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運動不足の解消と車生活を考える~カーシェアから車の売却まで~

車通勤をしている人や仕事で車を使っていたりなど、1日の時間のうち、車の中で過ごす時間が長いと気になるのが「運動不足」ではないでしょうか。

実際に、文部科学省が2014年に行った「体力・運動能力調査」によれば、全国で実に74%以上の人が運動不足を感じていると回答しています。

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参考/文部科学省-体力・運動能力調査 集計表-(pdf)

また、保険の窓口でおなじみのインズウェブが行った別の調査でも、自動車ドライバーの60%以上の人が、毎月ほとんど運動していないという実態が明らかになっています。

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参考/保険の窓口インズウェブリサーチ

では、車に長時間乗っていることによる運動不足が、身体にどんな悪影響を及ぼすのでしょうか?

ワシントン大学の研究チームが、米国の過密地帯の上位5位に入るテキサス州ダラス・フォートワース近郊と近隣の住民、計4300人を対象に行った研究によれば、自動車で長距離通勤している人は短い距離の通勤者と比べて、ウエストサイズがより大きく心臓血管の健康度が低い一方で、血圧や肥満度指数(BMI)がより高いことが明らかになっています。

参考元/USA Today-Long commute time linked with poor health, new study shows-

また、自動車の運転とは関係ありませんが、運動不足による弊害については、様々な研究結果が報告されておりまして、例えば、ウェイン州立大学のパトリック・ミューラー博士が率いる医学研究チームの研究によれば、運動不足は脳神経にまで影響を及ぼし、心臓疾患の原因になる可能性があることが分かっています。

パトリック・ミューラー博士によれば、定期的に運動していたマウスの脳神経と運動をしないマウスを3ヶ月間観察したところ、運動不足のマウスは、諸臓器の機能を調節する交感神経系が異常に活発になっていたことが研究に明らかに。(交感神経系が活発になると血管の圧縮が激しくなり、高血圧や心血管疾患を引き起こす原因になり得る)

参考元/A couch potato lifestyle changes your BRAIN:

さらに、シドニー大学が23万人を対象におこなった調査では、運動不足に座りすぎ、睡眠過多あるいは睡眠不足が加わると、早死にする確率が4倍以上になるという衝撃的な研究結果も報告されています・・・。

参考元/Long nights and lazy days could send you to an early grave

運動不足が原因で大きな病気を患ったり、寿命が縮んだりといったといったのは、ショッキングな研究ですが、実際にはそこまではいかなくとも、運動不足が原因で、慢性的な体の倦怠感や免疫機能の低下などを感じる人は少なくないのではないでしょか。

そこで、今回は「健康的な体を維持するための車とのつき合い方」を幾つか紹介したいと思います。

カーシェアサービスで車を貸し出す

車通勤を減らして、徒歩や自転車、そして、公共機関を利用するというのは、通勤時間に運動不足を解消することができるので、忙しいビジネスパーソンには打ってつけの方法です。

ただ、手元に車があると、ついつい車に頼りがち・・・。

そこで、半強制的に車に乗る時間を減らす方法が、カーシェアサービスにオーナーとして、自分の車を貸し出してしまうという方法です。

ご存知のない方に簡単に説明させて頂きますと、カーシェアサービスはその名の通り、自分が車を使っていない間、他人にその車を使ってもらうことで、収益を上げるという効率的なサービスになります。

もともとはアメリカで生まれたサービスですが、ここ日本でも2015年からDeNAがはじめたAnyca(エニカ)などを中心に、徐々に盛り上がりを見せてきています。

ただ、運動不足解消のためとは言え、自分の車を他人に貸すのはちょっと・・・という心理的ハードルを感じる方もいるかもしれません。

その点については、Anyca(エニカ)を展開しているDeNAも十分、理解していまして、例えば、車のレンタルを希望するドライバーに対して、車のオーナーが貸し出しを許可するかどうかを決めることができたり、サービス利用ルールを守らないドライバー(車を借りる人)のサービス利用を停止したり、自動車保険については東京海上日動とタッグを組んで24時間365日問い合わせ対応サービスを提供したりといった形でサポートしています。

そして、気になる収益面については、貸し出す車の利用料金を設定後、車のレンタルを希望するドライバーに対して、車のオーナーが貸し出しを許可するかどうかを決め、車のレンタルが決まった場合、その利用料の10%をAnyca(エニカ)に支払うという流れになります。

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Anyca(エニカ)のサイトへ進む

カーシェアサービスを利用すれば、自分自身の運動不足の解消とともに、その間に、自分の車がお金を稼いでくれて、ダブルでお得な気分を味わうことができます。

運動不足解消のために・・車を売る

「車があると、どうしても車に頼ってしまい運動不足に・・・そして、身体の調子がいつも悪くて・・・」

そんな悩みを抱えている人の中には、運動不足の解消のために、思い切って車を売るという人もいるかもしれません。

そんな方のために、ここからは車の売却方法について説明したいと思います。

車を売るとなると、ディーラーや近くの買い取り専門で売るという方法が一般的かと思いますが、車を少しでも”高く”売るにはどうすべきでしょうか?

結論から申し上げますと、ネットから一括で様々な車買い取り専門店に査定の見積もり依頼を出せる一括査定サイトがおすすめです。

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ネットを通じた一括査定サイトを簡単に説明させて頂きますと、上の図のようなイメージで、そのサイトに登録している複数の中古車の買い取り業者をオークションのような形で買い取り価格を競り合ってもらうというサービスになります。

一括査定サイトの利用は申し込みから査定まで全て無料で行うことができまして、ネット経由で申し込みを行うと、その後、登録している中古車買い取り業者の中から買い取りを希望する業者から連絡が入りまして、出張査定をお願いするという流れになります。(こちらから店舗に行って査定をお願いすることもできます。)

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この方法を使えば、自分で幾つものお店を探しまわったり、移動したりする必要もありませんので、車の査定から売却にかかる時間や手間を大幅に節約することができるのも大きな特徴です。

申し込みから出張査定までを複数の業者に無料で依頼することができて、時間や手間まで省けるネットでの一括査定が今、人気を集めている理由もお分かり頂けるかと思います。

では、ネットの一括査定には、具体的にどんなサイトがあるのということを次で見ていきたいと思います。

かんたん車査定ガイドで一括査定を申し込む

最初に紹介させて頂くのは、東証一部上場企業のエイチームが運営するナビクル車査定です。

サイト名の通り、簡単な入力で査定を申し込むことができまして、必要情報を入力すると、現在の相場価格が表示されます。

エイチームはもともとシステム開発から起業した会社で、セキュリティ面も安心できますし、また、サイトの使いやすさも抜群です。

とにかく簡単で分かりやすいサイトがいいという方には、おすすめの一括査定サイトになります。

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ナビクル車査定へ進む

カーセンサーで一括査定を申し込む

続いて、ご紹介するのは、雑誌などでご存知の方も多いリクルートが運営しているカーセンサーです。

カーセンサーのサイトも、とても簡単に中古車のオンライン査定を行うことができます。

長年、雑誌などで中古車情報を提供しているリクルートだけに、登録している中古車買い取り業者の数が、かなり多いのが特徴です。

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カーセンサーへ進む

カービューで一括査定を申し込む

もう1サイト、ご紹介させて頂きたいと思います。

ポータルサイトで有名なヤフーのグループ会社のカービューです。

カービューは、ヤフーの圧倒的な集客力を背景にした豊富なユーザーの利用実績が特徴で、ユーザーのことをよく考えて設計された入力ステップなど、スムーズに査定を申し込むことができます。

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カービューへ進む

まとめ

「運動不足の解消と車生活を考える~カーシェアから車の売却まで~」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

車は生活を便利にしてくれる一方で、車に頼り過ぎると、健康面に悪影響を及ぼすことがあったりします。

自分自身の健康のためにも、車との付き合い方は、冷静に考えたいところですね。

読者の方のお役に立てれば、幸いです!

 

著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。