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中古車の買取業者は大手と中小どちらが高く買い取りしてくれるの?

中古車の買い取り査定には、現在、様々な会社が参入しておりまして、一体、どこにお願いすればいいのか・・・と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

その中でも今回は、大手企業と中小企業のどちらが高く買い取ってくれるのか?という点について説明させて頂きたいと思います。

では、早速見ていきましょう。

大手企業と中小企業の中古車買い取りのスタンスについて

例えば、ガリバーに代表されるような中古車買い取り大手と呼ばれる大企業の最も大きな強みは、その資金力と取引量になります。

下記の表はガリバーの直近の経営状態を表にしたものですが、中古車買い取りの最大手だけありまして、かなりの売り上げと利益を計上していることが分かります。

ガリバーの財務情報2017年2月期2016年2月期2015年2月期
売上2,515億円2100億円1,556億円
営業利益44億円75億円53億円
経常利益41億円68億円53億円
純利益22億円41億円32億円
純利益率約0.87%約1.95%約2.0%

1台当たりの利益率を限界まで下げて、自社のネットワークをフルに活用して買い取り台数および販売台数を伸ばし、その数量によるパワーで高価買取を実現しているという構造です。

ただ、大手企業にも不利なところがありまして、例えば、中古車買い取りに対して利益率を設定している場合、会社の方針上、それ以上、譲歩することができないという点を挙げることができます。

上のガリバーの決算の表をご覧いただくとお分かりいただけますが、仮に利益率が1%下がると、数億円の利益が無くなってしまいます。

実は、この点こそが大手企業と中小企業の差になります。

具体的に見てみましょう。

【ケースA】

大手企業・・150万円の相場価格の中古車に対して、10%の利益を乗せることを前提にすると135万円の買い取り査定を提示

中小企業・・150万円の相場価格の中古車に対して、1台あたり10万円の利益を乗せることを前提にすると140万円の買い取り査定を提示

結果・・・中小企業が有利

【ケースB】

大手企業・・80万円の相場価格の中古車に対して、10%の利益を乗せることを前提にすると72万円の買い取り査定を提示

中小企業・・80万円の相場価格の中古車に対して、1台あたり10万円の利益を乗せることを前提にすると70万円の買い取り査定を提示

結果・・・大手企業が有利

上の2つのケースは話を分かりやすくするために、利益率や利益の金額を固定にしていますが、実際には、利益率も利益の金額もメーカーや車種、車の状態により変化はもちろん、あります。

ただ、上の2つのケースのように、大手が有利な場合と中小が有利な場合があることはお判りいただけるのではないかと思います。

大手の自社ネットワークと全国をつなぐオートオークション

買い取りされた中古車がどのように、販売されていくのかという点については、自動車業界の仕組みにも関わるポイントで、それにより、買い取り価格が変化するということもあります。

例えば、自社で買い取りを行い、自社のネットワークで販売を行うことができる大手企業の場合は、買取から販売までを一貫して行うことで、自社でマーケットを作り上げることができますので、予想外に高値で買い取りをしてくれることがあります。

また、その逆で大手独自の分析で買い手が集まらないといったデータ予測から、高値での買い取りにならない場合もあります。

一方、中小企業の場合は、そのほとんどがオートオークションと呼ばれる、中古車の売買ネットワークに売りに出すことがほとんどなので、在庫のことや販売のことまで、基本的に頭を悩ます必要はあまりありません。

また、中小企業でも中古車買い取り専門の中小企業の場合は、買い取りに専念して、それ以外のコストは不要になりますので、場合によっては、思い切った高値を提示することができたりする場合もあります。

なお、実際には大手でもオートオークションを上手く活用しているケースがほとんどですし、中小企業でも自社で販売まで手掛けている企業もあります。

ただ、買い取り専門なのか、あるいは自社で販売まで手掛けているのか、自社のネットワークだけで行っているのか等といった買取から販売までの仕組みが、買い取り価格に影響を与えているのは、間違いありません。

量とスピードで勝負の大手、質で勝負する中小

先ほど、ガリバーのような大手の中古車買取業者の場合、圧倒的な量で勝負するということを説明させていただきましたが、それは見方を変えれば、1台あたりに手間をかけることができる時間はどうしても減らざるを得ないということになります。

そして、逆に中小の場合は、大手とは異なり、数ではなく質で勝負することで、高価買取を実現できる場合があります。

具体例を見ていきましょう。

決してキレイに乗っていたとは言えない車で、外装や内装に難ありの中古車を売却した場合

大手企業・・・45万円で仕入れて、本社指導のマニュアル通りの手順で50万円ですぐに販売成功

中小企業・・・手を入れれば売れると判断して50万円で仕入れて、外装に特殊なコーディングや内装に少し手を入れて5万円の経費をかけたり、時間はかかったものの、オートオークションで80万円で販売に成功

上はあくまでサンプルとしてのケースですが、大手企業と中小企業では、その勝負の仕方が違う場合があるというのは、お判りいただけるのではないでしょうか。

大手の場合は、数とスピードが勝負なので、1台でも多く、買い取りと販売をこなすことで利益を上げることが目標ですが、中小の場合は、買取業者がいける!と判断できるだけの”質”があるかどうかが、買い取り査定のときの目安となります。

まとめ

「中古車の買取業者は大手と中小どちらが高く買い取りしてくれるの?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

大手企業と中小企業の買い取り価格については、車の状況はもちろん、会社の仕組みなどによっても異なるため、どちらがお得で、どちらが損ということは、必ずしも言えないということは、お分かり頂けたのではないかと思います。

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。