画像出典/D’Angelo official website
ドライブで聞きたい音楽をジャンルやアーティストごとで紹介するこのコーナー。
今回は、ドライブで聞きたい「ネオ・ソウル」の楽曲を10曲紹介したいと思います。
ネオ・ソウルはもともと、90年代のR&Bの盛り上がりの中で生まれたムーブメントである「ニュークラシック・ソウル」から派生したソウル・ミュージックでメインストリームのR&Bやヒップホップソウルとは一線を画した独特な音楽性が特徴です。
それでは、早速見ていきましょう。
1.D’Angelo and The Vanguard – Betray My Heart
2015年の日本で行なわれたサマソニへの参加、そして、2015年夏の単独ライブでも圧倒的な存在感を見せつけ、15年ぶりのアルバム発売にも関わらず、国内外のアーティストから絶大な支持を受けるディアンジェロ。
最新アルバムの「BLACK MESSIAH」には一聴しただけでも強烈に耳を奪われる楽曲が数多く並んでいるのですが、その中からピックアップしたいのが「Ain’t That Easy」です。
疾走感溢れるトラックとディアンジェロ独特のボイスが病みつきになります。
2.Maxwell – Lifetime
dangeloと並んで絶大な人気を誇る「ネオ・ソウル」の旗手マックスウェル。
過去、マックスウェルが来日したときには、日本の女性R&Bアーティストに「遊びでもいいから・・・」と言わしめるほどの美声、ルックス、カリスマ性を持った稀代のR&Bシンガーです。
マックスウェルには魅力的なバラードやバラッドが数多くあるのですが、ドライブで聞きたい楽曲として今回は「Lifetime」をチョイスしました。
ちなみに、2010年にリリースしたアルバム「Blacksummers’ Night」では、グラミー賞で6部門にノミネートされ、シングルカットされた「Pretty Wings」で最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス部門を、アルバムとして最優秀男性R&Bアルバム部門の2部門を受賞しています。
3.Alicia Keys – No One
発売されたアルバムのセールスは累計3,000万枚以上、グラミー賞を10回受賞するなど、現代フィメールR&Bシンガーの中でもその名を最も世界で轟かせていると言っても過言ではないアリシア・キーズ。
ソングライティング能力、歌声、ルックスとその圧倒的な存在感は、まさに”ディーヴァ”と呼ぶにふさわしく、今回は数あるヒット曲の中でも超特大ヒットとなった「No one」をチョイスしました。
印象的なサビは、ドライブ中に思わず口ずさんでしまいます。
2016年現在、アリシアは自身6枚目のアルバムの制作を進めているとのことで、また、上述のマックスウェルと、現代版マーヴィン・ゲイ&テレルのようなアルバムも制作中とのこと。
4.Jill Scott ft. Anthony Hamilton- So In Love (Official Video)
抜群の歌唱力でこれまで出した4枚のアルバムすべてがグラミー賞にノミネートされる女性R&Bシンガーのジルスコット。
情感たっぷりな素敵な楽曲が多いジル・スコットの中から、今回はネオ・ソウルのシンガーとしても有名なアンソニーハミルトンを迎えて歌い上げる「So In Love」をピックアップしました。
休日の爽やかな昼下がりのドライブに聞くと、最高に気持ちのいい楽曲です。
5.Musiq – Just Friends (Sunny)
その独特の音楽性とマイルドでシルキーな歌声で世界中のネオ・ソウルファンを魅了し続けるミュージック・ソウルチャイルド。
彼もグラミー賞の常連でこれまでに累計11部門にノミネートされていまして、今回はその中でも鮮烈なデビューを飾った楽曲でもある「Just Friends」を取り上げました。
ディアンジェロをはじめネオ・ソウルのアーティストからも高く評価されることの多い”prince”がライブアルバムでカバーするほどの名曲中の名曲です。
6.The Roots – You Got Me ft. Erykah Badu
ニュー・クラシック・ソウルの火付役とも言えるフィメールR&Bシンガーのエリカ・バドゥ。
R&Bとjazz、hip-hopを融合させた音楽性と”ウェット”な歌声で独特の世界観を醸成して、デヴューアルバムでグラミー賞を受賞した逸材です。
日本人アーティストの中でも彼女のファンは多く、中でもMISIAはエリカ・バドゥと親交が深く、エリカ・バドゥがMISIAの曲をカバーしたり、エリカ・バドゥがMISIAのアルバムに参加したりするほどの関係です。
そんなエリカ・バドゥの楽曲の中から、今回はThe Rootsとコラボした「You Got Me」をピックアップしました。
ジャジーでレイドバックした楽曲は、雨の日の運転にぴったりです。
7.Eric Benét – You’re The Only One
ネオ・ソウル界きってのイケメンでスイートボイスの持ち主である「エリック・べネイ」
かつてハル・ベリー(X-menにも出演しているアメリカの有名黒人女優)と結婚していたり、俳優としても活躍していました。
日本のW-indsがカバーして話題となった「Sometimes I Cry」など、ヒット曲の多い彼の楽曲の中から、今回は「You’re The Only One」をピックアップ。
甘く、せつない声で唄い上げる彼の声がドライブも”スイート”なものにしてくれます。
8.Lauryn Hill – Everything Is Everything
伝説のヒップホップバンドであるフージーズを離れ、ソロ活動後にはじめてリリースしたアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」が全世界で1,200万枚を売り上げ超特大ヒットとなったローリン・ヒル。
「The Miseducation of Lauryn Hill」はアメリカでブラック専門誌として有名な「The Source」が選ぶ「The Critics Top 100 Black Music Albums of All Time」でも、並み居る超有名アーティストに並んで第10位を獲得しているほどのアルバムで、その中から、今回は「Everything Is Everything」をチョイスしました。
ローリン・ヒルのしゃがれた声とワクワクするような楽曲が印象的な名曲です。
9.Jaheim – Put That Woman First
歌の上手さという意味では、現代R&Bシンガーの中でも飛びぬけているジャヒーム。
これまでに世界で500万枚以上のアルバムの売り上げと3度のグラミー賞へのノミネートを誇る彼もまた、広い意味でのネオ・ソウルシンガーの一人です。
今回は数ある名曲の中から、グラミー賞にもノミネートされた「Put That Woman First」をピックアップ。
彼のスモーキーボイスが、ソウルフルなドライブへと導いてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=qs8RGLTEtow
10.Michael Jackson – Butterflies
ネオ・ソウルなのにマイケル・ジャクソン?
そんな風に思われるかもしれませんが、最後に取り上げる「Butterflies」はネオ・ソウルアーティストであるfloetryがマイケル・ジャクソンに楽曲提供を行った知る人ぞ知る名曲です。
マイケルの声が心地いいドライブに一役買ってくれます。
まとめ
「ネオ・ソウル|ドライブで聞きたいneo soulの音楽10選」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
恋人とのドライブ、深夜一人での運転、雨の日の運転など快適なドライブ用の音楽の参考にしていただければと思います。
ちなみに、筆者の車内の音楽環境は、100万曲以上が聞き放題のAmazonプライムミュージックで楽曲をスマホにダウンロードして、それを車内で聞くというスタイルになっています。
CDやDVDなどを車内に置いておく必要も、再生するためのプレーヤーも必要なく、とても”楽”なので、おすすめです。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!