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ハイブリッドカーってデメリットあるの?購入前に問題点や注意点をチェック

世界でも類をみない”ハイブリッドカー大国”の日本。

1997年のトヨタ・プリウスの登場以来、トヨタ、ホンダ、スズキ、日産などを中心とした国産ハイブリッドカー人気は20年以上が経過している現在も衰える気配は全くなく、新車、中古車問わず、人気ランキングに数多くの車種が名を連ねている状態が続いています。

それほどまでに人気の高いハイブリッドカーには数多くのメリットがあるのですが、一方で、ハイブリッドカーのデメリットが存在しないわけではありません。

そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者(会社では社用車として日々ハイブリッドカーを運転中)が、今、ハイブリッドカーの購入を検討中という方のために、ハイブリッド車のデメリットとその対策などについて説明していきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

故障時の修理コストが高い

ハイブリッドカーは簡単に言いますと、2つ以上の動力源を持っている自動車のことを指していまして、そのシステムにはパラレル式、シリーズ式、スプリット式など幾つかのタイプがあります。

タイプは異なるものの、そのシステムの構成には数多くのセンサーが使われていたり、電気系回路の点検には専用のテスターが必要だったりと、ハイブリッドカー独自の仕様がかなり多く実装されているという点では共通しています。

ハイブリッドカーはそうした独自の仕様のおかげで優れた燃費性能を実現しているのですが、一方で、ハイブリッドカーに故障が発生すると、専用の検査機器や専門のスタッフが必要になることから、修理コストはどうしても高くなる傾向にあります。(ハイブリッドカーの修理は、ほぼディーラーにお願いするしかないというのが現状です。)

すべてのハイブリッドカーの修理コストが割高というわけでは決してありませんが、独自の仕様で最新技術を豊富に盛り込んだハイブリッドカーであればあるほど、修理費用は高くなる傾向にあると言えるでしょう。

なお、この割高になる修理コストに対しては、メーカー保証やその保証の延長などのサービスを利用するという対策があります。(有償で5~7年のメーカー保証が可能)

ちょっとした修理でも専門家の手に依頼する必要がある

マイカーがガソリン登録車であれば、オイルなどの消耗品の交換から、ちょっとした修理ぐらいは、自分の手で・・という腕に憶えのある方もいらしゃるのではないでしょうか。

しかし、ハイブリッドカーでは簡単なメンテナンスは別として、「修理」となりますと、その独自の仕様により、ドライバーが自らの手でということは難しいと言わざるを得ません。

なぜなら、独自の仕様というだけでなく、電気モーター系には高電圧(最大600V程度)がかかっていたりするなど、安全上、きわめて危険性が高いからです。

また、修理費用もメーカー保証が外れているハイブリッドカーでは、ちょっとした修理でも負担する必要があるため、”歯がゆい”と感じることになります。

最新技術は豊富だが、決して不具合も少なくない

冒頭でも触れましたが、日本の自動車メーカーはハイブリッドカーの開発、それも先進安全技術を中心に様々な最新技術の開発にしのぎを削っていまして、新しい機能が続々と実装されています。

そうした最新技術はドライバーからしてみると、安全面などではきわめて付加価値が高いのは間違いありませんが、一方で不具合が少なくないかと言われると決してそうとも言い切れません。

どこのメーカーのハイブリッドカーがよく不具合を出しているのかというのは、一概には言えませんが、もし現在、購入を検討している車種があるのであれば、購入前に国土交通省のサイトなどで不具合情報などを検索してみることをおすすめします。

参考/国土交通省に自動車の不具合・リコール情報

購入するときの費用が割高?

ハイブリッドカーはその独自の仕様と優れた燃費性能、豊富な先進技術が”売り”となっていますが、「価格」については、ガソリン登録車に比べると比較的、高額な車が多いのが現状です。

購入価格が高いということは、現金一括の場合は別として、ローンなどで購入すると金利負担もそれだけ重くなるということになりますので、そこはデメリットということになるかと思います。

下記は5年で自動車ローンを支払ったときの金利別支払い早見表になります。

ローンの金利/5年払い3%5%
ローンの残額/100万円月額/17,969円
総額/1,078,121円
月額/18,871円
総額/1,132,274円
ローンの残額/200万円月額/35,937円
総額/2,156,243円
月額/37,742円
総額/2,264,548円
ローンの残額/300万円月額/53,906円
総額/3,234,364円
月額/56,614円
総額/3,396,822円
ローンの残額/500万円月額/89,843円
総額/5,390,579円
月額/94,356円
総額/5,661,336円
ローンの残額/700万円月額/125,780円
総額/7,546,818円
月額/132,098円
総額/7,925,887円
ローンの残額/1000万円月額/179,687円
総額/1,078万円
月額/188,712円
総額/1,132万円

ただ、購入するときの価格が割高なハイブリッドカーですが、売るときの下取り価格や買取価格も比較的、高い傾向にあるという特徴があります。

購入価格と売却の”差額”で見ると、ガソリン登録車に比べてハイブリッドカーがそこまで”割高”というわけではありません。

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減税が期待できるのは新車のみ?

ハイブリッドカーは、電気自動車や代替エネルギー自動車などと並んで、エコカーとして様々な減税を受けることができるのが特徴の一つとして、よく知られています。

しかし、その恩恵が受けられるのは、「新車」がほとんどのため、注意が必要です。

ハイブリッドカーが減税を受けられる税金には、自動車重量税、自動車取得税、自動車税などがありまして、自動車取得税の減税が大きいのは新車購入時、自動車税の免税は最初の1年目だけというのが実情で、中古車のハイブリッドカーを購入すると減税を受けられるのは実質、車検の度に必要な自動車重量税のみということになります。

排気量1.0L超~1.5L以下、車両重量1,500kg以下、新車登録から13年未満の自動車を新車で買う場合と中古車で購入する場合の税金を簡単に比較できる表をご用意しましたので、下記にて参考にしていただければと思います。

排気量/1.0L超~1.5L以下
車両重量/~1,500kg以下
新車登録から13年未満
中古車新車
自動車税(1年分)34,500円0円
自動車重量税(車検時に必要)24,600円0円
自動車取得税0円~50,000円0円
合計59,100円~109,100円0円

中古車でハイブリッドカーを購入すると、期待していたほど減税が受けられない・・と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

走行環境や運転の仕方によっては燃費が悪くなるときも

優れた燃費性能がハイブリッドカーの最大のセールスポイントの一つですが、その燃費も普段の走行環境や運転の仕方によっては、期待していたほどの数値が出ないということも少なくありません。

よくあるのは、ストップ&ゴーが多い街乗りよりも、高速や坂道などでの使用が多いという場合、ハイブリッドカーのタイプによっては、燃費がガソリン登録車やディーゼル車とほとんど変わらないというケースです。(※ハイブリッドカーのタイプによっては、逆に高速や坂道で燃費がよくなる場合もあります。)

最近のガソリン登録車やディーゼル車の多くは技術革新が進んだことから、高速などでは非常に優れた燃費性能を発揮することができるようになり、状況によっては期待以上の数値を出すこともあったりするほどです。

また、エアコンをよく使う、ハイブリッドカー独特のアクセルの踏み方に慣れないなどドライバーの運転の仕方によって、燃費が変わることもあったりします。

駆動用バッテリーの劣化

ハイブリッドカーの大きな特徴の一つである高性能蓄電池ですが、車種によってはその劣化が激しいことがあったりします。

最近のハイブリッドカーは技術革新が進み、バッテリーの製品寿命はかなり伸びていますので、よほどのことがない限り新車登録から短期間でバッテリー交換ということはありませんが、それでも車種や走行環境、乗り方、充電の仕方などによっては、予想以上に早く劣化するというケースは少なくありません。

劣化が進むことによる大きなデメリットと言えば燃費性能の悪化で、場合によっては60~80%程度の燃費性能の低下ということもあります。

なお、ほとんどない駆動用バッテリー交換ですが、仮に交換することになったとしても、保証内であれば、無償交換してくれるメーカーがほとんどですが(保証期間は5~7年)、有償交換になりますと、かなりの高額(15万円~60万円程度)を負担することになります。

静粛性に優れすぎている?

ハイブリッドカーのメリットとして挙げられる優れた静粛性。

深夜に車で帰宅するときも音を気にしたりすることがないため、ハイブリッドカーの人気を高めているポイントの一つになっています。

ただ、一方でその静粛性が優れすぎているという点に対して、逆に”怖い”と感じる人もいます。(高齢者の方や障害者など)

ハイブリッドカーの静音性に関しては、国土交通省もそうした声を受け止め、音量、音の種類、音の出し方などのガイドラインを作成していたりしますので、今後はこの「音」に関してはこれまでのような静粛性はなくなることが予想されます。

参考/ハイブリッド車等の静音性に関する対策について -国土交通省-

独特な乗り心地は好き嫌いが出やすい

これまで数多くのデメリットとその対策についてみてきましたが、ハイブリッドカーの”乗り味”もドライバーによってはデメリットの一つになるかもしれません。

なぜなら、ハイブリッドカーの多くは、ガソリン登録車やディーゼル車のようなリニアな感覚やドライビングプレジャーは、それほど感じられないことが多いからです。

もちろん、レクサスやアウディなど一部の高級ハイブリッドカーは、独自のサスペンションを開発したり、高級インテリアを施すなど、優れた快適性や質の高さを実現している車もありますが、ほとんどのハイブリッドカーは実用性重視の仕様となっています。

“乗り味”については個人差がありますが、人によってはデメリットの一つと言えるかもしれません。

まとめ

「ハイブリッドカーってデメリットあるの?購入前に問題点や注意点をチェック」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

筆者自身、社用車としてハイブリッドカーを使用していますが、燃費の良さ、実用性、環境性能などメリットを数多く感じる一方で、上記で挙げたデメリットを感じることがあります。

今、ハイブリッドカーの購入を検討中の方に少しでも参考にしていただければ幸いです。

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。

監修者:浅井美津子

自動車・不動産などの売買契約業務から会計業務まで、長年にわたり幅広く従事。保有資格である販売士1級・宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級を活かし、社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。