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車がまっすぐ進まない・・フラフラして直進しない原因と修理費用などのまとめ

自動車の中でも最も基本的な動きである「直進

あまりにも基本的な動作のため、できて当たり前のように思ってしまいがちですが、実際には風や路面、先行車両や対向車との距離調整など目まぐるしく変化する状況に対応することが求められるだけでなく、ドライバーの運転のクセやパーツの経年劣化や故障なども影響してくるため、常に安定してまっすぐ進むということは容易なことではありません。

そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が「車がまっすぐ進まない・・・」といった状況を生み出す原因とその解決方法や修理費用などについて説明していきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

車がまっすぐ進まない原因は?

車がまっすぐ進まないという原因は、レア・ケースも含めますと、究極的には無数にあると言えますが、ここでは、車が直進しないトラブルでよく見られるケースにはどんなものがあるのかということを見ていきたいと思います。

〇タイヤの空気圧低下や経年劣化などのタイヤ・トラブル

自動車がまっすぐ走るためには欠かせないパーツで、その劣化や損傷が直進安定性に大きな影響を与える「タイヤ

近年のタイヤは一昔前のタイヤに比べますと、格段にその品質は向上していますが、四六時中、1トンから2トン近くもある自動車を支え続け、ストップ&ゴーが多い日本の交通環境の中、曲がったり止まったりを繰り返しますと、どうしても摩耗や空気圧低下などの劣化は避けられません。

また、経年劣化の他にも、タイヤトラブルには縁石などによる損傷といった可能性もあります。

直進時だけでなく、カーブを曲がったりするときに車の動きが不安定といった場合は、タイヤ・トラブルの可能性が真っ先に疑わしいと言えるでしょう。

〇アライメントやホイールバランスの調整不良

自動車がまっすぐ進まないという状況に加えて、ブルブルとハンドルの振動に違和感がある・・と感じる場合、前述のタイヤ・トラブルの他に、アライメントの調整不良やホイールがらみのトラブルもよく見られます。

※アライメントとは、車軸の角度を適正な状態に調整すること。

近年の自動車の多くは技術力向上のおかげで、日常的にアライメント調整などはほとんど必要ありませんが、車をぶつけたり、ぶつけられたり、車検時の作業員のボルトの閉め忘れなどのミスにより、アライメントやホイールバランスが崩れてしまうということは少なくありません。

特に気を付ける必要があるのは、交通事故などの後で、人間の目視などでは正確なアライメント調整は困難なため、専用のテスターなどでキャスター角、キャンバー角、トー角などを順番にチェックし、調整する必要があります。

〇自動車のボディのゆがみや変形

大衆車から高級車まで、近年の自動車のボディの構造として最も普及しているモノコック構造

衝撃吸収力が高かったり、剛性面で優れていたり、乗り心地が快適であるというメリットがある一方で、「衝突」や「変形」には弱いという特徴があります。

そのため事故などにより車をぶつけたり、ぶつけられたりして、一旦ボディの構造そのものがゆがんだり、変形してしまうと、まっすぐ車が走らないということが常態化してしまう可能性があります。

ボディの歪みはタイヤ交換やホイール調整のように、簡単に修復できないため、かなり高額の修理費用を負担するか、買い替えるケースがほとんどになっています。

〇パワーステアリングの不具合

車の直進安定性を支えるパーツには重要なパーツがいくつかありますが、その中でも、車を”操作する”という意味では、非常に重要な役目を果たしているハンドル。

中でも、近年の自動車の多くに採用されているパワーステアリングの故障やトラブルは、自動車の直進安定性にとって、大きな影響を与えています。

下記は電動パワーステアリングのイメージ。

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(画像参照/ジェイテクト)

パワステのシステムには、大きく分けて油圧式パワーステアリングと電動パワーステアリングの2つがありますが、オイル・トラブルや電気系統のトラブルなどがそれぞれの不具合の主な原因で、いずれの場合も車の直進安定性を損なう可能性は十分にあります。

〇レーダーやカメラ、センサーの不具合

日本だけでなく世界の自動車メーカーが開発にしのぎを削っている自動車の「電子制御技術」

ブレーキとアクセルの踏み間違いを防止する「誤発進抑制機能」や後方車両や前方車両との接触回避をアシストする「衝突回避機能」など数多くの先進技術が開発されていますが、その中の一つに白線などを検知して自動車が道路上をまっすぐに走ることができる「レーン・キーピングアシスト」といった機能もあります。

それらを制御するソフトウェアに不具合が発生するというのは、可能性としては極めて低いですが、それらの先進技術を支える「目」の役割を果たすレーダーやカメラ、センサーなどのハードウェアが故障するということは珍しくありません。

そして、そうしたハードウェアにトラブルが発生すると、車の直進が不安定になるという可能性があります。

車がまっすぐ走らない・・が深刻化すると・・

ここまでは車が直進しない原因としてよく見られるケースについて説明してきましたが、ここからはトラブルが深刻化した場合について見ていきたいと思います。

車の基本動作である「直進」が不安定なのは車の安全上、重大なリスクをはらんでいることは容易に想像がつくと思いますが、そのリスクを実際に示唆するデータとして警察庁が発表した「平成27年における正面衝突等死亡事故」があります。

データ出所/平成27年における正面衝突等死亡事故 -警察庁-(PDF)

上記のハンドル操作不適の原因にはドライバーのミスによるものと考えられますが、これまで説明してきたような”前兆”に気づいていながら、その問題を解決しないと最悪の場合、こうした事態を招きかねないということは認識しておきたいところです。

車がまっすぐ進まない・・修理代金や交換費用について

では続いては、車がまっすぐ進まない・・と感じたときの対応策について見ていきたいと思います。

まず、「あれ?なんかおかしい」と感じたときは、例えば、振動が出た状況、道路の状況、コーナーでの旋回時の状況などを確認し、メモなどに残しておきましょう。(スマホのメモアプリなどに箇条書きでOKです)

後で、ディーラーや信頼できる整備工場で状況を正確に伝えるために必要になりますし、プロのスタッフであれば、どんな状況でまっすぐ進まなかったのかが分かれば、ある程度まで、原因を特定できる可能性が高くなるからです。

また、より正確な原因究明をしたいという方は、メーカー専用の検査機器がある修理工場であれば、OBD2などにより内部データによるエラーなどを検出できますので、メーカー専用の検査機器を持っている工場やディーラーへ依頼した方がいいでしょう。

では、続いてパーツ・トラブルの修理代金や交換費用をケース別にご覧ください。

症状参考価格
タイヤ交換・空気圧調整/1本あたり3,000円~
パワステオイル交換3,500円~
サイドスリップ調整3,500円~
サスペンション交換(国産車)25,000円~
ステアリングラックブーツ交換・トーイン調整/1本あたり8,000円~
ショックアブソーバー交換(リヤ・フロント)/1本あたり8,000円~
パワステギアボックス修理・交換70,000円~
パワステポンプ交換30,000円~
パワステコントローラ交換70,000円~
ATミッション交換200,000円~
エンジン交換400,000円~
工賃(人件費)別途

どれか一つで済む場合もありますし、また、上記の幾つかが重なる場合もありますので、修理代金や交換費用は、その原因によってかなり開きが出ることがあるというのをお分かり頂けるかと思います。

また、一部の輸入車など車の種類や部品によっては、交換に必要な工具に特殊な工具を要求されたりなど、部品よりも技術料や工賃の方が高額になるケースが少なくありませんので、上記はあくまで参考値としてご覧頂ければと思います。

なお、エンジン、ミッションの交換に発展する場合は、リビルト部品や程度の良い中古部品などで交換をしたとしても、それでも修理費用はかなりの高額になることを覚悟しておく必要があります。

さらなるトラブルを招く前に・・・

中古車の資産価値に大きな影響を与えるクルマの「修復歴

実は筆者は過去に、度重なる故障やトラブルが買取価格の大きな下落を招くことがあったことから、最近は修理をする前に資産価値を確認するようにしています。

特に筆者が自分の愛車の価値を"こっそり"と知るために重宝しているのが、匿名査定の「UcarPAC」という無料サービス。

独自の仕組みから予想外の高値がつくことも多く、これまで車の買い替えのときには、何度も助けてもらいました^^

高額の修理代を払って"修理する前に"試してみるだけの価値はあります。

参考サイト/「UcarPAC

まとめ

「車がまっすぐ進まない・・フラフラして直進しない原因と修理費用などのまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車の基本動作である「直進」にトラブルが発生するというのは、走行距離や年数次第ではありますが、不具合や故障が広範囲に渡って発生している可能性は決して低くはありません。

特に走行距離が長くなっていたり、発売からかなりの年数が経過している車の場合、「寿命」を迎えている可能性もありますので、修理費用にもよりますが、車の買い替えなども天秤にかけながら、冷静に検討したいところです。

『超お買い得』に車を買い替える方法

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ボルボ・V90・クロスカントリーの維持費のまとめ-車検代・税金・保険料など-

写真出所/ボルボ

ボルボ・V90・クロスカントリー(2019-2020)を新車で購入する場合、1年間や1ヶ月あたりどれくらいの維持費がかかるのかについて現行モデルで計算してみました。

【更新情報】2020年1月1日のマイナーチェンジを反映。

では、早速、見ていきましょう。

ボルボ・V90・クロスカントリーのスペック

ボルボの代名詞とも言えるワゴンの最高級クラスの位置づけを担う「VOLVO・V90・クロスカントリー」

日本では2017年から販売が開始され、伝統と革新が同居するラグジュアリーなデザインと数々の先進安全技術、優れた走破性能などを背景に発売早々、人気を集めています。

注目の性能面では、両手がふさがっていてもリアバンパーの下で足を動かせば、自動開閉できる「パワーテールゲート」や高速道路でも市街地でも俊敏なレスポンスと操舵安定性を発揮する「AWDシステム」の他、優れた環境性能と燃費性能を支える最先端技術「Drive-E」などを実装。

その他にも、交差点を右折する際に、対向車と衝突する可能性が高いと予測した場合、衝突警告と同時に自動ブレーキを作動させたり、衝突回避できない場合でも、衝突速度を下げ、被害軽減をサポートする「インターセクション・サポート(世界初)」や車速140km/h以下で走行中に、自車を車線の中央に保持するよう自動的にステアリングを穏やかに修正し、ドライバーをサポートする「パイロット・アシスト」、カメラセンサーにより制限速度、追い越し禁止など、重要な道路標識を検知してデジタル液晶メーターパネル内に表示してくれる「ロード・サイン・インフォメーション」など注目の機能が目白押し。

“ボルボ・ワゴン”のラインナップ中でも最もラグジュアリーで、クラフトマンシップにあふれた素晴らしいワゴンになっています。

グレード名T5 AWD などD4 AWD など
新車価格724万円 - 884万円754万円 - 844万円
発売日2020年1月1日2020年1月1日
2019年6月11日
型式DBA-PB420LDA-PD4204T
駆動方式4WD4WD
トランスミッション8AT8AT
ハンドル
全長4,940 mm4,940 mm
全幅1,905 mm1,905 mm
全高1,545 mm1,545 mm
車両重量1,850 kg - 1,870 kg1,870 kg - 1,890 kg
定員5 人5 人
排気量1,968 cc1,968 cc
過給機ターボチャージャーターボチャージャー
燃料ハイオクディーゼル
燃料タンク60 L60 L
JC08モード10.7 km/L - 13.1 km/L15.9 km/L

データ参照元/ボルボ

ボルボ・V90・クロスカントリーの年間維持費

年間維持費内容
自動車税39,500円総排気量1.5リットル超2リットル以下/39,500円
1年あたり自動車重量税0円~16,400円~2,000kg以下 (49,200÷3=16,400円)
25%軽減 (22,500÷3=7,500円)
免税 (0円/ディーゼル)
参考/減税対象自動車一覧(国土交通省)
1年あたり自賠責保険料(強制保険)12,260円37ヶ月(36,780÷3=12,260)
参考/自賠責保険 -国土交通省-
(2017年4月改定)
車検費用30,000円参考/楽天車検
自動車保険料(任意)30,000円~90,000円20~60歳/6~10等級/車両保険なし
参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス
ガソリン代81,761円~149,532円年間10,000km走行/ハイオク160円/ディーゼル130円/L
JC08カタログ燃費/10.7 km/L~15.9km/L
駐車場代192,000円12ヶ月(16,000×12=192,000)
オイル交換代5,000円4L(作業費など1,000円込)
その他費用60,000円タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など
合計450,521円~594,692円1ヶ月あたりに換算すると・・・37,543円~49,557円
駐車場代がない場合の合計258,521円~402,692円1ヶ月あたりに換算すると・・・21,543円~33,557円

自動車税は毎年4月1日時点の車の保有者(ローンで購入した場合、使用者)が必ず支払う必要がある税金になります。

ボルボ・V90・クロスカントリーの場合、総排気量1.5リットル超2リットル以下に該当しますので、自動車税は年間39,500円が必要になってきます。

自動車重量税と自賠責保険料につきましては、新車登録時からは3年後、それ以降は2年ごとに必要になってきます。

自動車にかかる税金については、エコカー減税やグリーン税制が適用になることがありますので、詳しくはディーラーなどにお尋ね下さい。

自動車重量税と自賠責保険料について詳しく知りたいという方は、「車検費用の相場~最新版~」の記事をご覧ください。

ボルボ・V90・クロスカントリーの初期費用

金額種類
自動車取得税車両価格の約2%初期費用
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円初期費用
納車費用約10,000円~15,000円初期費用
査定料約5,000円~10,000円初期費用
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円初期費用
延長保証料約10,000円~30,000円初期費用
車庫証明手続き約3,000円~5,000円初期費用
リサイクル料金約10,000円~15,000円初期費用
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円初期費用

購入時にかかる「初期費用」に分類される費用についても参考までにまとめました。

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、維持費の他に初期費用もある程度は覚悟しておく必要があります。

【結論】

新車の値引きを限界まで引き出す方法は、下取りを限界まで高くすることにあった!

\ わずか45秒で無料査定 /
ナビクル車査定

ボルボ・V90・クロスカントリーを中古車でお得に探す方法

写真出所/ボルボ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

ボルボ・V90・クロスカントリーをマイカーローンで購入した場合の金利別支払いシュミレーション

3年払いで購入した場合の金利別の月額支払金額

自動車ローンの金利/3年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/29,081円
総額/1,046,924円
月額/29,971円
総額/1,078,952円
ローンの残額/200万円月額/58,162円
総額/2,093,847円
月額/59,942円
総額/2,157,905円
ローンの残額/300万円月額/87,244円
総額/3,140,771円
月額/89,913円
総額/3,236,857円
ローンの残額/500万円月額/145,406円
総額/5,234,599円
月額/149,854円
総額/5,394,743円
ローンの残額/700万円月額/203,568円
総額/7,328,447円
月額/209,796円
総額/7,552,650円
ローンの残額/1000万円月額/290,812円
総額/1,046万円
月額/299,709円
総額/1,078万円

5年払いで購入した場合の金利別の月額支払金額

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンで購入を検討されている方は、「新車を残価設定ローンで購入するメリットとデメリット~リスク対応策も~」の記事を参考にしていただければと思います。

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

参考/ 「無料の自動車保険一括見積もりサービス

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

ボルボ・V90・クロスカントリーの車検費用を調べる方法

また、実際の車検費用の目安をネット上で確認したいという方は、リクルートが運営しているカーセンサーや楽天が運営している楽天車検のサイトで調べることも可能です。

ちなみに編集部で、東京都港区100km圏内の「ボルボ・V90・クロスカントリー」の車検の相場価格(下限価格)を調べたところ、法定費用を含めて

64,030円~114,030円

という価格相場でした。

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カーセンサーのサイトへアクセスして、自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力をします。

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すると、上記のようにずらっと、車検サービスを提供している会社が出てきます。

検索結果が出てこないときは、ページ中央にある対象距離の絞り込みのところで範囲を広げると、車検業者の店舗が出てくるかと思います。

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ただ、カーセンサーではディーラー車検の費用を調べることはできませんので、ディーラー車検の費用を調べたい場合は、別途、ディーラーに確認する必要があります。

燃費が良くなる運転方法について

ガソリン代は年間の走行距離が長い方にとっては、維持費の中でも最も気になる費用の一つになるかと思います。

そこで、燃費が良くなる運転方法について、編集部で表にまとめましたので、参考にしていただければと思います。

燃費の悪化を予防する車の運転方法
1悪路の度重なる運転を控える
2車両は軽い方が燃費効率がいいので、車内の荷物はできるだけ少なく
3急ブレーキを避ける
4急発進を避ける
5ブレーキは定期的に点検・整備することで、燃費効率改善
6エンジンブレーキを効果的に使う。下り坂を日常的に走る場合は特に
7タイヤの点検・交換を行う。低燃費タイヤの導入も検討の価値あり
8バッテリーの点検・整備。
9エンジンオイルの交換は汎用品の利用には注意する。入れすぎも燃費悪化の原因に・・。
10カーエアコンの使い過ぎに注意して、清掃をこまめに

ボルボ・V90・クロスカントリーへ買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。

第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

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新車への買い替えや購入を嫁が大反対!説得するには論理よりも「技術」

新車を購入したいんだけど、嫁がアレコレ言ってきて反対される・・・説得できる方法はない?

何かと理由をつけて妻が新車の買い替えに反対してくる・・論理で説明しても喧嘩ばかり・・・

今、新車の購入を検討して奥さんに反対されているという人の中には、こんな風に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

何を隠そう、自動車業界の片隅で働く筆者も幾度となく妻に新車の購入を反対され、また知人・友人から同様の相談を受けてきました。

そこで今回は何度も論理で説明することに失敗した結果、嫁を説得するためには「技術」が必要だと悟った筆者の説得する技術について説明していきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

新車を買うメリットを論理的に話しても嫁は耳を貸さない・・

〇こんな優れた先進安全技術があって・・

〇見た目もカッコイイし乗り心地いいし・・・

〇今のクルマよりも維持費も下げられそうだから・・・

読者の中には、こんな風に購入を熱望している新車のメリットを奥さんに熱く語ったら、なぜか反対された・・という人も少なくないのではないでしょうか。

先ほども申し上げた通り、筆者自身これまで新車を買いたい!と思う度に、嫁さんに例外なく毎回、激しく反対された経験がありまして、そんなことを繰り返しているうちに、「論理」や「熱意」というのは妻にはつくづく伝わりにくいということに気づかされたのです。

一体、なぜ、相談を受けた人は熱意をもって論理的にメリットを説明しても、反対するのでしょうか?

筆者の考えはこうです。

相談者に語る新車への論理は一時的な”ハイテンション”ぐらいにしか思われない

つまり、「新車への想いなんて一時的なものだから、そんなに熱くならずに冷静になった方がいいよ!」と相談を受けた方が条件反射的にリアクションを取っているのです。

反対者のほとんどが「家計のことを心配して・・」とか「一回、落ち着いて考えてみたら・・・」などの言葉を投げかけてくるのは、そのためです。

また、ノーベル経済学賞を獲得したダニエルカーネマンの「プロスペクト理論」からも説明がつきます。

人は自分が持っているものを失うことに対しては、仮に得られるものが同等であったとしても、失う方に過敏に反応するという性質がありますので(参考:プロスペクト理論/損失効果)、今の車で得られている、乗りやすさ、コストの明確さ、車への愛着などを”失う”ということに対して、条件反射的に反対する姿勢を取っていると考えられます。

いずれにしても、奥さんには、新車のメリットを熱く語っても、ほとんどの場合はその熱量が伝わるばかりか、むしろ熱量があるが故に、反対されてしまうのが現実です。

では、どうすれば新車の購入を説得できるかと言いますと、それに必要なのは説得のための「技術」です。

そして、その技術は何も習得するのに時間はほとんど必要ありません。

ただ単に知っているかどうかですので、この記事を最後までお読みいただければ、簡単に手に入れることができます。

では、その技術が一体、どんなものなのかを見ていきましょう。

説得する技術・・A/Bセレクション、統計マジック、印象コントロール、権威など

弁論や議論の方法論などをかじったり、少し勉強したことがある人であれば、説得する技術には様々な方法があるのはご存知かもしれません。

ただそのすべてを紹介するのは大変ですので、今回は新車を購入することを妻に説明するときに使えそうな「技術」に特化して紹介したいと思います。

具体例を交えて、筆者が表にまとめましたので、下記をご覧ください。

意味具体例
A/Bセレクション意図的に2つの選択肢を提示するもし立場が入れ替わったら、燃費を気にしながら今の中古車を乗るか、それとも笑顔で週末のドライブを過ごすか、どちらを選ぶ?
オーソリティ権威今度の新車で買うつもりなのは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーで世界ベスト10にもランクインしたほど評価が高い車なんだ
印象コントロール印象に論点を置く新しい新車は君(妻)が好きな、あのタレントがCM出てるよ。あの人、本当イメージいいよね
理想と現実理想と現実の対比新車がベストな選択かは分からない。だからと言って今の車の維持費や故障のリスクも見逃せないよ
統計マジック裏付けのあるデータの証明力内閣府のデータによれば、6~7年ぐらいなんだって!

参考/車を売るなら平均で何年目?内閣府の調査から判明!
時代の変化時代の変化を問う知ってる?エコカーと中古車だと税金が年間10万円ぐらい違うし、財布にも環境にもいいよ

参考/13年目以降の車検と税金~自動車税と重量税のダブル増税の内容とは?~
悪魔の証明証明できないなら、その逆は正しい今のクルマを乗り続けている得だって証明できる?新車を買った方が正解かもしれないよ?

どれか一つでも十分、説得できるかもしれませんが、話の流れで”予備”として2~3つは中押し、ダメ押し用に用意しておくといいでしょう。

これらの技術を使うようになってからは、筆者は妻に反対されたことは一度もありません。

また、この技術を教えた人のほとんどが、上手く説得できました!と後で報告してもらっています。(知人・友人で妻に大反対されまして・・・という相談を受けたとき)

説得する技術が通用しない・・?そんなときは第3者の力を借りるという手も

本人同士の「1on1」では関係が近いがゆえの独特な感情的なもつれなどがあり、説得する技術が通用しないということも稀にあったりします。

そんなときは、第3者の力を借りるという手もあります。

例えば、奥さんの仲のいい友達、親や兄弟など、新車の購入を応援してくれそうな人を交えて、新車についての話をすることで、意外なほどすんなりと説得できることがあったりします。

実際に、熱心に頼まれて筆者の友人とその旦那さんの3人で、新車購入の相談に乗ったときには、それまで頑なに奥さんに拒否されていた旦那さん(半年近くも反対されていた!)も、数日後に「OK出ました!」との報告を受けたというケースもありました。

どうしても自分だけでは説得できる自信がないという人にも、この方法はおすすめです。

参考/新車をお得に買うために、今の中古車を少しでも高く売る方法

ここまで説得する技術やそれが使えなかったときの”オプション”について見てきましたが、ここからは「新車の価格が高すぎるから無理!」と反対されている方のために、少しでも新車購入にかかる費用負担を下げる方法について説明していきたいと思います。

まず最初は車の下取りについてです。

ご存知の通り、中古車の買取価格は車種、走行距離、年数、地域、景気、車の状態など様々なポイントで決まります。

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そのため中古車の買取価格は、買取先により大きな価格差が出ることも珍しくありません。

もちろん、それにはディーラーも含まれますので、中古車を少しでも高く売却するには、メーカーのディーラーだけに下取り依頼をするだけでなく、複数の買取専門店に査定を依頼することが必須です。

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実際に、ナビクル車査定カーセンサーなどの一括査定サービスで一括査定を申し込み、複数の買取専門店から出張査定をしてもらうと、その価格差にはきっと驚かれるはずです。(15万円~20万円の価格差は”ザラ”で、ほとんどの場合、いい意味でサプライズがあるはずです。)

思っていたよりも高い価格で売れれば、奥さんも「今がチャンスかも!」と新車への買い替えに乗り気になってくれるかもしれません。

よほど遠隔地でなければ、出張料、査定料なども無料ですので、使わない手は無いかと思います。

参考サイト/「ナビクル車査定

参考/「カーセンサー

参考/新車さながらの中古車をお得に探す方法

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参考/任意で加入する自動車保険料を安く契約するために

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自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

まとめ

「新車への買い替えや購入を嫁が大反対!説得するには論理よりも”技術”」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自動車業界の片隅で働く筆者の本音や経験を余すことなく紹介させていただきました。

今回の記事が読者の方の参考になれば幸いです!

『超お買い得』に車を買い替える方法

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ボルボ・S90の維持費のまとめ-車検代・税金・保険料など-

写真出所/ボルボ

ボルボ・S90・セダンを新車で購入する場合の維持費についてまとめました。

では、早速、見ていきましょう。

※ボルボ・S90は2018年11月を持って新車販売が終了となりましたが、中古車や並行輸入車などの購入の際の参考にしていただければと思います。

ボルボ・S90・セダンのスペック

世界最古の歴史を誇る自動車雑誌のAutomobileでの「Design of the year 2017」やシンガポールのライフスタイルマガジンThe Straits Timesで「Straits Times Car of the Year 2016」を受賞するなど海外での評価もすこぶる高い「VOLVO・S90」

日本では2017年から販売が開始され、その洗練されたスカンジナビア・デザインと数々の先進安全技術、優れた燃費性能などを背景に発売早々、人気を集めています。

注目の性能面では、ターボチャージャーと低フリクション技術により効率を高めた軽量設計で優れた環境性能を発揮する「4気筒エンジン」、上り坂の途中で停車したとき、ブレーキペダルからアクセルペダルへと足を踏み替えるまでの間、停車した位置にクルマをとどめておく「ヒルスタート・アシスト」、インテリアとエクステリアにスポーツのエッセンスを余すことなく注入した「R-Design」などを採用。

その他にも、交差点を右折する際に、対向車と衝突する可能性が高いと予測した場合、衝突警告と同時に自動ブレーキを作動させたり、衝突回避できない場合でも、衝突速度を下げ、被害軽減をサポートする「インターセクション・サポート(世界初)」、後方や側方の死角に車両が接近しているときに警告を促してくれる「被追突時警告機能」、カメラセンサーにより制限速度、追い越し禁止など、重要な道路標識を検知してデジタル液晶メーターパネル内に表示してくれる「ロード・サイン・インフォメーション」など注目の機能が目白押し。

なお衝突安全性能では、欧州で唯一、公的な衝突テストを行うユーロNCAPコンソーシアムで、最高評価となる5つ星を獲得しています。

参考/Euro NCAP

ボルボの先進安全技術と優れた走行性能を堪能できる魅力たっぷりのセダンになっています。

グレード名T5 MomentumT6 AWD R-Design
新車価格644万円749万円
発売日2017年2月22日2017年2月22日
型式DBA-PB420DBA-PB420
駆動方式FF4WD
トランスミッション8AT8AT
ハンドル
動力分類エンジンエンジン
全長4,965 mm4,965 mm
全幅1,880 mm1,880 mm
全高1,445 mm1,445 mm
前輪サイズ245/45R18255/35R20
後輪サイズ245/45R18255/35R20
最小回転半径5.7 m5.9 m
車両重量1,710 kg1,810 kg
定員5 人5 人
排気量1,968 cc1,968 cc
最高出力 (kW[PS]/rpm)187[254]/5500235[320]/5700
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm)350[35.7]/1500400[40.8]/2200
過給機ターボチャージャーターボチャージャー+スーパーチャージャー
燃料ハイオクハイオク
燃料タンク55 L60 L
JC08モード14.5 km/L12.5 km/L
グレード名T6 AWD Inscription
新車価格842万円
発売日2017年2月22日
型式DBA-PB420
駆動方式4WD
トランスミッション8AT
ハンドル
動力分類エンジン
全長4,965 mm
全幅1,880 mm
全高1,445 mm
前輪サイズ255/35R20
後輪サイズ255/35R20
最小回転半径5.9 m
車両重量1,820 kg
定員5 人
排気量1,968 cc
最高出力 (kW[PS]/rpm)235[320]/5700
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm)400[40.8]/2200
過給機ターボチャージャー+スーパーチャージャー
燃料ハイオク
燃料タンク60 L
JC08モード12.5 km/L

データ参照元/ボルボ

ボルボ・S90・セダンの年間維持費

年間維持費内容
自動車税39,500円総排気量1.5リットル超2リットル以下/39,500円
1年あたり自動車重量税7,500円H27年基準+10%(22,500÷3=7,500円)
参考/重量税計算ツール(自動車整備振興会)
参考/エコカー減税Q&A-国土交通省-
1年あたり自賠責保険料(強制保険)12,260円37ヶ月(36,780÷3=12,260)
参考/自賠責保険 -国土交通省-
(2017年4月改定)
車検費用30,000円参考/楽天車検
自動車保険料(任意)30,000円~90,000円20~60歳/6~10等級/車両保険なし
参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス
ガソリン代96,551円~112,000円年間10,000km走行/ハイオク140円/L
JC08カタログ燃費/12.5 km/L~14.5 km/L
駐車場代192,000円12ヶ月(16,000×12=192,000)
オイル交換代5,000円4L(作業費など1,000円込)
その他費用60,000円タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など
合計472,811円~548,260円1ヶ月あたりに換算すると・・・39,400円~45,688円
駐車場代がない場合の合計280,811円~356,260円1ヶ月あたりに換算すると・・・23,400円~29,688円

自動車税は毎年4月1日時点の車の保有者(ローンで購入した場合、使用者)が必ず支払う必要がある税金になります。

ボルボ・S90・セダンの場合、総排気量1.5リットル超2リットル以下に該当しますので、自動車税は年間39,500円が必要になってきます。

自動車重量税と自賠責保険料につきましては、新車登録時からは3年後、それ以降は2年ごとに必要になってきます。

自動車にかかる税金については、エコカー減税やグリーン税制が適用になることがありますので、詳しくはディーラーなどにお尋ね下さい。

自動車重量税と自賠責保険料について詳しく知りたいという方は、「車検費用の相場~最新版~」の記事をご覧ください。

ボルボ・S90・セダンを中古車でお得に探す方法

写真出所/ボルボ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

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ボルボ・S90・セダンをマイカーローンで購入した場合の金利別支払いシュミレーション

3年払いで購入した場合の金利別の月額支払金額

自動車ローンの金利/3年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/29,081円
総額/1,046,924円
月額/29,971円
総額/1,078,952円
ローンの残額/200万円月額/58,162円
総額/2,093,847円
月額/59,942円
総額/2,157,905円
ローンの残額/300万円月額/87,244円
総額/3,140,771円
月額/89,913円
総額/3,236,857円
ローンの残額/500万円月額/145,406円
総額/5,234,599円
月額/149,854円
総額/5,394,743円
ローンの残額/700万円月額/203,568円
総額/7,328,447円
月額/209,796円
総額/7,552,650円
ローンの残額/1000万円月額/290,812円
総額/1,046万円
月額/299,709円
総額/1,078万円

5年払いで購入した場合の金利別の月額支払金額

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンで購入を検討されている方は、「新車を残価設定ローンで購入するメリットとデメリット~リスク対応策も~」の記事を参考にしていただければと思います。

ボルボ・S90・セダンの車検費用を調べる方法

また、実際の車検費用の目安をネット上で確認したいという方は、リクルートが運営しているカーセンサーや楽天が運営している楽天車検のサイトで調べることも可能です。

ちなみに編集部で、東京都港区100km圏内の「ボルボ・S90・セダン」の車検の相場価格(下限価格)を調べたところ、法定費用を含めて

64,030円~114,030円

という価格相場でした。

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カーセンサーのサイトへアクセスして、自宅がある住所の郵便番号、車のメーカー、車名を入力をします。

syaken_02

すると、上記のようにずらっと、車検サービスを提供している会社が出てきます。

検索結果が出てこないときは、ページ中央にある対象距離の絞り込みのところで範囲を広げると、車検業者の店舗が出てくるかと思います。

syaken_03

ただ、カーセンサーではディーラー車検の費用を調べることはできませんので、ディーラー車検の費用を調べたい場合は、別途、ディーラーに確認する必要があります。

任意で加入する自動車保険料について

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

燃費が良くなる運転方法について

ガソリン代は年間の走行距離が長い方にとっては、維持費の中でも最も気になる費用の一つになるかと思います。

そこで、燃費が良くなる運転方法について、編集部で表にまとめましたので、参考にしていただければと思います。

燃費の悪化を予防する車の運転方法
1悪路の度重なる運転を控える
2車両は軽い方が燃費効率がいいので、車内の荷物はできるだけ少なく
3急ブレーキを避ける
4急発進を避ける
5ブレーキは定期的に点検・整備することで、燃費効率改善
6エンジンブレーキを効果的に使う。下り坂を日常的に走る場合は特に
7タイヤの点検・交換を行う。低燃費タイヤの導入も検討の価値あり
8バッテリーの点検・整備。
9エンジンオイルの交換は汎用品の利用には注意する。入れすぎも燃費悪化の原因に・・。
10カーエアコンの使い過ぎに注意して、清掃をこまめに

ボルボ・S90・セダンへ買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

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中古車購入にかかる諸費用を節約する方法~車庫証明手続き代行・下取り査定料・納車費用・税金など~

中古車の購入には、本当に様々な費用がかかりますよね・・。

下記は筆者が実際に中古車でトヨタのミニバンを購入した際の諸費用になりまして、こうして並べて見ますと、車両価格そのもの以外にかなりのお金がかかっていることがイタイほど分かります・・。

金額
自動車税
(登録翌年度)
39,500円
自動車取得税
(減税調整後の納税分)
約54,100円~66,000円
自動車重量税
(減税調整後の納税分)
22,500円
自賠責保険(25ヶ月)26,680円
ワンストップサービス代行(OSS)
(参考/自動車保有関係手続のワンストップサービス)
約30,000円~50,000円
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円
点検費用(3~5年)約50,000円~150,000円
駐車場代約0円~50,000円
任意の自動車保険
(車両保険は除く)
約30,000円~90,000円
合計約309,780円~598,900円

では、これらの中から、少しでも節約できるものはないかな?ということで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、中古車の諸費用の節約術について徹底的に迫ってみたいと思います。

早速見ていきましょう。

納車費用を節約する

ディーラーが自宅まで購入した車を届けてくれるのはありがたいですが、自分で販売店まで取りにいけば、その分の手数料は節約することができます。

販売店がどこの場所にあるのかにもよりますが、他府県などでもない限りは約10,000円~15,000円の金額を節約することができるかと思います。

また、自分が取りに行かなくても、家族の人や友人などに取りに行ってもらうという手もあります。

取りに行ってくれたお礼としてランチなどご飯を一回おごったとしても、かなり節約ができるはずです。(販売店によっては委任状などが必要になるかもしれませんので、念のため、先に電話などで確認しておいた方がいいです。)

車庫証明書代行を自分で手続きして節約する

車庫証明の手続きというと聞いただけでも、面倒くさそうなのですが、実際、ちょっと面倒です(笑)

ただ、警察に行って書類をもらって、自分の手で手続きをすれば、3,000~5,000円ほどの節約になります。

代行手数料が割高なところだと、1万円とか1.5万円なんてこともありますので、その場合は自分で手続きをすると、かなり節約になるかと思います。

自分の手で車庫証明の手続きをする場合に必要になる申請書などは下記になります。

内容
自動車保管場所証明書自動車の登録に必要な書類です。自動車の型式・車台番号・大きさなどを記入し、販売店へ渡す
保管場所の所在図・配置図インターネット上の地図を印刷して、書けばOKです
自宅に車庫あり/自認書(保管場所使用権原疎明書面)自宅に保管していることを証明するための書類
自宅に車庫なし/保管場所使用承諾証明書車庫を借りている場合に車庫の住所や契約期間などを記入します

JAFなどのロードサービスの加盟手続きを自分で済ませる

中古車を購入するときに加入を進められるロードサービス。

JAF」が有名ですが、実はこのロードサービスは販売店経由で加入するよりも、自分で直接加入すると手数料などを節約することができます。

また、通常、中古車購入のときは基本的にクレジットカードでの支払いはNGなことがほとんどですが、ロードサービスに自分で直接加入すれば、クレジットカードなどでも支払うことができますので、ポイント分などがお得になります。

参考サイト/「JAF

車の下取りの査定料を節約する

中古車を購入するときに、その販売店に「高値で下取りしますよ!」なんていう口車に乗せられて、これまで乗っていた車を下取りに出すと、査定料という名目で手数料が取られますが、これも自分で買取専門の業者などに申し込みをして買い取りしてもらうと、約5,000円~10,000円は節約することができます。

また、ディーラーや販売店の中には、値引き額を少しでも大きく見せるために、車の下取り価格そのものを低く見積もる傾向にありますので、その点でも車の下取りは買取専門の業者へ依頼するのが賢明です。

ちなみにナビクル車査定カーセンサーといった中古車の買取一括査定サイトを利用しますと、査定料金、出張料金などは無料でお願いできますので、使わない手はありません。(一部の遠隔地や離島は除く)

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参考サイト/ナビクル車査定

参考サイト/カーセンサー

中古車にかかる税金を節約する

海外に比べてその割高な税制から、”税金が走っている”なんていう皮肉を言われることも少なくない日本のクルマにかかる税金。

そんな税金を少しでも節約するには、エコカーを選ぶことが重要になってきます。

例えば、下記の表の通り、新車登録から13年目のガソリン登録車とエコカー認定をうけた減税対象車では、かなり税金が違ってきます。

税金13年経過したガソリン登録車エコカー(中古車)
自動車税
(総排気量2リットル以下)
45,400円0円~約30,000円
自動車重量税/3年
(~2,000kg以下)
40,000円0円

もし、中古車購入にかかる費用を少しでも節約したいということであれば、減税対象車を選ぶことが重要になってきます。

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つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

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まとめ

「中古車購入にかかる諸費用を節約する方法~車庫証明手続き代行・下取り査定料・納車費用・税金など~」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自動車業界の片隅で働く筆者が、出し惜しみなく、お得な中古車購入についての知識を紹介させていただきました。

少しでお役に立てれば幸いです!

参考/中古車の買い替えを検討されている方へ

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

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第1位【東証一部上場のエイチーム運営】
ナビクル車査定

第2位【リクルート運営のカーセンサー】
カーセンサー.net簡単ネット査定

第3位 【ズバット車買取比較!】
中古車買取ならズバット

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中古車を買い替えるなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

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厳しいプロの目から見てもお買い得でクオリティの高い中古車は、公開されることも、宣伝されることもなく、その情報にアクセスできる人の手に次々と渡っていきます。

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13年目以降の車検と税金~自動車税と重量税のダブル増税の内容とは?~

新車登録から13年目を迎える今度の車検どうしようかな・・税金上がるって聞いたんだけど・・

13年落ちの私の愛車、自動車重量税だけじゃなくて、自動車税まで増税って本当なの?

これから13年目の車検を迎えている方の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が13年以上経過した自動車の自動車税と重量税の「増税」について迫ってみたいと思います。

13年経過した自動車にかかる自動車税と重量税

まず、自動車にはどんな税金がかかっているのかということをざっくりと把握していただくために、イメージをご用意しましたので、ご覧いただければと思います。

自動車取得税は購入時にかかってくる税金ですが、自動車重量税は車検の度に、自動車税は、毎年4月の保有者にかかってくる税金になります。

〇13年目以降の自動車税の早見表(ディーゼル車は11年目以降)

まず最初にご覧いただくのは、普通乗用車のガソリン登録車の自動車税になります。(電気自動車やハイブリッドカーは対象外)

排気量/自動車税通常13年経過車
1リットル以下2950033900
1リットル超~1.5リットル以下3450039600
1.5リットル超~2リットル以下3950045400
2リットル超~2.5リットル以下4500051750
2.5リットル超~3リットル以下5100058600
3リットル超~3.5リットル以下5800066700
3.5リットル超~4リットル以下6650076400
4リットル超~4.5リットル以下7650087900
4.5リットル超~6リットル以下88000101200
6リットル超111,000円127600
期間/平成29年4月1日~平成31年3月31日
参考/自動車税のグリーン化特例の概要(国土交通省)

約15%の増税になっていることがお分かりいただけるかと思います。

〇13年目以降の自動車重量税の早見表(ディーゼル車は11年目以降)

では、続いて自動車重量税の方も見てみましょう。

車両重量/自動車重量税通常13年経過車
軽自動車66008200
~500kg以下820011400
~1,000kg以下1640022800
~1,500kg以下2460034200
~2,000kg以下3280045600
~2,500kg以下4100057000
~3,000kg以下4920068400

こちらはなんと、約40%!近くの増税になっています。

なぜ13年経過した自動車にかかる自動車税と重量税は増税に?

もっとも大きな理由としては、「エコ化推進」ということになるかと思います。

下記は国土交通省が毎年、発表している自動車にかかる税制見直しをまとめたレポートからの抜粋ですが、「燃費性能がより優れた自動車の普及を継続的に促す構造を確立する」と明記されています。

自動車重量税に係るエコカー減税の見直しについては、燃費水準が年々向上して
いることを踏まえ、燃費性能がより優れた自動車の普及を継続的に促す構造を確立
する<中略>
参考/平成29年度税制改正の大綱 - 国土交通省

つまり、新車登録から13年以上経過したガソリン登録車に自動車税と自動車重量税のダブルで増税をかける一方で、電気自動車やハイブリッドカーへの移行をすすめるというのが、国土交通省の考えになっているという状況です。

実際に、13年目以降にかかってくる税金とエコカーを新車で購入した場合の自動車税と自動車重量税を比較してみますと、その差は歴然です。

税金13年経過したガソリン登録車エコカー(新車購入)
自動車税
(総排気量2リットル以下)
45400円0円(初年度)
自動車重量税/3年
(~2,000kg以下)
40000円0円

かなり、国土交通省の政策が色濃く反映された税制になっていることがお分かりいただけるかと思います。

また、自動車税と自動車重量税以外の税金も実は見逃せません。

それが、「揮発油税」です。

ご存知の通り、電気自動車やプラグイン・ハイブリッドカーはその燃料の一部または全部を「電気」でまかなうことができますので、その分、「揮発油税」を払わなくて済むのです。

さらに、国土交通省が推進する「燃費」でもその違いは明らかです。

金額の目安
電気自動車(夜間充電のみ)
(10km/1kwhで試算)
100km÷10km×13円 = 130円
(夜間の電気代 : 13円/kWh)
電気自動車(日中充電のみ)
(10km/1kwhで試算)
100km÷10km×30円 = 300円
(昼間の電気代 : 30円/kWh)
レギュラーガソリン
(35km/Lで試算)
100km÷35km×120円 = 342円
ディーゼル
(20km/Lで試算)
100km÷20km×100円 = 500円
レギュラーガソリン
(20km/Lで試算)
100km÷20km×120円 = 600円
ハイオク
(20km/Lで試算)
100km÷20km×130円 = 650円

上記の試算をご覧いただくと一目瞭然ですが、夜間充電をメインにしますと、電気自動車の燃費は格段に向上しています。

自動車税と自動車重量税に加え、揮発油税と「燃費」まで考慮しますと、13年経過車とエコカーの税金およびランニングコストは、かなり大きな「差」があると言えます。

もしかすると、国土交通省には、エコカーへの乗り換えを推進することで、家計への自動車の税金負担を和らげるという目的があるのかもしれません。

燃費のいい車への買い替えのメリットとデメリットについては、下記にて詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしていただければと思います。

参考/「燃費が悪いので・・燃費がいい車に買い替え」は結局、損するの?得するの?

13年以上経過した自動車の下取り価格について

ここまで、新車登録から13年年以上経過した自動車の増税について説明してきましたが、もう一つ気になる点として自動車の下取り価格があるのではないでしょうか。

一般的に中古車の下取りや買取価格の目安は走行距離で10万キロ、車歴で10年が目途と言われますが、今後は自動車税と自動車重量税のダブル増税が待っている「13年目(ディーゼル車は11年目)」が、もう一つの大きな節目となる可能性があります。

中古車を購入しようとする人が、ダブル増税が控えている自動車を敬遠することが予想されるからです。

逆に言いますと、13年目の車検が目前に迫るまでに、少しでも早く手放す方が下取り価格や買取価格は期待できるかもしれません。

車の売り方も、安くなりがちなディーラーだけに打診するのではなく、車買取の一括査定サイトなどを利用しながら、賢く買取へとつなげたいところですね。

参考/ディーラーに車を売るとなぜ下取り価格が安いのか?

まとめ

「13年目以降の車検と税金~自動車税と重量税のダブル増税の内容とは?~」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

近年の自動車は耐久性が著しく向上しているとは言え、車歴が10年を超えたり、走行距離が伸びてくると、色々な箇所に不具合や故障が発生してくる可能性は決して低くはありません。

メンテナンス費用の増加や増税などの負担アップとエコカーや軽自動車などへの買い替えによるメリットなどを天秤にかけながら、冷静に検討したいところですね。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

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車のセルモーターの空回りや異音・・セルモーター故障の原因と症状・修理費用などのまとめ

最近、セルが空回りしてエンジンがかかりにくいときがある・・

セルモーターを回すたびにギギギといった異音がすごい・・

エンジンがかからない・・スイッチを入れても、セルモーターが動かないときがある・・

今、自動車に乗っている方の中には、こんな風に「セルモーターの故障や異常」に直面されているという方もいるのではないでしょうか。

自動車業界の片隅で働く筆者も過去、中古輸入車を購入して1年ほどでセルモーターの故障というトラブルに見舞われ、戸惑ってしまった経験があります。

そこで今回はセルモーターの故障の原因とよく見られる症状のほか、対処方法や修理費用などについてまとめてみました。

※セルモーターは和製英語で、海外ではセルフ・スターターと呼ばれています。

早速、見ていきましょう。

セルモーターの異音や空回りなど故障の原因

まず、そもそもセルモーターが回りエンジンがかかるまで、ガソリン登録車がどんな仕組みになっているのかということを、先にざっくりと見てみましょう。

非常にざっくりとですが、車のキーを回したり、スイッチをONしてからエンジンがかかるるまでの仕組みは上記のような形になっていまして、充電装置であるバッテリーから供給された電力(ACC電源)でセルモーターがまわり、各種センサーが反応し、その後、点火装置へとつながり、エンジンがかかるという流れになります。

その他にも、ECU(電子制御装置)などが、燃料は入っているか、冷却水に問題はないか、エンジンに異常はないか、などを常にモニターして、車の始動を制御しているという状況です。

では、それらを踏まえた上で、セルモーターの異音や空回りなど故障の原因には、どのようなものがあるのかについて見ていきましょう。

症状考えられる原因
回らない・かからないバッテリーの不具合や寿命
ヒューズ切れ
セルモーター本体の寿命や故障
エンジンECU(電子制御回路)あるいは制御系パーツの異常
エンジン本体のトラブル
燃料ポンプの故障
各種センサーの不良
異音「キュルキュル」「ギギギ」ピニオンギアの摩耗・劣化
フライホールのリングギヤ摩耗・劣化
マグネットスイッチの摩耗・劣化
各種ベルトの摩耗・劣化
空回り・かかりにくいバッテリーの不具合や寿命
セルモーター本体の寿命や故障
エンジンECU(電子制御回路)あるいは制御系パーツの異常
各種コイル・プラグのパーツや配線の不良
エンジン本体のトラブル

ご覧いただきました通り、聞こえてくる音や不具合の内容によって推定される原因は多種多様になっておりまして、大きく分けますと、電気系統、点火系、燃料系などに分類されています。

なお、それぞれの原因が独立しているというわけではなく、それらが複合的に絡み合っているというケースもあったりします。

例えば、バッテリー上がりなどの充電トラブルは比較的よく見られますが、よくよく調べてみると、セルモーターそのものにも異常があるということは決して珍しくありません。

下記は実際のセルモーターの画像です。

(画像参照/BOSCH)

なお、セルモーターはエンジンをかける度に摩耗・劣化が進むことから、走行距離10万~15万キロや新車登録から約10年前後で寿命を迎えるケースが多く見られます。

ただ、リビルド品やサードパーティー製のセルモーターの場合は、自動車との”相性”が悪かったりすると、もっと短期間で寿命を迎えることもあります。

また、ECU(電子制御システム)などの故障が原因の場合は、その仕組みが複雑化していることもあり、原因特定までに時間がかかったり、修理費用が高額になったりすることも少なくありません。

セルモーターの異常やトラブルが深刻化すると・・

セルモーターの異音やトラブルの修理については、ヒューズ交換やバッテリー交換をすれば済んでしまうものから、高額な費用がかかるエンジンの交換まで様々ですが、一つ言えることは、セルモーターから出る異音や異常を放置しておくと、後で深刻な故障に発展する可能性は否定できないということです。

例えば、数万円で済むバッテリー交換を怠り、セルモーターに異音やトラブルが発生しているにも関わらず運転を続け、最終的には高速でバッテリ上がりを起こしたり、最悪、エンジンが故障してしまうというケースも十分に考えられます・・・。

実際に、「エンジンがかからなくなる原因がバッテリーだった」というトラブルは最もよくあるケースで、例えば、JAFのロードサービス救援依頼内容では、ほぼ毎年、「バッテリー上がり」がトップという結果になっています。

※バッテリ上がりとは、バッテリーの充電がなくなること。(充電しなおすか、新しいバッテリーに交換するしかありません)

順位
(平成28年4月~平成29年3月)
救援依頼内容構成比
1過放電バッテリー32.13%
2タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足16.27%
3キー閉じ込み8.93%
4落輪・落込7.76%
5破損/劣化バッテリー5.46%

データ出所/JAF

また、そこまで深刻な事態にならない場合でも、どこかに故障を抱えたまま走行することは、車が本来持っている動力性能を引き出せず、燃費の悪化などにも繋がったりします。

セルモーターの修理代金や交換費用について

では続いては、セルモーターからの異音やトラブルの対処方法や修理・交換費用などについて見ていきたいと思います。

まず、「あれ?なんかおかしい」と感じたときは、例えば、異音が聞こえる状況やトラブルが起こった経緯などを確認し、メモなどに残しておきましょう。

後で、ディーラーや信頼できる整備工場で状況を正確に伝えるために必要になりますし、プロのスタッフであれば、どんな状況でどんな異音やトラブルが出るかが分かれば、ある程度まで、原因を特定できる可能性が高くなるからです。

なお、電子制御の異常についてはODB2などから検査できるシステムが必要になりますので、修理屋さんに持ち込む場合は、テスターがあるかどうかも修理先を選ぶ判断基準にした方がいいでしょう。

直観と経験だけを頼りにしている場合、原因特定に時間がかかるだけでなく、”たらいまわし”に遭うとともに修理費用も高額になりかねませんので注意が必要です。

では、セルモーターの修理代金や交換費用をケース別にご覧ください。

修理箇所料金の目安
オイル交換1,000円~3,000円前後
各種配線の修理・交換5,000円~
各種センサーの修理・交換10,000円~
燃料ポンプ交換10,000円~
バッテリー交換15,000円~
セルモーター交換(ASSY)30,000円~
ECUやコンピューターの修理・交換100,000円~
エンジン交換400,000円~1,000,000円
工賃別途

どれか一つで済む場合もありますし、また、上記の幾つかが重なる場合もありますので、修理代金や交換費用は、その原因によってかなり開きが出ることがあるというのをお分かり頂けるかと思います。

セルモーター本体に原因がある場合は、基本的にはセルモーターそのものを交換するケース(ASSY)がほとんどになります。

なお、エンジン、ECUの修理・交換に発展する場合は、リビルト部品や程度の良い中古部品などで交換をしたとしても、それでも修理費用はかなりの高額になることを覚悟しておく必要があります。

さらなるトラブルを招く前に・・・

中古車の資産価値に大きな影響を与えるクルマの「修復歴

実は筆者は過去に、度重なる故障やトラブルが買取価格の大きな下落を招くことがあったことから、最近は修理をする前に資産価値を確認するようにしています。

特に筆者が自分の愛車の価値を"こっそり"と知るために重宝しているのが、匿名査定の「UcarPAC」という無料サービス。

独自の仕組みから予想外の高値がつくことも多く、これまで車の買い替えのときには、何度も助けてもらいました^^

高額の修理代を払って"修理する前に"試してみるだけの価値はあります。

参考サイト/「UcarPAC

まとめ

「車のセルモーターの空回りや異音・・セルモーター故障の原因と症状・修理費用などのまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自動車の始動にあたって最も重要なパーツの一つであるセルモーターに不具合が起きるというのは、走行距離や年数次第ではありますが、他の箇所にも不具合や故障が発生している可能性は決して低くはありません。

特に走行距離が長くなっていたり、発売からかなりの年数が経過している車の場合、「寿命」を迎えている可能性もありますので、修理費用にもよりますが、車の買い替えなども天秤にかけながら、冷静に検討したいところです。

『超お買い得』に車を買い替える方法

中古車を買い替えるなら、状態が悪くて割高な車両ではなく、質が高くて価格が手頃なクルマを手に入れたいですよね。

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中古車を現金一括払いで購入するメリット・デメリットと買い替えで損をしないための注意点

中古車を買うときに現金一括払いだと値引きされないって聞いたんだけど、本当?

中古車を現金一括払いで購入すると、車のローンの金利を払わなくていいから得じゃない?

今、中古車を現金一括払いで購入するかどうかを考えている人の中には、こんな風に考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が「中古車を現金一括払いで購入するメリット・デメリットと買い替えで損をしなたいめの注意点」について説明していきたいと思います。

中古車は現金一括払いで購入してもローンで買っても金額差はほとんどない


メリットとデメリットの説明に入る前に、まず大前提として知っておいて欲しいこととして、中古車を現金一括払いで買っても、ローンを組んで購入しても、金額差はほとんどありません。

なぜなら、現金一括払いで中古車を購入すると、多くの販売店がローン会社から得られるバックマージンを得られないことを理由に購入時の値引き額を少なくしてしまい、ローンで購入すると購入時の値引き額は大きくなりますが、金利分の負担が発生するからです。

この仕組みは実は中古車に限ったことではなく、新車や携帯電話などでも同じような仕組みになっていまして、”話の早い”販売店になると、購入時に

現金一括でもローンで購入してもお支払総額は同じです

という説明を、ズバッとしてくるほどです。

もちろん、町の個人オーナーが経営している中古車屋さんなどでは例外的に現金一括払いの方がお得というケースもありますが、オーナーの裁量が大きいことや、中古車そのものが、それほど流通量の多くない国産車や輸入車だったりしますので、そういったケースはやはり”例外”と考えるべきかと思います。

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中古車を現金一括払いで買うメリット・デメリット

現金一括払いとローンを組んでの返済は「総額」という面では、ほぼ同じということを前提として、現金一括払いで購入すると、どんなメリットとデメリットがあるのかを見てみましょう。

筆者がそれらを表にまとめましたので、ご覧ください。

メリットデメリット
ローンがないという安心感手もとから現金がその分減ってしまう
売りたいときにいつでも売れる
毎月のローンの支払いがない

メリットその1~ローンがないという安心感~

ローンが残っているというと”借金をしている”という感覚から、どうしても精神的に”不安”を感じてしまうという人も少なくないかと思います。

その点、現金一括払いではローンそのものがありませんので、安心感が違います。

筆者の友人には、ローンがとにかく嫌!というのが口癖で、クルマも携帯電話もマンションもすべて「中古で一括払い」という”猛者”もいます。

メリットその2~売りたいときにいつでも売れる~

現金一括払いで中古車を購入する最大のメリットと言えるかもしれません。

現金一括払いだと、ローンがありませんので、所有者も使用車も名義は自分になり、中古車を購入してから半年でも2年後でも、自分の好きなタイミングで売却することができます。

筆者の知人の経営者の人は、この好きなタイミングで車を売れるという理由でいつも中古車を購入するときは現金一括払いで、その背景には節税と突発的な資金繰りの対策があると語ります。

なおローンを組むと使用者名義は本人になりますが、ローンを完済するまでは所有者名義は販売店かローン会社というのが一般的で、仮に5年ローンなんかを組んでいるときは、5年間は車を売りづらい状況が続きます。

実際にはローンの返済途中でも売ることはできなくはないのですが、名義変更やローンの残債の一括返済を求められたりなど、ローン返済中のクルマ売却のハードルは決して低いとは言えません。

メリットその3~毎月のローンの支払いがない~

家のローンやマンションの家賃、電気光熱費に携帯電話代、飲食費など毎月支払いが”かさむと”経済的にキツイですよね・・。(筆者も過去に何度も味わっています(><;))

それが現金一括払いともなると、毎月のローンの支払いがありませんので、経済的にはグッと楽になります。

毎月の支払いが”カツカツ”という人は、できるだけ現金一括払いで済ませてしまうことを考えた方がいいでしょう。

デメリットその1~手もとから現金がその分減ってしまう~

中古車でも人気車になると、新車さながらという価格もあったりして、いきなり100万円~300万円もの大金をポンと支払ってしまうというのは、勇気がいるという方もいるのではないでしょうか。

実際に知人などから「預貯金を全額”はたいて”中古車を買う予定ですが、大丈夫でしょうか?」なんてことを、相談されることがあり、こちらが困惑してしまうということもあったりします。

そんなときは「さすがに預貯金をゼロにするのは、何かあったら大変なので辞めた方がいい・・」と回答しますが、何人かに一人は「何も起こりそうもないので、買っちゃいますねー(笑)」と言ってサラッと買ってしまうという人もいます・・。

最終的には自己責任になるのですが、ある程度は余裕を持って購入計画を立てることをおすすめします。

中古車の買い替えで損をしないための注意点

ここまで現金一括払いでの中古車の購入のメリット・デメリットなどを見てきましたが、実は現金一括払いか、ローンを組むかということの他に、中古車の買い替えで損をしないための重要な注意点として、「車の下取り」があります。

どういうことかと言います、中古車の販売店の中には、値引き額を大きく見せるために、下取り予定のクルマを少しでも安く査定しようという業者がいるのです。

自動車業界の片隅にいる一人の人間としても非常に残念なのですが、中古車を売る専門の販売店と中古車を買う専門の買取店ではビジネスの構造が違うために、そうした現状が起こってしまっています。

では、そんな不利な下取りをせず、妥当な買い取り価格を引き出すためには、どうすればいいかと言いますと、中古車の買取一括査定を利用したりして複数の業者に査定をしてもらうことが大切になってきます。

saeti

(上記は中古車の買取一括査定のイメージで、代表的な会社に東証一部上場企業のエイチームが運営するナビクル車査定やリクルートが運営するカーセンサーなどがあります)

中古車の価格はその買取業者によって大きく異なりまして、例えば地域や、時期、査定士などによっても査定価格は変わってきます。

image

現金一括払いか、ローンを組むかを検討している方には、是非ともこうした点にも注意していただければと思います。

まとめ

「中古車を現金一括払いで購入するメリット・デメリットと買い替えで損をしないための注意点」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

筆者自身の経験、これまで相談を受けてきた知人や友人などのケースから、本音ベースで中古車の現金一括払いでの購入について説明させていただきました。

本記事が読者の方に、少しでもお役に立てれば幸いです!

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オーバーヒートで車が緊急停止!オーバーヒートの原因とその対処法・修理費用などのまとめ

エンジンの素材が変わったり、エンジンオイルの性能向上、パーツの進化などを背景に昔に比べて、その可能性はグンと減りつつある「オーバーヒート

とは言いいましても、メンテナンスを怠っていたり、不意の突発的なトラブルに見舞われたりといった理由で現在もオーバーヒートが起こる可能性は十分にあります。

そこで、自動車業界の片隅で働く筆者がオーバーヒートの原因とその対処方法や修理費用などについて、まとめてみたいと思います。

早速、見ていきましょう。

自動車がオーバーヒートを起こす原因とは?

一昔前までは、暑い夏に自動車の冷却能力が低下することで、オーバーヒートした車が道路の路肩で立ち往生・・ということもよく見られましたが、近年はそうした状況を目にすることは、ほとんどなくなりました。

では、最近の自動車でオーバーヒートを起こす原因としては何が考えられるのかと言いますと、そのほとんどは「冷却装置」や「潤滑装置」のトラブルになります。

上記は、アクセルを踏んでからエンジンが始動するまでのざっくりとした流れですが、オイルと書いているところが「潤滑装置」、「水」と書いてあるところが「冷却装置」になりまして、冷却水などを循環させて、エンジンの過熱を防いでいます。

そして、冷却装置のトラブルは大きく分けて2つの原因に分かれています。

冷却系パーツのトラブル

経年劣化による摩耗、事故などによる損傷など、その原因は様々ですが、エンジンの冷却機能に欠かせない冷却系パーツに何らかのトラブルが発生することにより、オーバーヒートを起こすということがあります。

例えば、冷却装置として代表的なウォーターポンプがトラブルに見舞われた場合、冷却液を循環させることができないという事態を招いてしまい、結果、自動車がオーバーヒートを起こしてしまいます。

また、日本語で放熱器と呼ばれるラジエーターの劣化や損傷もよくあるケースの一つです。

画像出所/ラジエターの構造 -MonotaRO-

ラジエーターは冷却液を循環させ、冷却ファンとともに、大気中に自動車の放熱を行うという大切な役目を果たしておりまして、このラジエーターや冷却ファンに不具合が発生すると、オーバーヒートになる可能性は十分にあります。

また、エンジンのサポート役として極めて多くの役目を果たしているエンジンオイルのトラブルもよくあるケースの一つです。

エンジンオイルには、よく知られている潤滑機能や洗浄機能の他に「冷却機能」がありまして、燃焼室周辺で上昇した温度が、外側が外気にさらされているオイルパンに戻ることで下降し、結果的にエンジンを冷却するという機能を果たしています。

そんなエンジンオイルでトラブルが起きると、オーバーヒートの原因になりかねません。

実際に、国土交通省はメンテナンス不足によるエンジンオイルの劣化が重大なエンジントラブルを引き起こす可能性があることに対して注意を喚起しているほどです。

画像出所/自動車の事故・火災情報の統計結果 -国土交通省-

上記は、平成27年に起きた自動車の走行距離と火災情報の割合をグラフ化したものですが、走行距離が長くなればなるほど、その原因として「原動機(エンジン)」の割合が高くなっていることがお分かり頂けるかと思います。(その典型的な原因としてエンジンオイルの劣化があると考えられています)

これまで見たものを含めて、オーバーヒートのパーツ系トラブルでよく見られるケースを表にまとめましたので、下記を参考にしていただければと思います。

異音や症状考えられる原因
クーラント漏れサーモスタットの異常
ラジエーターキャップの不良
ウォーターポンプの不具合
ラジエーター及び周辺パーツの故障
クーラントの減りが早いガスケットの故障
ラジエーターキャップの不良
ウォーターポンプの不具合
ラジエーター及び周辺パーツの故障
リザーブタンクの異常
ラジエーターの異常ホース類の摩耗・経年劣化
アッパータンク・ロアタンクの破損
カシメの緩み
ラジエーターキャップの不良
ラジエーターの錆
異常「カラカラ」「ガラガラ」ベアリングの故障
インペラ破損
サーモスタットの故障
エンジンの故障
異音「キュルキュル」ベルトの摩耗・劣化
プーリーの故障
異音「キィーン」「ウィーン」ベアリングの故障
インペラ破損
サーモスタットの故障
メカニカルシールの故障
水漏れシリンダのガスケット不良
メカニカルシールの摩耗・劣化
ベアリングの故障
異音「ガガガ」オイル不足
エンジン内部の不良
ミッションの不具合
カムシャフトやクランクシャフトのトラブル
異常および振動「ガタン」「ガタンガタン」カムシャフトやクランクシャフトのトラブル
ミッションの不具合
エンジンECU(電子制御回路)あるいは制御系パーツの異常
加速中に白煙及び焦げ臭い異臭オイル上がり

※オイル上がり

自動車はメンテナンス不足を原因として様々な劣化が進みますが、中でも、ピストンリングがヘタってきたり、シリンダーが摩耗することにより、燃焼室にオイルが残ってしまう「オイル上がり」は重症の一つになります。

クルマを加速させる度に、焦げたような臭いとともにマフラーから白煙が上がるようになってしまいますと、対策としては、エンジンをオーバーホールするなど対策の選択肢が限られてきます。

また、症状によってはシリンダーのボーリングやピストン交換が必要になったり、 最悪、シリンダーブロックの交換なんてことも十分に有り得ます。

こまめにエンジンオイルを交換したり、クルマを大事に運転していれば、走行距離が長くなっても、この症状は基本的に起きないのですが、オイル交換を怠っていたり、品質の低いオイルを使ったりしていると、「オイル上がり」が起こります。

冷却系システムのトラブル

パーツ系のトラブルのほかに、近年の自動車ならではのトラブルと言えるのが、数々のソフトウェアやハードウェアを搭載したコンピューター・システムのトラブルです。

ご存知の通り、最近の自動車は数多くのセンサーを搭載しておりまして、中でも水温センサーやノッキングセンサーなどは冷却系システムでは重要な役目を果たしています。

センサーの種類機能
スロットルポジションセンサースロットル開度を検知するセンサー
エアフロメーターエンジンを電子制御する際の入力情報としてエンジンへの空気吸入量を計測する装置
車速信号
ジャイロセンサー
加速度センサ
車両の速度を検出
バキュームセンサー吸気マニホールドの圧力(絶対圧)を電気信号として取り出し、コントロールユニットに入力する
クランク角センサークランクシャフトの回転角を上死点基準で検出するセンサー
吸気温センサーエンジンが吸入する直前の吸気温度を検出するセンサー
水温センサーエンジンの冷却水温度を検出し、コントロールユニットへ信号を送るセンサー
ノックセンサー異常燃焼のひとつである「ノック(ノッキング)」を検出するためのセンサー
空気圧センサータイヤの空気圧の検出

そして、そんなセンサーのトラブルは、自動車のオーバーヒートの原因となったりすることがあります。

可能性としてはそれほど高いというわけではありませんが、高度に制御されたシステムトラブルの特徴として、修理・交換に時間がかかったり、費用そのものが高額になりやすいということが挙げられます。

オーバーヒートをすると車はどうなるの?危険性は?

オーバーヒートしたとき、まず最優先すべきは自動車の点検です。

アイドリングで自動車を冷やして・・というのは昔の話で・・、現代の車では、やめておいた方が無難です。

特に近年の自動車の中にはアルミニウムエンジンを採用しているケースも少なくないため、無理やりセルを回したりすると、エンジンそのものが壊れてしまいかねません。

ただ、自動車がオーバーヒートしたからと言って、車がもうダメになるかと言いますと、決してすべてのケースではそうなるわけではありません。

オーバーヒートの原因も軽症と重症のケースの2つに分かれます。

〇軽症の場合

各種ベルト・ポンプ・ラジエター・キャップ・ホース・オイル等を交換すれば、自動車はその後も問題なく使うことができます。

〇重症の場合

パーツを交換しても冷却装置が適切に機能しない場合、疑わしいパーツを順番に点検及び修理を行っていくことになります。

そして、シリンダーヘッドに歪みが応じたり、ヘッドガスケット抜けを引き起こしているといった重症の場合、ヘッドの分解や面研などを施して、修理にあたることになります。

この場合、かなりの高額の修理費用がかかることになり、またそれで完全に治ることが約束されるわけではなく、エンジンをまるごと交換したり、他のパーツにもトラブルの影響が及んでいる可能性も否定できません。

オーバーヒートした後の修理や対処法について

「自動車がオーバーヒートして、エンジンがかからない状態のときは、どうすればいいの?」という方のために、どんな方法が考えられるかを下記にまとめましたので、参考にしていただければと思います。

対応策注意点
JAFのロードサービス会員は実費のみ。非会員はサービスも有料。(エリアによっては現金払いのみ)
自動車保険(任意)のロードサービス加入していれば実費のみ。ただし、翌年度以降の保険料に影響ある可能性。
整備工場などへの引き取り依頼エリア次第。料金や支払い方法は対応業者によって異なる。

〇JAFのロードサービス

ロードサービス大手の「JAF」に加入していれば、一般道路でも高速道路でもロードサービスは無料で対応が可能です。(その場で対応可能な修理であれば、実費だけは負担が必要)

ただ、加入していない場合は、作業料金や基本料金などが有料になってしまいまして、非会員の場合は、場所にもよりますが、数万円~の料金は必要になります。

しかも、エリアによっては「後払い不可」の地域もありますので、手持ちのお金が少ないときは手配をお願いする前に確認をした方がいいでしょう。

〇自動車保険(任意)のロードサービス

加入している自動車保険(任意保険)にロードサービスが付帯している場合は、それを利用することで、費用をかけることなく、車を移動させることができます。

修理点検にかかる費用に対して、保険を使うかどうかは本人次第となります。

なお、保険会社によっては翌年度以降の保険料に影響が出ることがありますので、その点は注意が必要になるでしょう。

〇整備工場などへの引き取り依頼

オーバーヒートになった自動車の車検満了日が迫っていたり、定期点検のタイミングであれば、整備工場へ車両の引き取りの依頼をお願いするという手もあります。

方法としては、カーセンサーなどで近くの車検屋さんの中から、「引き取り」可能な車検業者を検索して、引き取りに来てくれる業者を探すという流れになります。

参考/カーセンサー

また、カーセンサーでは、クレジットカード決済が可能な業者も探すことができますので、手持ちの現金に不安がある場合にも重宝します。

なお、車検は車検証があれば、自動車税などを滞納していなければ、他府県でも受けることができますので、遠出でオーバーヒートした場合の対策としても有効です。

ちなみに車検の有効期間の満了日を確認するには、下記の画像の赤枠で囲んだところを確認しましょう。

kigen

車検は、新車登録を行った年から3年、それ以降は2年ごとに有効期間の満了日を迎え、更新は満了日の1ヶ月前から受けることができまして、また、満了日が1ヶ月以上前であっても、次の車検満了日が早くなるだけで車検そのものは受けることが可能です。

オーバーヒートした後の修理費用について

では、続いては車がオーバーヒートした後の修理にかかる金額について見ていきたいと思います。

修理箇所料金の目安
(工賃を含む)
オイル交換1,000円~3,000円前後
タイミングベルト交換10,000円~
ウォーターポンプ交換費用10,000円~30,000円
ベアリング交換(ASSY)15,000円~
スパークプラグ交換10,000円~
テンショナー交換10,000円~
ラジエーター交換50,000円~
ドライブシャフト・ブーツ交換9000円~
サーモスタット交換20,000円~
エンジン交換400,000円~1,000,000円
各種センサーなど電子制御機器の交換50,000円~
工賃別途

ご覧の通り、オーバーヒートした車の修理や交換にかかる費用は、単体のみの修理交換で終わるのか、あるいは、関連するパーツも修理交換する必要があるのかということで、かなり変わってきます。

また、例えばラジエーターなどを”修理する”という場合は、ASSY、つまり、ラジエーターそのものを新品(サードパーティー製品含む)または、リビルド品などで全交換という形が一般的です。

また、一部の輸入車など車の種類や部品によっては、交換に必要な工具に特殊な工具を要求されたりなど、部品よりも技術料や工賃の方が高額になるケースが少なくありませんので、上記はあくまで参考値としてご覧頂ければと思います。

なお、エンジンが損傷していたり、最近の自動車に多数搭載されているセンサーやそれを司るコンピューターの修理・交換に発展する場合は、リビルト部品や程度の良い中古部品などで交換をしたとしても、それでも修理費用はかなりの高額になることを覚悟しておく必要があります。

さらなるトラブルを招く前に・・・

中古車の資産価値に大きな影響を与えるクルマの「修復歴

実は筆者は過去に、度重なる故障やトラブルが買取価格の大きな下落を招くことがあったことから、最近は修理をする前に資産価値を確認するようにしています。

特に筆者が自分の愛車の価値を"こっそり"と知るために重宝しているのが、匿名査定の「UcarPAC」という無料サービス。

独自の仕組みから予想外の高値がつくことも多く、これまで車の買い替えのときには、何度も助けてもらいました^^

高額の修理代を払って"修理する前に"試してみるだけの価値はあります。

参考サイト/「UcarPAC

まとめ

「オーバーヒートで車が緊急停止!オーバーヒートの原因とその対処法・修理費用などのまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自動車の安定した走行に欠かせないエンジンの冷却装置に不具合が起きるというのは、走行距離や年数次第ではありますが、他の箇所にも不具合や故障が発生している可能性は決して低くはありません。

走行距離が長くなっていたり、発売からかなりの年数が経過している車の場合、「寿命」を迎えている可能性もありますので、修理費用にもよりますが、車の買い替えなども天秤にかけながら、冷静に検討したいところです。

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初めて車を買うときの予算の目安はいくら?予算の決め方を年収や頭金、ローンなどから考える

社会人になったので、自分の車の購入を検討中。でも、車を買うのがはじめてで・・予算はいくらぐらいにすればいいのかな?

子供ができて家族が増えたので、マイカーを買いたい。でも、頭金やローンのこととか考えると悩んでしまって・・、予算の目安や予算の決め方を教えて欲しい

今、中古車あるいは新車の購入を検討中という人の中には、こんな風に考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が初心者向けに自動車を買うときの予算の決め方について、年収、頭金、ローンなどのポイントから説明していきたいと思います。

早速見ていきましょう。

自動車の予算はローンの支払いと維持費あわせて年収の「1/3」ぐらいが目安

自動車の予算を決めるとき、年収の1/4、1/3、1/2など様々な考え方がありますが、独身時代、家族持ちの時代とずっと車を保有してきた筆者の個人的な感想としてはカーローンと維持費への支払い額をあわせて、年収の1/3ぐらいが目安というのが率直な感想です。

家計に余裕を持たせておきたいという方であれば、「1/4」前後が一つの目安になるかと思います。

逆に、ローンと維持費の負担が家計の「1/2」ぐらいに迫りますと、遊ぶお金や趣味に使えるお金、日々の生活費にまで影響が出てきますので、正直おすすめできません。(筆者は若いときに無理をして高級車を買って、彼女とのデート代も出せないほど”カツカツ”になったイタイ経験があります・・)

下は年収と手取り、そして車への支払い金額について、筆者が車を買うときの予算の目安として使っている表です。(※独身世帯と扶養家族ありで手取り額は変動します)

年収手取り
(ボーナスなども含む)
自動車ローンと維持費の目安
(年収の1/3)
350万円約277万円
(月額約23万円)
約92万円
(月額/約7万円)
450万円約350万円
(月額約29万円)
約116万円
(月額/約9万円)
550万円約440万円
(月額約36万円)
約146万円
(月額/約12万円)
650万円約500万円
(月額約41万円)
約166万円
(月額/約13万円)
750万円約562万円
(月額約46万円)
約187万円
(月額/約15万円)
850万円約600万円
(月額約50万円)
約200万円
(月額/約16万円)

例えば、日本の労働者の平均年収に近い年収400万円を例にしますと、

〇ローンの支払いを毎月約5万円

〇維持費を一ヶ月あたり約3万円

→合計 約8万円

といった形で自動車購入の予算を決めます。

では、上記の表をベースに、車を購入するときの頭金、ローン、維持費など具体的な項目について、さらに詳しく見ていきたいと思います。

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車の購入予算は維持費と初期費用の2つの側面から検討する

まず、車にかかる費用となる「維持費」と「初期費用」ですが、いずれの費用も軽自動車やコンパクトカーなど小さな車になればなるほど、税金や燃費などのコストが安く、ミニバンやSUVなど車両が重かったり、排気量の大きな車ほど、コストがかかります。

実際に、初期費用と維持費にどれくらいのコストがかかるのかをミニバンとコンパクトカーで比較しながら、見てみましょう。

〇大人数でもOKなミニバン~トヨタ・ヴェルファイア(ガソリン登録車)~

下記はトヨタの人気ミニバンのヴェルファイアを新車で購入したときの初期費用になりまして、車両価格も高価ですが、自動車税や自動車重量税、自動車取得税もほぼ標準的な金額が課税されます。

〇トヨタ・ヴェルファイア(ガソリン登録車)の車両価格

グレード名新車価格発売日
X335万円2018年1月8日
X 4WD360万円2018年1月8日
Z (8人乗り)369万円2018年1月8日
Z (7人乗り)373万円2018年1月8日
Z A エディション390万円2018年1月8日
Z 4WD (8人乗り)394万円2018年1月8日
Z 4WD (7人乗り)398万円2018年1月8日
Z A エディション 4WD415万円2018年1月8日
Z G エディション436万円2018年1月8日
Z G エディション 4WD461万円2018年1月8日
ZG494万円2018年1月8日
ZG 4WD514万円2018年1月8日
V (7人乗り)418万円2018年1月8日
V 4WD (7人乗り)443万円2018年1月8日
VL520万円2018年1月8日
VL 4WD540万円2018年1月8日
Executive Lounge703万円2018年1月8日
Executive Lounge Z718万円2018年1月8日
Executive Lounge 4WD722万円2018年1月8日
Executive Lounge Z 4WD737万円2018年1月8日

〇トヨタ・ヴェルファイア(ガソリン登録車)の初期費用

金額
自動車税
(登録翌年度)
45,000円
自動車取得税
(減税調整後の納税分)
約60,100円~88,500円
自動車重量税
(減税調整後の納税分)
22,500円~28,100円
自賠責保険(37ヶ月)36,780円
ワンストップサービス代行(OSS)
(参考/自動車保有関係手続のワンストップサービス)
約30,000円~50,000円
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円
点検費用(3~5年)約50,000円~150,000円
駐車場代約0円~50,000円
任意の自動車保険
(車両保険は除く)
約30,000円~90,000円
合計約331,380円~643,380円

〇エコで減税メリットも大~トヨタ・アクア~

aqua790

一方で、下記はトヨタの人気ハイブリッド・コンパクトカーのアクアを新車で購入したときの初期費用になります。

アクアは燃費性能が高く、エコカー認定を受けているので税金が免税措置が広く、車両価格以外のコストはかなり安くなります。

〇アクアの車両価格

グレード名新車価格発売日
L178万円2018年4月3日
S188万円2018年4月3日
S Style Black197万円2018年4月3日
S Rirvie219万円2018年4月3日
Crossover205万円2018年4月3日
G205万円2018年4月3日
G ソフトレザー セレクション207万円2018年4月3日
G GR SPORT232万円2018年4月3日
G Rirvie235万円2018年4月3日
G GR SPORT 17インチパッケージ253万円2017年11月27日

〇アクアの初期費用

金額
自動車税
(エコカー免税)
0円
自動車取得税
(エコカー免税)
0円
自動車重量税
(エコカー免税)
0円
自賠責保険(37ヶ月)36,780円
ワンストップサービス代行(OSS)
(参考/自動車保有関係手続のワンストップサービス)
約30,000円~50,000円
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円
点検費用(3~5年)約50,000円~150,000円
駐車場代約0円~50,000円
任意の自動車保険
(車両保険は除く)
約30,000円~90,000円
合計約183,780円~481,780円

2つの車種を比較していただけるとお分かりの通り、初期費用だけでもかなりの違いがあります。

では、「維持費」の方も見てみましょう。

〇トヨタ・ヴェルファイアの年間維持費

年間維持費内容
自動車税45,000円総排気量2リットル超2.5リットル以下/45,000円
1年あたり自動車重量税7,500円~9,366円H27年基準+20%(22,500÷3=7,500円)
H27年基準+5% (28,100÷3=9,366円)
参考/重量税計算ツール(自動車整備振興会)
1年あたり自賠責保険料(強制保険)12,260円37ヶ月(36,780÷3=12,260)
参考/自賠責保険 -国土交通省-
(2017年4月改定)
車検費用20,000円参考/カーセンサー
自動車保険料(任意)30,000円~90,000円20~60歳/6~10等級/車両保険なし
参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス
ガソリン代67,010円~134,615円年間10,000km走行/レギュラー130円/ハイオク140円/L
JC08カタログ燃費/10.4 km/L~19.4 km/L
駐車場代192,000円12ヶ月(16,000×12=192,000)
オイル交換代5,000円4L(作業費など1,000円込)
その他費用40,000円タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など
合計418,770円~548,241円1ヶ月あたりに換算すると・・・34,897円~45,686円
駐車場代がない場合の合計226,770円~356,241円1ヶ月あたりに換算すると・・・18,897円~29,686円

〇トヨタ・アクアの年間維持費

年間維持費内容
自動車税34,500円総排気量1リットル超1.5リットル以下
1年あたり自動車重量税0円免税 (0円)
参考/減税対象自動車一覧(国土交通省)
1年あたり自賠責保険料(強制保険)12,260円37ヶ月(36,780÷3=12,260)
参考/自賠責保険 -国土交通省-
(2017年4月改定)
車検費用20,000円参考/カーセンサー
自動車保険料(任意)30,000円~90,000円20~60歳/6~10等級/車両保険なし
参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス
ガソリン代36,842円~40,697円年間10,000km走行/レギュラー140円/L
JC08カタログ燃費/34.4 km/L~38.0 km/L
駐車場代192,000円12ヶ月(16,000×12=192,000)
オイル交換代5,000円4L(作業費など1,000円込)
その他費用40,000円タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など
合計370,602円~434,457円1ヶ月あたりに換算すると・・・30,883円~36,204円
駐車場代がない場合の合計178,602円~242,457円1ヶ月あたりに換算すると・・・14,883円~20,204円

ご覧いただきました通り、1年間あたり約5万円~10万円ほど、トヨタ・アクアの方が維持費が安いことがお判りいただけるかと思います。

ここで、はじめて車を購入するときの予算の決め方について簡単にまとめておきたいと思います。

〇「初期費用」(車両価格+その他必要経費)

→ハイブリッドカーなどは初期費用が免税になるので初期費用もお得になる。

〇「維持費(燃費+税金+駐車場代など)」

→エコカーは税金や燃費面で有利

のこの2つの側面をまずポイントとして意識しましょう。

特にハイブリッドカーやグリーンディーゼル車などは税制面や燃費の面でかなりメリットが大きく、予算の決め方に大きな影響が出てきます。

頭金はいくらぐらい?自動車ローンの残高と返済額は事前にチェックしておく

車を購入するときの「頭金」につきましては、毎月の返済と返済総額の両方をできる限り減らしたいということであれば、頭金はできるだけ多く入れた方がお得になります。

下記は7年でローン返済を返済するときの金利別の借り入れ総額の返済額の表です。

ご覧いただきました通り、金利が高くなればなるほど、ローン残高が増えれば増えるほど、返済総額はその分、膨らむことになります。

自動車ローン(7年返済)金利2%金利5%
借り入れ額200万円500万円
返済総額(元利均等)約212万円約579万円

参考/新車を頭金なし(ゼロ)のフルローンで買うときのメリットとデメリット

続いて、ローンの毎月の支払金額についても見ておきましょう。

〇3年払いで購入した場合の月々の支払い額

自動車ローンの金利/3年払い3%(月額)5%(月額)
ローンの残額/100万円29,081円29,971円
ローンの残額/200万円58,162円59,942円
ローンの残額/300万円87,244円89,913円

〇5年払いで購入した場合の月々の支払い額

ローンの金利/5年払い3%(月額)5%(月額)
ローンの残額/100万円17,969円18,871円
ローンの残額/200万円35,937円37,742円
ローンの残額/300万円53,906円56,614円

なお、TVCMなどでも話題の残価設定ローンについては、そのメリットとデメリットを別記事にまとめていますので、そちらも参考にしていただければと思います。

メリットデメリット
月々の支払いが安い走行距離に制限がある
頭金ゼロ、ボーナス支払いなしでも購入できる傷やへこみなどがマイナス査定になることがある
ローン終了の度に新車へ乗り換えることができるカスタマイズはできない(してもいいが戻す必要がある)
契約満了時の買取額がある程度保証されている所有者はディーラー
マイカーローンよりも金利が低い場合があるセットになっている任意保険などが変更できないこともある
車検費用がかからないこともある(3年未満でローン設定の場合)契約満期の残価が暴落したときには損失を抱えることも

参考/「新車を残価設定ローンで購入するメリットとデメリット~リスク対応策も~

まとめ

「初めて車を買うときの予算の目安はいくら?予算の決め方を年収や頭金、ローンなどから考える」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

筆者自身の経験、これまで相談を受けてきた知人や友人などのケースから、本音ベースではじめての車購入の予算について説明させていただきました。

本記事が読者の方に、少しでもお役に立てれば幸いです!

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