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新車の車検は購入から3年後-車検費用の調べ方-

「新車を購入した後、初回の車検はいつ受ければいいの?」

「新車の最初の車検はどれくらい費用が掛かるの?」

新車を購入した新人ドライバーから、自動車業界に身を置く筆者が最もよく聞かれる質問に上記のような質問があります。

まず、新車の車検の有効期間については、道路運送車両法という法律で以下の通り定められておりまして、新車の場合、普通自動車・軽自動車ともに、車検証の有効期間は新車登録から「3年」となっています。

道路運送車両法
第六十一条自動車検査証の有効期間は、旅客を運送する自動車運送事業の用に供する自動車、貨物の運送の用に供する自動車及び国土交通省令で定める自家用自動車であつて、検査対象軽自動車以外のものにあつては一年、その他の自動車にあつては二年とする。
次の各号に掲げる自動車について、初めて前条第一項又は第七十一条第四項の規定により自動車検査証を交付する場合においては、前項の規定にかかわらず、当該自動車検査証の有効期間は、それぞれ当該各号に掲げる期間とする。
前項の規定により自動車検査証の有効期間を二年とされる自動車のうち自家用乗用自動車(人の運送の用に供する自家用自動車であつて、国土交通省令で定めるものを除く。)及び二輪の小型自動車であるもの三年

参考/道路運送車両法

ちなみに、タクシーやバスなどの車両は1年、貨物自動車、特殊自動車は2年という風に定められています。

そして、新車の車検費用については、どこに頼むかといったことや車種、車の状態によっても費用が異なってきます。

新車の車検費用は業者によってかなりバラツキ有り

新車からはじめて受ける車検は新車登録を行ってから3年後となりますが、まだ3年しか経過していないから、そんなに費用は高くはならないだろう・・・と”タカ”を括っていると、見積もりをもらって、「えー?こんなにかかるの?」というケースは実は少なくありません。

特に輸入車や、国産の高級車などをディーラー車検に出すと、新車登録から3年目のはじめての車検であっても「20万~30万円」といった見積もりが出てくることが普通にあります。

車検費用の内訳は、ざっくりと「法定費用」と「整備費用」の2つに分かれているのですが、法定費用は自動車重量税、自賠責保険、印紙税など法律で定められているので、費用の差は出ませんが、整備費用は車検を依頼する業者によって、かなり価格差があるというのが現状です。

参考までに、法定費用は以下のような費用となっています。(エコカー減税対象車は自動車重量税が安くなります)

車 種自賠責保険重量税※印紙代法定費用合計
軽自動車25,880円8,200円1,400円35,480円
小型乗用車(500~1,000kg)44,100円16,400円1,700円62,200円
中型乗用車(~1.500kg)44,100円24,600円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
70,400円(5ナンバー)
70,500円(3ナンバー)
中型乗用車(~2.000kg)44,100円32,800円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
78,600円(5ナンバー)
78,700円(3ナンバー)
大型乗用車(~2.500kg)53,890円41,000円1,800円96,690円

では、なぜ、整備費用が業者によって開きが出てしまうのでしょうか?

それは、整備の内容に差があるからに他なりません。

新車の整備点検の内容について

車検のときに受ける整備点検という言葉は非常に誤解を生みやすい言葉の一つでして、実は整備点検にも、大きく分けて2種類の意味があります。

その2つとは「予防整備」と「車検を通すための整備」になります。

予防整備とは、車のトラブルを未然に防ぐために、消耗品や部品交換も含めて、車が故障しないようにメンテナンスを行うというものになりまして、タイミングベルトやブレーキパッド、バッテリーなどが、その代表格になります。

走行距離もそれほど長くなく、走行環境も恵まれた場所で運転されている車であれば、3年程度ではトラブルの可能性は極めて低いですが、ほぼ毎日のように片道1~2時間の通勤に使っていて、途中、悪路も走行するような過酷な使い方をしている場合は、3年といってもトラブルが起きる可能性は決して、低くありません。

整備士は、そうした車の状況をチェックして、消耗品や部品の交換を行うことを提案、整備費用を見積もりをすることになるのですが、予防整備は、本質的には、安全な車の運転には欠かせない整備になります。

ただ、その予防整備も、交換部品にメーカーの純正部品を使うのか、あるいはサードパーティ製の汎用品を使うのかによって、費用が大きく変わってきたり、また、あってはならないことですが、本来交換が必要ではない部品交換をすすめてくる「過剰整備」で整備費用が高くなってしまうというケースもあります。

一方で「車検を通すための整備」の方は、検査をクリアできれば、それでOKという整備になります。

最も費用がかからない格安の車検サービスとして「ユーザー車検代行」などのサービスがありますが、そういったサービスは、まさに車検を通すために”必要最低限の整備”しか行わないので、格安の費用で車検を受けることができるというわけです。

そうしたサービスのメリットは費用の安さですが、本質的な意味での整備をしているわけではありませんので、車検を受けた直後であっても、車の調子が悪くなったりする可能性があるというのがデメリットになります。(新車の場合は可能性は低いですが・・・)

新車の車検で、どこまで求めるか?

現在の自動車は国産車、輸入車問わず、耐久性は昔に比べると著しく向上していますので、3年程度で多額の整備費用が必要になるということは、まずありません。

となりますと、新車登録から3年目の車検を受けるときには、最低限の車検で済ませ、何かトラブルが起こったときに、車検とは関係なくディーラーや整備指定工場などで整備点検を受けるという方法も選択肢としては、十分検討する価値はあると思います。

実際に、筆者は新車購入から3年目の車検を迎えたときに、走行距離が1~2万キロ程度で、全く問題なく走行できている車であれば、フランチャイズ車検やカーショップなどの車検などで充分だと思いますし、人から相談されたときは、同じように答えています。

ただし、車を運転していて違和感を感じたり、異変を感じたときは、ただちにディーラーに見てもらうことも補足するようにしています。

一方でやっぱり、新車購入後のはじめての車検だからこそ、安心を買うという意味で、しっかりと点検整備をして、整備保証もつけて欲しいという方もいるかと思います。

そういった方であれば、車を購入したディーラーのところへ車検を出して、予防整備も含めて、きっちりと車検を受けることをおすすめします。

参考までに、車検サービスを提供している業者を比較できるように一覧にまとめてみましたので、新車の車検をうけるときの参考にして頂ければと思います。

車検業者の特徴

特徴
ディーラー・トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スズキなど
・ほとんどが指定整備工場
・車検にかかる日数は約2~3日
・土日も営業
・最近はコスト削減に意欲的
指定整備工場・自社工場で車検までできる車検専門の工場
・元々は修理屋だった会社が多い 
・技術力のある会社も一定数存在する
・最近は厳しい経営環境の会社も・・
中古車販売店/買取店
・大手を除けば、指定整備工場の数は少ない
・提携先などの整備工場へ外注がほとんど
・車検にかかる日数は2日以上~
車検フランチャイズ
・車検専門のチェーン店
・元々は修理屋だった会社が多い
・店舗数多い
ガソリンスタンド・カー用品店

・店舗数の多さが最大の特徴
・大手を除けば、指定整備工場の数は少ない
・車検以外のことも相談できる
ユーザー車検代行業者
・車検の検査を通すための代行業者

車検業者の費用と安心感について

安心感と費用
ディーラー・人件費・純正部品による整備などコストは高くなりがち。
・安心感は抜群。
指定整備工場・土日が休みだったり、意外に整備費が高かったりとコストやサービス面で他の業者に比べると、メリットが少ない。
・整備技術についても、業者によってバラつきがあり、安心感も△
中古車販売店/買取店
・中古車販売・買取の大手であれば、豊富な実績から安心感も期待できる。
・車検にかかる費用も安い。
車検フランチャイズ
・店舗数の多さで部品調達コストを下げたり、車検に特化することでコストを限界まで削り、低価格の車検サービスを提供。
・スピード感はあるが、安心感といった面ではやや見劣りする面も。
ガソリンスタンド・カー用品店

・店舗数の多さで部品調達コストが安く、低価格の車検サービスを提供。
・指定整備工場の大手であれば、スピード感、安心感もある。
ユーザー車検代行業者
・基本的に陸運局での検査を代行するだけなので、コストは安い。
・それ以外のことは期待できないため安心感は・・。

代表的な車検業者のサイト一覧

特徴
ディーラートヨタの車検
ディーラー日産-車検
ディーラーHONDAの車検
ディーラーマツダジャストフィット車検
車検業者検索楽天車検
車検業者検索Goo車検
車検業者検索
カーセンサー
車検フランチャイズ
ホリデー車検
車検フランチャイズ
コバック
車検フランチャイズ
カーコン車検
車検フランチャイズ
アップル車検
中古車販売店/買取店
ガリバーの車検
中古車販売店/買取店
ビッグモーター
中古車販売店/買取店
カーセブン車検
ガソリンスタンド・カー用品店

イエローハット車検
ガソリンスタンド・カー用品店
オートバックス車検

新車の車検費用の調べ方

では続いて、新車の車検を受ける前に、参考となる車検費用の調べ方について説明していきたいと思います。

まずリクルートが運営しているカーセンサーのサイトにアクセスします。

m001

そして、今度は自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力します。

m002

そうすると、郵便番号から10km以内にある車検業者の店舗が検索結果にずらっと表示されます。

検索結果が出てこないときは、ページ中央にある対象距離で絞り込みのところで範囲を広げると、車検業者の店舗が出てくるかと思います。

reserch

ちなみに、カーセンサーのサイトでは、法定費用も含めてクレジットカードでの決済が可能な店舗も探すこともできたり、業者ごとの価格比較やサービス内容の比較をして、相場価格を調べるのに、大変便利です。

まとめ

「新車の車検は購入から3年後-車検費用の調べ方-」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

新車購入後のはじめての車検で、どうすればいいのか・・とお考えの方に、参考にしていただければと思い、記事にしました。

車検や任意保険などの自動車の維持費については、ディーラーにすすめられるまま、お願いしていると、かなりの費用になることが少なくありませんので、様々なサービスを比較検討して、選びたいところですね。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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車検と買い替えの節目|走行距離15万キロや20万キロまで乗り続けるコツ

走行距離10万キロを超えてくると、次の目安となってくるのが15万キロ、20万キロといった節目ではないでしょうか。

実際に、自動車業界に身を置く筆者に対して、15万キロや20万キロといった”節目”に近づいてきているので、車検を受けるか、あるいは車を売却して新しい車に乗り換えるかで迷っている・・といった相談を持ちかけてくる友人もいたりします。

そこで、今回は筆者自身の例を交えながら、走行距離15万キロや20万キロまで車を乗り続けるコツや注意点などについて説明していきたいと思います。

長く乗るなら小まめなメンテナンスは欠かせない

最近の自動車、特に国産車の耐久性が高いことはテレビや雑誌、ネットのメディアなどを通じて、ご存知の方も多いと思いますが、ただ、10万キロの走行距離を超えてくるようになると、どんなに耐久性に優れた車でも、さすがに”メンテナンス・フリー”というわけにはいきません。

10万キロを超えたあたりから、消耗品などの交換はどうしても必要になってきます。

実際に、筆者が20万キロ目前で車を買い替えるまでに行った主な部品交換の例を、ご覧ください。

走行距離交換が必要になった消耗品・部品
11万キロタイミングベルト
12万キロラジエータキャップ
13万キロサーモスタット
14万キロホイールベアリング
15万キロブレーキディスク
16万キロサスペンション
17万キロブレーキキャリパー
18万キロトランスミッション
19万キロエアコン(見積もりが高く・・・売却を選択)

記憶が曖昧な点がありますので、交換した部品と走行距離は前後している可能性がありますが、おおむね、上のような感じで推移していきました。

最後は、エアコンが故障して、その修理費用の見積もりを取ったところ、他の交換部品も合わせて修理費用だけで20万以上の見積もりが出てきまして、車検が近づいてきたこともあり、手放すことにしました。

消耗品や部品の交換については、細かい数字は把握しきれていないのですが、総額で20万前後は掛かっていると思います。

ただ、これは筆者が自動車業界に身を置いており、10万キロを超えたあたりから小まめにメンテナンスを施してきたから、これぐらいで済んでいるという可能性は否定できません。

確かにドライバーの中には、大したメンテナンスを施さずに20万キロまで車を運転できたという人もいたりしますが、それはその人の運転技術、運転する環境、偶然などに恵まれた結果に過ぎません。

逆に、ほとんどメンテナンスをせずに車検もこれまで問題なくパスしてきたものの、走行距離が10万キロを超えたあたりから、”ガタ”がきやすくなり、故障しがちになったという人も少なくありません。

そして、そんなケースに限って、修理費用は高くなりがちです。

病気予防のための手洗いやうがい、適度な運動、定期的な検査などを怠って、実際に病気になってかかる治療費用の方が、断然”高くつく”というのと同じだと思います。

もし、本当に15万キロや20万キロまで乗り続けることを希望するのであれば、現実的には細かなメンテナンスは欠かせないと言えます。

車の定期メンテナンスはどこに頼めばいい?

では、車の定期メンテナンスはどこの業者に頼めば、いいのでしょうか?

と、その前に、先に念のため説明させていただきますが、車検はあくまで法律上の検査をパスするためのものでして、本来の意味での車の整備やメンテナンスとは”目的”が異なります。

よくあるケースとして、安い車検業者やユーザー車検代行などで車検を済ませた後、車の調子が悪くなったり、車が故障したりということがありますが、それは車検をパスするための整備しかしていないときに起こる「典型的なパターン」です。

そして、信頼できるディーラーの車検が高い理由は、車検の費用に加えて、本来の意味での車のメンテナンスをきっちりと行ってくれるというところにあります。(信頼できるという条件付きではありますが・・・)

しかし、定期メンテナンスを毎回ディーラーに頼んでばかりいると、点検整備の費用ばかり嵩んでしまって、それなら新しい車に買い替えた方が良かったかも・・・ということになりかねません。

そこで、それらを踏まえた上で、(筆者が実際に行っている)定期メンテナンスをしてくれるお手頃な業者を簡単に探す方法を紹介したいと思います。

まずリクルートが運営している「カーセンサー」のサイトにアクセスします。(車検とありますが、気にせずお進みください)

m001

そして、今度は自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力します。

m002

そうすると、上のような検索結果が表示されると思いますので、今度は、ページ中央部分にある「定期点検整備」というチェックボックスにチェックを入れて、再検索を行います。(検索結果が表示されない場合は、対象店舗の10km以内という範囲を広げてみて下さい)

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すると、下記のようにずらっと対象の店舗が並びます。(検索範囲を広げるために、10km圏内から100km圏内まで対象を広げています)

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後はその中から、目ぼしい店舗を探して、定期点検整備を行ってもらうという流れになります。(表示されている費用は車検費用ですが、定期点検だけでも受け付けてくる業者がほとんどですので、定期点検整備費用について事前に問い合わせるか、店舗で直接聞いてみてください)

なお、「カーセンサー」のサイトでは、「整備保証」というチェック項目もありますので、保証をつけてくれる業者を探したいという場合は、そちらにチェックを入れて業者を探すというのも一つの方法です。

なお、定期点検整備を行ってくれる業者の”質”ですが、これについては、正直申し上げまして、当たり外れがあるのは否めません

整備指定工場だから大丈夫、ディーラーだから大丈夫、フランチャイズ車検だから大丈夫といったことは一概には言えません。

筆者のこれまでの経験から言っても、最後は、そこに勤めている”スタッフ次第”になってくるかと思います。

腕のいいスタッフがいるところは、お店の種類に関係なく信頼できますし、定期点検整備をきっちりと行ってくれるでしょう。

そういった意味ではディーラーだから安心ということは決してありません。

ディーラーは信頼できる業者が多いのは事実ですが、一方で値段が高いだけ・・・という業者がいるのも現実です。(自動車業界に限ったことではありませんが、地域によっては技術者不足の問題は深刻だったりします)

15万キロ、20万キロの走行距離まで乗り続けることを目指すのであれば、点検をきっちりと行ってくれる業者は欠かせませんので、「カーセンサー」のサイトなどを賢く利用しながら、できるだけ安い費用で小まめに車のメンテナンスを行ってくれる業者を探したいところです。

今回の記事が読者の方の参考になれば、幸いです。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

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自動車税滞納や違反金未払いのままだと車検は更新できない

毎年4月に通知がやってくる自動車税。

決して安くない金額の税金である自動車税ですが、未払いや滞納している状態のまま車検を受けても、車検の有効期間は更新ができません。

有効期間を更新せずに車を運転することは無車検運行ということになり、道路交通法違反になりますので、注意が必要です。(無車検運行は違反点数6点、6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金)

そこで、今回は自動車税未払いや税金を滞納しているときの、車検の受け方などについて見ていきたいと思います。

税金未払いでも車検自体は受けることができるが・・

まず、税金未払いや滞納している状態であっても、車検の整備点検、検査そのものは受けることができます。

国から車検の整備から検査までの許可を得ている指定工場に車を持ち込み、車検を依頼すると

「納税証明書を1週間以内に持ってきて貰えれば大丈夫です」

と言われるはずです。

それは、ユーザー車検などで自分で陸運局に持ち込んだ場合でも同様です。

ただ、注意しなくてはいけないのは、納税証明書の発行にかかる時間です。

納税証明書は自動車を登録してある陸運局に税金を支払った後に、交付してもらえるのですが、この交付までに「一週間程度」の時間が掛かってしまうことがほとんどなのです。

つまり、急いでいるときに、とりあえず、車検を通しながら税金の支払いを同時進行で進めようと思っても、陸運局の納税証明書の交付が間に合わない可能性があるのです。

税金未払いの状態で車検を受けるときは、まずは、自動車税を支払い、納税証明書を受け取った後、車検を受けるようにした方が無難です。

追記:平成27年から、上記の納税証明書の提出は省略されることになりました。国土交通省(運輸支局等)と都道府県のシステムを連携するようになったため、納付・あるいは未納付についてはシステムで即座に分かるようになりました。

※ただし、一部の自治体では納税証明書欄に★印がついていて、納税後も、電子的な納付確認ができない場合があります。その場合は税事務所で書面の交付を受けるしかありません。

一時抹消登録をしてから車検を受ける方法について

ここまで自動車税の未払いや滞納状態のままだと、車検の有効期間が更新できないという説明をさせていただきましたが、別の方法を使えば、車検期間を更新することが可能です。

それが一時抹消登録という方法です。

一時抹消登録は、車を売却や譲渡した後、車の所有者が変わるまでの間、一時的に税金の支払いを止めておくための制度ですが、その制度を利用するという方法になります。

この方法を使って、プレート代や印鑑証明書発行手数料、自動車の変更登記のための印紙代などを用意すれば、新しい車として車検を受けることができることになりますので、車検の有効期間を更新することが可能になります。

ただし、この方法はおすすめできません。

未払いの自動車税には延滞金などが発生しますし、給料の差し押さえに発展したり、さらに、悪質と判断された場合は、課税逃れとみなされて、検察などに起訴されてしまう可能性も否定できません。

本来の制度の趣旨とは異なる使い方で、税金の支払いを避けて車検を受けるためだけに、一時抹消登録をするというのは、その後のことを考えますと決しておすすめできる方法ではありません。

また、今後はマイナンバー制度の普及に伴って、行政機関の間で、税金の未払いや滞納に関する情報を共有することが考えられますので、そうした行為が見つかりやすくなることも考えられます。

駐車違反の放置違反金未払いと車検拒否について

自動車税の未払いとともに、気をつけなくてはいけないものとして、駐車違反の放置違反金の未払いがあります。

駐車違反で違反切符を切られ、放置違反金を未払いのまま車検を受けても、警察から陸運局に通知が届き、「車検証の交付を拒否」されることになります。

平成18年6月1日から施行された車検拒否制度ですが、車検を通したときに未払いが発覚した場合は、その支払いを終えたという「領収書」または「納付・徴収済確認書」を提出する必要があります。

「領収書」または「納付・徴収済確認書」の違いについては、下記の通りとなっています。

「領収書」・・金融機関やコンビニエンスストアの窓口で放置違反金等を納付したときに発行してもらえるもの

「納付・徴収済確認書」・・滞納処分により放置違反金等を徴収されたとき、又は「領収書」を紛失し警察署等に申請したときなどに交付されるもの

参考/警視庁-車検拒否制度

車検の更新は必ずした方がいい

ここまで自動車税の未払いや放置違反金の滞納による車検の更新について見てきましたが、支払いが面倒だったり、少しの間だったら大丈夫かな・・・といった考えで無車検で運転することは絶対にやめましょう。

無車検運転、そして、同時に切れることが多い自賠責保険の期限切れのまま運転する=無保険運転のダブルで捕まると、課される罪は大変重いものが待っています。

詳しくは、「車検切れの罰金と交通違反」の記事をお読みいただければと思いますが、さらに、その状態で交通事故を起こしてしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。

税金や放置違反金を支払ってその後に車検を受けるか、あるいは、思い切って車を売却して税金を支払ってしまった方が、最大80万円の罰金と免停または免許取り消し処分を受けるよりも、はるかに”マシ”です。

読者の方が冷静に判断されることを祈っています。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

滞納している税金や交通違反の違反金の支払いのために・・車を売ろうかなとお考えの方へ

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外車の車検が高い理由とディーラー以外の相場価格を調べる方法

「ディーラーにベンツの車検の見積もりしてみたところ、少なくとも30万以上はかかると言われた・・」

「はじめての外車の車検だったけど、BMWの車検費用があんなに高いなんて知らなかった・・・」

「外車の車検・・・整備代金が高すぎた・・」

自動車業界に身を置く筆者の耳には、外車に乗っている友人・知人から、溜息交じりのこんな声を聞くことは決して珍しくありません。

そこで、今回は、外車の車検が高い理由とディーラー以外の相場価格を知る方法について説明していきたいと思います。

外車の車検が高い理由

ご存じの通り、車検費用は大きく分けて「法定費用」と「整備代金」の2つに分かれていますが、自動車重量税、自賠責保険、印紙税といった法定費用につきましては、外車も国産車も違いはありません。

車検の法定費用については、下記の表を参考にして頂ければと思います。

車 種自賠責保険重量税※印紙代法定費用合計
軽自動車25,880円8,200円1,400円35,480円
小型乗用車(500~1,000kg)44,100円16,400円1,700円62,200円
中型乗用車(~1.500kg)44,100円24,600円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
70,400円(5ナンバー)
70,500円(3ナンバー)
中型乗用車(~2.000kg)44,100円32,800円1,700円(5ナンバー)
1,800円(3ナンバー)
78,600円(5ナンバー)
78,700円(3ナンバー)
大型乗用車(~2.500kg)53,890円41,000円1,800円96,690円

※エコカー減税対象車、13年経過車、18年経過車は除く。

そして、費用が大きく異なってくる可能性があるのは、部品代、作業費、書類作成費用、代行手数料といった部分になります。

〇部品費用

外車、国産車問わず、自動車は数万点にも及ぶ部品で構成されている工業製品ですが、その部品も交換するとなると、大きく分けて「純正部品」とサードパーティである「汎用部品」の2つに分かれます。

部品交換の際、汎用部品と交換すれば費用も安く済みますが、どんな部品も汎用部品が生産されているわけではありません。

交換対象となる部品によっては、純正部品で交換せざるを得ない部品もあり、そうなると、調達コスト(国内に部品がない場合は、海外から取り寄せになる)も含めて、費用は高くなりがちです。

〇作業費用

様々な業界で技術者不足が叫ばれて久しい日本ですが、その分野がニッチになればなるほど、人手が足りないというのが現実です。

外車の車種ごとの特殊な構造を理解し、さらに適切な整備を行う技術が必要になりますので、その作業費用はどうしても高くなる傾向にあります。

また、ディーラーでは、指定工場などとは異なり、営業や受付スタッフなどの”間接部門”の人間も抱えておりまして、そうした費用もディーラーでの車検費用を押し上げている要因の一つになっています。

〇書類作成費用・代行手数料

こちらについては、国産車の場合と比べて費用が大きく変わるというわけではありませんが、例えば、外車ディーラーに車検を依頼した場合、高くなるといったケースもあります。

ベンツやBMWといった人気の外車であれば、それほど気にする必要はないことが多いですが、流通が少ない車種の場合は、そもそも車検を受け付けている業者が少なくなってしまい、その分、費用に割高感が出てきたりします。

外車の車検の有効期間について

外車の車検の有効期間については、国産車と同じで、新車登録から3年、以降は2年ごとの車検となります。(営業車などは除く)

10年目以降の車検については以前は1年ごとの車検でしたが、1995年の法改正後は2年ごとに変更になっています。

道路運送車両法
第六十一条自動車検査証の有効期間は、旅客を運送する自動車運送事業の用に供する自動車、貨物の運送の用に供する自動車及び国土交通省令で定める自家用自動車であつて、検査対象軽自動車以外のものにあつては一年、その他の自動車にあつては二年とする。

参考/道路運送車両法

外車の車検-ディーラー以外の相場価格を調べる方法-

それでは続いて、外車の車検を受ける前に、ディーラー以外の相場価格を調べる方法について説明していきたいと思います。

まずリクルートが運営している「カーセンサー」のサイトにアクセスします。

m001

そして、今度は自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力します。

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車種の入力で外車を選択すると、自動的に輸入車の車検受付可能な業者が安い順に表示されます。

ちなみに、「カーセンサー」のサイトでは、法定費用も含めてクレジットカードでの決済が可能な店舗も探すこともできたりします。

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なお、「カーセンサー」のサイトは申し込まない限り、無料で利用できますので、外車の車検を受ける前に、業者ごとの価格の比較やサービス内容の比較をして、相場価格を調べるのに、大変便利です。

外車の車検証の住所変更・名義変更について

外車をローンで購入し、車検証の名義がディーラーやローン会社になっていて、車検のタイミングで車検証の住所変更や名義変更をする必要があるという人もいるかもしれません。

そんな方のために、車検証の住所変更や名義変更をする手続きについて下記にまとめました。

車検証の住所変更・名義変更を変更するときの方法と委任状テンプレート(PDFとWord)

自分で陸運局で手続きをすることもできますが、それなりの手間は掛かります・・。

まとめ

「外車の車検が高い理由とディーラー以外の相場価格を調べる方法」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事の冒頭で、「外車の車検は高い・・」とこぼす筆者の知人・友人を紹介しましたが、彼ら(彼女ら)は、実は車検費用が高いと分かるとすぐに車を乗り換えています。

車検費用が高くなるときは、乗り換えも視野に入れながら、冷静に判断したいところですね。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

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車検に出す度に代車・・引き取り・・めんどくさい!というときの対策

車検に出す度に、見積もり、価格交渉、代車の手配、そして、車検が終わると、引き取り・・・もう~めんどくさい!っていう方もいるのではないでしょうか。

費用が安く上がるユーザー車検(自分で陸運局に車両を持ち込んで検査を受ける方法)は、さらに面倒くさいし・・。

今回は、自動車業界で働いていながら、極度のめんどくさがりである筆者が車検の面倒くささとその対策について、備忘録的にまとめておきたいと思います。

車検がめんどくさいという正体

新車登録から3年、その後は2年ごとにやってくる車検の通知が来るたびに、めんどくさいと感じてしまっている筆者ですが、毎度毎度、そう感じてしまう理由が一体、何なのかということを整理してみました。

〇”予想以上に”費用がかかる

自賠責保険、自動車重量税、印紙税などの法定費用は、一市民としての義務であることを理解していますので、まだ納得できます。(すいません・・嘘ついていました。高い・・・高いです・・・今の国産車の耐久性を考慮すれば、車検の間隔をもっと長くできるはず!)

そして、筆者がもっとも納得いかないのは、メンテナンス代金です。

筆者も自動車業界の端くれとして、ディーラーに車検の見積もりをもらって、「はい、そうですか。」といって車検をお願いするほど、”ウブ”ではありません。

車検の度に、ディーラー、指定工場、フランチャイズ車検業者などを回って見積もりをもらうのですが、そのメンテナンス代金がなぜ、あれほどまで違うのか、毎回、本当に納得ができません。

人件費や固定費、メンテナンスの範囲が違うということは分かりますが、「過剰な点検整備は必要ないです」と事前にお願いしていても、毎回、業者によって”あきれる”ほど、費用が違うのです。

そして、もう一つ、車検費用の価格交渉、これがまためんどくさい・・・。

費用の内訳の説明を聞いて、「えーそんなの、必要なの?」と思って指摘すると、「これこれの理由で・・・」と、マニュアルを読んでるみたいに回答されて、いっそう困惑するばかり・・なんてことも珍しくありません。

確かに筆者はその気になれば、自動車業界に身を置くものとして”ツテ”を頼れなくもありません。

しかし、2年ごとにやってくる車検の度に、”ツテ”を頼むというのも、それはそれで気を遣いますし、”ツテ”を頼っても車検は実際のところ、それほど安くなることはありません・・。

〇掃除、代車、車の引き取り・・時間がかかる!

車検を出す前、読者の皆さんは、自分の車を掃除されますか?

筆者は、小心者のせいか、車検に出す前は車を少し掃除するだけでは納得できず、徹底的に清掃してしまうのです・・。

やり始めたら徹底的に掃除しないと気が済まないタイプで、掃除が終わったときに充実感を得られることを分かってはいても、掃除を始めるまでの「めんどくさい感」は尋常じゃないのです。

そして、重い腰を上げて磨き上げた車を今度は車検業者のところまで運び、代車を手配して、車検が終わると、また引き取りに・・・。

掃除、車検の見積もり、車検価格の交渉、代車の手配、引き取りといった一連の流れで、2週間ぐらいの週末はほぼ、潰れてしまいます・・・。

何というめんどくささ!

車検は、公道を安全に走行するために、必要なものであるということは分かっていても、本当にめんどくさいこと、この上ありません・・・。

車検がめんどくさいのを軽くする方法

筆者が「よきに計らえ」と電話一本で秘書にお願いできるほど経済的に豊かであれば、車検のことをこんなにめんどくさいと感じたり、悩んだりすることもないと思うのですが、少なくともこの記事を書いている時点では、そんな豊かさには恵まれていません(笑)

そこで、筆者が実践していて、少しでもお金の負担をかけずに、車検がめんどくさいのを軽くする方法を少し紹介したいと思います。

と言いましても、その方法は極めて簡単な方法です(^^;

まずリクルートが運営している「「カーセンサー」」のサイトにアクセスします。

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そして、今度は自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力をします。

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すると、上記のようにずらっと、車検サービスを提供している会社が出てきます。

検索結果が0件のときは、トップページの下にあるエリア検索などを使って店舗を探していきます。(車検は他府県で受けても問題はありません)

そして、今度は、ページ中央にあるチェックボックスの中から、「短時間車検」や「一日車検」にチェックを入れて、再検索をかけます。

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対象の店舗がズラッと出てきますので、その中から車検業者の詳細を調べるという流れになります。

この方法を使えば、自宅に居ながらにして

・複数の車検業者の費用を比較できる

・短時間車検や一日車検の業者を探せる

・車検の相場価格を知ることができる

といったメリットを得ることができますので、車検のめんどくささを軽減することができると思います。

なお、検索するだけで車検を申し込まなければ、このサービスは無料で利用できます。

車検がめんどくさいから車を売るというのはアリ?

自動車業界で働いているということもあり、たまに知人や友人などから聞かれることがあるのが、車検がめんどくさいから売るというのはアリ?という質問です。

これについては、ケースバイケースになるというのが筆者の見解です。

特に人気車でもなく、年式から考えて走行距離もソコソコ、車の状態もまずまずというのであれば、ほとんどの場合は、乗り続けた方が経済的にはお得なことが多いです。

ただ、中古車市場でも人気が高い車は、車の買取価格が高くなる傾向にありますので、買い替えも十分アリだと思います。(一昔前、国産SUVが海外で人気沸騰していたときは、300万円で購入した車を2~3年以内に売却して、400万円で売れるなど、”利益”が出ていたときもありました。)

また、走行距離10万キロ目前、新車登録から5年、7年、10年といった節目が迫っている車は、買い取り価格がガクッと下がったりするポイントなので、車検を受ける前に売ってしまうというのも一つの手です。

まとめ

「車検に出す度に代車・・引き取り・・めんどくさい!というときの対策」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車検がめんどくさい・・という読者の方に少しでも参考になるポイントがあれば幸いです。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

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車検ギリギリで車を売る方が車検を受けた後に売却するよりもお得な理由

「車検がもうすぐ切れそうなんだけど・・車検を受けてから売った方がいいのかな?」

車を売るときに、こんな風に考える方もいらっしゃるかもしれません。

この点につきましては、結論から言ってしまうと、車検を受けた後よりも、車検ギリギリで車を売る方がお得です。

車の売り手が車検を受けた後に車を売却するとき、車検業者への利益は売り手が支払うことになり、そのまま次の車検満了の日まで、その車は中古車の買取業者か、あるいは新しい所有者の手に渡ることになります。

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一方、車検の有効期限を過ぎてしまった後に、新しい買い手が車検を受けるという場合、車検業者へ支払う利益は新しい買い手が負担することになります。

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ご覧いただきました通り、中古車の買取業者にしてみれば、車検のあり・なしということは、基本的にはあまり関係ありません。

車検の費用を支払うのは、売り手である前の所有者か、あるいは新しい買い手のどちらかになるだけで、車検に関して言えば、買取業者は立場的には橋渡しをしているだけに過ぎません。

ただ、買取業者によっては、”車検がない方がいい”というケースもありますので、その点について説明していきたいと思います。

買取業者の中には車検サービスを提供している会社も

先ほど、中古車の買い取り業者は車検のあり・なしは基本的に関係がないという説明をさせて頂きましたが、買取業者の中には、車検サービスを提供している会社がありまして、そういった業者にしてみれば、車検はむしろ”ない”方がありがたいことがあります。

なぜなら、新しい買い手となる人が、車検が切れている中古車を購入した場合、購入後にどこかの業者に依頼して車検を受ける必要があり、もしかすると、その車検の依頼を引き受けることができる可能性があるからです。

当然、その車検を引き受けることで、中古車の買取業者は利益を得ることができます。

そんな風に考えますと、中古車買い取り業者によっては、車検が切れている方が、むしろ良かったりするのです。

車検サービスを提供している中古車販売店/買取店については、下記のような業者がありますので、参考にしていただければと思います。

特徴
中古車販売店/買取店
ガリバーの車検
中古車販売店/買取店
ビッグモーター
中古車販売店/買取店
カーセブン車検

ただ、上記の業者に買い取り査定を依頼すれば、必ず買い取り価格が高くなるかと言われますと、そうとも言い切れませんので、注意が必要です。

車の買取価格には様々な要因が影響している

車検サービスを提供している中古車買取店は、”車検”という観点で考えますと、車の買い取り価格で若干、有利な可能性がありますが、中古車の査定における価格決定のメカニズムには、その他にも多くの要因が影響を与えています。

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車そのものの走行距離や年式、車の状態といった要因に加えて、地域性、時期、車種の人気、査定士個人の価値観、海外への輸出、景気の動向など、その他にも様々なポイントがあります。

当サイトでは、それらのポイントを詳しく解説した記事を用意しておりますので、詳しく知りたいという方は、参考にして頂ければと思います。

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車検ギリギリで車を売るときの準備

車検ぎりぎりで車を売るときに準備しておきたい必要書類を当サイトにて表にまとめておきましたので、これから車の売却を考えている人に、参考にして頂ければと思います。

中古車を売るときの必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。
実印と印鑑証明書実印とセットで必要になる印鑑証明書。印鑑登録を済ませていない場合は、まず実印を購入して、住民票がある市区町村の役所で印鑑登録を行う必要があります。
住民票本人確認ための書類。
戸籍謄本車検証に記載してある氏名が住民票に記載がない場合。

なお、車をローンで購入していて、車の所有者の名義が自分の名義でないというときは、「所有者の名義が違う車を買い取り業者に売る方法について」の記事も参考にしてみてください。

車検ギリギリでも損をしない車の売り方

車検ギリギリのタイミングで車を売却するときに注意をしなくてはいけないのは、ディーラーに査定をお願いしてそのまま下取りに出してしまったり、近くの中古車買い取り業者1社だけに査定をしてもらって、そこで決めてしまうといったことです。

本記事の中盤でも説明いたしましたが、車の買取査定の価格は業者によって、かなり開きがあるというのが現実です。

それも、10~20万円単位で変わるということも決して珍しくありません。

損をしないためには、ディーラーへの下取りだけでなく、中古車の買い取り店やナビクル車査定カーセンサーといったネットの一括査定サイトを利用して、複数の業者で見積もりを取り、比較することは忘れずに行いましょう。

少しだけ手間や時間はかかりますが、きっと、損せずに車を売ることができるはずです。

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車検を忘れてたら・・期限が過ぎた・・車検を受ける方法と注意点

車検は免許の更新などと異なり、警察や検察といった公的機関から車検更新の通知が来るといったことがありません。

車を購入したディーラーや中古車販売店、前回車検を受けた車検屋さんから届く車検の連絡で思い出すという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、引っ越しや海外赴任などでそうした連絡が届かなかったり、分かってはいたものの仕事が忙しくて、気づいたときには車検を受けるのを忘れてた・・・そんなケースもあったりします。

そこで、今回は車検を受けるのを忘れてたら・・期限が過ぎてしまっていた・・という方のために、その後の対処方法について説明していきたいと思います。

車検の有効期間の満了日を確認する方法

対処法の説明に入る前に、念のため、マイカーの車検の有効期間満了日が本当に過ぎてしまったかどうかを確認しておきましょう

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写真の中の赤枠で囲んだところが、車検の有効期間の満了日を確認できる箇所になります。

新車登録を行った年から3年、それ以降は2年ごとに車検の有効期間は満了日を迎えます。

車検を受けるのを忘れて期限切れになった後の対策

それでは、続いて車検を受けるのを忘れて、期限切れになった後の対策について見ていきましょう。

まず、車検の有効期間が満了になったからと言っても、直ちにそれで何か罰則を受けるということはありません。

ですから、車検の有効期間が過ぎてしまっているからと言って、特に慌てたり、心配になったりする必要はありません。

ただ車検がない車を公道で運転することは極めて、リスクが高いので(後ほど、詳しく説明します)、車検業者に「引き取り」に来てもらうか、あるいは「出張車検」などで車検を受けるという流れになります。

車検がない車を引き取りに来てもらって車検を受けるのであれば、懇意にしているディーラーや中古車販売店などに相談してみるのも一つの方法です。

ただ、ディーラーに頼んで費用が高くつくことが気掛かりだったり、”バツ”が悪かったりしてちょっと・・・という場合は、「カーセンサー」などでお近くの車検屋さんの中から、「出張車検」または「引き取り」可能な車検業者を検索してみるというのも一つの方法です。

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なお、出張車検や引き取りによる車検の場合、その費用は負担が増えることになるケースが多いので、その点は予め覚悟しておく必要があります。

また、上記以外の方法としては、仮ナンバーを取得して、自分で車検業者に持ち込むという方法もあります。

仮ナンバーを取得して車検を受ける方法について詳しく知りたいという方は、「車検切れ車両の仮ナンバー取得までの手続きと自賠責保険」をご覧ください。

車検業者の選び方については、「車検は結局、どこで受けるのがいいの?-おすすめ業者の選び方-」の記事も参考にして頂ければと思います。

車検の有効期間が満了になったときの注意点

出張車検や引取りはお金も掛かるし・・車検がない車を車検業者まで持っていくだけだったら、大丈夫じゃないかな・・・と考える方がいるかもしれませんが、それは絶対に辞めておいた方が無難です。

車検を受けていない状態で公道を運転して、警察に捕まってしまうと「無車検運行」ということになりまして、重い行政処分と刑事処分の他、場合によっては勤務先の会社からも処分を受けることになりかねません。

〇刑事処分

無車検運行で捕まるときは、車検を受けるときにセットになっている自賠責保険が切れている=無保険運行であることが多いので、そちらとあわせてご覧ください。

刑事処分
無保険運行/自賠責保険が切れている自動車を公道で走行した場合1年6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金
無車検運行/車検切れの自動車を公道で走行した場合6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金

出典-道路運送車両法-

実際のところ、過去によほど悪質な交通違反を繰り返していない限り、実刑を受けるということはありませんが、裁判次第では実刑という可能性もなくはありません。

罰金刑につきましては、最大で80万円となります。

また、罰金刑以上の刑事罰が確定しますと・・、

内容記録の保管期間
罰金以下の刑(罰金・拘留・科料)5年
禁錮以上の刑(死刑・懲役・禁錮)10年
(関連法 刑法27条・31条~34条 恩赦法3条・5条 少年法60条、刑法56条・57条 犯歴事務規定2条・8条・18条)

上記の期間を目安に、市町村役場、検察庁、警察、公安委員会でそれぞれ、「犯罪者記録」として保管されることになります。

〇会社からの処分

近年は大企業・中小企業問わず、法令順守の機運の高まりから、会社が重大な法令違反をした社員に対して厳しい処分を下すことが少なくありません。

就業規則や雇用契約の内容によっては、減給、降格、解雇などの可能性もありますので、内容を確認しましょう。

就業規則や雇用契約の内容を確認するには、会社の総務あるいは信頼できる上司などに相談を持ちかけてみてください。

〇行政処分

では、続いて行政処分について見ていきましょう。

まず、無車検運行と無保険運行の違反点数は下記の通りとなっています。

違反点数
無保険運行/自賠責保険が切れている自動車を公道で走行した場合6点
無車検運行/車検切れの自動車を公道で走行した場合6点

出典-警視庁 交通違反の点数一覧表-

そして、違反点数に応じて下される行政処分は下記のように法律で定められています。

免停期間前歴なし1回2回3回
30日6~8点
60日9~11点4~5点
90日12~14点6~7点2点
120日免許取消8~9点3点2点
150日免許取消免許取消4点3点
180日免許取消免許取消免許取消免許取消

ご覧頂いた通り、無車検運行と無保険運行の違反点数12点が加算となりますと、違反の前歴なしでも一発で免停90日が確定となってしまいます。

また、無車検運行と無保険運行以外にも違反があった場合は、「免許取り消し+1年以上の欠格期間」などの重い行政処分が待っています。

ご存じない方に説明させて頂きますと、欠格期間とは仮に自動車教習所に通って、再度免許を取得しても、決められた期間、公安委員会が免許の発行を認めないといった行政処分です。

なお、一度出されてしまった行政処分につきましては、行政処分に不服であったとしても、よほどの緊急性を認められない限り(認められることはまずありません)、その行政処分を受けた後でないと、その処分の取り消しを求めることはできません。

行政処分の取り消しについて詳しく知りたいという方は、行政事件訴訟法(参考/総務省法令データ提供システム)を参考にして頂ければと思います。

まとめ

「車検を忘れてたら・・期限が過ぎた・・車検を受ける方法と注意点」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車検を忘れるということは致し方ない面もあると思いますが、その後の対処については慎重に行った方がいいということは、お分かり頂けたのではと思います。

また、出張車検や引取り車検の見積もり費用があまりに高くなってしまうときは、買い替えなども視野に入れて、冷静に判断したいところです。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

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車検は結局、どこで受けるのがいいの?-おすすめ業者の選び方-

「車検は様々な業者がサービスを展開していて、費用やサービス内容もバラツキがあるみたいだけど、結局、どこで受けるのがいいの?

こんな風に思っているドライバーの方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は、車検サービスを展開している会社と自分にあったおすすめの業者を探す方法について徹底解説したいと思います。

車検と整備は別モノ。車検はあくまで検査

いきなり耳を疑うような話ですが・・・、車検をしたばっかりなのに、車が故障したという話が珍しくないのはご存知でしょうか?

「えー?車検した直後に、車が故障?何ソレ、信じられない!そんな業者には2度と車検をお願いするの勘弁なんだけど・・・」

実は、こんなケースは決して珍しいことではないのです。

なぜなら、車検というのは

自動車の安全性の確保および公害防止の観点から「道路運送車両法」に合格しているかどうかを検査するもの

に過ぎないからです。

つまり、法律的にパスできる水準にあれば、車検そのものはOKということになります。

でも、「安全性の確保」ってあるけど?それはどうなるの?

安全性の確保については、とっても抽象的な概念ですよね。

例えば、運転中にブレーキが効かないとなれば、それは大問題ですけど、パワステが重くなったとか、サイドブレーキが重くなった・・といったことが安全性を確保していないかと言われると、そんなことはないと思います。

つまり、車の不調=車検が通らないということでは決してないですし、車検にパスした=車の状態は万全という保証はどこにもありません。

誤解を恐れずに言えば、車検は身長や体重、血圧、などを簡単に計測する「健康診断」、車の整備はもっと細かく体をチェックして、予防も兼ねて行う「人間ドッグ兼トレーニング」のようなものなのです。

車検に求めるのは「安心感」or「費用の安さ」

車検と車の整備は別モノであるということが分かると、あとは、車検業者選びの条件となるのは、安心感と費用のことに集約されます。

費用をかけて安心感を選択する、あるいは、車検はパスできればいいので費用の安さで選ぶ。

そして、この考え方をもっとシンプルに表しますと、下記のような形になります。

安心感=車検+整備

費用が安い=車検のみ

実際には、業者によって安心感と費用のバランスが異なりますので、続いては業者別の特徴などを見ながら、車検業者はどこがいいのかということを見ていきたいと思います。

車検業者の種類とおすすめの業者を探す方法

車検業者には、様々な種類がありますが、車検を受け付けている工場には大きく分けて、2種類のタイプがあります。

一つは、検査前のチェック(整備)を行う「認証工場」と検査前のチェック(整備)と実際に検査までを行ってもいいと国土交通省から許可を受けている「指定工場」です。

認証工場指定工場
整備工場の違い車検に通るための整備だけ検査は国土交通省の検査場へ持ち込む必要整備から検査まで行える

認証整備工場=検査前の整備だけ

指定整備工場=検査前の整備+検査

どちらがいいということは一概には言い切れませんが、指定整備工場の許可を得るためには、社員数、有資格者の数、会社の規模、サービスの品質などの条件をクリアする必要がありますので、相応の安心感はあるということが言えるかと思います。

そして、実際にどんな車検業者がいるのかということ、そして、それぞれの特徴、費用感と安心感をまとめたのが、下記の表になります。

特徴
ディーラー・トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スズキなど
・ほとんどが指定整備工場
・車検にかかる日数は約2~3日
・土日も営業
・最近はコスト削減に意欲的
指定整備工場・自社工場で車検までできる車検専門の工場
・元々は修理屋だった会社が多い 
・技術力のある会社も一定数存在する
・最近は厳しい経営環境の会社も・・
中古車販売店/買取店
・大手を除けば、指定整備工場の数は少ない
・提携先などの整備工場へ外注がほとんど
・車検にかかる日数は2日以上~
車検フランチャイズ
・車検専門のチェーン店
・元々は修理屋だった会社が多い
・店舗数多い
ガソリンスタンド・カー用品店

・店舗数の多さが最大の特徴
・大手を除けば、指定整備工場の数は少ない
・車検以外のことも相談できる
ユーザー車検代行業者
・車検の検査を通すための代行業者
安心感と費用
ディーラー・人件費・純正部品による整備などコストは高くなりがち。
・安心感は抜群。
指定整備工場・土日が休みだったり、意外に整備費が高かったりとコストやサービス面で他の業者に比べると、メリットが少ない。
・整備技術についても、業者によってバラつきがあり、安心感も△
中古車販売店/買取店
・中古車販売・買取の大手であれば、豊富な実績から安心感も期待できる。
・車検にかかる費用も安い。
車検フランチャイズ
・店舗数の多さで部品調達コストを下げたり、車検に特化することでコストを限界まで削り、低価格の車検サービスを提供。
・スピード感はあるが、安心感といった面ではやや見劣りする面も。
ガソリンスタンド・カー用品店

・店舗数の多さで部品調達コストが安く、低価格の車検サービスを提供。
・指定整備工場の大手であれば、スピード感、安心感もある。
ユーザー車検代行業者
・基本的に陸運局での検査を代行するだけなので、コストは安い。
・それ以外のことは期待できないため安心感は・・。

安心感を求めるということであれば、やはりディーラーがおすすめということになりますが、中古車販売・買取店の大手企業であれば、その豊富な実績からも安心感があると言えるでしょう。

また、指定整備工場でかつ安価なサービスを提供している大手のフランチャイズ店やガソリンスダンド店なども安心感はやや見劣りするものの、価格面でのメリットを考えますと、十分、選択肢の一つとして検討する価値があります。

また、費用感に焦点を絞りますと、ユーザー車検代行は圧倒的に安く済みます。

ユーザー車検代行は、とにかく車検を通すためだけに存在していると言っても過言ではなく、逆に考えれば、余計な費用がかかるといった心配はほとんどありません。

車検を通すためのものと割り切るのであれば、車検はユーザー車検代行を使って、車のメンテナンスは信頼できるディーラーなどにお願いするというのも一つの方法だと思います。

また、「Goo車検」や「楽天車検」のような車検業者を検索できるサイトを利用すれば、“車検業者を探したり、比較する手間を省く”ことができるので、ネットで探して比較したいという方には、そういった会社のサービスを使ってみるのもおすすめです。

※なお楽天車検で依頼するときは、「楽天カード」に加入してから申し込むと、楽天ポイントがかなりもらえますので、さらにお得に車検を受けることができます。

それぞれの業者の代表的な会社へのリンクを下記にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

特徴
ディーラートヨタの車検
ディーラー日産-車検
ディーラーHONDAの車検
ディーラーマツダジャストフィット車検
車検業者検索楽天車検
車検業者検索Goo車検
車検業者検索
カーセンサー
車検フランチャイズ
ホリデー車検
車検フランチャイズ
コバック
車検フランチャイズ
カーコン車検
車検フランチャイズ
アップル車検
中古車販売店/買取店
ガリバーの車検
中古車販売店/買取店
ビッグモーター
中古車販売店/買取店
カーセブン車検
ガソリンスタンド・カー用品店

イエローハット車検
ガソリンスタンド・カー用品店
オートバックス車検

上記のリンクを辿って頂ければ、きっとおすすめの業者が見つかると思います。

まとめ

「車検は結局、どこで受けるのがいいの?-おすすめ業者の選び方-」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車検費用は自動車重量税、自賠責保険、印紙代といった法定費用は変わりありませんが、その他の整備費用で大きく開きが出てきます。

特に年式が古くなってきたり、走行距離が長くなったりすると、法定費用以上に整備費用がかかることが少なくありません。

車検の業者選びに加えて、買い替えなども視野に入れながら、冷静に判断したいところですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
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第2位【リクルート運営のカーセンサー】
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ディーラーの車検費用が高い理由とその対策

自分が購入した車をディーラーで車検をお願いするという人も多いと思います。

しかし、車種によっては、「えーこんなに高いの?!」とビックリするような経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回、記事の執筆を担当させて頂く筆者もそんな一人です・・。

新車を購入してから3年目に、ディーラーに車検費用の見積もりをお願いしたところ、「約30万円」と言われて、目を丸くした経験があります・・・。(事故なし、走行距離やや長め、交換部品あり)

そこで、今回はそんな筆者の経験も交えながら、ディーラーの車検費用が高い理由とその対策などについて、まとめていきたいと思います。

ディーラーの車検費用が高い理由

あまりにも高いディーラー車検の費用に対して、疑問を感じざるを得なかった筆者は、なぜディーラー車検がそんなにも高いのかということを調べ上げたのが、下の表になります。

ディーラーの車検費用が高い理由
1地代家賃や固定資産税が高い
2営業、総務、販売員などの人件費が高い
3整備士の工賃が高い(専任スタッフなど)
4部品代などが高い

順番に見ていきたいと思います。

1.地代が高い

ご存じの通り、トヨタや日産、ホンダなどのカー・ディーラーのお店は、車が通りやすい”立地のいい”場所に存在しています。

ディーラーは車検だけでなく、車を買ったり、下取りしたりするのも商売としていますので、立地のいい場所にお店を構えるというのは、最も重要なポイントになるのは間違いありません。

しかし、そうした立地のいい場所は、地代家賃が決して安くなく、また仮に家賃を払っていなくても立地のいい場所は、固定資産税が高くなりがちです。

土地にかかる高い固定費用は、ディーラーの高コスト体質を作り上げる十分な理由の一つになっています。

2.営業、総務、販売員などの人件費が高い

求人雑誌や求人サイトなどをご覧頂けますとすぐにお分かり頂けますが、カー・ディーラーは、営業、総務、販売、受付などのスタッフを高い給料で雇用しています。

日本の人件費が先進国の中でもかなり高い部類に入ることはご存じの通りですが、車検サービスを提供している様々な会社の中でも、一段と高い人件費がかかっているのがディーラーです。

例えば、営業や総務、販売、受付スタッフなどがいない、あるいは、仮に在籍していてもわずかしかいない認証工場や指定工場とディーラーを比べてみますと、その人員構成の違いがどれくらいの人件費の違いを生んでいるかは、容易に想像がつくかと思います。

高い人件費は、ディーラーの車検費用を押し上げる大きな理由の一つになっています。

3.整備士の工賃が高い(専任スタッフなど)

ディーラーでは実際に車検の整備を行う工賃も、営業、総務、販売といったスタッフ同様、高くなりがちです。

ブランド力と営業力でお客さんを集めて車検を行うディーラーは、その整備にあたるスタッフについてもお客様からの信頼に応えられるだけのスタッフを揃える必要があるからです。(実際には、ディーラーで車検をしてもらったから、安心というわけではないのですが・・)

会社が専門職として、整備士を教育するコストや雇用を維持していくためのコストがまさに、それに該当します。

整備士に限らず、エンジニアなどの専門職と呼ばれる人たちは、スキルやキャリアなどにより給料は大きく変わってきますが、ディーラーはその”ブランド”があるが故に工賃も高くなる傾向にあります。

4.部品代などが高い

厳密な意味では、法律上の車検をパスすることとは関係ないのですが、車検のときに部品交換をすすめられるということは決して、少なくありません。

ディーラーの魅力は何と言ってもその車を製造したメーカーが車検を行ってくれるというところにありますので、純正パーツで自分の車のメンテナンスをできることは大きな安心材料になりますが、一方で純正のパーツ交換は費用が高くなることも少なくありません。

GT-Rのように、タイヤ、ブレーキパッド、ブレーキディスクなどを純正のものに変えるだけで「数十万」単位のお金が必要になるケースもあるほどです。

実は筆者もディーラーに車検の見積もりをお願いしたときに、その明細を見て驚いたのは純正部品の費用の高さでした・・。

なぜ、純正部品はそんなにも高くなるのでしょうか?

よほどの人気車種でもない限り、その車種だけのために開発された小ロットの部品は、汎用性のある大きなロットで作られる部品に比べて、製造コストが高くなってしまうからに他なりません。

車検費用を安く抑えるコツ

それでは、続いてディーラーの車検費用を安く抑えるために、どういった方法があるのかということを見ていきたいと思います。

真っ先に浮かぶのは、車検を依頼する業者を変えるということではないでしょうか。

そこで、車検を依頼できる業者にはどんな会社があるのかということを、ざっくりと表にまとめました。

認証工場指定工場
整備工場の違い車検に通るための整備だけ検査は国土交通省の検査場へ持ち込む必要整備から検査まで行える

認証工場と指定工場の違いは、整備だけでなく、「検査」までを行うことができるかどうかという点にありまして、「検査」まで行うことができる工場を営業するためには、国土交通省の許可を得る必要があります。(人員、設備、運営体制などの審査をクリアする必要)

そして、認証工場と指定工場はそれぞれ、どんな会社が行っているのかということをまとめたものが、下の表になります。

認証工場指定工場
業者の種類小さな町の整備業者・ガソリンスタンドやカー用品チェーン・ユーザー車検代行などディーラー・車検専門業者・自家工場(タクシーや運送会社が一般のお客さんにも車検サービスを展開)

この中で車検費用を安く済ませることができて、かつ安心できるとなりますと、ディーラー以外の指定工場である「車検専門業者」や「自家工場」になるかと思います。

また、とにかく安ければいいという業者であれば、車検をパスするための最低限の整備を行い、検査を代行してくれるガソリンスタンドやカー用品販売店の車検サービスがいいと思います。(最近は、ガソリンスタンドやカー用品販売店の中には、指定工場に”鞍替え”しているところも増えています)

ユーザー車検代行なども安く車検をパスできる筆頭の業者の一つで、それらの業者は少なくても”安さ”という面では、ディーラーよりも安く済ませることができるかと思います。

ただ、安く済ませることができる背景については、よく理解しておく必要があります。

車検を通すことだけを考えると必要ないものの、安全面を考えると必要な部品交換をしないために車検費用が安いのか、あるいは、単純に人件費などの手数料が安いのかといったことは把握しておくべきだと思います。

次に考えられるのが、部品の調達です。

ディーラーの車検費用が高くなる理由の一つに、高い純正品があるということを説明させていただきましたが、知識や腕に自信のある方であれば、純正ではない市販品を自分で手配して、それで部品を交換するという手もあります。

純正品よりも安い部品をネット通販などで簡単に購入することができますので、それらをディーラーに持ち込むという方法になります。

ただ、手間が掛かる上に、ディーラーでそれをお願いするというのは、交渉などの手間を考えると、少しハードルが高いかもしれません。

実際に筆者はこの方法を試そうとチャレンジしてみましたが、交換部品のサイズや種類が豊富でどれを買えばいいのか全く見当がつかないものも多く断念しました・・・。

まとめ

「ディーラーで車検費用が高い理由とその対策」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車検費用は車種や車の年式や走行距離などの状態によっても変わってきますが、車検を依頼する会社によっても異なってきたりなど、なかなか適正価格を知ることが難しいことも少なくありません。

その時のお財布事情や買い替えなども視野に入れながら、冷静に判断したいところですね。

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海外赴任や留学の前に「車を売却」あるいは「貸し出す」方法など

海外赴任や長期の海外旅行、そして海外留学などに行くときに、どうするのか迷うのが、マイカーのことではないでしょうか。

海外へ行く期間にもよりますが、車を売却する、あるいは一時抹消登録して車は自宅に保管しておく、また、最近では自分の車を海外に行っている間、”貸し出す”という選択肢も出てきました。

そこで、今回はそれぞれの方法について、海外への短期・長期の赴任経験がある筆者の経験を交えながら、詳しく見ていきたいと思います。

一時抹消登録で車は自宅に保管

自分の車を売るつもりはないけど、自動車税や車検代を支払いたくないという方は、陸運局での自動車登録を一時的に抹消する「一時抹消登録」がおすすめです。(ページの後半に一時抹消登録の手続き方法と必要な書類などをまとめています)

1年から数年程度で日本に戻ってくるという前提であれば、陸運局で事前に手続きをしておくことで、帰国して車を再登録するまでは、税金や車検代などを支払わずに済みます。

万一、当初の予定よりも海外滞在期間が延びても、車のことは気にせずに済むというのもポイントです。(短期の海外赴任のはずが長期に・・・なんてことは決して少なくありません)

また、自動車保険料については、強制保険・任意保険いずれも、契約した自動車保険の会社に中断申請を申し出れば、一時抹消登録をすることができますので、忘れずに申請をしておきましょう。(任保険は等級を保持したまま)

ただし、一時抹消登録による車の保管には、注意点も存在します。

それは、運転しないことによる車のコンディションの悪化と買い取り価格の下落です。

車は運転をせずに長期間、保管しておくことによる弊害は大きく、サビが発生したり、バッテリーが上がってしまったり、タイヤが一箇所だけに圧力が掛かり続けて劣化が進んだりといった問題が起こります。

またそれに加えて中古車は、ほとんどの場合、年式が古くなればなるほど買い取り価格が安くなってしまう傾向にありますので、帰国してから、やっぱり車を売ろうと思っても、かなり査定が安くなってしまう可能性があります。

車を売却する

車の一時抹消登録に比べると、車を一旦売るという方法は、手順としてはとてもシンプルです。

必要書類を集めて、買取業者などに売却するだけですので、一時抹消登録のような煩雑な手続きも必要なく、車が古くなることへの心配や保管することのケアなども必要ありません。

ナビクル車査定カーセンサーといったサイトを利用して、複数の業者に買い取り査定をしてもらった後、査定価格が最も高い業者に売却してしまえば、それで済みます。

車を売却する時の必要書類をまとめておきましたので、参考にしていただければと思います。

中古車を売るときの必要書類内容
車検証車検証がないと、運転することはできませんが(道路運送車両法違反)、売却することはできます。なお、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいます。
自動車納税証明書自動車税を支払ったことを証明するための納税証明書です。紛失した場合は、登録した運輸支局で再発行してもらいます。
自賠責保険証明書自賠責保険の保険料を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、保険会社で再発行してもらいます。
リサイクル券リサイクル料を支払った事を証明する書類です。見当たらない場合は、自動車リサイクルシステムのサイトから再発行できます。
保証書新車、中古車問わず、保証期間内であれば、保証書があるはずです。なお、保証書を紛失した場合は、購入した販売店に再発行をしてもらいましょう。
取扱説明書車の取扱説明書のことです。新車の場合は必ず貰っているはずですが、中古車の場合は、ない場合もあります。なお、紛失した場合は、メーカーのホームページからダウンロードすることができます。
整備手帳これまでの定期点検の記録を記載した手帳のことです。再発行は不可となっています。
実印と印鑑証明書実印とセットで必要になる印鑑証明書。印鑑登録を済ませていない場合は、まず実印を購入して、住民票がある市区町村の役所で印鑑登録を行う必要があります。
住民票本人確認ための書類。
戸籍謄本車検証に記載してある氏名が住民票に記載がない場合。

カーシェアサービスにオーナーとして登録

海外赴任や留学が短期のときにおすすめしたいのが、カーシェアサービスに自分の車をオーナーとして登録して、”貸し出す”という方法です。

筆者は海外赴任先のアメリカで「FLIGHT CAR」というカーシェアリングサービス(長期旅行などに出る間、マイカーを貸し出して収益を得ることができる)を知ったのですが、日本でも2015年からDeNAがはじめたAnyca(エニカ)などを中心に、徐々に盛り上がりを見せてきています。

その魅力は何と言っても、海外に行っている間に車を貸し出すことで、収益を得ることができるという点です。

車を売ったり、面倒な一時抹消登録をすることなく、車を貸し出すことで逆に収益が得られるので、1年以内の短期の海外赴任や留学を考えている人におすすめです。

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Anyca(エニカ)のサイトへ進む

気になるサービス内容ですが、貸し出す車の利用料金を設定後、車のレンタルを希望するドライバーに対して、車のオーナーが貸し出しを許可するかどうかを決め、車のレンタルが決まった場合、その利用料の10%をAnyca(エニカ)に支払うという流れになります。

保険のこと、万一のトラブルのことなどはAnyca(エニカ)にお任せできます。

一時抹消登録に必要なものと手続き

一時抹消登録に必要な物を編集部にて表にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

一時抹消登録に必要なもの
1一時抹消登録申請書
2自動車検査証(車検証
3ナンバープレート2枚
4所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)
5実印
6委任状(代理人が申請する場合)
7自動車重量税還付申請書
8自動車重量税還付用の銀行口座の情報など

〇一時抹消登録申請書

一時抹消登録の申請書は、各都道府県の運輸支局、または自動車検査登録事務所内に置いてあるか、あるいはディーラーや整備工場などにもあったりします。

〇自動車検査証(車検証)

一時抹消登録の手続きの際には、車検証が必要になりますが、自動車ローンの支払いなどが済んでいて所有者を変更する場合は、所有者変更手続きが必要になります。

なお、所有者変更手続きをする際は、自動車検査証の記載 内容から現在までの変更の内容が確認できる書類(住民票、住民票の除票、戸籍の附票、戸籍謄(抄)本、商業登記簿謄(抄)本など)が必要になります。

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〇ナンバープレート2枚

1枚では一時抹消登録を受け付けてもらえませんので、必ず2枚持参しましょう。

〇所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)

自動車を登録した際に印鑑証明書を提出していると思いますが、本人確認のために、所有者の印鑑証明書の提出が義務付けられています。

有効期限が3ヶ月以内となっているのは、偽造やなりすましなどのリスクを考慮した上で、設定されています。

〇実印

印鑑証明書とセットで使用される印鑑のことで、住民票がある市区町村で登録した印鑑のことを指しています。

自動車の登録や末梢登録の他、不動産の売買などにも使用される大切な印鑑になります。

〇委任状(代理人が申請する場合)

一時抹消登録を行うのは、代理人に依頼することもできます。

たとえば、車の所有者が旦那さんで、一時抹消登録を奥さんにお願いしたい場合などは、委任状を使うことで、一時抹消登録を申請することができます。

一時抹消登録申請用の委任状として、pdfファイルとwordファイルの2つをご用意いたしました。下記のボタンをクリックして、ダウンロードあるいは印刷してください。

どちらのファイルもA4サイズの横で作成しています。

中古車登録申請のためのPDFファイルをダウンロードする

中古車登録申請のためのwordファイルをダウンロードする

記入例は下記になります。

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文中にある移転登録のところを、抹消登録に変更して委任状にご記入ください。

なお、代理人が抹消登録を行う場合は、代理人の印鑑証明書と実印も必要になります。

〇自動車重量税還付申請書

自動車重量税は、車検の更新の時に支払う税金のことですが、車検がまだ2ヶ月以上、残っている状態で一時抹消登録を受けるときは、自動車重量税の還付を受けることができます。

ただ、注意しなくてはいけないのは、自動車重量税還付金の受け取りの対象となるのは、一時抹消登録する自動車の保有者になります。

例えば、自動車ローンが残っていたりなどで、自動車の保有権利者がディーラーや販売業者になっている場合は、自動車重量税の還付金受給対象者はディーラーや販売業者になります。

還付申請書の提出先は、登録自動車の使用の本拠の位置を管轄する 運輸支局又は自動車検査登録事務所になります。

〇自動車重量税還付用の銀行口座の情報など

自動車重量税の還付を受ける場合は、還付金を入金してもらうための銀行の口座情報についても確認しておく必要があります。

ちなみに、還付金は以下のような計算式で求められます。

還付金額 = 納付された自動車重量税額 × 車検残存期間 ÷ 車検有効期間

買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
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第2位【リクルート運営のカーセンサー】
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第3位 【ズバット車買取比較!】
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