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車検切れの取り締まり・摘発・検挙を国土交通省が引き続き強化中

最終更新日/2017.9.18

車検切れ及び自賠責保険切れ状態のいわゆる無車検・無保険の自動車の運転については、数年前から国土交通省が「取り締まり・摘発・検挙を強化」することを表明しています。

そこで、このページでは、国土交通省が現在、どのような対策を実施し、さらに検討しているのかということを、随時紹介していきたいと思います。

先に、車検切れ・自賠責保険切れによる罰則・罰金について知りたいという方は「車検切れの交通違反で受ける罰則と罰金のまとめ」のページをご覧ください。

保険加入状況管理データとナンバー読み取り装置による取り締まり

MOTAS=自動車登録関係コード検索システムは平たく言えば、陸運局に登録してある車両をすべてデータとして集めているシステムで、このシステムを使えば、車検の有効期間、所有者、住所など(今後はマイナンバーも)が一発で明らかになるというシステムになります。

そして、このMOTASと幹線道路などにあるナンバー自動読取装置を連携させて、運転中の自動車のナンバープレートの番号を読み取り、無車検・無保険の車の摘発するということを国土交通省は2014年の11月からテストを行い、段階的に導入を進めています。

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参考/国土交通省自動車局 平成29年度自動車局関係予算概算(PDF)

2016年の予算でも1億5千万円近くの予算を見込んでおり、このシステムの普及は今後、ますます進んでいくものと考えられ、車検切れ・自賠責保険切れの車両の検挙はさらに厳しくなることが予想されます。

2017年9月15日、国土交通省はかねてより開発を行ってきた「ナンバー自動読取装置」の実現に向けて、公開デモを行いました。

参考/街頭検査に用いる「ナンバー自動読取装置」の公開デモ -国土交通省-

車検切れ車両の取り締まり強化に向けて着々と動き出しています。

民間の事業者などとの連携による摘発

また、国土交通省は、車検切れ・自賠責保険切れの車両に対する摘発を”草の根”である民間業者との連携でも進めています。

ガソリンスタンド、 カー用品店、整備工場、中古車買い取り・販売業者といった事業者との連携を行っています。

参考/無保険車防止対策事業byカーセブン

具体的なケースとしては、車のオイル交換で車検切れが見つかったり、あるいは、給油をするためにガソリンスタンドへ行って、車検切れが分かると「通報」されるというケースが考えられます。

また、民間に委託されている駐車違反の取り締まりスタッフによる車検切れ車両の摘発も強化される可能性があると考えて間違いありません。

警察の街頭検査による検挙

これまでも行われてきた警察との連携による街頭検査ですが、さらに街頭検査を厳しくするために、窓ガラスに貼る検査標章を見やすくするなどの変更が検討されています。(参考/国土交通省-「第5回検査標章の視認性向上検討会」の開催について-)

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ニュースなどでも報じられていますが、有識者会議が開かれたりしていますので、今後、もっと”目立つ”標章へと形が変わることが予想されます。

車検切れ・自賠責保険切れの通報窓口の設置

国土交通省は、さらに一般の人からの通報窓口も用意しています。

国土交通省 -無車検車・無保険(共済)車通報窓口システム-

知人や友人、会社の同僚からの通報を受け付けるという対策になります。

国土交通省による立入検査・指導やハガキ送付

国土交通省は、先ほどのMOTASのシステムを使い、車検切れ・自賠責保険切れの車両に対して、ハガキを送付したり、督促状を送付することでドライバーに車検切れ・自賠責保険切れの対策を促しています。

また、悪質なケースと判断した場合は、国土交通省による立ち入り検査や指導をするということも表明していますので、そういった可能性もあります。

車検切れ・自賠責保険切れの取り締まり強化の理由

数年前から、国土交通省が車検切れや自賠責保険切れの車両について、取り締まりや摘発を強化している理由には、幾つか理由がありまして、中でも最も問題視されているのが、下記の理由です。

「国による無保険事故への支払額は年間約10億 円に上り、無保険車の実態把握・対策が急務」

自賠責保険が切れている車で対人事故を起こした場合、運転手である加害者が十分なお金を用意できないことがほとんどで、被害者に対する補償は国が立て替える形で支払いを行っています。(なお、国が立て替えたお金については、加害者が自己破産などをしても免れることはできません)

そして、その金額が年間で約10億円にもなるのです。

実際、対人の自動車事故を起こしたときの補償額は、高額になることが多く、自賠責保険に加入していないと、ほとんどの人が簡単に支払える金額ではありません。

そうした状況になるのを未然に防ぐという理由から、車検切れ・自賠責保険切れの取り締まりが強化されるようになってきているというのが現状です。

車検切れ・自賠責保険切れの対策について

では、車検切れ・自賠責保険切れの車両を持っている場合は、どうすればいいのでしょうか?

当サイトにて車検切れ・自賠責保険切れ車両の対策をケース別にまとめておりますので、参考にして頂ければと思います。

車検を忘れてたら・・期限が過ぎた・・車検を受ける方法と注意点

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。

監修者:浅井美津子

自動車・不動産などの売買契約業務から会計業務まで、長年にわたり幅広く従事。保有資格である販売士1級・宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級を活かし、社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。