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交通違反の罰金の支払いのために車を売る方法のまとめ

「酒気帯び運転で捕まってしまい・・免許取り消し+罰金の支払いが30万円に・・・」

「無免許運転で捕まってしまい・・・罰金の支払いが20万円に・・・」

「度重なる交通違反で、免停+罰金15万円の支払いに・・・」

警察庁の平成25年度のデータによれば、高額の罰金が課される「酒酔い運転・酒気帯び運転」や「無免許運転」での検挙は、1年間で約53,000件、毎月約4,416件のペースで起こっていまして、一日あたりにしますと、約147件にも上っています。

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参考/内閣府-平成25年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況-

そこで、今回は交通違反の罰金刑を受けて、その支払いを工面するために、少しでも高く車を売る方法について見ていきたいと思います。

交通違反で受けた罰金を支払わないと、どうなる?

車を売る方法について、説明する前に、念のために、交通違反で受けた罰金を支払ないとどうなってしまうのか・・ということについても説明しておきたいと思います。

罰金は反則金などとは異なり、簡易裁判などの判決でその内容が決まりまして、その罰金を支払うことは、裁判所命令に相当します。

判決に従わない場合の裁判所の対応は、大きく分けて、2つに分類されまして、1つは「財産や給料などの差し押さえ」、もう一つは「労役場での作業で肩代わり(=懲役刑)」ということになります。

給料や財産の差し押さえについては、支払い期限つきの納付書が届いた後、支払い期限を過ぎても支払いがない場合、裁判所が強制執行する形で、罰金刑の金額に相当する財産または給料を差し押さえるという形になります。

支払い期限が過ぎると、直ちに差し押さえというわけではありませんが、支払い期限が過ぎても、検察庁の徴収事務担当者に支払いが遅れている事情を説明もしないまま放置しておいたりしていると、執行官が職場や自宅へ突然やって来たりすることもあります。

そして、もう一つの「労役場での作業で肩代わり」につきましては、「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」により詳しく定められておりまして、簡単に言ってしまえば、懲役刑と同じになります。

労役場留置者の処遇
第二百八十八条  労役場に留置されている者(以下「労役場留置者」という。)の処遇については、その性質に反しない限り、前編第二章中の懲役受刑者に関する規定を準用する。

参考/刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律

具体的には、労役場に収容され、罰金に相当する作業が終わるまで、そこで懲役に相当する労役を行うことになります。

車を高く売るなら一括査定サイトがおすすめ

では、続いて車の売却方法について見ていきたいと思います。

車を売るとなると、ディーラーや近くの買い取り専門で売るという方法が一般的かと思いますが、車を少しでも”高く”売るにはどうすべきでしょうか?

結論から申し上げますと、ネットから一括で様々な買い取り専門店に車の買い取り査定依頼を出せる一括査定サイトがおすすめです。

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ネットを通じた一括査定サイトを簡単に説明させて頂きますと、上の図のようなイメージで、そのサイトに登録している複数の中古車の買い取り業者をオークションのような形で買い取り価格を競り合ってもらうというサービスになります。

一括査定サイトの利用は申し込みから査定まで全て無料で行うことができまして、ネット経由で申し込みを行うと、その後、登録している中古車買い取り業者の中から買い取りを希望する業者から連絡が入りまして、出張査定をお願いするという流れになります。

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この方法を使えば、自分で幾つものお店を探しまわったり、移動したりする必要もありませんので、車の査定から売却にかかる時間や手間を大幅に節約することができるのも大きな特徴です。(特に高額の罰金刑を受けたときは、免許取り消しや長期間の免停になっているかと思いますので、車を動かせないという点を考えてもメリットは大きいかと思われます。)

申し込みから出張査定までを複数の業者に無料で依頼することができて、時間や手間まで省けるネットでの一括査定が今、人気を集めている理由もお分かり頂けるかと思います。

では、ネットの一括査定には、具体的にどんなサイトがあるのということを次で見ていきたいと思います。

かんたん車査定ガイドで一括査定を申し込む

最初に紹介させて頂くのは、東証一部上場企業のエイチームが運営するナビクル車査定です。

サイト名の通り、簡単な入力で査定を申し込むことができまして、必要情報を入力すると、現在の相場価格が表示されます。

エイチームはもともとシステム開発から起業した会社で、セキュリティ面も安心できますし、また、サイトの使いやすさも抜群です。

とにかく簡単で分かりやすいサイトがいいという方には、おすすめの一括査定サイトになります。

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ナビクル車査定へ進む

カーセンサーで一括査定を申し込む

続いて、ご紹介するのは、雑誌などでご存知の方も多いリクルートが運営しているカーセンサーです。

カーセンサーのサイトも、とても簡単に中古車のオンライン査定を行うことができます。

長年、雑誌などで中古車情報を提供しているリクルートだけに、登録している中古車買い取り業者の数が、かなり多いのが特徴です。

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カーセンサーへ進む

カービューで一括査定を申し込む

もう1サイト、ご紹介させて頂きたいと思います。

ポータルサイトで有名なヤフーのグループ会社のカービューです。

カービューは、ヤフーの圧倒的な集客力を背景にした豊富なユーザーの利用実績が特徴で、ユーザーのことをよく考えて設計された入力ステップなど、スムーズに査定を申し込むことができます。

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カービューへ進む

まとめ

「交通違反の罰金の支払いのために車を売る方法のまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事が、罰金の支払いのためのお金の工面を考えている読者の方のお役に立てれば、幸いです。

著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。