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カーシェアリングにしたら1ヶ月3万円もお得だった!もう車を手放す方がいいのかな・・カーシェアのメリットとデメリットのまとめ

新車の納車までに約3ヶ月以上かかるのと、それまで乗っていた愛車が車検切れ間近+予想外の高値の査定価格が出たので売りに出し、久々にマイカーがない生活を送ることになった筆者。

そこで、モノは試しとばかりに話題のカーシェアリングを試してみました。

色々と驚きと学びがあったのですが、何より驚きだったのが、その維持費の安さでなんと月あたりのコストが約7万円→4万円近くにも下がったのです・・。

そこで、今回は「カーシェアリングにしたら1ヶ月3万円もお得だった!もう車を手放す方がいいのかな・・カーシェアのメリットとデメリットのまとめ」と題して、カーシェアリングのメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

車に乗る回数や時間が少ない人は圧倒的にカーシェアが安い!

色々と説明する前に、まずは「結論」ということで、なぜ月額3万円も安くなったのかということについて表にまとめましたので、ご覧ください。

月額維持費マイカー所有カーシェアリング
自動車税3,300円-
1年あたり自動車重量税400円-
1年あたり自賠責保険料(強制保険)1,000円-
車検費用3,500円-
自動車保険料(任意)4,000円-
ガソリン代5,500円-
駐車場代30,000円-
その他費用
タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など
7,000円-
月会費-980円
時間料金
(3時間パック×3回
12時間パック×2回)
-20,900円
距離料金/合計約130km)
(3時間パック×3回
12時間パック×2回)
-3,200円
合計54,700円23,900円

ご覧いただきました通り、コスト面では圧勝ともいうべき差でカーシェアが安かったです・・。

カレコ・カーシェアリングクラブ」でカーシェアした車は個人的にもかなり好きなSUVの「スバル・レヴォーグ」で、1ヶ月で5回利用しました。(3時間パック×3回、12時間パック×2回の計5回)

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写真出所/スバル

ほぼ駐車場代で説明がついてしまうのですが、筆者が住むエリアで屋根つきの月極駐車場の相場が30,000円前後でして、車を保有するとなると、この駐車場代は避けられないというのが現状です。

そして、毎月3万円のお金が”浮いた”という現実は圧倒的庶民の筆者からすると、めちゃくちゃ嬉しく、月末にはそのお金で早速、以前から欲しかった無線のbluetoothイヤホンを購入したほどでした(笑)

脱線してしまいましたが、”カーシェアの安さ恐るべし!”というのは、実はここからで「カレコ・カーシェアリングクラブ」をはじめとするカーシェアリング各社ではサービス競争が激化しておりまして、「月会費無料プラン」や「家族プラン」、「学生プラン」など様々なお得なプランが次々と出されていて、使い方によっては筆者のケースよりも、さらに安く車を利用できるようになっているのです。

大手3社をざっくりと比較してみましたので、興味のある方は参考にしていただければと思います。

カーシェアリング名カレコ・カーシェアリングクラブオリックスカーシェアタイムズカープラス
月会費
(各社無料プラン有り)
980円980円1,030円
短時間利用130円/10分(※80円/10分)
※平日プラン料金
200円/15分206円/15分
6時間3,800円3,500円4,020円
12時間6,300円4,500円6,690円
24時間7,800円6,000円8,230円
夜間2,500円2,500円2,060 ~2,580円
距離料金
(6時間以内)
無料15円/走行km無料
距離料金
(6時間以降)
15円/走行km15円/走行km16円/走行km
保険料不要
(基本料に含まれる)
不要
(基本料に含まれる)
不要
(基本料に含まれる)
ガソリン代無料無料無料

ちなみに筆者が「カレコ・カーシェアリングクラブ」を選んだ理由は、極めて単純で「距離料金が安かった」と「時間料金が安かった」からです。

カーシェアのここが課題!デメリット3つ

なんか、やたらとカーシェアのいいところばかり説明してるけど、カーシェアにもデメリットはあるんじゃないの?

はい。その通りでして、いくつかありました。

そこで、ここからは筆者がカーシェアのココが気になる!というデメリットについて、説明していきたいと思います。

カーシェアのデメリットメモ
乗り捨てできないレンタカーの方がいい
返却時間の設定”シェア”前提なので自由にはできない
週末や人気車は予約が取りにくい人気車は予約が難しい

〇シェアした車を乗り捨てできない

当たり前と言えばそうなのですが、カーシェアで予約し乗った車は元の場所に戻す必要があります。

レンタカーのように、系列のお店で乗り捨てということができないのです。

カーシェアは上で説明しましたように、時間によって料金が変わってきますので、往復の時間を計算しますと、3時間なんて、あっという間に経ってしまいます・・・。

カーシェアで少し遠出を・・・と考えている場合は、帰りの時間も計算して車を調達する必要があります。

ちなみに筆者は3時間コースで借りたときは、子供の習いごとの送り迎えに使っていました。

〇クルマの返却時間の設定

カーシェアは、会員みんなでクルマをシェアするサービスになりますので、時間についてはかなり厳しいです。

レンタカーのように、もう2時間ほど追加で借りて、あそこで買い物してから帰ろうみたいなことは簡単にできません。

また、週末の夕方やラッシュ時の渋滞なんかに巻き込まれたりすると、ヒヤヒヤするので、かなり余裕を持って車を利用しなくてはいけません・・。

時間を自分でコントロールできるという意味では、マイカーの方が断然、価値が高いと思います。

〇週末や人気車は予約が取りにくい

カーシェアの利用者は年々、かなりの勢いで伸びているようで、週末や人気車などは、本当に予約が取りにくいです。

下は、カーシェアサービスの利用者の伸びになりまして、近年、急速にカーシェアが伸びていることが分かります。

参考/公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団

筆者の場合は、たまたま運よく、ほぼ希望の時間帯に予約することができましたが、スタッフの方に話を聞いたところ、週末や人気車は予約が取りづらい状況が続いてしまっている・・とのことでした。

乗りたくても乗れないというのは、カーシェアサービスのデメリットだと感じました。

カーシェアおためし後のまとめ

「カーシェアリングにしたら1ヶ月3万円もお得だった!もう車を手放す方がいいのかな・・カーシェアのメリットとデメリットのまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

で、結局、車は手放すの?カーシェアにするの?

という点についてですが、現時点では新車の納車もあるので、マイカーを所有する生活を続けたいと考えています。

と言いますのも、乗りたいときに乗れないことがあるというのは(車種を選ばなければ予約はできます)、個人的にかなりフラストレーションが募ったからです・・。

ただ、カーシェアのサービスがもうすこし成熟してきたときには、もっと予約がしやすかったり、利用時間の延長なども柔軟に対応できてくるような気がしますので、そうなったときこそカーシェアへの移行を本格的に検討したいと思います。

本記事が車を手放して、カーシェアへの移行を検討しているという人に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。