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愛着ある車を買い替えるのはやっぱり寂しい・・

ある程度の期間、車に乗っていると、その車で過ごした時間や思い出が重なって、「愛着」が湧いてくるという経験がある方も多いのではないでしょうか。

そして、たっぷりと思い出が詰まった車を手放すというのは、本当に寂しい・・ものですよね。

今回は筆者の過去の経験をもとに、「愛着のある車を買い替えるのは、やっぱり寂しい・・」という話をお届けしたいと思います。

愛着が湧くほど思い出深い車との出会い

筆者がはじめて車を購入したのは、大学3年生の時で、アルバイトで貯めた資金を頭金にして、中古車屋さんの門を叩きました。

現在のようにインターネット上で情報が溢れている時代でもありませんでしたから、中古車屋の店員さんと何回も何回も相談を重ねて・・、購入を決めました。

車両登録や車庫証明の手続き、車両以外にかかるお金など、当時全く無知だった筆者は車の購入までに大変苦労したのを憶えています。

しかし、”自分の車が持てる!”という高揚感を前にすると、そんな苦労も楽しく感じられたから不思議なものです。

そして、ついにはじめての納車がされたとき・・・、まさに心は歓喜に包まれました。

「これで自分の好きなときに好きなとこへ行ける!」

車にまつわる印象的な思い出たち

納車された当日から、こみあげてくる衝動を抑えきれないようにドライブを楽しみ、自分の車を満喫した後、そこからは、筆者のまさに足となり様々な思い出を彩ってくれることになります。

今でもときどき思い出すことがある印象深い出来事を下に並べてみます。

印象的な思い出
1大事な試験に遅刻しそうになったときに車があって九死に一生を得たこと
2仲のいい友達数人と見知らぬ土地へ行くあてのないドライブを楽しんだこと
3友人たちと心霊スポットとして有名なトンネルに車で行って、肝を冷やしたこと
4悲しいことがあって、ボロボロと一人で車内でひたすら涙を流したこと
5淡い思い出と苦い思い出が入り混じった恋人との思い出
6生まれてはじめて交通違反をしてしまったときのこと・・・
7異臭がして急いで中古車屋さんに駆け込んだら、オイル不足だけだったこと
8苦しかった就職活動が終わって、内定が出たときに車内でガッツポーズしたときのこと
9ヒッチハイクをしていた外国人を乗せたら意気投合して仲良くなったこと
10もともと好きだった音楽が、ドライブ中に聞くようになり、もっと好きになったこと

などなど、筆者の大学時代から社会人数年目までの思い出がぎっしり詰まっていまして、思い出す内容によっては、恥ずかしながら、今でもウルッときてしまうことがあります(笑)

愛着ある車を手放して買い替えることに

そんな長年の苦楽をともにしてきた愛車とも、ついに別れの日がやってくることになります。

就職をしてから数年後、職場が転勤になり、地方から東京へ引っ越すことになってしまったことを発端に、ちょうどそのとき車検のタイミングで、車検費用や車の修理代の見積もりを取ったところ、その金額が予想を超える金額になってしまったことがその車との別れを決めることになった理由が一つ。

もう一つの理由としては、東京へ引っ越すタイミングで当時の恋人と結婚を前提に一緒に生活をすることになり、心機一転、車の買い替えをすることを決心しました。

実は社会人になってから、プライベートで車を乗る機会が減っていたので、学生時代から乗っていたその車を手放すことを決めたときは、心境的にはそれほど感情的な寂しさはなかったのですが・・。

しかし、車の買い替えを決心して、車内を掃除、整理していた時に出てきた、写真の数々を目にしてしまった瞬間、寂しさが一挙に押し寄せてきました。

大学時代の友達と車を背に撮影した姿や恋人と撮った写真、ヒッチハイクで出会った外国人との写真などなど・・・。

どれも心から楽しかったと思える写真ばかりで、この思い出を作ってくれたのは、この車だったということを改めて実感して、急激に車を手放すことが寂しくなってきました。

愛着のあった車をついに手放すことに・・

そんな寂しい思いを胸に筆者は、車の買い取りを依頼することになります。

車の売却のための必要書類の準備をしながら、それまでの感謝の気持ちを込めて、これまでいい加減にしかしたことがなかった洗車も車内・車外ともに、きっちりと行いました。

車の売却については、東京へ転勤するということが決まっていましたので、車はネットを使って買い取り専門の幾つかの会社に見積もりを依頼して、買い取ってもらうことに。

査定の日、これだけ長く乗ったので、査定価格はそれなりになることを覚悟していましたが、実際に”期待通り”のそれなりの査定価格でした・・・(笑)

ただ、その中に1社だけ他社よりも比較的高く買い取りしてくれるという業者さんがいたので、その業者さんに車を売ることを決めました。

売買契約書にサインをして、それから数日後、筆者の思い出がたっぷり詰まった車は、買い取り専門店の丁寧なスタッフの手によって、ついに筆者のもとを去ることに。

その去りゆく姿を、筆者は感傷的な気持ちでいつまでも眺めていましたが、今ではそれもいい思い出となっています。

学生時代から社会人になってからの数年間のかけがえのない思い出を作ってくれたのは、その車があったおかげで、そんな愛着が湧かざるを得ない車を買い替えるというのは、やっぱり寂しいものでした・・。

もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?

つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。

買い替え前にチェックしておいて本当に損せずに済みました。

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。