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車を買い替えるときのETC車載器やETCカードに関する注意点

サービス開始当初は、様々な意見があったETCですが、今や利用率が89.7%に達するほどまでに普及したETC

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(データ参照元/国土交通省ETC利用状況の推移/PDFファイル)

今回は、そんな今や車の運転には欠かせなくなったETCについて、車の買い替え時の対応方法、注意点、売却するときのコツなどについて、説明していきたいと思います。

ETC車載器の取り外しについて

車の買い替え時に、まず、気になることとして、今乗っている車のETC車載器をどうするか?ということが頭に浮かぶかと思います。

選択肢としては、以下の三つになるかと思います。

〇ETC車載器をつけたまま売却する

〇取り外して買い替え予定の車で引き続き利用する

〇買い替え時に新しいものに切り替える

順番に見ていきましょう。

ETC車載器をつけたまま車を売却するときの注意点

ETC車載器そのものには、個人情報が入っているわけではありませんので、まず情報漏えいという点については心配する必要はありません。

ただし、ETCをセットアップしたときの「セットアップ証明書」を渡してしまいますと、その中に記載されている情報を辿って個人情報を知り得ることが可能になっていますので、注意が必要です。

ETC車載器をつけたまま売却するときは、機器本体と説明書、そして「車載器管理番号」と「型式登録番号」があれば、売却後に別のドライバーが再セットアップすることができますので、必要であれば、それらを売却するときにコピーなどで手渡せば問題ありません。

ちなみに再セットアップは基本的にする必要がありますが、罰則規定がないことなどから、再セットアップをしないでそのまま利用する人も少なくありません。

ただ、再セットアップをしないからと言って、前の利用者に何か問題が発生するわけではありませんので、その点は心配する必要はないと言えます。

ETC車載器を取り外して、買い換えた車でも継続利用するときの注意点

買い替え前の車で利用していたETC車載器を取り外して、新しく買い替えた車で引き続き利用するときには、いくつか注意点が存在します。

〇ETC車載器が新しい車でも利用できるかは分からない

ETCも新しい規格のETC2.0が登場していますが、ETC車載器も実に様々なメーカーから発売されていまして、それぞれのETC車載器が全ての車種に対応しているというわけではありません。

【代表的なETC車載器メーカー】

パナソニック、三菱電機、三菱重工、古野電気、デンソー、慶洋エンジニアリング、矢崎総業、ミツバ、日本無線、カルソニック

折角、自分の手や業者にお願いをして取り外しても、買い替えた車で利用できないと”もったいない”ので、万一、取り外して次の車でも利用することを考える場合は、事前に買い替え予定の車で、そのETC車載器が利用できるかどうかについては確認しておいた方がいいでしょう。

〇車が変わると再セットアップが必要

ETCカードは、レンタカーでも会社の車でも、個人や家族の車でも、どの車でも利用できますが、ETC車載器については、車体ごとに登録が必要になります。

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(参考/ETCカードと車載器の組み合わせ一般財団法人 ITSサービス高度化機構 ITS-TEA)

つまり、買い替えた車で、以前のETC車載器を引き続き利用する場合は、再セットアップが必要ということになります。

ただ、小型車→小型車といった買い替えや軽自動車→軽自動車といった買い替えの場合は、再セットアップをしなくてもそのまま利用できるので、そのまま利用している人もいます。(使用には問題がないというだけです。本来は再セットアップが必要です)

ただ、問題になるのは、軽自動車→小型自動車や小型自動車→軽自動車といった場合で、ご存じの通り、高速道路によっては、軽自動車の利用料金が異なりますので、再セットアップをしないで利用をすると本来支払うべき料金とは違う料金を払うことになります。

これは、道路整備特別措置法違反や電子計算機使用詐欺(刑法第246条の2)にあたりまして、逮捕されたり、罰金刑を受けることになってしまいますので、注意が必要です。

 内容
第二十六条社等は、料金を不法に免れた者から、その免れた額のほか、その免れた額の二倍に相当する額を割増金として徴収することができる。
第二十四条 第三項会社等又は有料道路管理者は、この法律の規定により料金を徴収することができる道路について、料金の徴収を確実に行うため、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣の認可を受けて、料金の徴収施設及びその付近における車両の一時停止その他の車両の通行方法を定めることができる。
この場合において、第一項本文の規定により料金を徴収される自動車その他の車両は、当該通行方法に従つて、道路を通行しなければならない。
第五十八条第二十四条 第三項 後段の規定に違反して道路を通行した自動車その他の車両の運転者は、三十万円以下の罰金に処する。

〇ETCマイレージ、ETCカードへの届出情報変更

ETCマイレージやETCカードは、車の買い替えを行うと、届け出ている情報の変更が必要になります。

ETCマイレージの情報変更についてはこちら(リンク先/ETCマイレージサービス)

ETCカードについては、ETC専用カード、一体型ETCカード、ETCパーソナルカードの3種類がありますが、契約しているカード会社に連絡をして、情報の変更手続きをする必要があります。

ETC車載器と中古車の売却について

車を売却するときに、ETCは取り外して売却すべき?、それとも取り付けたまま売却すべき?という疑問もあるかと思います。

結論から言えば、ETCをつけたまま売却する方が損をしないで済むと思います。

なぜなら、ETCを取り外すとなると、修理屋さんや業者に作業代金としての工賃を支払うことになると思いますし、また、自分でできない作業ではありませんが、配線などの”始末”が綺麗でないと、マイナス査定の対象になりかねません。

ETC車載器そのものは、それほど高価なものではありませんし、また、ETC2.0などの新しい規格が出てきておりますので、車を買い替える際は、できれば新しいものに切り替えた方が、余計な工賃や手間が発生しない分、損をしないで済みます。

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写真は2012年に発売されたパナソニックのETC車載器で、市場価格は約6,000円前後です。

まとめ

ETCはマイレージがためることができたり、クレジットカードのポイントをためることができるなど非常に便利な面がある一方で、車の買い替えの時には、手続きが面倒な面があるのは事実です。

ただ、手続きを怠ってしまうと、ポイントが貯められなかったり、割引が受けられなかったりすることがあるので、ETCはちゃんと手続きしておきたいところですね。

本記事が車の買い替えの際の参考になれば幸いです!

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。