばらく経過してから壊れたときの修理代、買い取り価格の値下がりなどを総合的に考慮しますと、車を売る前にカーナビを外した方がいいという理由は残念ながら、ほとんどありません。

HDDカーナビの中のソフトウェアについて

またHDDタイプのカーナビの地図の”鮮度”も見逃せません。

カーナビの中に入っている地図は、お金をかけて更新をしないと地図がアップデートされません。

そして、その地図がまた決して安くはありません・・・。

1万円程度の安いソフトもありますが、”質”はそれなりと言わざるを得ないものが多く、ちゃんとした地図に更新使用すると少なくとも2万円前後の出費は覚悟する必要があります。

こうした面でも、購入からある程度、年数が経過しているカーナビは取り外さずにそのまま売却した方がいいということが言えるかと思います。

HDDカーナビを売る前に取り外した方がいいケース

ここまで車を売る前には、カーナビを取り外さずに、そのまま売却した方がいいということを説明してきましたが、売る前に取り外した方がいいケースもあります。

それは、カーナビを買ったばかりで、まだほとんど使っていないというときです。

カーナビを購入して半年以内といった時期であれば、カーナビの価値もまだ高く、さらに、地図の鮮度も問題ないでしょう。

この場合は、車を売る前に取り外して、次に乗り換える車で使った方がいいと思います。

買い替え後の車のナビについて

では、車を売却するときにカーナビも一緒に売ってしまった後は、カーナビはどうすればいいのでしょうか?

今は選択肢が豊富です。

〇HDD型のカーナビを購入する

〇メモリーナビ(ポータブルタイプのナビ)

〇スマホでナビアプリを使う

〇タブレットでナビアプリを使う

などなど、様々な方法が考えられます。

ナビアプリは無料のアプリもたくさん出ていますので、スマホをすでに持っているのであれば、無料で常に最新の地図が入っているカーナビを導入できます。

ちなみに人気の無料アプリには以下のようなアプリがあります。

簡易カーナビ なびすけ(iphoneのみ)
Yahoo!カーナビ(Andoroidとiphone両方有り)
MaPFan+(iphoneのみ)

また、既存のスマホとは別にナビ専用端末として、話題の格安スマホを導入するという方法もあります。

筆者が調べた格安スマホには下記のような会社がありました。

月額利用料データ量/月通信速度備考
DMMモバイル 1,500円+
端末代
3GB3G回線端末各種&
複数プランあり
楽天モバイル 1,600円+
端末代
3.1GBLTE楽天ポイント
端末業界最多
Y!mobile2,980円~1GBLTE通話1回10分が
300回まで無料
TSUTAYAのスマホ 【TONE】 1,000円~制限なし 3G
(500~600kbps)
3G回線オプション
+953円
フリーテル1,600円+
端末代
3GBLTE端末各種&
複数プランあり
イオンスマホ1,980円~1GBLTE複数プランあり
ビックカメラ1,600円+
端末代
3GBLTE端末各種&
複数プランあり
マイネオ2,990円~3GBLTE(75Mbps~)複数プラン&
IP電話アプリ無料
ビッグローブ2,750円~3GBLTE複数プランあり
ユーモバイル2,580円~1GBLTE端末各種&
複数プランあり
ヤマダ電機1,580円+
端末代
3GBLTE端末各種&
複数プランあり

費用で選ぶのであれば、DMMモバイル 楽天モバイル といった大手は費用はかなり安いですが、カーナビのデータ通信料を気にせず使いたいということであれば、データ制限なしのTSUTAYAのスマホ 【TONE】 あたりを利用するというのも手かと思います。

まとめ

「中古車を売るときにカーナビは外す方がいい?それとも・・」と題して、車を売るときのカーナビをどうするかという疑問に答えるとともに、車を買い替えた後のカーナビについても説明してみました。

車の買い替えのときは、カーナビに限らず、何かとお金が必要になることが多いので、できるだけお得に乗り換えできるように工夫したいところです。

本記事が読者の方の参考になれば、幸いです。

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中古車を売るときの任意保険の解約や変更手続きについて

中古車を売るときの任意保険の解約や変更手続きについて

中古車をいざ売ろう!というときになると、名義変更やローン契約といったことに加えて、自動車保険はどうなるのか?ということが気になりますよね。

自動車保険には自賠責保険(強制保険)と任意保険の2つがありますが、今回は車を売るときの任意保険について説明してきたいと思います。

車を売却して乗り換える場合の手順

今、乗っている車を売却して車を乗り換える場合は、任意保険については、契約している保険会社に車両変更の申請を行うことが必要になります。

また、車の買い替えにあわせて引っ越しや結婚などで名義や住所が変更になる場合は、車両変更に加えて、内容変更もお願いしておく必要があります。

契約している保険会社に連絡を入れて、車両変更や内容変更をしたいということを電話やネットなどで告げれば、所定の手続きを踏むための書類が送られてきます。

なお、自動車保険の内容変更の申し込み手続きのタイミングは、できれば、車を買い替えた後の方がいいでしょう。

車を売る前に解約手続きをしてしまうと、売った後に車を移動させようと思うと、別途、保険に加入する必要が出てきます。

なお、車を売る前に今契約している保険会社の自動車保険を解約したいという場合は、保険が切れてしまった後の車を動かす方法として、一日保険などを利用するという方法もあります。

一日保険には代表的なものに下記のような保険があります。

ちょいのり保険(1日自動車保険)/東京海上日動
1日自動車保険/NTT docomo
1DAY保険(24時間単位型自動車運転者保険)/三井住友海上

乗り換える車によっては任意保険には割引も

今、乗っている車を売って乗り換えをする場合、乗り換える車の種類によっては自動車保険の割引を受けられることがあります。

代表的な割引には新車割引がありまして、初年度登録から25ヶ月以内の新車に限り割引を受けられるなど、車の乗り換えで新車の購入を考えている人には嬉しい割引サービスになっています。

割引率も自家用乗用車(普通・小型)であれば、7~10%近い割引率を適用する会社もあったりしますので、コストメリットは大きいと言えます。

また保険会社によっては、エコカー割引、福祉車両割引などの割引もあり、新車+エコカーであれば、さらに保険料が安くなったりします。

任意保険の保険料という視点で考えると、車の買い替えのときには、どういった車に乗り換えるかということも考えておきたいところです。

車を売却して任意保険は当分の間、中断したい場合

仕事の都合で海外へしばらくの間、出張することが決まったり、あるいは、長期入院などで車をしばらくは乗るつもりがないので、車を売却するといったケースがあるかと思います。

その場合は任意保険の中断を保険会社に申し込むことをおすすめします。

具体的には中断証明書を発行してもらう形になるのですが、中断証明書を発行してもらう利点としては、これまでの保険の等級を下げないということが最大のメリットになります。

中断証明書を発行してもらう条件や必要書類などは各保険会社で定められておりますので、その手続きに沿って中断証明書を発行してもらいます。

この場合の条件としては

○他人への譲渡が済んでいる

○中断の理由が正当なものである

といったことが考えられます。

必要書類は、各社により異なりますが、下記のような書類を求められます。

○中断証明書発行依頼書
○中断前の保険証券の写し
○自動車保険を契約していた車両を、譲渡したことを証明する書類

なお、中断証明書を発行してもらうことができれば、向こう10年間はその等級を維持することができます。

車を売却して任意保険も解約したい場合

例えば、高齢者の方などで、保有している車を売却して、もうこの先、車を買う予定も、乗る予定もないという場合は、任意保険を解約します。

任意保険の解約については、契約している会社に連絡を電話やネットなどから連絡を入れれば、解約申込書が手元に郵送されてきます。

なお、解約のタイミングによっては、すでに支払い済みの保険料の一部が払い戻しされることがあります。

ただ、払い戻される金額については、丸々戻ってくるということはなく、解約に伴う解約料が発生しますので、それほど多くの金額が戻ってくることはありません。(長期で払い込みをしている場合は、多く払い戻しが受けられるケースがあります。)

なお、任意保険の解約に伴う返金額については、契約している保険会社や保険の契約内容により異なりますので、保険会社に連絡を入れて、内容を確認することをおすすめします。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

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黒や白い色の車はなぜ高く売ることができるの?

黒や白い色の車はなぜ高く売ることができるの?

車を売るときや買い替えのときに気になる要素として車の「色=カラー」がありますが、中古車業界でよく言及されることとして、黒や白い色の車は買い取り査定や下取りのときに高い売値がつきやすいということが挙げられます。

では、なぜ黒や白い色の車はなぜ高く売ることができるのでしょうか?

今回は、その理由も含めて、車の売却と色の関係について見ていきたいと思います。

車が高く売れるかどうかは新しい買い手次第

読者の方もご存じの通り、色に限ったことではありませんが、物やサービスの価格は、買い手と売り手の力関係(需要と供給)で決まっています。

そして、それは、中古車も例外ではありません。

売りたい人が多い売りたい人が少ない
買いたい人が多い中古車価格は普通中古車価格は高い
買いたい人が少ない中古車価格は安い中古車価格やや安い

上は、中古車を売却する時の価格がどのように決められるかということを表にしたものですが、ご覧頂きました通り、中古車は買いたい!と手を挙げてくれる人が多い車が、より高く売れるようになっています。

では、買いたいと手を挙げてくれる人が多い車の色は?となりますと、それは、白、黒、シルバーが圧倒的です。

白、黒、シルバーは全世界的に人気

下は2012年にPPGインダストリー(世界的な塗料サプライヤー)とデュポン(世界を代表する化学メーカー)が大規模に行った「人気のある車の色」調査を表にしたもので、白、シルバー、黒は世界でも人気トップ3をほぼ独占しています。

ちなみに、ヨーロッパやアメリカでは、グレーも人気がありますが、アジアではグレーはそれほど人気が高くありません。

popular

データ参照元/Car colour popularity(wikipedia/英語)

このデータが意味するところは、黒、白、シルバーの車は買いたい!と思っている人が多いということを証明するだけでなく、中古車買い取り業者にとって、ブラック、ホワイト、シルバーの車は、他の色よりも”圧倒的に”売りやすいということです。

つまり、中古買取業者は黒、白、シルバーの車は他の色より高く買い取りしても、すぐに新しい買い手を見つけることができる可能性が高く、そして、より高く売れる可能性が高いということです。

この買いたい!という人が多いことこそが、黒、白、シルバーの車が高く売れる理由になっています。

では、白、黒、シルバーであれば、どんな中古車も高く買い取りしてもらえるのでしょうか?

決してそんなことはありません。

実は、白、黒、シルバーも人気が高い一方で、弱みがないわけではありません。

白、黒、シルバーのメリットとデメリット

中古車の買い取り査定には、値段を決める要素として走行距離、年式、走行性能、内装、タイヤやブレーキのコンディションなど様々な要素がありますが、車のボディーの状態は、最も重要な要素の一つです。

手入れが行き届いていて、ピカピカに磨かれている車は査定のときにも高い評価を受けやすいですが、逆に色があせていて、見た目のイメージがよくない車は高い評価を受けにくいです。

では、そんな”見た目”という意味で、白、黒、シルバーのメリットとデメリットを見てみましょう。

それをまとめたのが下の表になります。

メリットデメリット
○高く売れる
○高級感
○傷が目立ちやすい
○傷などの手入れが大変
○暑くなりやすい
○車種によっては威圧感
○高く売れる
○受けがいい
○傷が目立ちやすい
○傷などの手入れが大変
シルバー○高く売れる車種も
○車種によって高級感
○経年劣化の色あせが目立ちやすい

ご覧いただきました通り、白、黒は人気が高く売りやすいのですが、実は一方で、傷や擦った跡などが目立ちやすいというのが、最大のウィークポイントになっています。

また、シルバーについては、経年劣化による色あせが目につきやすいという特徴があります。

買い取り業者や下取りするディーラーは白や黒、シルバーが高く売れるのは分かっていますが、それでも、内心では少しでも安く買い取りしたいというのが本音で、そうした傷や擦った跡は、査定のときに買い取り価格を下げるための絶好の口実になります。

いくら人気の白、黒、シルバーであっても傷などが多かったりすると、買い取り価格は安くなることがあるということをお分かりいただけるかと思います。

車の色の塗り替えなどについて

では、車に傷や擦った跡がある場合はどうすればいいのでしょうか?

その傷の内容にもよりますが、基本的には塗装業者にお願いして手入れをしたり、色を塗り替えたりするのはやめておいた方が無難です。

なぜなら、修理屋さんに支払う代金以上の価格で買い取りしてもらえる可能性は低いからです。

仮に部分的に車に塗装をする必要がある状態であったとしても、買取業者や下取りするディーラーにお願いした方がお得です。

なぜなら、彼らは、特に大手であれば自社や提携会社のネットワークを使って、車の色を塗装する費用は一般の人に比べて低いことがほとんどだからです。

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では、自分で車に色を塗ったりするのはどうでしょうか?

実際、ホームセンタ-やカーショップで販売されているスプレーや塗料を使えば、簡単にできます。

ただ、買い取り査定や下取りではプロの目は決して侮ることはできませんので、よほど腕に自信があるのであれば別ですが、塗装の”ムラ”などは決して、見逃してくれないと考えておいた方がいいと思います。

逆に塗装ミスなどがあると、かえって印象を悪くしかねません・・。

まとめと車を買い替えるときの色について

「黒や白い色の車はなぜ高く売ることができるの?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

黒や白い車を選択することは、車を売るということを考えますと、他の色に比べて有利であることは、間違いないと思いますが、ただ、”飽き”や”好み”という視点で考えてみますと、白や黒が誰にとっても、いいとは限りません。

白や黒は確かに”無難”ですが、車を服のように楽しむのであれば、自分が飽きない好きな色を選ぶということも大切な視点だと思います。

オレンジやブルー、レッドといった色が好きな人は、売るときは多少不利かもしれませんが、その車の色で自分の気分が盛り上がったり、楽しくなるのであれば、そっちを選ぶべきだと思います。

また、自分のラッキーカラーや風水で自分の運気が上がりそうな車の色を選ぶという選び方も全然あっていいと思います。

自分が愛情を注げる車であれば、何色であっても、大切に車を扱いたいという気持ちが芽生えて、メンテナンスもよくするようになり、それがきっと豊かなカーライフに繋がると思います。

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中古車を売る前にざっくり概算見積もり価格を調べる方法3つ

これから車を売ろうと思っている方の中には、車を実際に売る前に中古車の概算見積もりとして、相場価格を知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は中古車の概算見積もり価格をざっくりと調べる方法について説明したいと思います。

1.メーカーの下取り参考価格シュミレーションを利用する

ざっくり概算見積価格を最も手っ取り早く調べる方法としては、メーカーの下取り参考価格シュミレーションを利用するのがおすすめです。

参考価格シュミレーションができるのは、トヨタと日産の2社です。

toyota

トヨタの参考価格シュミレーションへ進む

nissan

日産の参考価格シュミレーションへ進む

ただ、実際に上記2つのサイトで価格を調べていただくとお分かりのように、概算価格を算出する要素が、メーカー、年式だけで、走行距離や外観などの要素は全く価格には反映されていません。

また、どちらのサイトも車種によっては下取り価格が提示されない・・・というのが現状です。

無料のシュミレーションサイトですので、仕方がないと言えば、仕方がないかと思います・・・。

また、ディーラーの下取りは買い取り専門店などに比べると、下取り価格については安くなりがちですので、その点は考慮しておく必要があるかと思います。

なお、ディーラーに車を売却すると下取り価格が安くなりがちな理由について、もっと詳しく知りたいという方は「ディーラーに車を売るとなぜ下取り価格が安いのか?」の記事も参考にして頂ければと思います。

2.口コミサイトの相場価格を参考にする

下取りの概算価格を調べる方法には口コミを参考にするという方法もあります。

下は、ヤフー系列のカービューのサイトにある口コミの下取り相場価格です。

minkara

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなど、日本車以外の車メーカーも辿って探すことができますので、便利です。(日本車に比べると外車の口コミ情報は限られています。)

ただ、人気車は口コミも多いのですが、それ以外の車はそれほど口コミの数が多くないというのが現状です・・・。

口コミというサービスだけに数に限りがあるのは致し方ないかもしれませんが、実際の成約価格という意味では、金額そのものは概算見積価格としては、大変参考になると思います。

3.中古車の買い取り一括査定サービスを利用する

3つ目に紹介するのは、中古車の買い取り一括査定サービスです。

先ほどのヤフーが運営しているカービューやエイチームが運営しているナビクル車査定といった「一括査定サービス」がそれにあたります。

実際に買い取り専門店が過去に買い取りした膨大な買取データをもとに、概算価格をサイト上で1分程度で算出してくれるというサービスです。

買い取り専門店が過去に買い取りしたデータからの概算見積もり価格ですので、ディーラーの下取りシュミレーションや口コミとは違い、かなり”実勢価格”に近い概算見積もり価格になるかと思います。

とは言いましても、中古車の査定は実際に車を見てみないと正確な見積金額はわかりませんので、あくまでざっくりとした概算見積り価格ということになります。

なお、買い取り査定サービスのサイトを利用すると、その後に提携している買い取り専門店から出張見積もり依頼のメールや電話が入りますので、査定サービスの概算見積りシュミレーションを利用するには、その点は注意する必要があります。

概算見積もり価格を調べる方法と実際に車をお得に売る方法

今回は「中古車を売る前にざっくり概算見積もり相場を調べる方法3つ」と題して、概算見積り価格を調べる方法を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

メーカー系の下取りシュミレーションやミンカラの口コミサイトを使えば、概算見積価格を簡単に調べることができるかと思いますので、是非、車を売る前の下調べとして参考にして頂ければと思います。

ただ、実際に車を売るとなると、その売却先は慎重に考える必要があります。

ご存じの通り、車の売却価格は売却先により、”かなり”買い取り価格に開きが出てしまいます。

実際に、筆者も車を売る前にメーカー系の下取りシュミレーションやミンカラの口コミサイトで概算見積もり価格を調べましたが、現実に自分の車を売却したときは概算価格とは、かなり異なりました。

それも、なんと概算見積り価格より”高い”方で違ったのです。

その方法というのが、今回の記事の3番目の方法に取り上げた中古車買い取り一括査定サービスです。

買い取り一括査定サービスはその仕組み上、複数の買い取り専門店が競争する形になりますので、自然と買い取り価格はオークションのような形で上がっていきます。

下取りや口コミはやはりあくまで参考価格であるということを実感した瞬間でした。

概算見積り価格を参考にしながら、車を実際に売却する方法については、一括査定サービスなども賢く利用したいところです。

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ガソリン切れや残量が少ない車を売る方法

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いざ、自分の車を売却しようと思ったときに、ガソリンが切れていたり、ガソリンの残量ランプが点灯していたり、随分前にガソリンを入れたまま動かしてなかったりなど、ガソリンについて心配することがあるかもしれません。

そこで、今回は車を売るときのガソリンの残量や劣化について説明していきたいと思います。

車を売るときのガソリンの残量について

車を売るときのガソリンの残量ですが、残量ランプが点灯し始めたぐらいであれば、全く問題ありません。

ガソリンの残量センサーが点灯すると、その車に、どれくらいの量が残っているのかということは、その車の燃費などにより異なってきますが、どの車も仕組み上は残量センサーが点灯してから、50kmは走行できるようになっています。

また、ガソリンの残量が多い、少ないといった理由で買い取り価格が変動することは、まずありません。

もちろん、車を動かせないほど残量がギリギリですと、買取業者もガソリンを補給したりしなくてはいけませんので、査定する人の心証にはあまりいい影響がありませんが、買取業者が乗って帰れるぐらいの残量があれば、心配する必要はありません。

ガソリンが切れている車を簡単に売る方法

ガソリンが切れてしまって車を動かせない状態の場合、コストを掛けずにガソリンを補給する方法としては、加入している任意保険に付帯している無料のロードサービスを利用するというのも一つの方法です。

ロードサービスの詳細内容については、ご契約している保険会社に確認してみるのが最も手っ取り早いですが、ガソリン補給であれば、無料で対応してくれることがほとんどです。

もし加入している任意保険に無料のロードサービスが付帯していなかったり、そもそも任意保険に加入していないという場合は、費用は掛かりますが、JAFに依頼するという手もあります。

なお、自分でガソリン携行缶を使ってガソリンを持ち運んで給油するという方法もありますが、リスクを考えるとやめておいた方が無難です。

ガソリンはご存じの通り、揮発性が高く、安全に設計されているセルフ式のガソリンスタンドですら事故が起きているというのが現実です。

それでは、ガソリンが切れている車をコストを掛けずに売るにはどうすればいいのでしょうか?

最もリスクが少なく、コストを掛けずに車を売る簡単な方法がネットの一括査定で買い取り見積もりを依頼するという方法です。

よほどの遠隔地でなければ、無料で出張査定に来てくれる上に、買取が決まった後はガソリンが切れている車を引き取りにも来てくれますし、また車を動かすことなく複数の業者で査定価格の比較ができますので、とても便利です。

車の買い取り一括査定サイトについて、もっと詳しく知りたいという方は、「中古車を一括査定サイトで売る手続きと入金までの時間」の記事も参考にしていただければと思います。

ガソリンメーターが減らない・増えない場合

これから売ろうと思っている中古車のガソリンメーターが何らかのトラブルで、ガソリンを入れても減らない、増えないといった場合について説明したいと思います。

ガソリンメーターの故障には様々な原因がありますが、

〇ガソリンの燃料センサーの故障

〇燃料センサーの配線トラブル

などが考えられまして、修理でよくあるケースとしては、部品の交換、コネクターなどの接触不良の修理、フューズ切れの修理などがあります。

車の保証期間内であれば、ほとんどの場合は保証内、つまり無料で修理してもらえると思います。

では、保証が切れているときは、どうすればいいのでしょうか?

この場合は、買取業者に事情を説明して、ガソリンメーターの修理をせずに売却しましょう。

ガソリンメーターの修理をすると、修理代がもちろん掛かりますが、修理した費用以上に買い取り価格が上乗せになることはまずありません。

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買取業者によっては、そういった修理を自社のグループ会社内に抱えているところもありますので、その買取業者に修理してもらった方が、手間も掛からずに済みます。

ガソリンの劣化について

車をあまり使わないので、車を売却しようという方の中には、ガソリンをずいぶん前に入れて、それから車をほとんど動かしていないので、ガソリンの劣化が不安という方もいるかもしれません。

確かにガソリンは一般的には6ヶ月程度で劣化すると言われていまして、劣化すると車を動かせないというよりは、燃焼時のパフォーマンスが悪化してエンジンに大きな負担をかけてしまいます。

中には数年単位で車を動かしていないという場合は、エンジンが掛からないということもあります。(もっとも、この場合はガソリンよりもバッテリー上がりで車のエンジンが掛からないですが・・・)

ただ、車を売るときのガソリンの劣化については、どこまで買い取り価格に影響するのかとなりますと、結論としては、まず大きな影響はありません。

古くなってしまったガソリンは廃棄して新しいガソリンへ交換する必要がありますが、それは買い取り業者に任せておくのが無難です。

売り手としては、最後にガソリンを入れたのがいつ頃だったということを買い取り業者に告げて、そのガソリンには手を触れず、そのまま売却すればいいということになります。

後は、ガソリン業者がプロとして、きっちりと対応してくれます。

ちなみに、夏のガソリンと冬のガソリンは同じガソリンでも、揮発性をコントロールするため、微妙にその性質が異なっています。

ガソリンの”質”にこだわるという意味では、本質的にはそのシーズンにあわせたガソリンを入れておくのが車のコンディションをいい状態に保つためのコツになります。

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車を売るならどこがいい?チェックすべきポイント5つ

いざ、車を売るとなると、頭を悩ますのが車をどこに売るべきか?ということではないでしょうか。

そこで、今回は、そんな迷えるドライバーのために「車を売るならどこがいい?」と題して、車を売ることについて徹底解説したいと思います!

早速、見ていきましょう。

1.これから売る予定の愛車に真摯に向き合ってくれるかどうか

まず、車を売るにあたって最も重要なポイントになるのが、これから売る予定の愛車に対して、査定士や会社がちゃんと向き合ってくれるかどうかということです。

真摯に向き合うということは、車の査定のときに決して手を抜かず、車を隅々までチェックして、相応の買い取り価格を提示してくれるかどうかだけでなく、信頼感、熱意、会社のブランド力、営業マンの人間性など、売る相手としてトータルで信頼できるかどうかということです。

そういった意味では、車を売る業者を選ぶときは、高い買い取り価格に加え、スムーズに売却を進められる段取りの良さ、トラブルへの対応力などを総合的に判断する必要があります。

そこで、当サイトの編集部では中古車買い取りの際の査定士を見抜くコツを表にして、さらにその詳細を別の記事にまとめました。

1車の買取査定が雑
2あの手この手で、とにかく仮契約を急ぐ
3手数料やオプションの話を全くしてこない
4質問に対して、何でもかんでも即答
5社会人としてのマナーに欠ける
6話を聞こうとしない
7「何でもお任せください」と安請負いする
8占いや風水などを馬鹿にしている
9常に上から目線
10車のことを知らなすぎる

大切な車を売る相手をどこにすればいいのか?ということを考える第一歩として、「中古車買い取り事業者の査定力を見抜くコツ」の記事を参考にして頂ければと思います。

2.車を売却先にはどんな種類の会社があるのかを知る

車を売るにあたって是非とも知っておきたいことの一つに、車の売却先の種類があります。

なぜなら、本当のモノの価値を分かってもらうためには、その価値が分かる人間に売らなくてはいけないからです。

例えが極端ですが、どんなに有名な芸術家の作品やマニア垂涎のアイドルのお宝グッズも、その価値が分からないズブの素人の前では、その価値はないに等しいのです。

つまり、車も売る相手を間違えてしまうと、その価値に対して、”適正”価格をつけてもらうことができません。

では、車の売却先には、どんな業者がいるのでしょうか?

こちらも編集部にて表にしましたので、下記をご覧ください。

1中古車の買取専門の事業者
2中古車の買い取りと販売まで手掛ける会社
3ディーラー系列の中古車買取店
4修理やメンテが中心だが、買い取りも行っている事業者
5車検が中心で中古車の買い取りも行っている業者
6表向きは車屋さんで買い取りも行っているが、保険の加入がメインとなっている会社
7輸出用の中古車買い取りの専門業者
8法人向けの中古車買い取りが中心の事業者
9債務処理が中心の買い取り業者
10中古車の買い取りも行う不用品の買い取り業者

車の売却先のそれぞれの特徴についてもっと詳しく知りたいという方は、「中古車の買い取り業者の種類から愛車を高く売る相手を見極めよう」の記事も是非、ご一読頂ければと思います。

3.車を売るなら大手がいい?

どんな業界にも大手企業がその業界のシェアの大半を握っていて、知名度の高さを武器に多くのユーザーを獲得しているケースが少なくありません。

ご存じの通り、自動車業界も製造販売ではトヨタ、日産、ホンダなどのビッグプレイヤーが存在しますし、中古車買取では、ガリバービッグモーターなどが存在します。

しかし、実際の買い取り価格や対応の良さなどで、いつも大手がいいと言い切れるかと言いますと、実は決してそんなことはありません。

その最も典型的な理由の一つは、「中古車には決して同じ車がない」と言われるように、新車時は同じ車種でも”使いこなす”うちに状態が変わってしまうため、どうしても業者により査定価格に開きが出るからです。

また、大手企業同士の比較であっても、査定への取り組む姿勢が異なり、その会社の姿勢に対して、車を売る人との間で”相性”が良かったり悪かったりすることもあります。

それは、まるで人によっては、宅急便のヤマト運輸と佐川急便と日本郵便に好みがあるのと同様です。

大手と中小の業者ではどちらがいいのかということをもっと詳しく知りたい場合は、「中古車の買取業者は大手と中小どちらが高く買い取りしてくれるの?」の記事も参考にして頂ければと思います。

4.複数の業者で比較するのは鉄則

車を売るタイミングに個人差があるように、業者にも車を買い取るときのタイミングによって、価格に開きが出ることが少なくありません。

例えば、会社の決算が近くて数字を作らなくてはいけないから、買い取り強化キャンペーンを展開したり、あるいは、繁忙期の春先やボーナス商戦の夏や冬に買い取り金額を増額するといったケースがあります。

こうしたキャンペーンを行っているかどうかというのは、残念ながら事前に知ることができることは稀ですが、ただ、業者の中には、キャンペーンは行っていなくとも、売ろうと思っている車に対して豊富な販売実績があり、自信を持って高値をつけてくれたり、あるいは、たまたま売ろうと思っている車を、ピンポイントで探しているお客さんを抱えていて、高値をつけることができるという会社もあったりします。

複数の業者に査定をしてもらうことがどれほど重要かということは、どれだけ強調しても足りないほどです。

例えとしては大袈裟ですが、体のどこかが調子が悪いと思って、ある病院で検査を受けたところ、問題ないと診断されたが、セカンドオピニオン、サードオピニオンで幾つかの病院を回ったところ、重大な病気が見つかり、すぐに処置したおかげで命拾いをしたというケースを想像していただければ、イメージして頂きやすいかも知れません。

複数の業者で比較することについて、もっと詳しく知りたいという方は、「中古車の買い取り査定は複数の業者で比較しないと損する?」の記事も参考にして頂ければと思います。

5.下取りと買い取りは総合的に比較する

車を売るというときには、そのまま車を売却して当面、車を乗る予定がないというケースと、これまで乗っていた車を売り、新しい車に買い替えるというケースがあると思います。

単純に車を売るということになりますと、ディーラーへの下取りは不利になることがほとんどです。

なぜなら、ディーラーへの下取りと中古車買い取り事業者への売却では、買取後の仕組みなどが違いすぎるからです。

例えば、不利な点として、ディーラーによる下取りでは、オプションは査定対象外、洗車代やメンテナンス代金分の減額、在庫リスクを考慮した下取り価格の算定などが挙げられます。

ただ、車の買い替えとなると、ディーラーは下取りありの場合は、新しく買い替える車の”値引き”ができますので、総合的に考えると、どちらに分があるのかということは、ケースバイケースと言わざるを得ません。

ディーラーへの下取りについてもっと詳しく知りたいという方は「ディーラーに車を売るとなぜ下取り価格が安いのか?」の記事も参考にして頂ければと思います。

車を売るならどこがいい?の答えとまとめ

「車を売るならどこがいい?チェックすべきポイント5つ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事作成のまとめとして、編集部が「車を売るならどこがいい?」という質問に対する答えをまとめてみたいと思います。

〇車を売って、今後当面乗る予定がない人

車の一括査定サイトを利用して買い取り専門店を複数で比較する

車の一括査定サイトの利用方法については「中古車を一括査定サイトで売る手続きと入金までの時間」の記事を参考にしていただければと思います。

〇車を売って、乗り換えを考えている人

ディーラーの下取りと車の一括査定サイトの両方でお得な方を選ぶ

ということになるかと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

買い替えを検討されている方へ

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バッテリー上がりの車を買取業者に売る方法と注意点

バッテリー上がりの車を買取業者に売る方法と注意点

最近の自動車は”ハイテク化”が進み、電気を必要とする機器がたくさん搭載されていますが、その電力供給源であるバッテリーは車の電気系統の鍵を握っている存在と言っても過言ではありません。

一般的に車のバッテリーの寿命は3~4年程度と言われていますが、車の使い方によっては、バッテリーの交換時期が早くなることがあります。

バッテリー上がりの主な原因としては、ヘッドライトや車内灯の消し忘れなど電力の消費過多、長い期間走行していないことによる充電不足、エアコン、カーナビ、ワイパーなどの電装品の利用過多などが挙げられまして、早いと1年半や2年ぐらいで交換する必要が出てくる場合もあります。

では、そうしたバッテリー上がりの車を売るには、バッテリーを交換してからの方がいいのでしょうか?それとも、そのまま売却してもいいのでしょうか?

今回はバッテリー上がりの車を売る方法と注意点について説明したいと思います。

バッテリー上がりの車の査定価格について

バッテリー上がりの車を買取業者に売却するとき、バッテリー上がりが査定価格に影響が出るかどうかということにつきましては、結論から言えば、基本的に影響が出ることはまずありません。

なぜなら、車の買い取りのプロである買い取り事業者は、長時間走行していない中古車を毎日のように取り扱っておりまして、バッテリー上がりに対処することを当たり前のように行っているからです。

実際にバッテリー上がりの車の買い取り査定に来る査定士=営業マンは、ブースターケーブルや救援スターターバッテリーなどを使って、現場でバッテリー上がりの車に、いとも簡単に対応してくれます。

ただ、注意しなくてはいけないのは、バッテリー上がりの車のバッテリーを充電しても、また、すぐに切れてしまうときです。

このときは、エンジンがかからない原因がバッテリーではなく、他の電気系統に問題がある可能性があります。

そして、バッテリー以外の他の電気系統に問題がある場合は、修理費用が高くなってしまうと、その分、買い取り価格が下がってしまうということになってしまいます。

ただ、そういったケースは極めて稀ですので、バッテリー上がりの車を買取業者に売却するときの売却価格には、まず影響がないと言えるでしょう。

車のバッテリーの交換について

車を売却するときは、できるだけ純正のパーツのままの方が買い取り価格は高くなる傾向にあるのは、ご存じの通りですが、バッテリーも同様です。

バッテリーは3年前後で交換する人が多いと思いますが、中には交換したときに純正ではないバッテリーに交換している方も少なくないと思います。

そして、「買い取り価格が高くなるのであれば、純正のパーツに戻した方がいいのでは?」とお考えの方もいるかもしれません。

しかし、純正のパーツに戻すことで必要になるバッテリーそのものの費用や工賃や人件費を考慮しますと、純正のバッテリーに交換してもそれ以上に、高い価格で車を買い取りしてもらえる可能性は低いと言わざるを得ません。

なぜなら、工賃や人件費分の費用を買い取り業者が買い取り価格に織り込んでくれることは、まずないからです。

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そういった背景からもお分かりの通り、バッテリーを純正に戻すことなく、買取業者に売却した方が、持ち出す費用分が少なくなりますので、結果的にはお得に車を売却できるということになります。

車のバッテリーを交換するときの目安と注意点

車を売却した後、車を買い替えたときのために、車のバッテリーの交換の目安と交換するときの注意点についても触れておきたいと思います。

車のバッテリーの交換の目安を知るには、比重計を購入して自分でバッテリーの比重を計るということもできますが、もし、そういったことに不慣れな方はガソリンスタンドなどで比重の測定を行ってもらいましょう。

バッテリー交換の目安としては、

〇バッテリーを充電してもエンジンのかかりが悪い

〇何度もバッテリーが上がってしまう

といったポイントが挙げられます。

ただ、ガソリンスタンドによっては、バッテリー交換をして欲しいという一心で、まだ大丈夫なのに、「交換した方がいいですね」と言ってくることもありますので、充電した後の比重の数値がどれくらいかを尋ねましょう。

比重は1.28が基準で、充電した後、1.26まで回復していれば問題ありません。

また、バッテリー交換作業については、自分で行うこともできますが、廃バッテリーを保管しておいたり、廃バッテリーをリサイクル業者に回収することを依頼する手間を考えたりしますと、整備業者などにバッテリー交換作業をお願いした方が”効率的”と言えるでしょう。

なお、交換するバッテリーそのものについては、ホームセンターなどで販売されている廉価なバッテリーがありますが、ほとんどの場合、経済的にお得な上に、使用には問題ありません。

ただ、中にはバッテリーを交換したばかりなのに、すぐにバッテリーが上がってしまうといったクルマとの”相性”の問題やまた、後々の買い取り査定のことなどを考えますと、純正のバッテリーにしておいた方がいいという見方もできます。

なお、交換前にバッテリーがよく上がっていたという方は、バッテリー交換時にバッテリーの容量を75Dから80Dに上げたりすることで、バッテリー上がりを防いだりするというのもバッテリー上がりを防ぐ有効な方法の一つです。

さらなるトラブルを招く前に・・・

中古車の資産価値に大きな影響を与えるクルマの「修復歴

実は筆者は過去に、度重なる故障やトラブルが買取価格の大きな下落を招くことがあったことから、最近は修理をする前に資産価値を確認するようにしています。

特に筆者が自分の愛車の価値を"こっそり"と知るために重宝しているのが、匿名査定の「UcarPAC」という無料サービス。

独自の仕組みから予想外の高値がつくことも多く、これまで車の買い替えのときには、何度も助けてもらいました^^

高額の修理代を払って"修理する前に"試してみるだけの価値はあります。

参考サイト/「UcarPAC

まとめ

「バッテリー上がりの車を買取業者に売る方法と注意点」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

近年はスマホやガジェットなどのIT機器の急速な普及により、車に搭載されている電子機器以外にも電力を必要とする機器を車で使用する機会が増えています。

そうした状況を考慮しますと、車のバッテリーは消費するスピードがますます早くなる環境にあると言えるかもしれません。

急にバッテリーが上がってしまって、困った!ということにならないためにも、バッテリーの点検は、こまめに行っておきたいところです。

『超お買い得』に車を買い替える方法

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ディーラーに車を売るとなぜ下取り価格が安いのか?

中古車を売却する方法には、ディーラーや買い取り専門店、個人間売買など様々な方法がありますが、特に「売却価格」という面では、ディーラーに下取りしてもらうのは、不利な面が多いというのは、どうしても否めません。

今回は「ディーラーに車を売るとなぜ、下取り価格が安いのか?」と題して、ディーラーに車を売却したときの下取り価格が安くなる理由について説明していきたいと思います。

ディーラーは車を下取りしても再販先は限られている

車業界に限った話ではありませんが、何かの物やサービスには様々な事業者がそれぞれの立場でビジネスに関わっています。

例えば、車業界でも、お客さんに輸入車を売ることが専門の会社、お客さんから中古車を買い取って別のお客さんにそれを売ることを仕事にしている会社、中古車を輸出している会社、廃車の引き取り・解体などを行っている会社などが存在していまして、それぞれに強みと弱みが存在します。

それは、車のディーラーと称される会社にも、当然あてはまりまして、車のディーラーにも強みと弱みがあります。

例えば、下記は車のディーラーと中古車の買い取り業者の強みと弱みを編集部にて比較した表ですが、「アフターケア」や「時間と手間」といった面では、ディーラーが強みを発揮していることが分かります。

下取り一括査定メモ
車両の買取価格の相場車種によっては、10万円以上の差が出ることも!
装備品/部品の買取価格一括査定(買取り専門店)は装備品や備品についても評価の対象になります。
価格の比較下取りは1社のみですが、一括査定の場合は、複数社の価格を提示してもらえます。
キャンセル時の大変さあとでトラブルにならないように慎重に・・
アフターケア法定費用の支払い、事務手続きなどはどちらも、プロです。
出張査定場所によりますが、一括査定(買取り専門業者)は、基本的に無料で出張査定に来てくれます。
名義変更など下取りの場合は、事務手数料が高額になる場合も・・・。
時間と手間1社との交渉で済む下取りの方が時間と手間は少なくて済みます。

ただ一方で、売却価格では、ディーラーは買取業者に比べると弱い傾向にありまして、その理由としては、ディーラーはお客さんに車を売ることが仕事で、彼らが中古車買い取り専門の業者とは、ビジネスの構造が異なるという点が挙げられます。

一般的に車の価格は、下の表のような形で、その需要と供給により価格が決まります。

売りたい人が多い売りたい人が少ない
買いたい人が多い〇(買取価格/普通)◎(買取価格/高い)
買いたい人が少ない×(買取価格/安い)△(買取価格/やや安い)

”買いたい人が多い”場合は、買取価格が普通か、あるいは高い価格が選ばれることが多く、つまり、買い手が多い方が車の売り手としては圧倒的に有利であることがお分かりいただけるかと思います。

では、ディーラーと買い取り専門店のビジネス構造がどう違うのかといいますと、車を買い取った後の新しい買い手探しの方法が大きく異なってきます。

まずディーラーですが、ディーラーでは下取りをした車を、その店舗で洗車・掃除したり、メンテナンスをして、その店舗で販売をするか、あるいは、自社のネットワーク内でのみ販売を行います。

下取りの仕組み

一方で、買い取り専門店に売却すると、オートオークション(中古車業者専用のオークション)などを利用して、大勢の買い手がいるところで次の買い手を探しますので、おのずと買い取り価格を上げることができます。

また、買い取り専門店は最もスピードのある会社ですと、車の買い取りから次の買い手探しまで3営業日ほどで行うといったケースもあるほどで、売却できるスピードが早いということは、それだけ買い取り価格を高くすることもできるということになります。

ご覧いただきました通り、ディーラーと中古車買い取り専門店では、そもそもビジネスの構造が違うために、ディーラーの下取り価格がどうしても安くなってしまうというわけです。

ディーラーの下取りでは、オプションは査定対象外

カーオーディオ、タイヤ、マフラーなど自動車を純正以外のパーツでカスタムするというドライバーも少なくないと思いますが、ディーラーでは、そういった”他社”製品の査定価値はゼロです。

なぜなら、ディーラーはあくまで自社の店舗あるいは、自社のネットワークを使って、車を売買するため、買い取り専門店やパーツ専門店などでは高く買い取りしてもらえる可能性があるパーツであっても、”他社製”という理由でそもそも評価するわけにはいかないですし、もっと言えば、どんなに高くても他社製のパーツは外して、純正に戻して売らざるを得ないのです。

これではディーラーがその仕組み上、買い取り専門業者などと比較して、下取り価格が不利になってしまうのは避けられません。

ディーラーの下取りでは洗車代やメンテナンス代金が差し引かれる

先ほど、ディーラーは車を買取した後、買い取りした後の店舗や自社のネットワーク内で販売する前にディーラー内で洗車やメンテナンスを行うということを説明させていただきました。

実は、その洗車代金やメンテナンス代金といった費用はディーラーが負担するわけではなく、下取り価格から差し引かれています。

一方で買い取り専門店は、最低限の洗車やメンテナンスは行いますが、基本的にそれらに多くの時間や手間をかけるということはしません。

なぜなら、買い取り専門店のビジネスの基本は”薄利多売”であり、どんどん買取して、どんどん売却していくため、洗車やメンテナンスに時間や手間を掛けていられないのです。

ここにも、ディーラーと買い取り専門業者ではその買取価格に大きな開きが出てしまう理由があることが分かります。

ディーラーは在庫リスクを下取り価格に反映せざるを得ない

ディーラーは買い取り専門業者とは異なり買取した中古車の販売先が自社内に限られるため、”それなりの”在庫リスクを抱えてしまうことになりますが、その在庫リスクも下取り価格に反映せざるを得ません。

同じ車を1ヶ月以内にかなりの確率で売ることができる中古車買い取り業者と、半年から1年間は在庫として抱えてしまう可能性があるディーラーでは、その買取価格に差が出てしまうのは火を見るよりも明らかです。

ご存じの通り、中古車は”寝かせている”間にも、その資産価値は時間の経過とともに走行していなくても目減りしていきます。

ディーラーも当然、そうしたことは十分承知しておりますので、下取り価格は必然、買取業者に比べると、下げざるを得ないということになります。

ディーラーでの買い替え値引きとまとめ

「ディーラーに車を売るとなぜ、下取り価格が安いのか?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしょうか。

ここまで、ディーラーでの下取り価格が安くならざるを得ない理由を様々な角度から見てきましたが、実はディーラーには、ディーラーにしかできない「買い替え費用の値引き」という伝家の宝刀もあります。

実際に、この買い替え費用の値引きが大きく、売却価格では買い取り専門店に軍配が上がっても、新しい車の買い替え費用も考慮すると、トータルでは、ディーラーで下取りして新しい車を買い替えるのと、結局、同じだったというケースもあります。

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つまり、車の買い替えを考えるときは、「売却金額」と下取りキャンペーンなどの値引きなどを総合的に考える必要があるということになります。

ディーラーによる下取りと買い取り専門店での売却の両方を天秤にかけることが”損をしない”買い替えということになるかと思います。

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旦那名義や家族名義の車を代理人として売る方法と委任状について

今回は旦那さんや奥さん名義の車、あるいは姉妹や兄弟、親など家族名義の車の売却を依頼されたときの売却方法とそれに必要な委任状などについて説明したいと思います。

では、早速、見ていきましょう。

車を代理で売るときの委任状について

旦那さんや奥さんなどの家族名義とは言え、車を買い取り業者に売却してしまうと、基本的にクーリングオフで売却した車を買い戻すということができません。

そのため、車の買取店は売買のトラブルを未然に防ぐために、代理人が車を売却するときは委任状を求めてくることがほとんどです。

例えば、下記のような形で委任状に記入して、委任状を作成します。

agent_sample

委任状のテンプレートは下記にpdfとwordの両方をご用意しましたので、どちらかをダウンロードして頂きまして、ご自由にお使いください。(無料です)

oficina_pdf

word

車を代理で売るときに必要なものについて

委任状に加えて、代理人が車の売却のときに必要なものは下記の通りになります。

代理人の必要書類
1委任状
2本人確認書類(免許証、パスポートなど)
3代理人の実印(※)
4代理人の印鑑証明書(※)

本人確認書類があれば、※の代理人の実印や印鑑証明書が求められることはまずないと思いますが、お持ちであれば、念のため、用意しておいた方がいいかもしれません。

代理人が実印をお持ちでない場合は、委任状と免許証やパスポートなどの本人確認書類だけで、交渉にあたり、買取業者に「必要です」と言われた場合だけ用意すればいいでしょう。

〇車の所有者に用意してもらう必要があるもの

代理人に委任する立場=車の所有者が用意する必要があるものは下記の通りとなっています。

中古車買い取りの際の必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。

委任者が海外にいる場合について

ここまでは委任者が日本国内に住んでいることを前提として説明をしてきましたが、委任者が海外に住んでいる場合は、印鑑証明書を発行することができませんので、また別の書類が必要になってきます。

委任者の印鑑証明書の代わりになるのが、署名または拇印の証明書です。

手順としては、委任者が住んでいる国の日本大使館などに行って、署名又は母音の証明書を発行してもらい、それを代理人がいる日本国内に郵送などで送ってもらうという流れになります。

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大使館での申請につきましては、その国の大使館に事前に問い合わせて頂くのが一番、確実な方法になります。

代理人が車を運転できない場合について

代理人が車の所有者から車の売却を頼まれたものの、代理人がペーパードライバーだったり、そもそも免許を持っていなかったり、あるいは車の車検が切れたりしていて、車を運転できない・・・という場合があるかもしれません。

そんなときは、ネットの買い取り一括査定サービスを利用して、無料の出張査定をお願いするという方法があります。

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有名なサイトには「ナビクル車査定」や「linkcarview」、「linkrecruit」といったサイトがありまして、そういったサイトを利用することで、自宅に居ながらにして車を運転することなく売却することができます。

査定そのものは、よほどの遠隔地でない限り、ほとんどの場合、無料で査定に来てくれますので、安心して依頼することができます。

また、売却が決まった後には、車を買取業者が車を引き取りに来てくれますので、売却後の心配も必要ありません。

中古車を一括査定サイトで売却する手順や入金までの流れについて、もっと詳しく知りたいという場合は「中古車を一括査定サイトで売る手続きと入金までの時間」の記事も参考にして頂ければと思います。

所有者名義の確認について

最後になりましたが、車の所有者の名義についても念のため、確認する方法を記載しておきたいと思います。

車のローンを組んでいたり、車の購入時にディーラーに登録手続きの代行をお願いしていた場合、所有者が異なることがあるからです。

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現在車検証には2種類のタイプがありまして、いずれかの箇所で所有者記入欄をご確認いただければと思います。

なお、車検証を確認したところ、所有者が異なっていたという場合は、「所有者の名義が違う車を買い取り業者に売る方法について」を参考にしていただければと思います。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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