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アウディ・TTの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

1998年の初代モデル発売以来、その丸みを帯びた印象的なデザインでアウディの新境地を切り開いてきた「アウディ・TT」

柔らかなエクステリア・デザインとスポーティな走行性能などを背景にアウディきっての人気車となっていますが、フルモデルチェンジから時間が経過していることもあり、値引き難易度は普通~やや緩め。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行TTの値引きのコツに迫ります!

写真出所/アウディ

【いきなり結論】アウディ・TTの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス12%程度」の金額(約57~90万円)
※TT クーペの新車価格は479~759万円
他メーカー検討中・ポルシェ 718 ケイマン
・BMW 2シリーズ クーペ
・メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ
・トヨタ スープラ
・日産 フェアレディZ
・レクサス RC
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

TTの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、現行TTであれば、最終的な目標となる新車価格の「8%」にあたる約37~60万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-57万から-90万円 (約12%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行TTの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行TTの新車価格は479~759万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=37~60万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】アウディ・TTの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、TTを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較2シリーズ クーペと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較レクサス RCに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較スープラと比べると安全性能は?

TTは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/アウディ・TTを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

TTを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/アウディ・TTの乗り出し価格の内訳

ここまでTTの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

アウディ・TTを中古車でお得に探す方法


写真出所/アウディ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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アウディ・A1の新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

アウディのラインナップの中でも最もコンパクトで、エントリーモデル的な位置付けとなる「アウディ・A1」と「A1スポーツバック」

手頃な価格と安定感ある走行性能で人気を集めているものの、フルモデルチェンジからかなり時間が経過していることもあり、値引き難易度は普通~やや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行A1の値引きのコツに迫ります!

写真出所/アウディ

【いきなり結論】アウディ・A1の値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(35~50万円)
※A1の新車価格は249~329万円
※A1 スポーツバックの新車価格は269~349万円
他メーカー検討中・シトロエン C3
・スマート フォーフォー
・BMW 1シリーズ
・フォルクスワーゲン ポロ/ゴルフ
・プジョー 208
・ボルボ V40
・MINI COOPER
・メルセデス・ベンツ Aクラス
・ルノー ルーテシア
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

A1の値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行A1であれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約25~35万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-35万から-50万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行A1の発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行A1およびA1スポーツバックの新車価格は249~349万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=25~35万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】アウディ・A1の弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、A1を購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較BMW 1シリーズと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較フォルクスワーゲン ゴルフに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較ボルボ V40と比べると安全性能は?

A1は価格やブランド力、燃費の良さなどで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/アウディ・A1を安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

A1を少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/アウディ・A1の乗り出し価格の内訳

ここまでA1の値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

アウディ・A1を中古車でお得に探す方法

写真出所/アウディ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・タントの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

ダイハツの旗艦ブランドであり売り上げトップを誇る「ダイハツ・タント」

軽としての完成度は極めて高く、フルモデルチェンジからあまり時間が経過していないこと(2019年7月フルモデルチェンジ)もあり、値引き難易度はやや渋めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行タントの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・タントの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス10%程度」の金額(12~18万円)
※タントの新車価格は122~168万円
※タント カスタムの新車価格は154~187万円
他メーカー検討中・ホンダ N-BOX
・スズキ スペーシア
・日産 デイズ ルークス
・三菱 eKスペース
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

タントの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行タントであれば、最終的な目標となる新車価格の「8%」にあたる約9~12万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-12万から-18万円 (約10%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行タントの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行タントおよびタントカスタムの新車価格は122~187万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=9~12万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・タントの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、タントを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較eKスペースと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較N-BOXに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較スペーシアと比べると安全性能は?

タントは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・タントを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

タントを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・タントの乗り出し価格の内訳

ここまでタントの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・タントを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・トールの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

ファミリー向けコンパクトカーとして2016年に発売された「ダイハツ・トール」

優れた燃費性能とゆとりある室内空間が人気ですが、フルモデルチェンジから少し時間が経過していること、またライバルがひしめいていることから、値引き難易度は普通からやや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行トールの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・トールの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(21~30万円)
※トールの新車価格は146~191万円
※トール カスタムの新車価格は183~205万円
他メーカー検討中・スズキ ソリオ
・日産 キューブ
・三菱 デリカ D:2
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

トールの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行トールであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約14~20万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-21万から-30万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行トールの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行トールおよびトールカスタムの新車価格は146~205万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=14~20万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・トールの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、トールを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較デリカ D:2と比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較キューブに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較ソリオと比べると安全性能は?

トールは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・トールを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

トールを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・トールの乗り出し価格の内訳

ここまでトールの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・トールを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・ウェイクの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

軽自動車でありながら、全高1.8m×室内高1.4mという広々とした室内空間を実現したダイハツの軽トールワゴン「ウェイク」

優れた燃費性能と高い環境性能、リーズナブルな価格が人気ですが、フルモデルチェンジから少し時間が経過していることもあり、値引き難易度は普通からやや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行ウェイクの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・ウェイクの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(20~27万円)
※ウェイクの新車価格は135~184万円
他メーカー検討中・ホンダ N-BOX
・スズキ スペーシア
・日産 デイズ ルークス
・三菱 eKスペース
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

ウェイクの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行ウェイクであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約13~18万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-20万から-27万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行ウェイクの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行ウェイクの新車価格は135~184万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=13~18万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・ウェイクの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、ウェイクを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較スズキ スペーシアと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較ホンダ N-BOXに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較日産 デイズ ルークスと比べると安全性能は?

ウェイクは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・ウェイクを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

ウェイクを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・ウェイクの乗り出し価格の内訳

ここまでウェイクの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・ウェイクを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・キャストの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

2015年に登場し、発売直後から快進撃を続けるダイハツの軽自動車SUV「キャスト」

優れた低燃費性能と高い操舵安定性を確保した走行性能に加えて、リーズナブルな価格が人気の軽自動車になっています。

フルモデルチェンジから少し時間が経過していることもあり、値引き難易度は普通からやや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行キャストの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・キャストの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(18~25万円)
※キャスト アクティバの新車価格は122~171万円
※キャスト スタイルの新車価格は122~170万円
※キャスト スポーツの新車価格は164~177万円
他メーカー検討中・ホンダ N-ONE
・スズキ ワゴンR
・日産 デイズ
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

キャストの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行キャストであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約12~17万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-18万から-25万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行キャストの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行キャストの新車価格は122~177万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=12~17万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・キャストの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、キャストを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較スズキ ワゴンRと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較ホンダ N-ONEに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較日産 デイズと比べると安全性能は?

キャストは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・キャストを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

キャストを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・キャストの乗り出し価格の内訳

ここまでキャストの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・キャストを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・ミラ イースの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

ダイハツのロングセラー「ミラ」の主力グレードとして、高い人気を誇る「ミラ・イース」

「イーステクノロジー」と名付けられた高い環境性能をはじめ、優れた低燃費性能、軽やかなデザイン、リーズナブルな価格が人気の軽自動車になっています。

2017年のフルモデルチェンジから少し時間が経過していることもあり、値引き難易度は普通からやや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行ミラ イースの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・ミラ イースの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(12~20万円)
※ミラ イースの新車価格は84~134万円
他メーカー検討中・ホンダ N-ONE
・スバル プレオ プラス
・マツダ キャロル
・スズキ アルト
・日産 デイズ
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

ミラ イースの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行ミラ イースであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約8~13万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-12万から-20万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行ミラ イースの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行ミラ イースの新車価格は84~134万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=8~13万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・ミラ イースの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、ミラ イースを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
走行性能の比較スズキ アルトと比べると走行性能はどう?
乗り心地の比較ホンダ N-ONEに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較日産 デイズと比べると安全性能は?

ミラ イースは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・ミラ イースを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

ミラ イースを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・ミラ イースの乗り出し価格の内訳

ここまでミラ イースの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・ミラ イースを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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ダイハツ・ムーヴキャンバスの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

日本カー・オブ・ザ・イヤー(2016-2017)でスモールモビリティ賞も受賞した「ムーヴキャンバス」

台数ベースではダイハツのラインナップの中でも1,2を争う人気車ではあるものの、競争の激しい軽トールワゴンのセグメントあることや発売から時間が経過していることから、値引き難易度は普通からやや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行ムーヴキャンバスの値引きのコツに迫ります!

写真出所/ダイハツ

【いきなり結論】ダイハツ・ムーヴキャンバスの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(18~25万円)
※ムーヴキャンバスの新車価格は125~167万円
他メーカー検討中・ホンダ N-BOX / N-WGN
・スバル シフォン
・マツダ フレアワゴン
・スズキ スペーシアカスタム
・三菱 eKスペース
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

ムーヴキャンバスの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行ムーヴキャンバスであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約12~16万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-18万から-25万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行ムーヴキャンバスの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行ムーヴキャンバスの新車価格は125~167万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=12~16万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】ダイハツ・ムーヴキャンバスの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、ムーヴキャンバスを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
インテリアの比較ホンダ N-BOXと比べると室内空間はどう?
乗り心地の比較スズキ スペーシアカスタムに比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較三菱 eKスペースと比べると安全性能は?

ムーヴキャンバスはデザインやブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や走行性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/ダイハツ・ムーヴキャンバスを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

ムーヴキャンバスを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/ダイハツ・ムーヴキャンバスの乗り出し価格の内訳

ここまでムーヴキャンバスの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

ダイハツ・ムーヴキャンバスを中古車でお得に探す方法

写真出所/ダイハツ

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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三菱・eKスペースの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

2019年後半に新型モデルの登場が予定されている軽自動車「eKスペース」

台数ベースでは三菱のラインナップの中でも1,2を争う人気車ではあるものの、競争の激しい軽トールワゴンのセグメントあること、フルモデルチェンジを控えていることから、値引き難易度は緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行eKスペースの値引きのコツに迫ります!

写真出所/三菱自動車

【いきなり結論】三菱・eKスペースの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(20~30万円)
※eKスペースの新車価格は131~208万円
※eKスペース カスタムの新車価格は162~197万円
他メーカー検討中・ホンダ N-BOX
・スバル シフォン
・マツダ フレアワゴン
・スズキ スペーシア
・ダイハツ タント/ウェイク
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

eKスペースの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行eKスペースであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約13~20万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-20万から-30万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行eKスペースの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行eKスペースの新車価格は131~208万円、eKスペース カスタムの新車価格は162~197万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=13~20万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】三菱・eKスペースの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、eKスペースを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
価格の比較ダイハツ タントと比べるとコスパはどう?
乗り心地の比較ホンダ N-BOXに比べると乗り心地は?
燃費性能の比較スズキ スペーシアと比べると燃費は?

eKスペースは走行性能やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や燃費性能といったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/三菱・eKスペースを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

eKスペースを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/三菱・eKスペースの乗り出し価格の内訳

ここまでeKスペースの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

三菱・eKスペースを中古車でお得に探す方法

写真出所/三菱自動車

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

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三菱・RVRの新車の値引き目標はどれくらい?限界まで安く買うコツと注意点

欧州、北米、南米、中国、ロシアと世界中で販売されているコンパクトSUV「RVR」

価格がお手頃で人気が高いものの、超激戦の小型SUVセグメントであることやフルモデルチェンジからかなり年数が経過していることなどから、値引き難易度は普通~やや緩めという状況です。

今回は自動車業界の片隅で働く筆者が、売る側の事情などを交えつつ、現行RVRの値引きのコツに迫ります!

写真出所/三菱自動車

【いきなり結論】三菱・RVRの値引きを限界まで引き出して安く買うためには、ディーラーにこれだけ伝えれればいい

ディーラーに伝えること2020年1月値引きへの影響度
予算 (=目標値引き額)新車価格から「マイナス15%程度」の金額(30~40万円)
※三菱・RVRの新車価格は210~275万円
他メーカー検討中・トヨタ C-HR
・日産 エクストレイル
・ホンダ ヴェゼル
・スバル XV
・マツダ CX-3
・プジョー 2008
・ジープ コンパス
支払い方法・カーローン
・残価設定クレジット

RVRの値引きを引き出すためには、様々なテクニックや交渉術などが確かに存在しますが、実際のところ、時間をかけたり、芝居じみたことをしても値引きできる金額は、そう大きく変わらないというのが車を売る側にいた筆者の本音です。

では、値引きに最も影響を与えるのは何かといいますと、それはズバリお客さんの「予算」です。

極論を言えば、ディーラーからしてみると、他の細かいことは後回しにしてでも、このお客さんの「予算」を知ることさえできれば、お客さんの購入意思があるのかないのか、そして交渉余地があるのかどうかを判断できるのです。

ですから、今の現行RVRであれば、最終的な目標となる新車価格の「10%」にあたる約21~27万円の値引きを引き出すために、それより少し強気の「新車価格から-30万から-40万円 (約15%前後)」を予算として伝えることが最も重要になってきます。

※この予算の幅は現行RVRの発売からの年数や人気度(売れ行き)、ライバルのモデルチェンジの状況などから算出しています。(現行RVRの新車価格は210~275万円)

なぜ、強気の予算を伝えることから始めることが大切かと言いますと、それが交渉の足掛かりポイントとして、決定的な起点となるからです。

ディーラーからしてみれば、交渉することなく「新車価格」をほぼそのまま売れればラッキー、原価ギリギリの10%~15%前後はかなり厳しいというのが実情です。

つまり、「10%~15%」というのはいきなり限界からスタートするという方法なのです。

ちなみにディーラーの仕入れ原価は時期や在庫状況にもよりますが、80~90%程度、つまり一般的なディーラーの利益率は10%前後です。(やり手のディーラーはもう少しだけ原価が下がることがあります)

では、ディーラーはそんなに値引きできないのでは?と思われますが、メーカーからの台数に応じた販売奨励金がありますので、心配はご無用です^^

続いては、「限界値からスタートした後についてはどうすればいいの?」ということについて見ていきましょう。

限界値から交渉をスタートさせると、ディーラーのリアクションは大きく分けて以下のようなパターンになります。

ディーラーのリアクション期待度
無理です!そんな額は絶対値引きできません・・。×
お客様、さすがにその値引きはちょっと難しいですね・・。
いきなりその金額は難しいのですが、オプションなども含めてということであれば・・・。

まず、値引き交渉には一切応じないというディーラー、そういったディーラーは限界予算を伝えて、脈なしだと感じたら、さっさと退散しましょう(笑)

続いて交渉余地がありそうだ・・という感触があるディーラーには、検討中のライバル車の話や狙っているグレード、カラーの話をしていきましょう・・・。

そして、ここからが肝心なのですが、ある程度話が盛り上がったところで、その日は退散します。

そして、”向こう”からこんな風に連絡が来るのを待ちます。

この価格で(=21~27万円程度の値引き)、いかがでしょう?

真剣に値引きしてでも売りたい!というディーラーは、見込みのありそうなお客については社内で相談して、競合にとられないように限界に近い値引き額を提示してきます。

本当に?

と思われるかもしれません。もちろん、中には値引きには一切応じないというディーラーも存在しますので、この方法が百発百中というわけにはいきませんが、2~3のディーラーをまわってみると、この「値引き目標より少し強気の予算感」を伝える方法の威力をきっと分かってもらえるはずです。

【追加交渉するなら】三菱・RVRの弱みや欠点などに言及して値引き圧力をかける

販売するディーラーにしてみると、交渉しているクルマの”弱み”や”欠点”を突っ込まれることは、頭の痛いところでもあります。

つまり、そうした”弱み”や”欠点”をライバル車と比較しながら尋ねるということは、ディーラー側に値引き圧力をかけることにつながるのです。

そこで、RVRを購入するときにディーラーに是非ぶつけて欲しい質問を幾つかまとめてみました。

ポイント内容
コスパの比較ヴェゼルと比べるとコスパはどう?
乗り心地の比較C-HRやCX-3に比べると乗り心地は?
先進安全技術の比較スバル XVと比べると安全性能は?

RVRは価格やブランド力などで選んで欲しいというのが、ほとんどのディーラーの見解だと思います。

ライバル車と比較されやすい乗り心地や安全性能、コスパといったところは比較されると、”イタイ”ところで、値引き交渉の大きな材料になるはずです。

また、インテリア、オプションなどを引き合いに出すというのもいいアイデアです。

【もう一つの知られざる結論】値引きよりも”差額”を引き出せる『一括査定』

車を乗り換えるとき、ついついディーラーとの「値引き交渉」に集中力を奪われがちですが、実は値引き交渉とは別にもう一つの重要なポイントが「下取り」です。

中古車の下取りや買取は、買い手が変わると大きく”買値”が変わるのが一般的で、中には20万円~50万円も高い査定額の差が出ることもあるというのはご存知でしょうか。

つまり、面倒な値引き交渉をするよりもナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方がトータルで見るとお得になることが少なくないのです。

しかも、この方法はネット経由で無料申し込みをすれば、誰でも”簡単に”できてしまうのです。

「値段を下げてもらう」といった交渉ごとが苦手・・・という方でも、この”知られざる”方法でスマートに値引き以上の金額を狙えます。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー

参考/三菱・RVRを安く買うための方法を実例からレポート

先の二つの方法を使えば、値引き交渉のほとんどは峠を越えられますが、他にも筆者がこれまで見てきた値引き交渉現場での実例をヒントに、いくつかのテクニックをご紹介したいと思います。

面倒な交渉は苦手という方は、読み飛ばして頂いて結構です。

実例値引きへの影響度
展示車・試乗車を購入めったにチャンスはないものの、通常の倍以上の40万~50万円近くの値引きも。
決算期、ボーナス期、年度末不景気や不祥事があると威力を発揮
フルモデルチェンジ旧型はチャンス到来

〇展示車や試乗車を狙う

筆者が見てきた中で最もお得だと感じたのは、展示車や試乗車などの”新古車”を狙うという方法です。

狙って購入できるものはありませんので、チャンスは限られますが、ダメもとで「展示車や試乗車はありませんか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

〇決算期や年度末×不景気や不祥事

決算期や年度末に値引きのチャンスが増えるというのは、ご存知かと思いますが、不景気や不祥事があったときには、さらにチャンスです。

実際に、筆者の知人のとある中小企業の社長さんはリーマンショックがあった翌年の2009年(ここ数十年の間でもっとも車が売れなかった年)に自分のクルマや会社のクルマを年度末などに積極的に買い替えていました。

本人曰く、「通常ではありえないような値引き(20%近くかそれ以上)を引き出せた」と誇らしげに語っていました。

また、別の海外帰りの友人は自動車メーカーに不祥事があったときは、売れ行きが悪くなるから「値引きできるチャンス」と公言し、ハゲタカのように新車を狙い、上手く値引きを引き出していました。

〇フルモデルチェンジ

これはご存知の方も多いと思います。

フルモデルチェンジの発表があると、新しいモデルが発売されるまでに現行モデルは、値引き対象になります。

ただ、最近はフルモデルチェンジまでのタイミングが長い車種もあり、なかなか狙いにくくなっています。

『トータルでみると損?』任意保険料・自動車取得税・ローン金利などは要注意

RVRを少しでも安く買うために、「保険料はディーラー経由で契約した方がいい」(ディーラーに保険会社からキックバックがある)とか、「オプションは割引対象になりやすい」、「残価設定ローンなどのカーローンは値引きを受けやすい」といったことがまことしやかに言われますが、これらの”甘い言葉”には注意が必要です。

〇任意の自動車保険料

ご存知の方も多いと思いますが、任意の自動車保険はディーラー経由で入ると確かに購入時の値引き対象となります。

しかし、わずかな金額の値引きのために、翌年以降の保険料が割高になることもあるのです。

まるで端末料金が安くなったけど、通信料が上がった携帯電話のような話です。

実際、筆者はこれまで任意の自動車保険については、ここ最近はネット経由で必ず比較することにしています。なぜなら、そっちの方が断然、お得だからです。

参考/「無料の自動車保険一括見積もりサービス

〇オプションは割引対象にはなるが、自動車取得税の対象からは外れない

車両価格の約2%が対象となる自動車取得税。

そんな自動車取得税ですが、実はオプションも課税対象なのはご存知でしょうか。

しかも、購入時に「オプション」をつけるとそのオプションも含めて、自動車取得税の課税対象になるのに、購入後に「オプション」をつけると課税対象から外れるのです。

ということは、オプションは「新車を購入した後」につければ、自動車取得税の課税対象から外れる、つまり“節税”できるのです!

なお、課税対象になるのは、ボルトやネジなどで車に固定されたカーナビ、カーオーディオ、カメラ・センサー類などで、固定の必要がないスペアタイヤ、シェード、シートカバーなどは対象ではありません。

〇カーローンの金利

現金一括払いよりも、値引きされることもすっかり知られるようになった「カーローン」

こちらもローン会社からのキックバックがあるからの恩恵なのですが、とは言え、そのわずかな値引きの多額の金利負担を支払うと総額では、かなり損をしかねないので注意が必要です。

例えば、下の表を見ていただけると数%金利が変更するだけも、かなり支払金額が異なってくることがお分かりいただけるかと思います。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

残価設定ローンの登場により、少ない頭金で新車に乗れるチャンスが増えましたが、頭金はゼロとは言いませんが、少しでも入れるようにして、金利負担は少しでも軽くした方が後々、お得です。

参考/三菱・RVRの乗り出し価格の内訳

ここまでRVRの値引きを引き出す重要なポイントや注意点についてみてきましたが、参考までに新車で購入したときにかかる、いわゆる”乗り出し価格”の内訳にどんなものがあるかということも念のため見ておきましょう。

金額
自動車取得税
(エコカー認定車は免税)
車両価格の約2%
下取り車手続き代行費用約5,000円~10,000円
納車費用約10,000円~15,000円
査定料約5,000円~10,000円
希望ナンバープレート代約4,000円~5,000円
延長保証料約10,000円~30,000円
車庫証明手続き約3,000円~5,000円
リサイクル料金約10,000円~15,000円
道路サービス料(JAFなど)約10,000円~15,000円

自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、初期費用として、ある程度は覚悟しておく必要があります。

三菱・RVRを中古車でお得に探す方法

写真出所/三菱自動車

ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。

つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。

修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。

※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)

中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。

登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。

参考サイト/「ズバット車販売

任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック

任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。

ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)

自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。

面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却

車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」

特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。

そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、ナビクル車査定カーセンサーなどで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。

なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。

実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。

参考 / ナビクル車査定

参考 / カーセンサー